今週の明るい彗星 (2023年11月18日：北半球版)

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レモン彗星 (C/2023 H2) 現在は7.4等(11月18日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 20 59.69 -21 52.2 0.319 0.963 76 8.4 18:20 ( 17, 30) Nov. 25 21 52.86 -33 33.9 0.538 1.016 77 9.7 18:18 ( 9, 21) 紫金山第１彗星 (62P) 冬に7等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は9.6等(11月20日、宮崎修氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 8 52.20 20 12.9 0.682 1.340 105 9.6 5:06 ( 0, 75) Nov. 25 9 19.79 19 19.1 0.641 1.315 105 8.8 5:06 ( 0, 74) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は12.3等(9月16日、Jose G. S. Aguiar)。次第に明るくなっていく。日本では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 12 17.54 -39 8.4 2.384 1.842 46 9.5 5:09 (323, 2) Nov. 25 12 40.32 -39 40.0 2.305 1.776 46 9.3 5:14 (325, 3) ハートレー第２彗星 (103P) 秋に地球に0.38天文単位まで接近し、8.0等まで明るくなった(9月29日、Virgilio Gonano)。現在は10.4等(11月19日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 8 56.04 -3 42.3 0.528 1.176 96 10.0 5:09 (359, 51) Nov. 25 9 1.95 -6 47.1 0.549 1.218 101 10.4 4:48 ( 0, 48) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。10月5日に再びバーストを起こして、11.7等まで増光した(Richard Miles)。11月14日にもバーストを起こして急増光した(Nick James)。現在は9.4等(11月20日、宮崎修氏)。今後は急激に増光する。日本では、次第に低くなる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 18 4.34 39 46.3 2.732 2.548 68 11.2 18:20 (115, 42) Nov. 25 18 15.52 39 7.4 2.664 2.463 67 11.1 18:18 (115, 39) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は10.3等(11月3日、安部裕史氏)。次第に暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 39.37 -43 6.1 2.800 3.101 98 11.2 19:51 ( 0, 12) Nov. 25 23 31.07 -43 3.3 2.970 3.153 91 11.4 19:15 ( 0, 12) エンケ彗星 (2P) 秋に8.1等まで明るくなった(10月10日、Juan Jose Gonzalez)。急激に減光中。1月には18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 16 11.96 -25 54.8 1.664 0.725 11 11.2 18:20 ( 67,-13) Nov. 25 16 51.51 -27 25.2 1.777 0.850 13 12.4 18:18 ( 64,-12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11.5等(11月20日、宮崎修氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 6 24.48 -7 28.6 3.521 4.221 129 12.3 2:39 ( 0, 47) Nov. 25 6 17.50 -7 2.4 3.515 4.284 136 12.3 2:05 ( 0, 48) レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は12.9等(10月3日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。現在は観測できない。12月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 15 8.55 -9 46.9 3.067 2.104 10 13.2 5:09 (276, -9) Nov. 25 15 10.78 -9 16.2 3.097 2.168 16 13.3 5:14 (280, -2) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(11月15日、安部裕史氏)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 10 43.11 -31 45.1 4.498 4.179 65 13.2 5:09 (336, 18) Nov. 25 10 40.32 -33 27.8 4.431 4.210 70 13.2 5:14 (344, 19) アトラス彗星 (C/2023 S2) 秋に12.6等まで明るくなった(10月3日、Chris Wyatt)。現在は13.7等(11月2日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。3月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 19 48.51 -2 58.0 1.220 1.201 64 13.2 18:20 ( 48, 40) Nov. 25 20 23.86 -1 59.2 1.257 1.256 66 13.5 18:18 ( 46, 43) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は13.9等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 9 41.33 6 32.6 4.422 4.526 89 13.6 5:09 (337, 59) Nov. 25 9 39.17 7 11.8 4.256 4.491 97 13.5 5:14 (354, 62) 串田彗星 (144P) 1月から2月にかけて、8.5等まで明るくなると期待されている。現在は15.4等(11月12日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光中。条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 2 52.62 18 36.3 0.618 1.602 170 14.0 23:04 ( 0, 74) Nov. 25 2 49.78 17 39.4 0.594 1.565 163 13.6 22:33 ( 0, 73) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.6等(11月13日、Taras Prystavski)。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 8 43.84 20 31.5 5.790 6.154 107 13.7 4:58 ( 0, 75) Nov. 25 8 43.90 20 29.2 5.685 6.156 114 13.7 4:31 ( 0, 75) 西村彗星 (C/2023 P1) 9月半ばに太陽に0.23天文単位まで接近し、2.5等まで明るくなった(9月18日、Juan Jose Gonzalez)。現在は11.1等(11月7日、佐藤英貴氏)。急激に減光中。