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マッチング

マッチングの原理は、検出星像から3星を選んで三角形を作り、同様に星表から 読み込んだデータから3星を選んで三角形を作って、それらが相似である場合に 写像関数を計算する、というものである。 尚、最初に入力した概略の位置や画角に多少の誤差があることを見込んで、画像 の4枚分の大きさの領域からデータを読み込んでマッチングを行う。 最初に入力された位置の見込み誤差が0よりも大きい場合は、それに応じて探索 範囲も広くなる。 詳細は前期に紹介したのでここでは省く。 ただし、すべての三角形の組み合わせを考慮することは時間的に非現実的である。 しかし、計算する三角形の選び方を工夫しないと大きな偏りが生じることが分かっ ている。 これについては後で詳しく述べる。

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