今週の明るい彗星 (2023年4月1日：北半球版)

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パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は8.9等と、かなり明るい(3月15日、Chris Wyatt)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、8等で観測できる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 3 43.71 -39 19.7 2.519 2.211 60 8.6 19:46 ( 47, -8) Apr. 8 3 58.95 -35 37.1 2.608 2.261 58 8.7 19:53 ( 53, -9) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は10.7等(3月28日、宮崎修氏)。秋まで長期に渡って10等の明るさを保つ。日本からは、4月初めにはいったん観測できなくなるが、夏には再び条件良く観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 2 10.45 32 13.8 3.012 2.270 35 10.0 19:46 (119, 16) Apr. 8 2 16.06 30 39.1 3.078 2.256 29 10.0 19:53 (121, 10) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に10.9等まで暗くなった(3月28日、宮崎修氏)。日本からは、4月半ばまで観測できる。南半球では、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 4 52.40 -7 39.4 1.822 1.654 64 10.5 19:46 ( 60, 25) Apr. 8 4 57.10 -8 40.6 2.000 1.730 59 10.9 19:53 ( 65, 18) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 急激に増光した。現在は11.0等と、かなり明るい(3月31日、宮崎修氏)。今後は次第に減光していく。日本からは、長期に渡って観測できるが、春までは低い。南半球では、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 23 48.95 43 53.3 2.447 1.818 41 10.6 4:22 (227, 15) Apr. 8 0 1.03 42 41.0 2.523 1.847 38 10.8 4:11 (228, 15) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.1等(3月30日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されている。だが、最近は予想より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2024年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 8.92 -44 23.8 3.158 3.096 77 10.9 4:22 (328, 0) Apr. 8 20 16.90 -46 48.5 3.047 3.088 82 10.8 4:11 (330, -2) パンスターズ彗星 (364P) 現在は13.9等(3月30日、Chris Wyatt)。急激に増光して、4月に11.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、4月半ばから6月半ばまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 17 9.31 32 6.2 0.143 1.049 106 12.8 4:22 (327, 87) Apr. 8 19 41.92 24 10.0 0.121 0.985 78 11.7 4:11 (279, 57) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は11.4等(3月31日、宮崎修氏)。夏まで12等の明るさを保つ。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 11 50.78 -1 38.7 2.642 3.624 167 11.8 23:11 ( 0, 53) Apr. 8 11 36.08 -1 55.8 2.681 3.625 157 11.8 22:29 ( 0, 53) リニア彗星 (237P) 現在は14.1等(3月30日、Chris Wyatt)。急激に増光して、春から夏にかけて、11等で非常に条件良く観測できると期待されている。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 50.90 -20 59.0 1.774 2.018 88 12.1 4:22 (330, 28) Apr. 8 19 3.20 -19 47.8 1.695 2.009 92 11.9 4:11 (330, 29) アトラス彗星 (C/2019 L3) 昨年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。だが、まだ12.2等と明るい(3月30日、Chris Wyatt)。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 3.44 -33 42.0 4.688 5.285 121 12.3 20:26 ( 0, 21) Apr. 8 9 2.23 -33 12.6 4.781 5.328 118 12.4 19:57 ( 0, 22) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は12.6等(3月21日、宮崎修氏)。春にかけて12等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 17 39.85 -18 55.5 1.373 1.901 105 12.4 4:22 (348, 35) Apr. 8 17 45.63 -18 48.4 1.338 1.936 110 12.4 4:11 (351, 36) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は13.2等と明るい(3月31日、宮崎修氏)。春まで13等を保つ。今後はしばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 15 43.76 12 57.0 4.176 4.891 131 13.0 3:09 ( 0, 68) Apr. 8 15 42.33 14 15.8 4.154 4.919 135 13.0 2:40 ( 0, 69) レモン彗星 (C/2021 T4) 2月に14.5等まで明るくなった(2月16日、門田健一氏)。