今週の明るい彗星 (2024年6月22日：北半球版)

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オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。現在は6.3等(6月13日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。日本ではやや低い。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 46.50 41 54.1 1.974 1.182 28 7.2 21:04 (135, 10) June 29 8 22.92 42 23.2 1.942 1.176 29 7.2 21:04 (134, 12) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は7.0等(6月15日、Marco Goiato)。急激に減光中。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 13.39 -31 30.0 1.591 1.351 57 7.8 21:04 ( 75,-39) June 29 7 45.33 -35 4.8 1.634 1.443 60 8.2 21:04 ( 70,-39) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。5月以降は増光が鈍っている。現在は9.9等(6月9日、Marco Goiato)。今後は急激に増光する。日本では7月には、南半球では8月には観測できなくなる。だが、南半球では9月には、日本では10月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 11 26.66 3 0.4 1.919 2.016 80 9.7 21:04 ( 71, 29) June 29 11 18.33 2 50.3 1.960 1.907 71 9.6 21:04 ( 77, 22) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪い。初夏に10等まで明るくなるが、まったく観測できない。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 1.51 26 14.1 2.112 1.149 13 10.7 21:04 (129, -7) June 29 7 32.10 25 59.5 2.150 1.188 13 11.0 21:04 (129, -7) カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4) 急激に増光した。現在は10.7等(6月13日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。日本ではやや低い。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 15.69 58 10.7 1.819 1.180 37 11.0 21:04 (151, 17) June 29 8 14.31 59 17.8 1.802 1.219 40 11.2 21:04 (149, 21) ブルーイントン彗星 (154P) 現在は12.0等(6月13日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 3 29.18 28 48.2 2.278 1.556 34 11.4 3:00 (242, 11) June 29 3 52.38 30 40.0 2.263 1.563 36 11.5 3:02 (242, 13) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2月25日、Thomas Lehmann)。現在は12.3等(6月19日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 20 23.79 61 27.1 1.987 2.240 90 12.5 2:22 (180, 64) June 29 20 15.75 62 18.0 2.043 2.313 92 12.7 1:47 (180, 63) エレーニン彗星 (479P/2023 WM26) 2011年に、近日点通過の半年後に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光した。現在は12.6等(6月11日、Thomas Lehmann)。急激に減光中。9月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 12 19.15 -28 25.8 0.744 1.399 104 12.5 21:04 ( 37, 15) June 29 12 51.38 -28 59.2 0.795 1.443 104 13.0 21:04 ( 36, 15) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は12.8等(5月31日、安部裕史氏)。しばらく12等を保つ。現在は観測できない。日本では7月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 2.34 36 6.7 4.697 3.743 17 12.7 21:04 (136, 0) June 29 7 5.60 36 38.9 4.703 3.731 15 12.7 21:04 (140, -3) パンスターズ彗星 (C/2023 R2) ゆっくりと明るくなっていく。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。南半球では、今後は観測できない。8月に11等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 6 24.56 6 8.5 2.199 1.272 18 13.3 21:04 (121,-28) June 29 6 50.56 6 23.3 2.124 1.193 17 12.9 21:04 (122,-28) アトラス彗星 (C/2023 C2) 現在は13.5等(6月11日、Thomas Lehmann)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 15 26.65 -72 54.3 2.152 2.871 126 13.2 21:24 ( 0,-18) June 29 15 23.95 -70 55.5 2.118 2.829 125 13.1 21:04 ( 1,-16) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.9等(6月6日、Thomas Lehmann)。しばらく14等を保つ。日本では8月には、南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 12 3.90 -23 6.1 4.757 5.020 99 13.9 21:04 ( 44, 17) June 29 12 7.78 -22 19.8 4.849 5.013 93 13.9 21:04 ( 49, 14) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は13.4等(6月14日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 0 39.51 -54 9.9 4.488 4.832 103 14.1 3:00 (331,-11) June 29 0 37.81 -56 4.5 4.473 4.889 108 14.1 3:02 (336, -9) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は15.7等(5月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。