MISAO Project

Home Page       Sun Aug 8 14:46:31 JST 1999

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まとめと今後の展望

本稿では、MISAOプロジェクトの現在の具体的な活動状況を紹介した。 また、本プロジェクトの根幹である天体画像自動検査システムPIXYについ て、その処理手順と実際の画像の検査結果を示した。 最後に、本プロジェクトでのインターネット利用の限界と問題点を考察した。

今後の活動は、主に次の2点になる。

  • PIXYシステムの完成度・汎用性を高める
    輝星や星雲のまわりからノイズを検出してしまう等、たくさんの細かい問題点が 明らかになっている。 それらを解決し、より完全な自動化を目指す。 また、質の悪い画像や、美スターサーベイ以外の、現在のPIXYシステムが 想定していないような条件の画像を使って実験・改良を行い、より汎用性を高め たい。
  • 自動同定システムの完成度を高める
    現在は、二重同定や同定ミスが時々発生するため、同定結果を人間がチェックす る必要がある。 これを改良し、より完全な自動化を目指す。

これらの修正を行い、大量の画像もほぼ自動的に検査できるようにして、美スター サーベイ及び画像提供者の画像の測定とデータの公開を進めて行きたい。

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