1月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 12 52.73 -37 55.6 2.145 1.513 39 13.7 5:09 (317, -2) Nov. 25 12 50.32 -40 26.0 2.183 1.637 44 14.3 5:14 (324, 1) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 11 18.30 -43 30.4 7.221 6.745 57 14.0 5:09 (335, 5) Nov. 25 11 21.34 -44 30.6 7.207 6.790 61 14.0 5:14 (340, 6) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は14.8等(10月28日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗かった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 11 50.34 -82 40.0 3.866 3.595 66 14.4 5:09 (354,-30) Nov. 25 11 30.05 -84 8.8 3.895 3.630 67 14.4 5:14 (357,-30) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.9等(9月18日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。現在は観測できない。12月に姿を現す。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 15 19.58 -9 47.7 3.918 2.948 9 14.5 5:09 (275,-11) Nov. 25 15 21.94 -11 2.1 3.872 2.919 13 14.4 5:14 (280, -5) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.7等(11月1日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。今後は次第に低くなり、南半球では1月には、日本では2月には観測できなくなる。だが、日本では3月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 22 51.11 3 11.2 3.172 3.631 110 14.6 19:03 ( 0, 58) Nov. 25 22 44.49 3 3.3 3.335 3.661 101 14.8 18:29 ( 0, 58) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は15.1等(11月17日、ATLAS Chile)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 11 39.61 -33 21.8 6.009 5.473 53 14.8 5:09 (326, 11) Nov. 25 11 45.12 -33 59.8 5.920 5.451 57 14.7 5:14 (331, 14) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.2等(11月15日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 3 5.81 16 25.3 1.446 2.431 173 14.9 23:17 ( 0, 72) Nov. 25 2 59.52 16 37.1 1.431 2.399 165 14.8 22:43 ( 0, 72) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.2等(11月3日、高橋俊幸氏)。今後は急激に減光する。2月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 34.15 -20 59.8 2.897 3.360 109 14.9 19:46 ( 0, 34) Nov. 25 23 36.83 -19 51.8 3.025 3.401 103 15.1 19:21 ( 0, 35) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(9月10日、A. Ivanov et al.)。今後は急激に増光する。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 14 38.30 -5 9.7 5.656 4.732 18 15.0 5:09 (277, 0) Nov. 25 14 42.17 -5 34.8 5.540 4.656 24 14.9 5:14 (281, 6) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は14.3等(11月3日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、2月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 16 24.15 15 40.4 6.756 5.997 37 15.0 18:20 (101, 12) Nov. 25 16 30.20 15 41.3 6.793 6.034 37 15.0 18:18 (103, 8) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 昨年の冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は14.9等(11月13日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。3月には18等以下になる。今後は次第に低くなり、2月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 22 32.65 -10 53.6 3.361 3.675 100 15.1 18:45 ( 0, 44) Nov. 25 22 33.02 -11 48.1 3.549 3.740 93 15.3 18:18 ( 0, 43) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 現在は15.9等(11月17日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 0 43.39 -39 51.3 1.225 1.812 109 15.4 20:55 ( 0, 16) Nov. 25 0 38.90 -35 0.3 1.247 1.799 106 15.3 20:23 ( 0, 20) アイラス彗星 (126P) 夏に13.6等まで明るくなった(7月16日、津村光則氏)。現在は14.9等(11月6日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。2月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 23.19 69 2.1 1.594 2.232 117 15.4 19:34 (180, 56) Nov. 25 23 16.47 68 2.6 1.662 2.277 116 15.7 19:00 (180, 57) 2010 YK3彗星 (471P/2023 KF3) 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は15.7等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 22 31.48 -2 47.2 1.688 2.145 103 15.6 18:44 ( 0, 52) Nov. 25 22 40.15 -2 8.6 1.753 2.137 98 15.6 18:25 ( 0, 53) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、18等以下で写らない(10月14日、Martin Masek)。ゆっくりと暗くなっていく。南半球では1月には、日本では2月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 19 43.57 -19 58.2 2.296 1.981 59 15.7 18:20 ( 38, 25) Nov. 25 19 59.43 -18 51.0 2.358 1.983 56 15.8 18:18 ( 40, 25) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は18.4等(11月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に減光中。1月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 8.97 -25 4.4 1.879 2.306 102 15.8 19:21 ( 0, 30) Nov. 25 23 16.63 -24 37.6 2.045 2.386 97 16.3 19:01 ( 0, 31) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、1月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 14 39.73 -49 0.6 3.885 3.088 31 15.9 5:09 (315,-24) Nov. 25 14 53.44 -48 54.6 3.946 3.145 31 16.0 5:14 (316,-21) 小惑星ファエトン (3200) 次第に暗くなっていく。