今週の明るい彗星 (2023年11月25日：北半球版)

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 Updated on November 30, 2023
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* 紫金山第１彗星 (62P)

冬に7等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は9.6等(11月20日、宮崎修氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   9 19.79   19 19.1   0.641   1.315   105    8.8   5:06 (  0, 74)  
Dec.  2   9 47.33   18 15.4   0.606   1.294   106    8.2   5:06 (  0, 73)

* パンスターズ彗星 (C/2021 S3)

2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は11.2等(11月25日、Marco Goiato)。次第に明るくなっていく。日本では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  12 40.32  -39 40.0   2.305   1.776    46    9.3   5:14 (325,  3)  
Dec.  2  13  3.84  -39 58.2   2.225   1.713    47    9.1   5:20 (327,  4)

* レモン彗星 (C/2023 H2)

11月上旬に地球に0.2天文単位まで接近して、6.2等まで明るくなった(11月11日、Marco Goiato)。現在は8.6等(11月27日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  21 52.86  -33 33.9   0.538   1.016    77    9.7  18:18 (  9, 21)  
Dec.  2  22 19.01  -37 52.5   0.769   1.079    74   10.8  18:18 (  8, 16)

* ハートレー第２彗星 (103P)

秋に地球に0.38天文単位まで接近し、8.0等まで明るくなった(9月29日、Virgilio Gonano)。現在は10.2等(11月24日、Carlos Labordena)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   9  1.95   -6 47.1   0.549   1.218   101   10.4   4:48 (  0, 48)  
Dec.  2   9  4.95   -9 22.4   0.569   1.265   105   10.8   4:24 (  0, 46)

* ポンス-ブルックス彗星 (12P)

70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。10月5日に再びバーストを起こして、11.7等まで増光した(Richard Miles)。11月14日にもバーストを起こして急増光した(Nick James)。現在は8.9等(11月27日、宮崎修氏)。今後は急激に増光する。日本では、次第に低くなる。南半球では、現在は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  18 15.52   39  7.4   2.664   2.463    67   11.1  18:18 (115, 39)  
Dec.  2  18 27.92   38 35.9   2.593   2.378    66   11.1  18:18 (115, 37)

* ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2)

現在は10.3等(11月3日、安部裕史氏)。次第に暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。だが、3月からは再び高くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 31.07  -43  3.3   2.970   3.153    91   11.4  19:15 (  0, 12)  
Dec.  2  23 24.94  -42 51.4   3.141   3.205    84   11.5  18:42 (  0, 12)

* パンスターズ彗星 (C/2017 K2)

2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は12.0等(11月24日、宮崎修氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   6 17.50   -7  2.4   3.515   4.284   136   12.3   2:05 (  0, 48)  
Dec.  2   6 10.02   -6 29.6   3.522   4.347   142   12.4   1:30 (  0, 48)

* エンケ彗星 (2P)

秋に8.1等まで明るくなった(10月10日、Juan Jose Gonzalez)。急激に減光中。1月には18等以下になる。今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  16 51.51  -27 25.2   1.777   0.850    13   12.4  18:18 ( 64,-12)  
Dec.  2  17 26.69  -28  7.9   1.894   0.970    14   13.5  18:18 ( 63,-11)

* 串田彗星 (144P)

1月から2月にかけて、8.5等まで明るくなると期待されている。現在は14.2等(11月15日、Thomas Lehmann)。急激に増光中。条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   2 49.78   17 39.4   0.594   1.565   163   13.6  22:33 (  0, 73)  
Dec.  2   2 48.09   16 42.9   0.580   1.532   155   13.2  22:04 (  0, 72)

* パンスターズ彗星 (C/2019 U5)

現在は13.7等(11月15日、安部裕史氏)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  10 40.32  -33 27.8   4.431   4.210    70   13.2   5:14 (344, 19)  
Dec.  2  10 36.47  -35 10.9   4.364   4.241    76   13.2   5:20 (352, 19)

* レモン彗星 (C/2021 T4)

