今週の明るい彗星 (2023年9月23日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

西村彗星 (C/2023 P1) 9月半ばに太陽に0.23天文単位まで接近し、2.5等まで明るくなった(9月18日、Juan Jose Gonzalez)。現在は4.5等(9月23日、Willian Souza)。今後は急激に減光する。現在は観測できない。南半球では10月に、日本では11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 12 51.79 -4 20.2 1.132 0.294 14 3.9 19:20 ( 91,-10) Sept.30 12 56.79 -13 28.1 1.373 0.466 13 6.4 19:10 ( 85,-18) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなると期待されている。現在は9.3等(9月24日、Marco Goiato)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 5 38.01 37 20.7 0.384 1.098 93 8.2 4:23 (255, 76) Sept.30 6 25.04 32 0.6 0.384 1.078 90 7.9 4:29 (274, 73) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は9.5等(9月24日、Carlos Labordena)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、10月には観測できなくなる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 11.18 26 25.5 0.901 0.778 47 9.3 4:23 (257, 30) Sept.30 10 10.76 19 49.3 0.916 0.651 39 8.8 4:29 (260, 22) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.8等(9月16日、Marco Goiato)。次第に暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 1 57.42 -26 48.5 1.864 2.717 140 9.7 1:54 ( 0, 28) Sept.30 1 38.14 -31 7.9 1.903 2.762 141 9.8 1:07 ( 0, 24) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は12.9等(9月14日、Thomas Lehmann)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 43.13 -31 8.5 3.020 2.413 44 11.2 4:23 (302, -9) Sept.30 9 59.95 -32 14.4 2.940 2.339 44 11.0 4:29 (305, -7) レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は11.5等(9月9日、Chris Wyatt)。次第に暗くなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 14 51.78 -14 23.3 2.203 1.661 45 11.4 19:20 ( 66, 8) Sept.30 14 52.92 -13 32.5 2.370 1.706 38 11.7 19:10 ( 69, 6) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11.6等(9月24日、宮崎修氏)。しばらく13等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 6 50.43 -8 14.2 3.810 3.715 77 12.0 4:23 (315, 35) Sept.30 6 50.36 -8 15.9 3.770 3.779 82 12.0 4:29 (324, 40) レモン彗星 (C/2023 H2) 急激に増光した。11月に地球に0.2天文単位まで接近して、7.5等まで明るくなると期待されている。現在は11.9等(9月24日、門田健一氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 11 53.71 44 14.5 1.576 1.102 44 12.9 4:23 (223, 11) Sept.30 11 59.82 44 53.8 1.400 1.036 47 12.4 4:29 (225, 15) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は11.3等(9月18日、Chris Wyatt)。急激に減光中。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 22 17.86 -16 13.8 0.715 1.664 150 12.6 22:11 ( 0, 39) Sept.30 22 23.16 -19 50.0 0.836 1.744 143 13.4 21:48 ( 0, 35) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 10 40.74 -19 32.6 4.822 3.957 27 13.1 4:23 (285,-14) Sept.30 10 42.53 -20 53.1 4.812 3.983 30 13.1 4:29 (290, -8) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 昨年の冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.8等(9月18日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 23 11.98 5 50.6 2.173 3.159 167 13.1 23:03 ( 0, 61) Sept.30 23 2.33 2 43.1 2.264 3.223 159 13.3 22:26 ( 0, 58) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は11.9等(9月11日、吉本勝己氏)。今後は急激に増光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 17 18.62 48 18.9 3.154 3.197 83 13.2 19:20 (129, 63) Sept.30 17 19.78 47 3.0 3.111 3.118 81 13.3 19:10 (125, 60) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 10 41.92 -36 4.7 7.116 6.384 40 13.6 4:23 (300,-22) Sept.30 10 47.28 -36 54.4 7.153 6.429 40 13.7 4:29 (303,-18) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.4等(9月16日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗かった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 11 43.84 -75 5.3 3.460 3.350 75 13.7 4:23 (342,-38) Sept.30 11 49.09 -75 27.2 3.529 3.377 73 13.8 4:29 (342,-37) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.1等(9月11日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 0 45.26 6 46.5 2.442 3.425 166 13.8 0:42 ( 0, 62) Sept.30 0 26.78 6 16.8 2.447 3.447 176 13.8 23:49 ( 0, 61) アイラス彗星 (126P) 現在は14.1等(9月8日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 2 26.28 59 50.7 1.281 1.915 113 14.0 2:23 (180, 65) Sept.30 2 10.89 63 32.3 1.292 1.950 115 14.1 1:40 (180, 61) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は15.0等(9月5日、W. Hasubick)。