今週の明るい彗星 (2024年8月3日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。初夏に6.2等まで明るくなった(7月1日、Virgilio Gonano)。現在は6.8等(8月1日、Carlos Labordena)。今後は急激に減光する。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 11 26.72 33 55.0 1.921 1.283 37 7.2 20:37 (118, 19) Aug. 10 11 57.62 30 29.7 1.954 1.329 38 7.5 20:27 (114, 20) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。5月以降は増光が鈍っている。現在は8.9等(8月1日、Chris Wyatt)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、まもなく観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 10 54.78 0 21.2 2.029 1.324 34 8.5 20:37 ( 95, -6) Aug. 10 10 52.06 -0 24.6 1.997 1.198 27 8.1 20:27 ( 97,-11) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は9.3等(8月1日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 10 29.57 -45 30.4 2.063 1.905 66 9.3 20:37 ( 54,-33) Aug. 10 10 59.32 -46 18.4 2.184 1.996 65 9.6 20:27 ( 52,-31) 小惑星2020 TS2 8月4日に太陽に0.12天文単位まで接近する。今後は急激に減光する。9月には18等以下になる。現在は観測できない。南半球ではまもなく姿を現す。日本では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 9.65 17 44.2 1.136 0.142 3 11.3 20:37 (124,-14) Aug. 10 9 39.65 15 0.5 0.757 0.267 4 13.2 20:27 (121,-15) パンスターズ彗星 (C/2023 R2) ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 27.20 5 45.8 1.868 0.920 14 11.5 20:37 (112,-20) Aug. 10 10 2.25 5 16.3 1.850 0.906 14 11.4 20:27 (109,-17) カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4) 急激に増光して、6月に10.0等まで明るくなった(6月11日、Virgilio Gonano)。現在は13.0等(7月31日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。南半球ではまもなく、日本では11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 12 14.62 44 30.3 1.956 1.516 49 12.3 20:37 (124, 32) Aug. 10 12 41.78 39 50.8 2.036 1.588 50 12.7 20:27 (119, 32) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は12.8等(5月31日、安部裕史氏)。しばらく12等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 7 23.17 39 58.1 4.533 3.686 29 12.6 3:34 (229, 11) Aug. 10 7 26.50 40 49.2 4.462 3.680 35 12.5 3:42 (232, 17) ブルーイントン彗星 (154P) 現在は13.1等(7月23日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 5 51.65 36 14.5 2.225 1.655 44 12.7 3:34 (242, 25) Aug. 10 6 14.57 36 36.1 2.220 1.683 46 13.0 3:42 (243, 27) アトラス彗星 (C/2023 C2) 現在は13.3等(7月13日、Thomas Lehmann)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 15 48.26 -58 33.8 2.088 2.642 112 12.8 20:37 ( 12, -6) Aug. 10 15 57.74 -55 54.2 2.109 2.609 108 12.8 20:27 ( 14, -4) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪い。初夏に10等まで明るくなったはずだが、まったく観測できない。急激に減光中。10月には18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 44.24 20 25.8 2.416 1.441 12 13.4 20:37 (121, -7) Aug. 10 10 6.24 18 49.9 2.478 1.499 11 13.9 20:27 (119, -8) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2月25日、Thomas Lehmann)。現在は13.5等(7月31日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 19 31.69 60 50.0 2.314 2.683 99 13.6 22:41 (180, 64) Aug. 10 19 26.11 59 34.7 2.372 2.757 101 13.8 22:08 (180, 65) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は14.3等(7月23日、ATLAS Chile)。しばらく14等を保つ。日本ではまもなく、南半球では10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 12 33.13 -19 44.3 5.323 4.991 65 14.1 20:37 ( 64, 2) Aug. 10 12 39.16 -19 26.9 5.413 4.988 60 14.1 20:27 ( 66, 0) フォーブズ彗星 (37P) 現在は16.0等(7月23日、ATLAS Chile)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 13 41.21 -20 12.9 1.614 1.753 80 14.3 20:37 ( 53, 13) Aug. 10 13 56.09 -20 58.6 1.647 1.728 76 14.2 20:27 ( 53, 12) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 7.87 16 3.6 7.233 6.221 3 14.3 20:37 (124,-17) Aug. 10 9 13.01 15 37.0 7.236 6.223 1 14.3 3:42 (236,-17) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は14.7等(7月25日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 0 2.87 -65 34.1 4.553 5.172 122 14.4 3:17 ( 0,-10) Aug. 10 23 48.99 -67 7.8 4.607 5.229 123 14.5 2:36 ( 0,-12) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 