7月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 8 37.89 18 28.0 7.000 6.211 36 14.2 21:04 (109, 5) June 29 8 42.64 18 6.2 7.063 6.213 30 14.2 21:04 (112, 0) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 現在は14.2等(6月18日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 1 18.09 1 55.8 1.965 1.914 72 14.6 3:00 (284, 22) June 29 1 30.57 3 1.8 1.920 1.933 75 14.6 3:02 (286, 26) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.1等(6月3日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に低くなる。だが、8月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 9 45.23 -23 18.1 3.054 2.894 71 14.7 21:04 ( 66, -6) June 29 9 44.09 -22 49.9 3.192 2.921 65 14.8 21:04 ( 70,-11) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.7等(5月31日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。7月には観測できなくなる。だが、日本では10月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 8 18.85 26 51.4 2.908 2.100 30 14.8 21:04 (118, 6) June 29 8 36.28 25 52.4 2.958 2.118 28 14.9 21:04 (119, 4) シューメーカー-レヴィ第１彗星 (192P) 現在は16.7等(6月7日、Taras Prystavski)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 3 28.47 11 18.6 2.160 1.507 38 15.0 3:00 (257, 1) June 29 3 46.98 13 37.2 2.158 1.530 40 14.9 3:02 (257, 5) 南山-ハーン彗星 (P/2024 FG9) Alan Hale氏によって彗星活動が捉えられた。現在は14.7等(6月12日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。日本では7月には、南半球では9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 9 1.58 15 36.9 2.223 1.627 42 15.0 21:04 (103, 8) June 29 9 21.58 14 7.9 2.268 1.642 40 15.1 21:04 (103, 5) フォーブズ彗星 (37P) 夏から秋にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.8等(6月8日、A. Pearce)。ゆっくりと明るくなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 12 37.49 -17 25.4 1.414 1.936 104 15.1 21:04 ( 40, 27) June 29 12 44.72 -17 35.4 1.447 1.902 99 15.0 21:04 ( 45, 24) レモン彗星 (C/2022 S4) 現在は16.5等(6月20日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。当初の予報より増光が鈍い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 4 40.99 -46 10.9 2.915 2.776 72 15.1 3:00 (304,-41) June 29 5 0.48 -48 27.0 2.861 2.769 74 15.0 3:02 (307,-39) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は14.5等(4月27日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。現在は観測できない。7月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 5 52.79 15 12.1 7.098 6.095 8 15.1 3:00 (230,-23) June 29 5 56.73 15 29.2 7.147 6.153 11 15.1 3:02 (235,-18) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 夏に14.5等まで明るくなる。現在は15.8等(6月19日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 1 55.66 -11 55.6 1.515 1.509 70 15.3 3:00 (289, 6) June 29 2 16.26 -9 38.2 1.469 1.484 70 15.1 3:02 (289, 9) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P) 5月下旬にバーストを起こして急増光した。現在は15.3等(6月12日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 15 25.37 -25 12.7 2.288 3.168 144 15.3 21:21 ( 0, 30) June 29 15 24.03 -24 39.0 2.349 3.171 137 15.4 21:04 ( 3, 30) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は16.3等(5月23日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 10 45.45 -47 21.8 7.994 8.144 94 15.4 21:04 ( 39,-11) June 29 10 48.66 -47 1.3 8.111 8.189 90 15.4 21:04 ( 42,-14) 串田彗星 (144P) 1月から3月にかけて、8.9等まで明るくなった(2月13日、Chris Wyatt)。現在は15.1等(6月5日、門田健一氏)。急激に減光中。