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MISAOプロジェクトでの活動

MISAOプロジェクトでは、新天体発見等のために、既にある程度の枚数の画像 を収集している。また、変光星を始めとする、既知天体の情報も揃えている。 更に、画像情報を自動的に得られるPIXYシステムを持ち、実際に天体画像を自 動的に検査する体制が整っている。収集した画像は、PIXYシステムで検査され、 カタログ化されてデータベースに記録されている。これらの利点を活かし、ア マチュア画像情報センターの実現に向けた活動を、MISAOプロジェクトの活動 の一環として、2000年2月から開始した。

この活動では、最近の新天体、突発現象が、MISAOプロジェクトの画像の写野 内にあるかどうかを調査し、1〜2週間に1回のペースで結果を発表している。 具体的には、新星や突発的な変光現象が発表される vsnet-alert というメー リングリスト、γ線バーストの情報が発表されるGCNというメーリングリスト、 太陽系内の特異な新天体の情報が発表されるM.P.E.C.を情報源とし、これらで 発表された天体、現象のすべてについて、MISAOプロジェクトのデータベース を検索している。検索結果は、「Alert and New-Discovery Follow-up Report」 として、変光星ネットワークvsolj/vsnet、国内の彗星観測者メーリングリス ト、そしてMISAOプロジェクトのホームページで発表している(図 3)。

   figure36
図 3: Alert and New-Discovery Follow-up Report の一部

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Sun Apr 9 19:25:35 JST 2000