現在は15.1等(7月28日、ATLAS Chile)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 3 53.70 2 10.3 1.292 1.420 74 14.7 3:34 (291, 31) Aug. 10 4 11.67 4 30.0 1.263 1.421 76 14.7 3:42 (293, 36) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 現在は14.4等(7月18日、Taras Prystavski)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 2 21.19 7 0.9 1.684 2.047 95 14.9 3:34 (308, 51) Aug. 10 2 28.29 7 29.3 1.637 2.073 100 14.9 3:42 (317, 55) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 2025年の秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は15.2等(7月17日、Taras Prystavski)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 23 1.93 -3 52.3 4.065 4.936 145 15.0 2:16 ( 0, 51) Aug. 10 23 0.08 -3 56.0 3.976 4.899 152 14.9 1:46 ( 0, 51) シューメーカー-レヴィ第１彗星 (192P) 現在は16.2等(7月28日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 5 14.30 23 4.2 2.139 1.701 51 15.0 3:34 (259, 26) Aug. 10 5 30.50 24 35.5 2.131 1.744 54 15.1 3:42 (260, 31) レモン彗星 (C/2022 S4) 現在は16.5等(6月20日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。当初の予報より増光が鈍い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 7 13.01 -59 50.6 2.756 2.766 79 15.0 3:34 (323,-36) Aug. 10 7 47.49 -61 35.7 2.774 2.771 79 15.0 3:42 (325,-36) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は15.9等(3月26日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 9.01 3 23.1 6.926 6.217 42 15.3 3:34 (269, 4) Aug. 10 6 13.86 3 25.6 6.836 6.193 47 15.3 3:42 (273, 11) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は14.5等(4月27日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 14.28 16 37.1 7.211 6.440 37 15.3 3:34 (257, 11) Aug. 10 6 17.12 16 48.1 7.191 6.497 43 15.3 3:42 (261, 17) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は15.6等(7月24日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 47.07 -22 50.9 3.749 3.077 42 15.3 20:37 ( 83,-33) Aug. 10 9 48.51 -23 14.5 3.828 3.112 39 15.4 20:27 ( 85,-36) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.7等(5月31日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。現在は観測できない。日本では10月に、南半球では12月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 9 57.57 19 45.5 3.188 2.226 15 15.4 20:37 (118, -5) Aug. 10 10 12.62 18 22.4 3.229 2.252 12 15.5 20:27 (118, -7) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.9等(7月25日、佐藤英貴氏)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 4 13.72 -64 29.7 15.939 16.102 97 15.6 3:34 (337,-19) Aug. 10 4 16.14 -64 57.6 15.901 16.078 98 15.6 3:42 (340,-17) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は16.5等(4月3日、Taras Prystavski)。しばらく16等を保つ。現在は観測できない。日本では9月に、南半球では11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 8 24.27 19 32.3 2.819 1.817 7 15.6 3:34 (236,-12) Aug. 10 8 43.50 18 42.1 2.807 1.813 9 15.6 3:42 (239,-10) エレーニン彗星 (479P/2023 WM26) 2011年に、近日点通過の半年後に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光して、春に10.7等まで明るくなった(4月28日、Marco Goiato)。現在は15.6等(6月19日、門田健一氏)。急激に減光中。9月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 15 6.25 -28 24.6 1.194 1.709 101 15.7 20:37 ( 32, 19) Aug. 10 15 27.80 -28 1.1 1.299 1.768 98 16.3 20:27 ( 31, 19) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は16.3等(7月16日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 11 9.06 -46 13.1 8.693 8.413 70 15.7 20:37 ( 51,-27) Aug. 10 11 13.77 -46 14.5 8.803 8.458 66 15.8 20:27 ( 52,-29) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P) 5月下旬にバーストを起こして急増光した。現在は15.6等(7月11日、Giuseppe Pappa)。ゆっくりと暗くなっていく。12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 15 32.55 -22 52.8 2.768 3.193 105 15.8 20:37 ( 29, 26) Aug. 10 15 37.04 -22 44.2 2.866 3.199 99 15.9 20:27 ( 32, 25) 南山-ハーン彗星 (P/2024 FG9) Alan Hale氏によって彗星活動が捉えられた。