7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は12.9等(10月3日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、12月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  15 10.78   -9 16.2   3.097   2.168    16   13.3   5:14 (280, -2)  
Dec.  2  15 12.77   -8 42.9   3.110   2.234    22   13.5   5:20 (284,  5)

* アトラス彗星 (C/2022 E2)

現在は13.9等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   9 39.17    7 11.8   4.256   4.491    97   13.5   5:14 (354, 62)  
Dec.  2   9 36.05    7 58.2   4.092   4.457   105   13.4   4:55 (  0, 63)

* アトラス彗星 (C/2023 S2)

秋に12.6等まで明るくなった(10月3日、Chris Wyatt)。現在は13.7等(11月2日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。3月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  20 23.86   -1 59.2   1.257   1.256    66   13.5  18:18 ( 46, 43)  
Dec.  2  20 57.82   -0 55.1   1.312   1.318    68   13.8  18:18 ( 45, 44)

* シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P)

現在は13等(11月22日、Giuseppe Pappa)。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   8 43.90   20 29.2   5.685   6.156   114   13.7   4:31 (  0, 75)  
Dec.  2   8 43.38   20 28.9   5.587   6.158   121   13.7   4:03 (  0, 75)

* アトラス彗星 (C/2019 L3)

2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  11 21.34  -44 30.6   7.207   6.790    61   14.0   5:14 (340,  6)  
Dec.  2  11 23.92  -45 30.6   7.187   6.835    65   14.1   5:20 (346,  7)

* 西村彗星 (C/2023 P1)

9月半ばに太陽に0.23天文単位まで接近し、2.5等まで明るくなった(9月18日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.5等(11月22日、Giuseppe Pappa)。急激に減光中。1月には18等以下になる。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、次第に高くなる。最近はこの予報より明るい。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  12 50.32  -40 26.0   2.183   1.637    44   14.3   5:14 (324,  1)  
Dec.  2  12 46.66  -42 54.2   2.211   1.758    50   14.9   5:20 (331,  3)

* アトラス彗星 (C/2022 L2)

現在は14.9等(9月18日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。現在は観測できない。12月に姿を現す。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  15 21.94  -11  2.1   3.872   2.919    13   14.4   5:14 (280, -5)  
Dec.  2  15 24.25  -12 16.2   3.811   2.892    18   14.4   5:20 (285,  0)

* パンスターズ彗星 (C/2020 K1)

現在は15.0等(11月15日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗かった。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  11 30.05  -84  8.8   3.895   3.630    67   14.4   5:14 (357,-30)  
Dec.  2  10 47.26  -85 34.2   3.920   3.665    67   14.5   5:20 (359,-31)

* アトラス彗星 (C/2021 G2)

現在は15.1等(11月17日、ATLAS Chile)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  11 45.12  -33 59.8   5.920   5.451    57   14.7   5:14 (331, 14)  
Dec.  2  11 50.29  -34 37.5   5.827   5.430    61   14.7   5:20 (337, 16)

* モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1)

現在は14.7等(11月1日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。今後は次第に低くなり、南半球では1月には、日本では2月には観測できなくなる。だが、日本では3月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  22 44.49    3  3.3   3.335   3.661   101   14.8  18:29 (  0, 58)  
Dec.  2  22 39.38    3  1.0   3.502   3.692    93   14.9  18:18 ( 10, 58)

* コマス・ソラ彗星 (32P)

現在は14.2等(11月15日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   2 59.52   16 37.1   1.431   2.399   165   14.8  22:43 (  0, 72)  
Dec.  2   2 53.73   16 51.1   1.430   2.368   156   14.8  22:10 (  0, 72)

* 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)

2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(9月10日、A. Ivanov et al.)。今後は急激に増光する。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  14 42.17   -5 34.8   5.540   4.656    24   14.9   5:14 (281,  6)  
Dec.  2  14 46.02   -5 58.4   5.411   4.580    29   14.8   5:20 (286, 12)

* アトラス彗星 (C/2019 T4)