1月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 18 52.35 -0 29.0 0.794 0.811 52 16.0 18:20 ( 63, 33) Nov. 25 19 48.96 2 49.8 0.859 0.940 60 16.2 18:18 ( 59, 41) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は16.4等(11月13日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 3 11.45 -66 1.6 16.892 17.004 94 16.1 23:22 ( 0,-11) Nov. 25 3 8.30 -66 3.7 16.903 16.980 92 16.0 22:51 ( 0,-11) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は17.3等(11月11日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には観測できなくなる。だが、南半球では3月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 19 34.44 -34 21.7 3.444 3.001 55 16.1 18:20 ( 32, 12) Nov. 25 19 46.55 -34 8.6 3.528 3.013 51 16.2 18:18 ( 34, 11) レモン彗星 (C/2022 S4) 現在は16.2等(11月15日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。当初の予報より増光が鈍い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 2 28.95 -23 27.9 2.926 3.691 134 16.2 22:39 ( 0, 31) Nov. 25 2 20.06 -25 7.5 2.953 3.647 128 16.1 22:03 ( 0, 30) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.8等(11月11日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 9 40.28 -52 29.9 3.887 3.730 73 16.2 5:09 (353, 2) Nov. 25 9 37.17 -55 24.4 3.846 3.738 76 16.2 5:14 (359, 0) リニア彗星 (237P) 夏に11.8等まで明るくなった(6月17日、Osamu Miyazaki)。現在は16.5等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。1月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 20 51.88 -2 52.9 2.423 2.451 79 16.2 18:20 ( 29, 48) Nov. 25 21 2.64 -2 35.7 2.533 2.480 75 16.4 18:18 ( 34, 47) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は16.1等(11月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。3月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 5 17.50 -61 42.4 3.970 4.199 96 16.2 1:32 ( 0, -7) Nov. 25 4 59.13 -62 28.9 4.050 4.270 96 16.3 0:46 ( 0, -7) レモン彗星 (C/2023 S3) 現在は16.3等(11月17日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には観測できなくなる。だが、2月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 0 48.23 -31 22.9 0.617 1.377 116 16.3 20:54 ( 0, 23) Nov. 25 23 38.86 -36 45.4 0.733 1.289 95 16.4 19:20 ( 0, 18) ニート彗星 (207P) 2月から3月にかけて地球に0.2天文単位まで接近し、13等まで明るくなると期待されている。現在は18.1等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 54.06 -6 38.8 0.653 1.437 120 16.6 20:06 ( 0, 48) Nov. 25 23 52.12 -8 27.9 0.641 1.367 112 16.4 19:36 ( 0, 47) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.4等(11月13日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 0 3.82 -8 6.9 3.167 3.787 122 16.5 20:16 ( 0, 47) Nov. 25 0 3.66 -7 45.9 3.274 3.803 115 16.6 19:48 ( 0, 47) レモン彗星 (C/2022 V2) 冬に16等まで明るくなると期待されている。現在は17.7等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 11 54.92 3 53.6 2.422 2.072 57 16.6 5:09 (296, 38) Nov. 25 11 53.86 1 4.5 2.316 2.081 63 16.5 5:14 (307, 42) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は16.0等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 4 50.61 -12 47.0 6.438 7.249 142 16.6 1:05 ( 0, 42) Nov. 25 4 48.11 -12 48.8 6.390 7.217 144 16.6 0:35 ( 0, 42) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は16.8等(11月4日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 4 54.63 41 35.6 5.812 6.696 151 16.7 1:10 (180, 83) Nov. 25 4 51.82 41 42.6 5.779 6.694 156 16.7 0:40 (180, 83) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。現在は16.0等(11月16日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、3月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 1 42.79 -1 53.4 4.796 5.645 146 16.7 21:54 ( 0, 53) Nov. 25 1 37.12 -1 35.3 4.915 5.693 138 16.7 21:21 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 2025年の秋に、11.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は17.1等(11月14日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。だが、南半球では3月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 20 40.85 -18 39.8 6.656 6.431 72 16.7 18:20 ( 25, 33) Nov. 25 20 43.91 -18 25.2 6.720 6.389 66 16.7 18:18 ( 31, 31) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.1等(11月11日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 4 3.64 -77 26.0 10.379 10.313 83 16.8 0:17 ( 0,-22) Nov. 25 3 46.48 -77 20.9 10.403 10.313 82 16.8 23:27 ( 0,-22) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 2023年の初めに13.9等まで明るくなった(1月21日、Hidenori Nohara)。