現在は15.1等(7月4日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 10 55.72 5 36.4 2.521 1.749 32 15.9 20:37 ( 99, -3) Aug. 10 11 13.37 3 48.0 2.576 1.776 30 16.0 20:27 ( 97, -4) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 7 46.46 -33 35.3 6.129 5.585 53 15.9 3:34 (290,-34) Aug. 10 7 48.79 -34 11.8 6.159 5.628 54 16.0 3:42 (294,-28) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は16.3等(8月2日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 40.11 -35 30.7 5.593 5.189 61 16.3 3:34 (298,-23) Aug. 10 6 44.57 -35 37.6 5.618 5.237 63 16.3 3:42 (302,-17) アトラス彗星 (C/2024 G3) 2025年1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づく。計算上は-1等まで明るくなるが、消滅する可能性が高い。最盛期は、南半球でのみ、近日点通過後に観測できる可能性がある。現在は16.5等(7月11日、Giuseppe Pappa)。今後は急激に増光する。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 12 57.11 -60 43.9 2.996 3.198 92 16.4 20:37 ( 29,-20) Aug. 10 13 1.99 -58 44.3 2.988 3.104 86 16.3 20:27 ( 31,-20) ラッセル第２彗星 (89P) 現在は16.5等(7月27日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 23 57.75 -18 54.6 1.574 2.411 136 16.4 3:11 ( 0, 36) Aug. 10 23 55.82 -19 18.3 1.545 2.431 142 16.4 2:42 ( 0, 36) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.9等(7月30日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、10月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 13 26.46 -42 13.7 5.335 5.373 86 16.4 20:37 ( 40, -5) Aug. 10 13 24.73 -41 31.2 5.437 5.359 80 16.5 20:27 ( 43, -7) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) 現在は16.5等(7月26日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 4 4.46 44 39.1 3.150 2.876 65 16.6 3:34 (239, 47) Aug. 10 4 18.14 46 29.5 3.049 2.844 68 16.5 3:42 (237, 51) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は16.1等(8月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 17 13.38 31 36.7 7.085 7.461 107 16.5 20:37 ( 39, 86) Aug. 10 17 12.66 31 6.9 7.183 7.502 104 16.6 20:27 ( 62, 82) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.6等(8月2日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 30.62 -24 9.8 7.605 7.061 54 16.6 3:34 (289,-15) Aug. 10 6 35.61 -24 21.7 7.551 7.044 56 16.6 3:42 (293,-10) ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75) 現在は16.4等(7月25日、佐藤英貴氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 5 23.97 16 54.5 3.958 3.392 49 16.7 3:34 (264, 21) Aug. 10 5 33.25 16 44.5 3.885 3.394 54 16.7 3:42 (267, 26) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は16.6等(7月17日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 3 1.10 -66 11.6 10.095 10.407 105 16.7 3:34 (344,-16) Aug. 10 2 58.82 -66 42.7 10.082 10.413 106 16.7 3:42 (348,-14) アトラス彗星 (C/2024 A1) 現在は17.3等(5月6日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 7 35.06 -26 46.5 5.340 4.724 48 16.9 3:34 (284,-29) Aug. 10 7 40.56 -26 27.2 5.302 4.691 48 16.8 3:42 (287,-23) P/2023 S1彗星 (P/2023 S1) 現在は17.5等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 35.47 28 45.9 3.673 2.881 33 17.0 3:34 (244, 13) Aug. 10 6 48.02 28 30.8 3.604 2.865 37 16.9 3:42 (247, 17) ガン彗星 (65P) 現在は16.4等(7月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。日本では9月には、南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 13 3.77 -2 10.9 3.599 3.297 64 17.0 20:37 ( 73, 18) Aug. 10 13 10.34 -3 7.9 3.671 3.283 59 17.0 20:27 ( 74, 16) ロニオス-タッカー彗星 (328P) 現在は16.8等(7月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 2 44.40 27 10.4 1.686 1.874 83 17.0 3:34 (274, 58) Aug. 10 2 57.24 29 29.0 1.631 1.877 87 17.0 3:42 (274, 64) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 2023年の初めと秋に、14等まで明るくなった。現在は17.3等(7月13日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 21 32.04 22 45.5 4.300 5.105 138 17.0 0:46 ( 0, 78) Aug. 10 21 22.11 22 29.1 4.315 5.151 141 17.1 0:09 ( 0, 78) アトラス彗星 (C/2024 M1) 冬に13.