7月に8等まで明るくなると期待されている。現在は観測できない。南半球では、4月半ばに13等で明け方の空に現れて、最盛期は非常に条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。最盛期はかなり低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 0 30.88 -10 57.4 3.163 2.216 15 13.5 4:22 (265,-25) Apr. 8 0 33.09 -10 49.6 3.069 2.150 19 13.3 4:11 (268,-22) クラーク彗星 (71P) 現在は13.2等(3月30日、Chris Wyatt)。今回帰は条件が悪い。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは、5月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 17.09 -17 31.9 2.334 1.715 41 13.3 4:22 (290, -2) Apr. 8 22 34.75 -16 10.4 2.320 1.740 43 13.4 4:11 (289, -1) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.6等(3月18日、Chris Wyatt)。当初の予報より、増光が鈍い。夏まで14等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2024年春まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 3 55.95 -20 4.4 2.485 2.064 54 13.7 19:46 ( 60, 6) Apr. 8 4 5.52 -20 56.9 2.503 2.051 52 13.7 19:53 ( 63, 1) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は13.8等(3月6日、門田健一氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 21.89 27 46.5 6.105 6.085 84 13.8 19:46 ( 83, 63) Apr. 8 6 24.58 27 36.5 6.218 6.088 77 13.9 19:53 ( 88, 57) スワン彗星 (C/2023 A2) 現在は13.2等(3月2日、Giuseppe Pappa)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 3.62 -47 48.5 1.708 1.524 62 14.0 4:22 (317,-17) Apr. 8 22 31.09 -52 13.8 1.699 1.610 67 14.2 4:11 (320,-21) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.4等(3月30日、Chris Wyatt)。急激に増光して、春に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。日本からは、冬には条件良く観測できたが、春にはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 14 25.94 -25 41.3 1.449 2.349 146 14.1 1:52 ( 0, 29) Apr. 8 14 19.55 -27 4.2 1.412 2.349 153 14.0 1:18 ( 0, 28) 小惑星2006 HY51 (394130) 4月2日に太陽に0.08天文単位まで接近して、13等まで明るくなるが、観測できない。日本からは、4月上旬に夕空に現れるが、18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 0 31.81 0 5.4 1.067 0.106 4 14.2 4:22 (257,-19) Apr. 8 1 39.05 21 9.6 0.900 0.290 16 17.9 19:53 (119, -2) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は14.6等(3月18日、Chris Wyatt)。2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 5 21.23 -29 53.6 4.356 4.216 75 14.4 19:46 ( 39, 12) Apr. 8 5 25.26 -28 59.2 4.344 4.148 72 14.4 19:53 ( 45, 9) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.9等(3月19日、吉見政義氏)。2023年いっぱい14等を保つ。まもなく観測できなくなる。その後は、南半球では5月まで、日本からは6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 2 33.89 -4 37.9 4.106 3.278 29 14.7 19:46 ( 85, 0) Apr. 8 2 34.50 -3 34.0 4.151 3.268 24 14.7 19:53 ( 91, -7) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は14.7等(3月27日、W. Pei)。春まで14.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 23.08 29 25.0 2.764 3.403 122 14.7 20:46 ( 0, 84) Apr. 8 9 25.44 29 25.5 2.853 3.413 116 14.8 20:21 ( 0, 84) ニオワイズ彗星 (C/2022 P1) 秋に9.7等まで明るくなった(10月23日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に12.9等まで暗くなった(3月14日、Thomas Lehmann)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 21.87 -43 59.9 1.884 2.224 96 14.8 4:22 (344, 9) Apr. 8 17 59.02 -44 50.6 1.786 2.282 106 15.0 4:11 (352, 9) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は13.9等(3月27日、W. Pei)。今後は減光していく。