2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は14.3等(11月3日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、2月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  16 30.20   15 41.3   6.793   6.034    37   15.0  18:18 (103,  8)  
Dec.  2  16 36.26   15 45.9   6.823   6.072    37   15.1  18:18 (106,  4)

* パンスターズ彗星 (C/2022 JK5)

4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.2等(11月8日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。2月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 36.83  -19 51.8   3.025   3.401   103   15.1  19:21 (  0, 35)  
Dec.  2  23 40.20  -18 41.8   3.157   3.442    98   15.4  18:57 (  0, 37)

* ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P)

現在は15.9等(11月17日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   0 38.90  -35  0.3   1.247   1.799   106   15.3  20:23 (  0, 20)  
Dec.  2   0 36.93  -30  0.1   1.278   1.790   103   15.3  19:53 (  0, 25)

* パンスターズ彗星 (C/2022 A2)

昨年の冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は14.9等(11月15日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。3月には18等以下になる。今後は次第に低くなり、2月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  22 33.02  -11 48.1   3.549   3.740    93   15.3  18:18 (  0, 43)  
Dec.  2  22 34.20  -12 32.2   3.738   3.804    86   15.6  18:18 (  9, 42)

* 2010 YK3彗星 (471P/2023 KF3)

6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は15.7等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  22 40.15   -2  8.6   1.753   2.137    98   15.6  18:25 (  0, 53)  
Dec.  2  22 49.73   -1 23.7   1.820   2.130    94   15.7  18:18 (  4, 54)

* アイラス彗星 (126P)

夏に13.6等まで明るくなった(7月16日、津村光則氏)。現在は14.9等(11月6日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。2月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 16.47   68  2.6   1.662   2.277   116   15.7  19:00 (180, 57)  
Dec.  2  23 14.87   67  3.4   1.735   2.322   114   15.9  18:31 (180, 58)

* ファン・ネス彗星 (213P)

今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、18等以下で写らない(10月14日、Martin Masek)。ゆっくりと暗くなっていく。南半球では1月には、日本では2月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  19 59.43  -18 51.0   2.358   1.983    56   15.8  18:18 ( 40, 25)  
Dec.  2  20 15.32  -17 39.0   2.419   1.987    52   15.9  18:18 ( 44, 25)

* アトラス彗星 (C/2021 Y1)

現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、1月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  14 53.44  -48 54.6   3.946   3.145    31   16.0   5:14 (316,-21)  
Dec.  2  15  6.37  -48 48.7   3.999   3.202    31   16.0   5:20 (318,-18)

* ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271)

非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は16.4等(11月13日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   3  8.30  -66  3.7  16.903  16.980    92   16.0  22:51 (  0,-11)  
Dec.  2   3  5.25  -66  2.6  16.915  16.955    90   16.0  22:20 (  0,-11)

* レモン彗星 (C/2022 S4)

現在は16.2等(11月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。日本では、3月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。当初の予報より増光が鈍い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   2 20.06  -25  7.5   2.953   3.647   128   16.1  22:03 (  0, 30)  
Dec.  2   2 11.65  -26 31.8   2.993   3.603   121   16.1  21:27 (  0, 28)

* ニート彗星 (207P)

2月から3月にかけて地球に0.2天文単位まで接近し、13等まで明るくなると期待されている。現在は18.1等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 52.12   -8 27.9   0.641   1.367   112   16.4  19:36 (  0, 47)  
Dec.  2  23 52.89  -10  0.2   0.630   1.300   104   16.1  19:10 (  0, 45)

* レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3)

現在は16.8等(11月11日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   9 37.17  -55 24.4   3.846   3.738    76   16.2   5:14 (359,  0)  
Dec.  2   9 31.93  -58 18.1   3.812   3.747    78   16.1   4:51 (  0, -3)

* 小惑星ファエトン (3200)

次第に暗くなっていく。1月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  19 48.96    2 49.8   0.859   0.940    60   16.2  18:18 ( 59, 41)  
Dec.  2  20 35.44    5 23.5   0.957   1.057    65   16.4  18:18 ( 57, 46)

