Home Page       Tue Sep 2 14:14:22 JST 1997

まとめ

本稿ではMISAOプロジェクトと、その一環として実装中のPIXYシス テムについて述べた。 まず、現状では撮影されている画像の持つ情報がほとんど活用されていないこと を示し、その解決策としてのMISAOプロジェクトを紹介した。 また、画像を検査して星表との対応をとるPIXYシステムの概要を述べ、そ の進捗状況を実際にカシオペヤ座新星1995の写真を用いた実験結果とともに示し た。

前述したとおり、PIXYシステムの一般公開にはもうしばらく時間がかかり そうである。 しかし、PIXYシステムも含めて、MISAOプロジェクト全般に関する 作業状況は逐次私のホームページで公開していく予定だ。 PIXYシステムのプロトタイプも同じくホームページにて公開されることに なる。 また、マッチングの手法別の違いや、画像の種類ごとのフラットフィールド関数 の違い等、本プロジェクトとは直接関係のない事柄についても、まとめてホーム ページにて公開していく。

MISAOプロジェクトは現在私一人で行っているプロジェクトであるが、興 味のある方は是非私まで連絡して欲しい。 PIXYシステムを公開した後には、たくさんの方に利用して頂き、試験を行っ て行きたいと思っている。