現在は16.3等(6月17日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 13 39.05 7 48.3 4.976 4.247 38 16.8 5:09 (275, 20) Nov. 25 13 46.56 7 23.9 4.951 4.284 43 16.8 5:14 (279, 25) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は17.3等(11月15日、A. Diepvens)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 5 1.49 37 42.6 4.315 5.214 152 16.9 1:17 (180, 87) Nov. 25 4 58.10 37 15.7 4.260 5.194 159 16.9 0:46 (180, 88) アトラス彗星 (C/2023 C2) 2024年の夏に、12.5等まで明るくなると期待されている。現在は17.3等(7月28日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に高くなる。最盛期は、南半球では条件良く観測できるが、日本からはかなり低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 13 3.99 -51 29.3 5.128 4.461 43 17.0 5:09 (326,-12) Nov. 25 13 14.73 -52 37.1 5.047 4.406 45 17.0 5:14 (329,-11) クリステンセン彗星 (170P) 現在は16.1等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 3 37.82 4 19.4 2.177 3.143 165 17.1 23:49 ( 0, 59) Nov. 25 3 33.04 4 8.6 2.202 3.157 162 17.2 23:16 ( 0, 59) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。現在は17.5等(11月14日、ATLAS Chile)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 3 53.92 -21 22.5 2.359 3.174 139 17.4 0:09 ( 0, 34) Nov. 25 3 45.30 -21 9.6 2.297 3.102 138 17.1 23:28 ( 0, 34) ガン彗星 (65P) 2024年から2025年にかけて、15〜16等で観測できる。現在は17.9等(4月25日、A. Diepvens)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 12 29.36 4 58.9 4.412 3.862 50 17.3 5:09 (289, 32) Nov. 25 12 35.98 4 22.4 4.312 3.847 55 17.2 5:14 (294, 37) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.7等(11月13日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 5 9.13 -40 47.6 7.358 7.841 115 17.2 1:24 ( 0, 14) Nov. 25 5 6.63 -40 59.6 7.326 7.817 116 17.2 0:54 ( 0, 14) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は16.9等(11月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 8.73 51 17.3 3.759 4.338 119 17.2 19:20 (180, 74) Nov. 25 22 58.31 49 26.4 3.816 4.324 114 17.3 18:42 (180, 76) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.8等(11月7日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。次第に低くなる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 21 17.45 -11 17.3 4.674 4.662 83 17.3 18:20 ( 17, 42) Nov. 25 21 21.30 -11 0.4 4.795 4.676 77 17.4 18:18 ( 24, 41) ニート彗星 (P/2001 Q6) 2001年に10等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。2024年の2月から3月にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。今後は急激に増光する。日本では、次第に高くなる。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 17.52 -32 9.0 1.470 1.918 100 17.7 19:29 ( 0, 23) Nov. 25 23 11.63 -27 50.9 1.492 1.862 95 17.6 18:56 ( 0, 28) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.0等(4月11日、Michael Jager)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 12 32.59 12 39.6 9.807 9.263 54 17.6 5:09 (280, 36) Nov. 25 12 33.15 12 48.3 9.716 9.275 60 17.6 5:14 (286, 43) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は17.0等(10月19日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 0 31.10 -5 22.6 2.164 2.895 129 17.6 20:43 ( 0, 50) Nov. 25 0 30.23 -4 54.3 2.279 2.931 122 17.9 20:14 ( 0, 50) パンスターズ彗星 (C/2021 A9) 現在は18.3等(11月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 7 28.94 9 52.3 7.193 7.761 121 17.8 3:44 ( 0, 65) Nov. 25 7 24.52 9 42.1 7.092 7.760 129 17.8 3:12 ( 0, 65) 小惑星2019 AV4 9月15日に、吉見政義氏によって彗星活動が捉えられた。現在は16.0等(9月15日、吉見政義氏)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 23 12.03 66 26.8 0.350 1.191 117 17.8 19:26 (180, 58) Nov. 25 0 0.02 67 12.8 0.377 1.222 120 17.9 19:47 (180, 58) ブレッシ彗星 (404P/2020 M6) 現在は18.8等(11月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 4 59.24 24 40.1 3.196 4.133 158 17.8 1:15 ( 0, 80) Nov. 25 4 54.99 24 23.4 3.166 4.133 166 17.8 0:43 ( 0, 79) レナード彗星 (C/2023 V5) リラー彗星（C/1988 A1）のグループのメンバーの小彗星。現在は17.4等(11月6日、Catalina Sky Survey)。今後は急激に減光する。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Nov. 18 20 3.72 16 33.9 0.405 0.973 75 18.4 18:20 ( 66, 56) Nov. 25 19 29.23 21 57.2 0.542 0.917 66 18.8 18:18 ( 85, 48)