今週の明るい彗星 (2023年9月30日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

西村彗星 (C/2023 P1) 9月半ばに太陽に0.23天文単位まで接近し、2.5等まで明るくなった(9月18日、Juan Jose Gonzalez)。現在は4.5等(9月23日、Willian Souza)。急激に減光中。現在は観測できない。南半球ではまもなく、日本では11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 12 56.79 -13 28.1 1.373 0.466 13 6.4 19:10 ( 85,-18) Oct. 7 12 56.65 -19 10.5 1.563 0.641 14 8.0 19:00 ( 82,-24) ハートレー第２彗星 (103P) 現在は8.0等(9月29日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 6 25.04 32 0.6 0.384 1.078 90 7.9 4:29 (274, 73) Oct. 7 7 3.66 25 56.3 0.393 1.067 88 7.7 4:35 (289, 69) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は9.4等(9月28日、Marek Biely)。今後は急激に減光する。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 10 10.76 19 49.3 0.916 0.651 39 8.8 4:29 (260, 22) Oct. 7 11 6.06 11 54.0 0.978 0.523 30 8.3 4:35 (264, 13) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.9等(9月24日、Juan Jose Gonzalez)。次第に暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 1 38.14 -31 7.9 1.903 2.762 141 9.8 1:07 ( 0, 24) Oct. 7 1 17.69 -34 49.3 1.972 2.807 139 10.0 0:19 ( 0, 20) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は12.9等(9月14日、Thomas Lehmann)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 9 59.95 -32 14.4 2.940 2.339 44 11.0 4:29 (305, -7) Oct. 7 10 17.41 -33 21.5 2.860 2.266 44 10.8 4:35 (308, -5) レモン彗星 (C/2023 H2) 急激に増光した。11月に地球に0.2天文単位まで接近して、7.5等まで明るくなると期待されている。現在は11.9等(9月24日、門田健一氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、1月には観測できなくなる。だが、10月には再び観測できるようになる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 11 59.82 44 53.8 1.400 1.036 47 11.9 4:29 (225, 15) Oct. 7 12 8.01 45 46.0 1.205 0.980 51 11.3 4:35 (227, 19) レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は11.5等(9月9日、Chris Wyatt)。次第に暗くなっていく。まもなく観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 14 52.92 -13 32.5 2.370 1.706 38 11.7 19:10 ( 69, 6) Oct. 7 14 54.56 -12 50.2 2.520 1.755 32 12.0 19:00 ( 72, 3) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は12.4等(9月24日、門田健一氏)。急激に減光中。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 22 23.16 -19 50.0 0.836 1.744 143 12.0 21:48 ( 0, 35) Oct. 7 22 28.73 -22 15.6 0.966 1.824 136 12.7 21:26 ( 0, 33) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11.6等(9月24日、宮崎修氏)。しばらく13等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 6 50.36 -8 15.9 3.770 3.779 82 12.0 4:29 (324, 40) Oct. 7 6 49.42 -8 17.4 3.727 3.842 88 12.1 4:35 (334, 43) アトラス彗星 (C/2023 S2) 現在は12.7等(10月1日、Taras Prystavski)。今後は急激に減光する。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 58.22 -5 54.2 1.334 1.097 53 13.0 19:10 ( 64, 23) Oct. 7 16 25.95 -5 52.3 1.294 1.076 54 12.9 19:00 ( 62, 25) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 10 42.53 -20 53.1 4.812 3.983 30 13.1 4:29 (290, -8) Oct. 7 10 44.06 -22 17.0 4.792 4.009 34 13.1 4:35 (295, -3) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 昨年の冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.8等(9月18日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 23 2.33 2 43.1 2.264 3.223 159 13.3 22:26 ( 0, 58) Oct. 7 22 54.02 -0 8.5 2.378 3.288 150 13.6 21:51 ( 0, 55) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は11.9等(9月11日、吉本勝己氏)。今後は急激に増光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 17 19.78 47 3.0 3.111 3.118 81 13.3 19:10 (125, 60) Oct. 7 17 22.35 45 48.4 3.066 3.039 79 13.4 19:00 (122, 58) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は13.4等(9月17日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。