8月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 10 27.89 6 16.0 2.328 2.122 65 15.4 21:04 ( 83, 20) June 29 10 41.51 5 4.3 2.444 2.173 62 15.7 21:04 ( 84, 16) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 2025年の秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は15.9等(5月24日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 23 2.18 -4 35.5 4.789 5.160 105 15.5 3:00 (318, 41) June 29 23 3.48 -4 20.5 4.652 5.122 112 15.4 3:02 (326, 45) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 7 30.79 -31 56.2 5.780 5.332 59 15.5 21:04 ( 73,-36) June 29 7 33.34 -31 57.6 5.858 5.374 57 15.6 21:04 ( 76,-41) ソーホー彗星 (P/2003 T12) 2003年、2012年、2016年の3回帰で観測されている。今回帰はまだ観測されていない。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。7月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 3 48.10 19 12.2 1.211 0.636 31 16.0 3:00 (248, 2) June 29 4 37.09 19 47.6 1.291 0.601 26 15.5 3:02 (245, -1) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は15.9等(3月26日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 5 37.45 2 26.4 7.295 6.363 21 15.6 3:00 (243,-30) June 29 5 42.85 2 41.2 7.255 6.338 23 15.5 3:02 (247,-25) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(6月19日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 3 53.67 -62 15.7 16.224 16.247 89 15.7 3:00 (326,-36) June 29 3 57.49 -62 33.1 16.171 16.223 91 15.6 3:02 (327,-33) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は16.3等(3月29日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 6 28.32 21 40.9 2.890 1.883 6 15.9 21:04 (132,-16) June 29 6 47.39 21 41.0 2.880 1.867 3 15.8 21:04 (133,-17) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は15.4等(6月10日、吉見政義氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 17 25.94 33 10.0 6.617 7.217 122 16.2 23:21 ( 0, 88) June 29 17 23.10 33 7.6 6.677 7.257 121 16.2 22:51 ( 0, 88) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.5等(6月6日、Giuseppe Pappa)。しばらく16等を保つ。日本では、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 13 58.77 -48 3.1 4.799 5.462 126 16.3 21:04 ( 12, 5) June 29 13 50.23 -46 58.9 4.868 5.446 119 16.3 21:04 ( 18, 5) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は15.4等(5月30日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 6 5.93 -36 53.3 5.328 4.905 60 16.5 21:04 ( 74,-54) June 29 6 12.36 -36 23.1 5.385 4.952 59 16.5 3:02 (287,-50) ラッセル第２彗星 (89P) 現在は16.8等(5月29日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 23 39.86 -18 15.0 1.871 2.312 102 16.6 3:00 (318, 25) June 29 23 46.09 -18 5.6 1.812 2.326 107 16.5 3:02 (323, 28) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.1等(4月2日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 2 59.74 -63 41.0 10.256 10.380 94 16.7 3:00 (329,-31) June 29 3 1.41 -63 59.4 10.223 10.384 96 16.7 3:02 (330,-28) ガン彗星 (65P) 現在は16.5等(6月19日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、日本では9月には、南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 12 36.17 2 42.4 3.115 3.384 96 16.8 21:04 ( 56, 42) June 29 12 39.13 2 1.2 3.198 3.369 90 16.8 21:04 ( 61, 37) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 2023年の初めと秋に、14等まで明るくなった。現在は17.2等(6月7日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 22 23.59 21 17.4 4.513 4.835 102 16.9 3:00 (301, 67) June 29 22 16.72 21 51.2 4.450 4.879 109 16.9 3:02 (319, 74) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は16.4等(5月4日、高橋俊幸氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 15 0.72 -0 55.0 2.105 2.870 130 17.0 21:04 ( 3, 54) June 29 15 0.59 -1 0.8 2.172 2.868 124 17.0 21:04 ( 15, 53) アトラス彗星 (C/2024 G3) 2025年1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づく。