* シューメーカー第４彗星 (199P)

現在は17.3等(11月14日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には観測できなくなる。だが、南半球では3月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  19 46.55  -34  8.6   3.528   3.013    51   16.2  18:18 ( 34, 11)  
Dec.  2  19 58.89  -33 51.7   3.608   3.026    47   16.3  18:18 ( 37,  9)

* アトラス彗星 (C/2023 E1)

7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は18.4等(11月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に減光中。1月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、次第に低くなる。Thomas Lehmann氏は、11月8日に13.9等と明るく報告している。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 16.63  -24 37.6   2.045   2.386    97   16.3  19:01 (  0, 31)  
Dec.  2  23 24.46  -24  4.0   2.213   2.465    92   16.7  18:42 (  0, 31)

* ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3)

2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は16.1等(11月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。3月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   4 59.13  -62 28.9   4.050   4.270    96   16.3   0:46 (  0, -7)  
Dec.  2   4 40.38  -62 52.7   4.138   4.341    95   16.5  23:54 (  0, -8)

* リニア彗星 (237P)

夏に11.8等まで明るくなった(6月17日、Osamu Miyazaki)。現在は16.5等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。1月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、1月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  21  2.64   -2 35.7   2.533   2.480    75   16.4  18:18 ( 34, 47)  
Dec.  2  21 13.59   -2 13.5   2.642   2.509    71   16.7  18:18 ( 40, 45)

* レモン彗星 (C/2022 V2)

冬に16等まで明るくなると期待されている。現在は17.7等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では、次第に高くなる。最近はこの予報より暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  11 53.86    1  4.5   2.316   2.081    63   16.5   5:14 (307, 42)  
Dec.  2  11 51.56   -1 53.7   2.206   2.093    70   16.4   5:20 (319, 45)

* レモン彗星 (C/2023 S3)

現在は16.2等(11月18日、Giuseppe Pappa)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には観測できなくなる。だが、2月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 38.86  -36 45.4   0.733   1.289    95   16.4  19:20 (  0, 18)  
Dec.  2  22 48.46  -38 39.9   0.881   1.202    79   16.5  18:18 (  3, 16)

* コワルスキー彗星 (P/2007 T2)

2007年に16等まで明るくなった新周期彗星。まだ検出されていない。2013年と2018年には見逃された。冬に地球に0.34天文単位まで接近し、16等まで明るくなると期待されている。今後は急激に減光する。1月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  19  0.29  -19 39.8   0.655   0.667    42   16.7  18:18 ( 51, 16)  
Dec.  2  19 34.57  -14 36.7   0.549   0.706    44   16.4  18:18 ( 54, 21)

* ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P)

現在は15.4等(11月13日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。3月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   0  3.66   -7 45.9   3.274   3.803   115   16.6  19:48 (  0, 47)  
Dec.  2   0  4.30   -7 20.1   3.387   3.819   108   16.7  19:21 (  0, 48)

* アトラス彗星 (C/2022 QE78)

現在は16.0等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   4 48.11  -12 48.8   6.390   7.217   144   16.6   0:35 (  0, 42)  
Dec.  2   4 45.46  -12 46.2   6.355   7.186   145   16.6   0:05 (  0, 42)

* 紫金山彗星 (C/2021 S4)

現在は16.8等(11月4日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   4 51.82   41 42.6   5.779   6.694   156   16.7   0:40 (180, 83)  
Dec.  2   4 48.82   41 46.4   5.759   6.693   159   16.6   0:09 (180, 83)

* パンスターズ彗星 (C/2022 N2)

2025年の秋に、11.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は17.1等(11月14日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。だが、南半球では3月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  20 43.91  -18 25.2   6.720   6.389    66   16.7  18:18 ( 31, 31)  
Dec.  2  20 47.37  -18  8.9   6.779   6.346    60   16.7  18:18 ( 36, 28)

* アトラス彗星 (C/2020 Y2)