1月には18等以下になる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 23 38.31 -26 54.3 2.200 3.100 148 13.7 23:03 ( 0, 28) Oct. 7 23 35.31 -26 23.8 2.271 3.134 143 13.8 22:32 ( 0, 29) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 10 47.28 -36 54.4 7.153 6.429 40 13.7 4:29 (303,-18) Oct. 7 10 52.48 -37 46.3 7.184 6.474 41 13.7 4:35 (307,-13) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は13.9等(9月17日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 0 26.78 6 16.8 2.447 3.447 176 13.8 23:49 ( 0, 61) Oct. 7 0 8.61 5 44.0 2.481 3.470 170 13.9 23:04 ( 0, 61) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.4等(9月16日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗かった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 11 49.09 -75 27.2 3.529 3.377 73 13.8 4:29 (342,-37) Oct. 7 11 53.93 -76 0.6 3.593 3.406 71 13.9 4:35 (343,-35) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.7等(9月18日、野原秀憲氏)。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 8 28.91 21 37.6 6.546 6.140 62 14.0 4:29 (272, 43) Oct. 7 8 32.40 21 23.7 6.445 6.142 68 14.0 4:35 (277, 49) アイラス彗星 (126P) 現在は13.4等(9月15日、吉見政義氏)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 2 10.89 63 32.3 1.292 1.950 115 14.1 1:40 (180, 61) Oct. 7 1 49.44 66 34.4 1.313 1.986 117 14.3 0:52 (180, 58) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。次第に高くなる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 9 37.57 4 12.8 5.479 4.780 41 14.4 4:29 (279, 19) Oct. 7 9 39.55 4 23.8 5.351 4.742 48 14.3 4:35 (284, 26) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は14.0等(9月22日、S. Shurpakov)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 44.60 17 4.8 6.279 5.739 53 14.5 19:10 ( 88, 34) Oct. 7 15 49.73 16 44.6 6.368 5.775 49 14.6 19:00 ( 89, 31) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.9等(9月18日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。南半球ではまもなく、日本では11月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 7.69 -0 32.3 3.867 3.183 41 14.7 19:10 ( 77, 16) Oct. 7 15 8.39 -1 57.5 3.911 3.146 35 14.7 19:00 ( 79, 12) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 10 54.71 -29 18.1 6.437 5.635 34 15.1 4:29 (296,-15) Oct. 7 11 1.58 -29 48.5 6.398 5.611 35 15.0 4:35 (299,-11) リニア彗星 (237P) 夏に11.8等まで明るくなった(6月17日、Osamu Miyazaki)。現在は15.4等(9月21日、S. Shurpakov)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 19 48.21 -2 21.9 1.699 2.262 111 15.2 19:14 ( 0, 53) Oct. 7 19 55.43 -2 41.9 1.794 2.287 106 15.5 19:00 ( 3, 52) 小惑星ファエトン (3200) ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。1月には18等以下になる。日本ではまもなく、南半球では11月には観測できなくなる。だが、11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 10 14.90 8 36.3 1.181 0.657 33 15.8 4:29 (270, 15) Oct. 7 11 8.64 1 49.1 1.126 0.491 25 15.2 4:35 (272, 7) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 12 39.46 -49 22.4 3.288 2.706 47 15.2 19:10 ( 50,-36) Oct. 7 12 59.51 -49 24.2 3.385 2.759 44 15.4 19:00 ( 50,-35) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19等以下で写らない(8月12日、Martin Masek)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 17 59.17 -25 44.6 1.856 2.008 83 15.4 19:10 ( 26, 24) Oct. 7 18 12.79 -25 5.8 1.918 1.999 79 15.4 19:00 ( 27, 25) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.6等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 18 22.40 -34 2.9 2.786 2.935 88 15.4 19:10 ( 18, 18) Oct. 7 18 30.77 -34 17.1 2.884 2.942 83 15.5 19:00 ( 20, 18) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は15.2等(8月23日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 14 13.67 -19 32.7 2.837 2.057 31 15.4 19:10 ( 70, -5) Oct. 7 14 18.08 -18 8.3 2.927 2.069 25 15.6 19:00 ( 73, -7) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14.8等(9月15日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 6 34.76 -48 12.7 3.619 3.690 86 15.5 4:29 (345, 4) Oct. 7 6 29.95 -50 39.6 3.648 3.764 88 15.6 4:35 (351, 4) 紫金山第１彗星 (62P) 冬に7等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は17.1等(9月24日、ATLAS-HKO, Haleakala)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 6 0.74 21 33.3 1.163 1.613 96 16.1 4:29 (312, 71) Oct. 7 6 22.07 21 49.1 1.075 1.567 98 15.5 4:35 (319, 73) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(9月10日、A. Ivanov et al.)