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 8 41.18 20 57.8 1.471 2.114 116 14.9 20:04 ( 0, 76) Apr. 8 8 48.45 20 58.6 1.566 2.142 111 15.1 19:53 ( 8, 76) アトラス彗星 (C/2022 U2) 急激に増光して、1月下旬に9.6等まで明るくなった(1月25日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に14.1等まで暗くなった(3月19日、門田健一氏)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 53.70 -1 49.6 1.349 1.730 93 15.1 19:46 ( 34, 48) Apr. 8 7 5.05 -3 56.0 1.479 1.793 90 15.7 19:53 ( 40, 43) カタリナ彗星 (300P) 現在は15.8等(3月24日、B. Lutkenhoner, E. Cortes, N. Paul)。4月に太陽に0.8天文単位まで接近して、15等まで明るくなる。南半球では、超低空で観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 22 45.99 -9 19.8 1.523 0.847 31 15.3 4:22 (279, -3) Apr. 8 23 21.39 -6 10.7 1.554 0.834 28 15.1 4:11 (274, -5) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は15.6等(3月29日、Thomas Lehmann)。2024年から2025年にかけて、13等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 8 43.75 -35 29.6 5.846 6.370 117 15.2 20:06 ( 0, 19) Apr. 8 8 43.93 -34 41.7 5.862 6.339 114 15.2 19:53 ( 3, 20) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.4等(3月5日、Giuseppe Pappa)。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 10.53 -10 1.6 5.173 5.841 127 15.3 20:33 ( 0, 45) Apr. 8 9 6.33 -8 49.0 5.219 5.798 120 15.3 20:01 ( 0, 46) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は減光中。すでに15.5等まで暗くなった(3月3日、門田健一氏)。夏まで15〜16等を保つ。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 2.25 11 32.3 3.250 3.534 98 15.4 4:22 (324, 62) Apr. 8 17 57.57 14 8.0 3.187 3.571 104 15.4 4:11 (332, 67) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は16.1等(3月26日、D. Buczynski)。2024年の春に11.5等まで明るくなると期待されている。しばらく明るくなっていく様子を条件良く観測できる。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 33.26 18 28.5 4.255 4.373 90 15.6 4:22 (301, 63) Apr. 8 18 29.98 19 11.4 4.103 4.322 95 15.4 4:11 (308, 67) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.8等(12月8日、ATLAS Chile)。南半球では明け方の空に現れてきた。日本からは5月下旬に観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 23 6.96 -13 9.7 4.144 3.303 28 15.4 4:22 (279, -9) Apr. 8 23 16.15 -12 17.0 4.109 3.316 33 15.4 4:11 (280, -7) アイラス彗星 (126P) 現在は16.1等(3月9日、B. Lutkenhoner, N. Paul, E. Cortes)。急激に増光して、夏に13.5等まで明るくなる。南半球では8月まで観測できる。日本からは、6月まで観測できないが、それ以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 23 14.77 -33 1.5 2.616 1.994 42 15.8 4:22 (296,-21) Apr. 8 23 29.58 -30 24.1 2.555 1.958 43 15.6 4:11 (294,-20) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は16.5等(3月18日、J.-C. Merlin)。春から秋にかけて、14〜15等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 18.80 -14 53.5 2.779 3.051 96 15.8 4:22 (335, 36) Apr. 8 18 23.93 -15 15.7 2.672 3.036 101 15.7 4:11 (339, 37) マックホルツ第１彗星 (96P) 1月31日に、太陽に0.1天文単位まで近づいた。2月初めには7.0〜7.5等と明るかった(2月5日、Michael Jager)。現在は急激に減光中。既に13.2等まで暗くなった(3月24日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 20.14 -8 26.0 1.573 1.479 65 15.7 4:22 (302, 25) Apr. 8 20 18.82 -8 48.6 1.564 1.591 72 16.1 4:11 (306, 28) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 近日点を通過した後も増光が続いた。現在は15.5等(3月15日、Thomas Lehmann)。今後は減光して、7月には18等以下になる。日本からは条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 7 40.30 25 35.6 2.418 2.799 101 15.8 19:46 ( 47, 77) Apr. 8 7 46.28 25 24.1 2.532 2.823 96 16.0 19:53 ( 63, 72) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は16.8等(3月28日、Thomas Lehmann)。