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 8 25.05 21 52.5 6.641 6.138 56 14.0 4:23 (268, 37) Sept.30 8 28.91 21 37.6 6.546 6.140 62 14.0 4:29 (272, 43) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.0等(9月18日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。1月には18等以下になる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 23 41.85 -27 15.6 2.139 3.066 152 14.2 23:34 ( 0, 28) Sept.30 23 38.31 -26 54.3 2.200 3.100 148 14.4 23:03 ( 0, 28) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 35.29 4 3.2 5.596 4.817 35 14.5 4:23 (274, 13) Sept.30 9 37.57 4 12.8 5.479 4.780 41 14.4 4:29 (279, 19) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は14.1等(9月5日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、12月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 15 39.72 17 26.8 6.183 5.702 57 14.4 19:20 ( 86, 37) Sept.30 15 44.60 17 4.8 6.279 5.739 53 14.5 19:10 ( 88, 34) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.8等(8月18日、門田健一氏)。しばらく14等を保つ。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 15 7.52 0 55.6 3.814 3.221 47 14.7 19:20 ( 76, 21) Sept.30 15 7.69 -0 32.3 3.867 3.183 41 14.7 19:10 ( 77, 16) リニア彗星 (237P) 現在は13.9等(9月5日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 19 41.90 -1 57.8 1.608 2.238 116 14.9 19:35 ( 0, 53) Sept.30 19 48.21 -2 21.9 1.699 2.262 111 15.2 19:14 ( 0, 53) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 10 47.76 -28 49.9 6.469 5.659 33 15.1 4:23 (292,-20) Sept.30 10 54.71 -29 18.1 6.437 5.635 34 15.1 4:29 (296,-15) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 12 18.34 -49 17.0 3.191 2.655 49 15.1 19:20 ( 50,-36) Sept.30 12 39.46 -49 22.4 3.288 2.706 47 15.2 19:10 ( 50,-36) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は15.2等(8月23日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 14 9.40 -21 6.7 2.734 2.048 38 15.2 19:20 ( 67, -4) Sept.30 14 13.67 -19 32.7 2.837 2.057 31 15.4 19:10 ( 70, -5) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.6等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 18 14.88 -33 45.1 2.688 2.929 93 15.3 19:20 ( 16, 19) Sept.30 18 22.40 -34 2.9 2.786 2.935 88 15.4 19:10 ( 18, 18) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14.8等(8月27日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、10月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 6 37.91 -45 43.2 3.595 3.616 83 15.4 4:23 (338, 4) Sept.30 6 34.76 -48 12.7 3.619 3.690 86 15.5 4:29 (345, 4) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19等以下で写らない(8月12日、Martin Masek)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、1月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 17 46.23 -26 21.6 1.794 2.017 87 15.4 19:20 ( 25, 24) Sept.30 17 59.17 -25 44.6 1.856 2.008 83 15.4 19:10 ( 26, 24) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は15.4等(9月1日、門田健一氏)。急激に減光中。11月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 18 49.77 -21 26.2 1.424 1.907 102 15.6 19:20 ( 10, 33) Sept.30 18 50.45 -25 12.8 1.611 1.971 95 16.0 19:10 ( 14, 28) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(9月10日、A. Ivanov et al.)。