。ゆっくりと明るくなっていく。日本ではまもなく、南半球では12月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 14 14.04 -1 49.7 6.110 5.244 27 15.6 19:10 ( 84, 5) Oct. 7 14 16.96 -2 19.6 6.084 5.173 22 15.6 19:00 ( 86, 2) P/2023 KF3彗星 (P/2023 KF3) 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は15.7等(9月24日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 22 5.50 -4 8.9 1.358 2.253 145 15.8 21:30 ( 0, 51) Oct. 7 22 5.03 -4 15.3 1.386 2.233 138 15.7 21:02 ( 0, 51) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14.5等まで明るくなると期待されている。現在は16.4等(9月15日、吉見政義氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 3 32.42 15 1.9 1.897 2.670 131 16.0 3:00 ( 0, 70) Oct. 7 3 32.04 15 16.9 1.800 2.634 138 15.8 2:32 ( 0, 70) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.8等(9月16日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 0 25.38 -7 57.9 2.688 3.678 169 15.9 23:49 ( 0, 47) Oct. 7 0 20.77 -8 15.5 2.719 3.693 164 16.0 23:17 ( 0, 47) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は16.6等(9月26日、Catalina Sky Survey)。しばらく16等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 3 21.66 -7 40.7 3.249 4.013 134 16.1 2:50 ( 0, 47) Oct. 7 3 16.61 -9 59.6 3.147 3.966 140 16.0 2:17 ( 0, 45) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は16.7等(9月5日、Thomas Lehmann)。急激に減光中。11月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 18 50.45 -25 12.8 1.611 1.971 95 16.0 19:10 ( 14, 28) Oct. 7 18 52.81 -28 9.6 1.801 2.037 88 16.4 19:00 ( 17, 25) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は16.1等(9月13日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 1 6.23 -5 20.5 1.652 2.637 166 16.2 0:35 ( 0, 50) Oct. 7 0 59.17 -5 42.9 1.687 2.675 168 16.3 0:00 ( 0, 49) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.8等(9月11日、Taras Prystavski)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 3 30.24 -64 21.1 16.893 17.177 104 16.2 2:57 ( 0, -9) Oct. 7 3 28.36 -64 43.4 16.881 17.153 104 16.2 2:28 ( 0,-10) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.5等(4月10日、Michael Jager)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 9 29.97 -34 2.8 4.249 3.703 51 16.3 4:29 (310, -3) Oct. 7 9 33.46 -36 22.4 4.196 3.704 54 16.3 4:35 (316, 0) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.2等(9月13日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 17 42.27 -21 43.9 2.948 2.938 79 16.4 19:10 ( 32, 26) Oct. 7 17 50.59 -21 53.1 3.081 2.977 74 16.6 19:00 ( 34, 25) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 秋から冬にかけて、15等まで明るくなると期待されている。現在は17.4等(9月16日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 2 24.17 -58 56.6 1.316 1.952 114 16.7 1:52 ( 0, -4) Oct. 7 2 7.23 -58 16.5 1.283 1.927 114 16.5 1:08 ( 0, -3) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.6等(9月18日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 21 6.91 -11 58.4 3.863 4.562 129 16.6 20:32 ( 0, 43) Oct. 7 21 6.41 -12 0.7 3.965 4.576 122 16.6 20:04 ( 0, 43) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は16.7等(9月15日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 5 33.82 -74 33.9 10.252 10.316 90 16.8 4:29 (358,-20) Oct. 7 5 26.22 -75 13.6 10.265 10.315 90 16.8 4:24 ( 0,-20) リニア彗星 (219P) 現在は17.0等(9月16日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 18 11.54 -12 11.8 2.371 2.520 86 16.8 19:10 ( 29, 38) Oct. 7 18 19.90 -12 22.3 2.440 2.505 81 16.8 19:00 ( 32, 37) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.3等(9月22日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 42.42 -39 57.6 3.000 2.621 58 16.8 19:10 ( 42, -3) Oct. 7 15 57.23 -40 25.5 3.084 2.640 54 17.0 19:00 ( 42, -4) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.2等(9月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 5 1.56 39 37.6 6.353 6.718 107 16.9 4:29 (181, 85) Oct. 7 5 2.27 39 59.3 6.252 6.714 113 16.9 4:03 (180, 85) 串田彗星 (144P) 1月から2月にかけて、8.5等まで明るくなると期待されている。