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は17.4等(8月2日、ATLAS South Africa)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 5 52.30 -32 55.0 2.379 2.180 66 17.3 3:34 (301,-13) Aug. 10 6 2.52 -31 53.0 2.310 2.129 66 17.1 3:42 (304, -8) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は16.4等(5月4日、高橋俊幸氏)。しばらく17等を保つ。南半球では、今後は次第に低くなり、11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 15 14.57 -3 3.3 2.577 2.867 96 17.2 20:37 ( 46, 41) Aug. 10 15 19.99 -3 39.9 2.665 2.868 91 17.2 20:27 ( 49, 39) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.2等(7月21日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 20 39.97 47 36.3 3.816 4.341 114 17.3 23:48 (180, 77) Aug. 10 20 24.37 46 24.1 3.804 4.356 116 17.3 23:05 (180, 79) アトラス彗星 (C/2024 L5) 現在は16.9等(7月31日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では9月には、南半球では11月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 15 31.22 -33 16.7 3.576 3.997 107 17.3 20:37 ( 25, 17) Aug. 10 15 23.51 -32 27.6 3.677 3.965 99 17.3 20:27 ( 30, 15) パンスターズ彗星 (C/2023 R1) 現在は17.3等(7月30日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 0 1.45 31 54.8 5.902 6.369 113 17.4 3:15 ( 0, 87) Aug. 10 23 55.78 32 3.5 5.763 6.324 119 17.3 2:42 ( 0, 87) アラン彗星 (50P) しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 34.20 37 9.9 2.786 2.058 36 17.4 3:34 (237, 18) Aug. 10 6 53.46 37 9.0 2.770 2.080 38 17.4 3:42 (238, 21) パンスターズ彗星 (253P) 現在は18.8等(7月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 0 44.53 2 5.8 1.421 2.116 119 17.6 3:34 (349, 57) Aug. 10 0 49.72 2 9.6 1.347 2.102 125 17.5 3:35 ( 0, 57) スペースウォッチ彗星 (125P) 現在は17.2等(7月29日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 21 35.88 -8 39.2 1.066 2.066 166 17.6 0:50 ( 0, 47) Aug. 10 21 29.98 -10 0.6 1.095 2.106 173 17.8 0:17 ( 0, 45) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.6等(4月11日、Mt. Lemmon Survey)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 6 48.19 38 36.0 7.644 6.831 34 17.6 3:34 (234, 16) Aug. 10 6 54.42 38 37.0 7.595 6.841 39 17.6 3:42 (237, 21) アトラス彗星 (C/2024 J3) 現在は17.1等(7月30日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本では、12月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。2026年に13等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。最盛期は、南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 18 38.05 -41 2.7 6.971 7.802 142 17.6 21:49 ( 0, 14) Aug. 10 18 34.17 -40 35.1 6.994 7.759 136 17.6 21:17 ( 0, 14) サイディング・スプリング彗星 (P/2024 N5) 2012年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。急激に増光して、秋に14.5等まで明るくなると期待されている。現在は18.5等(7月25日、佐藤英貴氏)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 3 40.97 -5 0.9 1.886 1.983 80 18.0 3:34 (300, 28) Aug. 10 3 51.35 -3 24.1 1.794 1.956 83 17.6 3:42 (304, 34) マクノート彗星 (338P) 現在は18.0等(7月8日、佐藤英貴氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 2 28.57 16 59.3 2.041 2.288 90 17.8 3:34 (294, 56) Aug. 10 2 34.92 18 49.5 1.961 2.288 95 17.7 3:42 (300, 63) マクミラン彗星 (208P) 現在は18.8等(7月6日、Taras Prystavski)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 0 2.22 -5 32.1 1.736 2.532 132 17.9 3:16 ( 0, 50) Aug. 10 0 2.25 -5 34.9 1.677 2.530 138 17.9 2:48 ( 0, 50) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 3 27.91 16 4.9 4.457 4.346 77 17.9 3:34 (282, 44) Aug. 10 3 31.46 16 20.0 4.366 4.360 82 17.9 3:42 (288, 51) スパール彗星 (242P) しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 3 53.76 -1 50.7 4.145 4.024 76 18.0 3:34 (295, 28) Aug. 10 3 59.35 -2 27.5 4.048 4.019 81 17.9 3:42 (301, 33) リニア彗星 (P/2010 WK) 2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 5 30.36 29 47.5 2.307 1.787 47 18.4 3:34 (251, 26) Aug. 10 5 51.17 30 26.8 2.273 1.795 49 18.3 3:42 (252, 29) ソーホー彗星 (P/2003 T12) 2003年、2012年、2016年の3回帰で観測されている。今回帰は初夏に15.5等まで明るくなったはずだが、条件が悪く観測されなかった。急激に減光中。現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 3 7 59.21 15 42.9 1.777 0.821 13 19.6 3:34 (243,-10) Aug. 10 8 28.88 14 12.4 1.871 0.908 12 20.8 3:42 (245,-10)