夏に13等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 2 21.74 67 43.2 1.988 1.823 65 16.1 19:46 (153, 32) Apr. 8 2 16.87 66 17.4 2.023 1.764 60 16.0 19:53 (153, 28) アトラス彗星 (C/2023 E1) 現在は17.4等(3月25日、Catalina Sky Survey)。6月から8月にかけて、13等まで明るくなる。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、4月下旬から8月上旬までは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 41.60 31 32.8 0.835 1.746 144 16.5 0:08 ( 0, 86) Apr. 8 12 36.27 37 23.8 0.800 1.667 135 16.2 23:30 (180, 87) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は15.9等(3月14日、佐藤裕久氏)。2023年の初めから2024年の初めにかけて、長期に渡って16等で観測できる。日本からは、2023年の春までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 8 34.30 -7 29.8 3.454 4.035 119 16.3 19:56 ( 0, 47) Apr. 8 8 29.25 -7 46.3 3.531 4.011 111 16.3 19:53 ( 10, 47) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 2022年の初夏に9.3等まで明るくなった(6月5日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(3月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 41.19 -12 2.7 3.705 3.860 91 16.3 19:46 ( 32, 37) Apr. 8 6 41.93 -10 11.7 3.871 3.924 85 16.5 19:53 ( 42, 35) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年から2022年にかけて、15等で観測された。現在は減光中。現在は17.5等(3月28日、ATLAS South Africa)。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 13 43.14 -73 36.6 5.906 6.318 109 16.4 1:11 ( 0,-19) Apr. 8 13 20.34 -73 51.2 5.890 6.349 113 16.4 0:20 ( 0,-19) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は16.9等(3月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春に16.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 8 22.08 27 35.5 1.702 2.254 110 16.5 19:46 ( 1, 82) Apr. 8 8 27.95 27 0.9 1.769 2.247 105 16.5 19:53 ( 40, 80) パンスターズ彗星 (P/2023 B1) 現在は17.0等(3月14日、ATLAS Chile)。円に近い軌道を動いている。アウトバーストで一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 10 40.39 26 12.3 5.361 6.141 138 16.5 22:02 ( 0, 81) Apr. 8 10 38.36 26 10.9 5.433 6.141 131 16.6 21:33 ( 0, 81) アトラス彗星 (C/2023 B2) 現在は15.8等(3月25日、ATLAS Chile)。3月から4月にかけて、16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からも、次第に高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 11 57.53 -44 21.5 0.886 1.765 138 16.7 23:20 ( 0, 11) Apr. 8 12 3.98 -39 32.5 0.869 1.782 144 16.7 22:59 ( 0, 16) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は16.8等(3月19日、ATLAS South Africa)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 4 55.73 -70 39.0 10.412 10.385 85 16.8 19:46 ( 16,-22) Apr. 8 4 55.95 -70 3.3 10.400 10.381 86 16.8 19:53 ( 19,-24) ヴィルト第４彗星 (116P) 昨年の冬に、12.7等まで明るくなった(2022年2月27日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(3月17日、J.-C. Merlin)。南半球では、夏に18等以下になるまで、条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 19 37.53 -24 58.1 2.799 2.781 78 16.8 4:22 (322, 19) Apr. 8 19 44.96 -24 49.6 2.731 2.807 83 16.9 4:11 (324, 20) ギブス彗星 (263P) 現在は16.8等(3月15日、門田健一氏)。今後は減光して、5月初めには18等以下になる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 13 32.02 29 4.4 0.486 1.423 144 16.9 0:58 ( 0, 84) Apr. 8 13 28.29 27 30.6 0.525 1.463 145 17.1 0:26 ( 0, 82) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.6等(3月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。日本からは、春から夏にかけて、17等で条件良く観測できる。