ゆっくりと明るくなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 14 11.40 -1 19.9 6.124 5.316 33 15.7 19:20 ( 82, 8) Sept.30 14 14.04 -1 49.7 6.110 5.244 27 15.6 19:10 ( 84, 5) P/2023 KF3彗星 (P/2023 KF3) 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は15.9等(9月9日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 22 7.25 -3 58.8 1.339 2.276 152 15.8 21:59 ( 0, 51) Sept.30 22 5.50 -4 8.9 1.358 2.253 145 15.8 21:30 ( 0, 51) 小惑星ファエトン (3200) ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。1月には18等以下になる。10月には観測できなくなる。だが、11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 29.84 13 57.2 1.272 0.802 39 16.3 4:23 (267, 20) Sept.30 10 14.90 8 36.3 1.181 0.657 33 15.8 4:29 (270, 15) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.6等(9月9日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 0 30.04 -7 36.6 2.672 3.662 169 15.9 0:26 ( 0, 48) Sept.30 0 25.38 -7 57.9 2.688 3.678 169 15.9 23:49 ( 0, 47) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は15.5等(9月5日、吉見政義氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 1 13.18 -4 53.1 1.631 2.599 160 16.0 1:09 ( 0, 50) Sept.30 1 6.23 -5 20.5 1.652 2.637 166 16.2 0:35 ( 0, 50) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14.5等まで明るくなると期待されている。現在は17.0等(9月10日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 3 31.57 14 45.2 2.001 2.706 125 16.2 3:27 ( 0, 70) Sept.30 3 32.42 15 1.9 1.897 2.670 131 16.0 3:00 ( 0, 70) 紫金山第１彗星 (62P) 冬に7等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は18.9等(9月11日、W. Hasubick)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 5 40.44 21 11.0 1.256 1.661 93 16.6 4:23 (306, 69) Sept.30 6 0.74 21 33.3 1.163 1.613 96 16.1 4:29 (312, 71) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は16.8等(9月8日、A. Diepvens)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 3 25.65 -5 28.6 3.367 4.061 127 16.2 3:21 ( 0, 50) Sept.30 3 21.66 -7 40.7 3.249 4.013 134 16.1 2:50 ( 0, 47) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.7等(8月19日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 3 31.75 -63 56.9 16.909 17.202 105 16.2 3:26 ( 0, -9) Sept.30 3 30.24 -64 21.1 16.893 17.177 104 16.2 2:57 ( 0, -9) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.1等(8月23日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 17 34.37 -21 32.7 2.814 2.898 84 16.2 19:20 ( 30, 27) Sept.30 17 42.27 -21 43.9 2.948 2.938 79 16.4 19:10 ( 32, 26) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.5等(4月10日、Michael Jager)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 26.13 -31 50.2 4.298 3.704 48 16.4 4:23 (305, -7) Sept.30 9 29.97 -34 2.8 4.249 3.703 51 16.3 4:29 (310, -3) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.4等(9月6日、A. Diepvens)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 21 8.09 -11 53.7 3.770 4.549 136 16.5 21:00 ( 0, 43) Sept.30 21 6.91 -11 58.4 3.863 4.562 129 16.6 20:32 ( 0, 43) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗かった。現在は16.1等(9月1日、門田健一氏)。急激に減光中。10月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 9 21.80 5 30.6 1.996 1.375 39 16.5 4:23 (275, 17) Sept.30 9 38.28 3 41.1 2.027 1.441 41 17.0 4:29 (279, 19) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 秋から冬にかけて、15等まで明るくなると期待されている。現在は18.7等(9月4日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 2 38.53 -59 3.7 1.354 1.979 113 17.0 2:34 ( 0, -4) Sept.30 2 24.17 -58 56.6 1.316 1.952 114 16.7 1:52 ( 0, -4) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.1等(9月8日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 15 28.02 -39 27.0 2.915 2.602 62 16.7 19:20 ( 42, -3) Sept.30 15 42.42 -39 57.6 3.000 2.621 58 16.8 19:10 ( 42, -3) リニア彗星 (219P) 現在は16.9等(8月24日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 18 4.05 -11 59.1 2.302 2.536 91 16.7 19:20 ( 27, 39) Sept.30 18 11.54 -12 11.8 2.371 2.520 86 16.8 19:10 ( 29, 38) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.0等(8月26日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 5 39.68 -73 52.2 10.242 10.317 91 16.8 4:23 (355,-19) Sept.30 5 33.82 -74 33.9 10.252 10.316 90 16.8 4:29 (358,-20) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は16.6等(9月9日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 5 0.27 39 15.0 6.459 6.722 100 16.9 4:23 (234, 82) Sept.30 5 1.56 39 37.6 6.353 6.718 107 16.9 4:29 (181, 85) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.3等(9月7日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 2 38.10 -2 38.1 4.458 5.265 139 16.9 2:34 ( 0, 52) Sept.30 2 31.59 -2 39.5 4.441 5.312 147 16.9 2:00 ( 0, 52) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は16.7等(8月28日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 4 58.80 -10 50.8 7.188 7.503 104 17.0 4:23 (350, 44) Sept.30 4 59.23 -11 9.9 7.069 7.471 109 17.0 4:27 ( 0, 44) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は17.7等(9月10日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では10月には、南半球では11月には観測できなくなる。だが、南半球では12月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 16 23.64 -39 39.4 6.609 6.376 72 17.1 19:20 ( 34, 4) Sept.30 16 23.20 -39 34.7 6.693 6.347 65 17.2 19:10 ( 36, 2) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は17.4等(9月7日、Thomas Lehmann)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、11月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 15 23.87 29 49.0 5.083 4.616 57 17.2 19:20 (102, 39) Sept.30 15 26.37 29 32.5 5.178 4.664 54 17.3 19:10 (103, 36) 串田彗星 (144P) 1月から2月にかけて、8.5等まで明るくなると期待されている。現在は19.8等(9月8日、F. Kugel, J. Nicolas)。急激に増光中。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 2 53.80 20 58.5 1.135 1.955 132 17.9 2:49 ( 0, 76) Sept.30 2 57.88 21 14.5 1.041 1.907 137 17.4 2:26 ( 0, 76) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.5等(9月9日、F. Kugel, J. Nicolas)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 1 40.13 57 58.1 3.912 4.476 118 17.5 1:37 (180, 67) Sept.30 1 20.11 58 23.9 3.831 4.457 122 17.4 0:50 (180, 66) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は18.0等(9月9日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 5 6.71 39 9.6 5.131 5.391 99 17.5 4:23 (239, 81) Sept.30 5 8.59 39 7.8 5.006 5.368 105 17.4 4:29 (199, 86) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.3等(8月28日、Taras Prystavski)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 3 58.52 7 42.3 2.425 3.047 119 17.5 3:54 ( 0, 63) Sept.30 3 59.18 7 16.5 2.360 3.058 125 17.4 3:27 ( 0, 62) ヒル彗星 (465P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(8月3日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 4 7.13 17 42.8 2.009 2.612 116 17.5 4:02 ( 0, 73) Sept.30 4 8.86 16 31.2 1.959 2.639 122 17.5 3:37 ( 0, 72) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.5等(9月7日、P.-J. Dekelver)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 15 31.75 24 42.7 3.363 2.942 57 17.8 19:20 ( 95, 39) Sept.30 15 43.79 22 49.1 3.413 2.955 55 17.8 19:10 ( 94, 37) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在は17.9等(8月24日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 3 6.89 4 2.9 3.993 4.730 132 17.9 3:02 ( 0, 59) Sept.30 3 4.50 3 47.1 3.933 4.742 139 17.9 2:32 ( 0, 59) クリステンセン彗星 (287P) 現在は17.7等(9月5日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 22 47.95 -18 33.0 2.122 3.061 154 17.9 22:40 ( 0, 37) Sept.30 22 45.12 -19 9.2 2.173 3.066 147 18.0 22:10 ( 0, 36) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。現在は20.5等(9月10日、Alan Hale)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.23 4 28.15 -17 20.7 3.241 3.727 111 19.6 4:23 ( 0, 38) Sept.30 4 27.78 -18 2.4 3.102 3.659 116 19.4 3:55 ( 0, 37)