計算上は-1等まで明るくなるが、消滅する可能性が高い。最盛期は、南半球でのみ、近日点通過後に観測できる可能性がある。現在は17.2等(6月13日、ATLAS South Africa)。次第に明るくなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 13 11.68 -74 10.9 3.165 3.740 117 17.2 21:04 ( 8,-21) June 29 13 0.54 -71 58.0 3.116 3.652 114 17.1 21:04 ( 12,-20) フルス彗星 (C/2023 T3) 現在は17.0等(5月27日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、8月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 8 43.57 -5 58.5 4.646 4.052 48 17.1 21:04 ( 88, -8) June 29 8 51.45 -6 17.1 4.677 4.023 45 17.1 21:04 ( 91,-13) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 2 51.37 34 4.1 3.759 3.094 42 17.3 3:00 (242, 20) June 29 3 2.59 35 46.0 3.660 3.055 46 17.2 3:02 (242, 25) カタリナ-リニア彗星 (227P) 2月から3月にかけて、14.5等まで明るくなった(3月11日、W. Pei)。現在は16.9等(6月15日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 11 15.95 7 24.4 1.877 1.911 76 17.2 21:04 ( 76, 30) June 29 11 29.82 5 27.7 1.971 1.944 73 17.4 21:04 ( 77, 26) 紫金山第１彗星 (62P) 12月から1月にかけて、7.4等まで明るくなった(12月24日、宮崎修氏)。現在は16.3等(5月29日、門田健一氏)。急激に減光中。7月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 12 41.84 -1 8.2 1.907 2.301 99 17.3 21:04 ( 51, 40) June 29 12 49.34 -2 14.3 2.038 2.353 94 17.8 21:04 ( 55, 36) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.4等(6月6日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 22 7.60 48 10.8 4.144 4.266 89 17.4 3:00 (218, 72) June 29 21 55.80 48 44.3 4.068 4.277 94 17.4 3:02 (197, 75) レモン彗星 (C/2022 T1) 現在は17.8等(6月10日、Mt. Lemmon Survey)。ゆっくりと暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 14 4.44 -17 15.5 2.966 3.634 124 17.4 21:04 ( 19, 36) June 29 14 7.14 -16 42.4 3.068 3.655 117 17.5 21:04 ( 26, 34) スペースウォッチ彗星 (125P) 現在は16.5等(6月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 21 51.90 -3 18.9 1.094 1.840 121 17.5 3:00 (340, 50) June 29 21 53.05 -3 40.1 1.072 1.875 127 17.7 3:02 (351, 51) ロニオス-タッカー彗星 (328P) 現在は18.9等(6月12日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 1 23.32 12 50.2 2.059 1.903 66 17.7 3:00 (273, 27) June 29 1 37.03 15 14.9 1.993 1.893 69 17.6 3:02 (273, 32) アトラス彗星 (C/2024 J3) 現在は17.1等(6月13日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本では超低空。だが、春には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。2026年に13等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。最盛期は、南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 19 6.28 -42 48.3 7.113 8.056 156 17.8 1:06 ( 0, 12) June 29 19 1.50 -42 38.7 7.052 8.013 159 17.8 0:34 ( 0, 12) パンスターズ彗星 (C/2023 Q2) 現在は18.9等(6月15日、Roland Fichtl)。ゆっくりと暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 18 26.87 -10 52.7 2.213 3.209 166 17.8 0:27 ( 0, 44) June 29 18 12.19 -13 22.4 2.206 3.210 169 17.8 23:39 ( 0, 41) パンスターズ彗星 (C/2023 R1) 現在は17.9等(6月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 0 20.54 29 42.7 6.827 6.638 75 17.9 3:00 (262, 48) June 29 0 19.02 30 10.5 6.671 6.593 81 17.8 3:02 (265, 55) ニート彗星 (473P/2023 W1) 2001年に10等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2月から3月にかけて、12.5等まで明るくなった(2月29日、Thomas Lehmann)。現在は14.9等(5月28日、Thomas Lehmann)。急激に減光中。日本ではやや低い。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 22 9 31.90 54 42.5 2.539 2.032 49 18.1 21:04 (137, 31) June 29 9 55.74 51 46.1 2.629 2.091 48 18.5 21:04 (134, 30)