南半球では、夏に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 13 12.43 54 9.4 2.521 3.156 121 17.0 0:38 (180, 71) Apr. 8 13 9.61 55 9.8 2.533 3.130 117 17.0 0:08 (180, 70) レナード彗星 (C/2023 A1) 現在は15.8等(3月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光して、5月初めには18等以下になる。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 7 18.17 39 10.6 1.466 1.842 94 17.0 19:46 (111, 76) Apr. 8 7 15.19 33 26.8 1.588 1.853 88 17.2 19:53 ( 92, 69) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は16.7等(3月18日、ATLAS Chile)。夏まで17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 12 59.00 11 20.5 7.982 8.945 163 17.0 0:25 ( 0, 66) Apr. 8 12 54.33 11 52.7 7.999 8.952 161 17.1 23:48 ( 0, 67) ニート彗星 (180P) 現在は16.8等(3月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春から初夏にかけて、17等で観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 9.87 37 25.6 1.986 2.585 116 17.2 20:33 (180, 88) Apr. 8 9 12.21 36 48.5 2.050 2.574 110 17.2 20:08 (180, 88) カタリナ彗星 (P/2010 VH95) 現在は17.1等(4月3日、門田健一氏)。小惑星と思われていたが、彗星活動が捉えられた。今後は減光し、4月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 5 51.01 16 52.7 1.273 1.434 77 17.3 19:46 ( 71, 52) Apr. 8 6 15.29 16 37.9 1.326 1.458 76 17.5 19:53 ( 73, 50) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 現在は17.1等(3月13日、Catalina Sky Survey)。今後は減光しつつ低くなり、日本からは4月、南半球では5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 4 44.60 5 12.2 3.943 3.569 61 17.3 19:46 ( 73, 32) Apr. 8 4 52.08 5 42.8 4.032 3.577 56 17.4 19:53 ( 78, 27) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 現在は17.1等(3月13日、ATLAS Chile)。非常に大型の彗星。2031年に14等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 2 42.07 -57 34.8 18.199 17.826 66 17.3 19:46 ( 37,-27) Apr. 8 2 44.81 -57 26.9 18.160 17.801 67 17.3 19:53 ( 39,-31) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は17.3等(3月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく明るくなっていく様子を条件良く観測できる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 15 10.68 0 31.6 6.166 6.980 141 17.4 2:36 ( 0, 55) Apr. 8 15 6.83 0 55.8 6.043 6.917 148 17.3 2:05 ( 0, 56) アトラス彗星 (P/2022 L3) 秋に14.1等まで明るくなった(11月14日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(3月19日、門田健一氏)。日本からは、しばらく非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 4 5.85 36 43.3 3.163 2.755 57 17.4 19:46 (112, 39) Apr. 8 4 19.57 37 14.2 3.259 2.783 53 17.5 19:53 (114, 35) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光して、昨年の秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(2021年11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在はゆっくりと減光中。既に16.8等まで暗くなった(3月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 20.66 11 22.1 4.733 4.745 84 17.4 19:46 ( 57, 54) Apr. 8 6 24.49 11 31.6 4.859 4.766 78 17.5 19:53 ( 65, 48) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 昨年の冬に15.3等まで明るくなった(2022年1月12日、H. Nohara)。現在は減光中。既に17.2等まで暗くなった(3月15日、ATLAS-HKO, Haleakala)。5月には18等以下になる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 51.55 31 14.4 4.058 4.722 126 17.5 21:14 ( 0, 86) Apr. 8 9 50.62 31 19.9 4.163 4.742 119 17.5 20:46 ( 0, 86) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は17.3等(3月10日、Catalina Sky Survey)。ゆっくりと減光中。