2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。現在は16.0等(11月16日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   1 37.12   -1 35.3   4.915   5.693   138   16.7  21:21 (  0, 54)  
Dec.  2   1 32.10   -1 14.4   5.047   5.740   130   16.8  20:48 (  0, 54)

* アトラス彗星 (C/2019 E3)

非常に遠方の彗星。現在は17.3等(11月17日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   3 46.48  -77 20.9  10.403  10.313    82   16.8  23:27 (  0,-22)  
Dec.  2   3 29.90  -77  7.0  10.428  10.313    80   16.8  22:43 (  0,-22)

* ボク彗星 (C/2022 U3)

現在は17.3等(11月15日、A. Diepvens)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   4 58.10   37 15.7   4.260   5.194   159   16.9   0:46 (180, 88)  
Dec.  2   4 54.44   36 44.5   4.219   5.174   164   16.8   0:15 (180, 88)

* パンスターズ彗星 (C/2020 S4)

2023年の初めに13.9等まで明るくなった(1月21日、Hidenori Nohara)。現在は16.3等(6月17日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  13 46.56    7 23.9   4.951   4.284    43   16.8   5:14 (279, 25)  
Dec.  2  13 53.79    7  3.3   4.920   4.323    47   16.9   5:20 (283, 30)

* オルバース彗星 (13P)

68年ぶりに回帰した。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。現在は17.5等(11月14日、ATLAS Chile)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   3 45.30  -21  9.6   2.297   3.102   138   17.1  23:28 (  0, 34)  
Dec.  2   3 36.40  -20 39.8   2.248   3.031   135   16.9  22:52 (  0, 34)

* アトラス彗星 (C/2023 C2)

2024年の夏に、12.5等まで明るくなると期待されている。現在は17.3等(7月28日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に高くなる。最盛期は、南半球では条件良く観測できるが、日本からはかなり低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  13 14.73  -52 37.1   5.047   4.406    45   17.0   5:14 (329,-11)  
Dec.  2  13 25.72  -53 46.9   4.962   4.351    47   16.9   5:20 (332, -9)

* ガン彗星 (65P)

2024年から2025年にかけて、15〜16等で観測できる。現在は17.9等(4月25日、A. Diepvens)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  12 35.98    4 22.4   4.312   3.847    55   17.2   5:14 (294, 37)  
Dec.  2  12 42.33    3 48.7   4.206   3.831    61   17.1   5:20 (301, 41)

* クリステンセン彗星 (170P)

現在は16.1等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   3 33.04    4  8.6   2.202   3.157   162   17.2  23:16 (  0, 59)  
Dec.  2   3 28.56    4  4.3   2.241   3.171   156   17.2  22:44 (  0, 59)

* パンスターズ彗星 (C/2022 R6)

現在は16.7等(11月13日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   5  6.63  -40 59.6   7.326   7.817   116   17.2   0:54 (  0, 14)  
Dec.  2   5  3.93  -41  5.5   7.301   7.792   116   17.2   0:23 (  0, 14)

* レモン彗星 (C/2022 T1)

しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  12 38.82  -20 53.1   4.133   3.532    46   17.3   5:14 (313, 18)  
Dec.  2  12 48.15  -21 47.7   4.051   3.519    51   17.2   5:20 (319, 21)

* レナード彗星 (C/2022 U1)

現在は16.9等(11月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、12月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  22 58.31   49 26.4   3.816   4.324   114   17.3  18:42 (180, 76)  
Dec.  2  22 50.13   47 37.1   3.884   4.311   109   17.3  18:18 (172, 77)

* アトラス彗星 (P/2023 M4)

現在は16.8等(11月7日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。次第に低くなる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  21 21.30  -11  0.4   4.795   4.676    77   17.4  18:18 ( 24, 41)  
Dec.  2  21 25.59  -10 41.0   4.914   4.691    71   17.5  18:18 ( 31, 39)

* ニート彗星 (P/2001 Q6)

