MISAOプロジェクトでは、皆様のCCD画像を募集しています。
ご提供頂いたCCD画像は、MISAOプロジェクトで開発された天体画像自動検査システムPIXY2で検査し、変光星などの新天体を捜索します。
見つかった新天体は、画像提供者の方と、MISAOプロジェクトとの共同発見として、公表します。
また、既知変光星の光度も測定し、MISAOプロジェクトの名前で公表します。
画像及びデータの扱いについて、詳しくは画像及びデータの著作権をご覧下さい。
MISAOプロジェクトで受け付けている画像は、以下の条件に合うものです。
- CCD画像であること
- ダーク補正、フラット補正以外の画像処理を施していないこと
- FITSもしくはMTF形式、SBIG形式で保存されていること
- 撮影時刻が秒まで記録されていること
- 中心の赤経赤緯及び画角がある程度分かっていること
- 使用したフィルターが分かっていること
画像をご提供頂ける場合は、
吉田誠一 comet@aerith.net
までご連絡下さい。
超新星の観測画像や、小惑星捜索後の画像など、ご提供頂く画像の中に、既に位置や光度などを測定して報告している天体がある場合は、予めご連絡下さい。
画像をご提供頂く場合は、各画像について、以下のデータを記載した資料をご用意下さい。
- 撮影日時と露出時間
※ ファイルヘッダに記録されている場合は、お知らせ頂く必要はありません。
※ 露光の中央の時刻だけでも構いません。
- 画像の中心の赤経赤緯
※ おおよその値で構いません。
- 画像の画角
※ 画像の横と縦が天球上の何度に当たるかです。
- 使用したフィルター
※ 赤色フィルター、赤外カットフィルター、という程度で構いません。
- CCDチップ名
※ 製品名だけでも構いません。
- 機材
※ 望遠鏡やカメラの焦点距離などです。
- 撮影者のお名前
※ ローマ字表記もお知らせ下さい。
ファイル名から、赤経赤緯や、その他の情報が分かるように、ファイル名を付けて下さっても構いません。
その他に、下記のような、特殊な条件がありましたら、別途お知らせ下さい。
- FITSのデータ順が世界標準になっている。
- 鏡像になっている。
- 符号なし整数。
資料の例
下記の10枚の画像を送ります。
<画像ごとのデータ>
画角(度)
画像ファイル名 赤経 赤緯 横 縦 機材
Hale-Bopp/19970201/01.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
Hale-Bopp/19970201/02.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
Hale-Bopp/19970201/r01.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
Hale-Bopp/19970201/r02.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
Hale-Bopp/19970201/v01.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
Hale-Bopp/19970201/v02.fts 19 40 30 +15 28 0 1.3 0.9 A
others/M1.fts 05 34 30 +22 01 0 0.8 0.55 B
others/M13.fts 16 41 42 +36 28 0 1.3 0.9 A
others/M31.fts 00 42 42 +41 16 0 1.6 1.1 C
others/M42.fts 05 35 24 -05 27 0 1.6 1.1 C
<共通のデータ>
撮影者のローマ字表記:Seiichi Yoshida
CCD :SBIG ST-9E
<機材>
A:0.25-m f/6 reflector
B:0.32-m f/6 reflector
C:0.18-m f/3.3 reflector
<フィルター>
下記の2つは、Rcフィルターを使っています。
Hale-Bopp/19970201/r01.fts
Hale-Bopp/19970201/r02.fts
下記の2つは、Vフィルターを使っています。
Hale-Bopp/19970201/v01.fts
Hale-Bopp/19970201/v02.fts
その他はノーフィルターです。
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