MISAO Project

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PIXYシステムの現状

彗星・小惑星会議1997では、画像とカタログとのマッチングを行えた例を1つ紹 介した[1]。 しかし、処理に膨大な時間がかかる上、マッチングが失敗する確率も非常に高い 等、解決すべき問題がたくさん残っていることを述べた。

PIXYシステムの開発にはJava言語を使用している。 現在は一通りすべての処理の実装が終わっていて、UNIX上で動作している。 画像からの星像検出では、ノイズと本当の恒星像との選り分けを工夫して、人間 が検査するのと同等に近い極限等級まで検出できるようになっている。 カタログとのマッチングは、手持ちの画像の大部分は問題なく成功するようになっ ている。 但し、広角レンズで撮影した写真や、恒星数が極端に少ない画像では、マッチン グに失敗するケースもままある。 詳しくは、[3]を参照。

PIXYシステムをアプレットとして実装したものがMISAOプロジェクトのホー ムページ[2]でも公開されており、WWWを通じて利用することが可能 だ gif (図 1)。

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図 1: アプレット版PIXYシステム

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