2001年に10等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2024年の2月から3月にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。今後は急激に増光する。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  23 11.63  -27 50.9   1.492   1.862    95   17.6  18:56 (  0, 28)  
Dec.  2  23  8.21  -23 28.5   1.522   1.808    89   17.5  18:25 (  0, 32)

* アトラス彗星 (C/2020 F2)

現在は17.0等(4月11日、Michael Jager)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  12 33.15   12 48.3   9.716   9.275    60   17.6   5:14 (286, 43)  
Dec.  2  12 33.46   12 59.7   9.618   9.288    67   17.6   5:20 (293, 49)

* パンスターズ彗星 (C/2021 A9)

現在は18.3等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   7 24.52    9 42.1   7.092   7.760   129   17.8   3:12 (  0, 65)  
Dec.  2   7 19.63    9 33.1   7.004   7.760   137   17.7   2:39 (  0, 65)

* カタリナ-リニア彗星 (227P)

現在は19.5等(11月12日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   7 32.93   31 54.9   1.100   1.904   131   18.0   3:20 (  0, 87)  
Dec.  2   7 38.21   32 46.3   1.024   1.871   137   17.8   2:58 (  0, 88)

* ブレッシ彗星 (404P/2020 M6)

現在は18.8等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   4 54.99   24 23.4   3.166   4.133   166   17.8   0:43 (  0, 79)  
Dec.  2   4 50.45   24  5.0   3.151   4.133   174   17.8   0:11 (  0, 79)

* カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4)

2024年の初夏に13等まで明るくなると期待されている。現在は18.3等(11月13日、Jean-Claude Merlin)。次第に明るくなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。最盛期は、南半球では観測できない。日本からも低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   3 13.90  -47 48.0   2.392   2.894   110   18.0  22:56 (  0,  7)  
Dec.  2   2 59.45  -46 33.4   2.341   2.815   108   17.8  22:14 (  0,  9)

* クラーク彗星 (71P)

春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は17.0等(10月19日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   0 30.23   -4 54.3   2.279   2.931   122   17.9  20:14 (  0, 50)  
Dec.  2   0 30.46   -4 20.6   2.401   2.967   115   18.1  19:47 (  0, 51)

* ロニオス彗星 (150P)

1月から2月にかけて、16等まで明るくなる。現在は18.0等(11月15日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   8 54.36   11 11.6   1.474   2.025   109   18.1   4:41 (  0, 66)  
Dec.  2   9  0.79    9  5.5   1.378   1.994   114   17.9   4:20 (  0, 64)

* 小惑星2019 AV4

9月15日に、吉見政義氏によって彗星活動が捉えられた。現在は16.0等(9月15日、吉見政義氏)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   0  0.02   67 12.8   0.377   1.222   120   17.9  19:47 (180, 58)  
Dec.  2   0 49.85   66 42.1   0.407   1.258   123   18.1  20:10 (180, 58)

* ラインムート第１彗星 (30P)

現在は17.2等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25   1 26.86   -2 52.9   2.056   2.847   135   18.0  21:11 (  0, 52)  
Dec.  2   1 23.90   -2 47.5   2.090   2.810   128   17.9  20:40 (  0, 52)

* グリグ-シェレルップ彗星 (26P)

今後は急激に増光する。超低空。1月に13等まで明るくなるが、超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  13 42.88  -18  2.1   1.860   1.155    32   18.6   5:14 (300, 10)  
Dec.  2  14 13.32  -19  3.0   1.833   1.127    32   18.0   5:20 (301,  9)

* レナード彗星 (C/2023 V5)

リラー彗星（C/1988 A1）のグループのメンバーの小彗星。現在は17.5等(11月17日、Giuseppe Pappa)。今後は急激に減光する。日本では、次第に低くなる。南半球では、現在は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Nov. 25  19 29.23   21 57.2   0.542   0.917    66   18.8  18:18 ( 85, 48)  
Dec.  2  19  6.56   24 45.4   0.679   0.875    60   19.1  18:18 ( 96, 39)

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