現在は19.1等(9月26日、P. Carson)。急激に増光中。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 2 57.88 21 14.5 1.041 1.907 137 17.4 2:26 ( 0, 76) Oct. 7 3 0.76 21 22.6 0.955 1.859 144 16.9 2:01 ( 0, 76) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.1等(9月26日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 2 31.59 -2 39.5 4.441 5.312 147 16.9 2:00 ( 0, 52) Oct. 7 2 24.67 -2 39.8 4.439 5.360 154 16.9 1:25 ( 0, 52) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は16.6等(9月26日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 4 59.23 -11 9.9 7.069 7.471 109 17.0 4:27 ( 0, 44) Oct. 7 4 59.21 -11 28.7 6.954 7.439 115 16.9 3:59 ( 0, 44) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗かった。現在は18.5等(9月25日、W. Hasubick)。急激に減光中。まもなく18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 9 38.28 3 41.1 2.027 1.441 41 17.0 4:29 (279, 19) Oct. 7 9 53.54 1 55.0 2.053 1.507 44 17.5 4:35 (284, 22) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は17.7等(9月14日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本ではまもなく、南半球では11月には観測できなくなる。だが、南半球では12月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 16 23.20 -39 34.7 6.693 6.347 65 17.2 19:10 ( 36, 2) Oct. 7 16 23.31 -39 32.3 6.771 6.318 59 17.2 19:00 ( 39, 0) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は17.4等(9月7日、Thomas Lehmann)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 26.37 29 32.5 5.178 4.664 54 17.3 19:10 (103, 36) Oct. 7 15 29.29 29 19.9 5.264 4.712 51 17.4 19:00 (105, 33) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.2等(9月24日、D. Husar, K. Meo, J. Jahn)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 1 20.11 58 23.9 3.831 4.457 122 17.4 0:50 (180, 66) Oct. 7 0 58.62 58 27.5 3.767 4.438 126 17.4 23:54 (180, 66) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は17.6等(9月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 5 8.59 39 7.8 5.006 5.368 105 17.4 4:29 (199, 86) Oct. 7 5 9.75 39 4.3 4.885 5.345 112 17.4 4:10 (180, 86) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.0等(9月26日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 3 59.18 7 16.5 2.360 3.058 125 17.4 3:27 ( 0, 62) Oct. 7 3 58.75 6 48.7 2.302 3.069 132 17.4 2:59 ( 0, 62) ヒル彗星 (465P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.8等(9月23日、A. Diepvens)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 4 8.86 16 31.2 1.959 2.639 122 17.5 3:37 ( 0, 72) Oct. 7 4 9.25 15 13.2 1.915 2.667 129 17.6 3:10 ( 0, 70) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.5等(9月7日、P.-J. Dekelver)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 15 43.79 22 49.1 3.413 2.955 55 17.8 19:10 ( 94, 37) Oct. 7 15 55.93 20 59.3 3.464 2.970 52 17.9 19:00 ( 92, 35) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在は17.9等(8月24日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 3 4.50 3 47.1 3.933 4.742 139 17.9 2:32 ( 0, 59) Oct. 7 3 1.50 3 30.8 3.885 4.753 146 17.9 2:02 ( 0, 59) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。現在は19.8等(9月27日、J. Nicolas, F. Kugel)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.30 4 27.78 -18 2.4 3.102 3.659 116 19.4 3:55 ( 0, 37) Oct. 7 4 26.36 -18 44.7 2.969 3.591 121 19.1 3:26 ( 0, 36)