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 48.03 54 19.8 6.319 6.315 85 17.5 4:22 (216, 63) Apr. 8 18 50.80 55 35.8 6.336 6.350 86 17.5 4:11 (211, 64) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.1等(3月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 18 31.51 73 55.9 9.836 9.825 86 17.5 4:22 (190, 49) Apr. 8 18 28.49 74 53.8 9.867 9.843 85 17.5 4:11 (187, 49) リニア-ニート彗星 (204P) 急激に増光した。現在は16.9等(3月14日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。今後は減光して、4月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 54.09 21 50.3 1.372 2.170 131 17.6 21:17 ( 0, 77) Apr. 8 9 56.72 21 26.0 1.459 2.201 125 17.9 20:52 ( 0, 76) コワル第１彗星 (99P) 2022年の春に、15.9等まで明るくなった(5月5日、高橋俊幸氏)。現在は17.4等(3月18日、J.-C. Merlin)。2023年は、春に17.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 16 31.53 -24 30.5 4.302 4.888 120 17.7 3:57 ( 0, 30) Apr. 8 16 30.93 -24 35.8 4.218 4.895 127 17.6 3:29 ( 0, 30) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 現在は17.8等(2月27日、H. Nohara)。70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。日本からは、2024年の春まで、明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、近日点通過前は2023年春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 19 30.24 35 35.8 5.079 4.954 77 17.9 4:22 (258, 59) Apr. 8 19 32.83 37 3.1 4.958 4.890 80 17.8 4:11 (256, 62) シェパード-ジューイット彗星 (452P/2022 B5) 現在は19.3等(3月27日、A. Diepvens)。急激に減光中。彗星は細長く伸びて見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 10 6.22 16 20.5 3.394 4.180 136 17.9 21:28 ( 0, 71) Apr. 8 10 5.23 16 26.8 3.467 4.179 129 17.9 21:00 ( 0, 71) ピーターズ-ハートレー彗星 (80P) 現在は17.9等(3月21日、John Maikner)。今後は高く見えるようになるが、減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 8.09 -0 55.7 2.414 1.981 53 17.9 4:22 (287, 21) Apr. 8 21 19.43 1 25.5 2.393 2.020 56 18.0 4:11 (286, 24) クリステンセン彗星 (287P) 夏に16.5等まで明るくなる。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 36.95 -11 33.1 3.651 3.073 48 17.9 4:22 (291, 9) Apr. 8 21 46.59 -11 2.5 3.573 3.068 52 17.9 4:11 (292, 11) スコッティ彗星 (244P) 現在は18.4等(3月18日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は減光して、4月には18等以下になる。南半球ではやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 6 5.75 25 30.7 3.993 3.955 80 17.9 19:46 ( 82, 59) Apr. 8 6 11.29 25 25.6 4.098 3.958 74 17.9 19:53 ( 87, 53) ペトリュー彗星 (185P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、7月に11等まで明るくなる。今回帰はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 21 42.30 -2 41.1 2.222 1.668 44 18.4 4:22 (283, 14) Apr. 8 22 1.95 -0 49.1 2.121 1.602 46 17.9 4:11 (281, 14) ガン彗星 (65P) 現在は17.9等(3月10日、A. Diepvens)。2024年から2025年にかけて、15等まで明るくなる。2023年は、春に18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 9 27.94 26 17.6 3.675 4.321 124 17.9 20:50 ( 0, 81) Apr. 8 9 26.61 26 8.2 3.752 4.309 117 17.9 20:22 ( 0, 81) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 2023年に16等まで明るくなると予想されていた。だが実際は、18.7等とかなり暗い(3月25日、ATLAS Chile)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 19 44.70 -74 60.0 3.121 3.275 89 18.0 4:22 (349,-23) Apr. 8 20 6.03 -75 18.1 3.080 3.285 92 18.0 4:11 (349,-24) アトラス彗星 (C/2022 Q2) 2022年の秋に、17等で観測された。2023年の春も、17等で観測できると予想されていた。だが実際は、19.7等と極めて暗い(4月1日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 20 14.88 6 26.1 1.979 1.815 65 19.6 4:22 (290, 36) Apr. 8 20 4.49 8 38.6 1.855 1.855 74 19.6 4:11 (294, 43) パンスターズ彗星 (C/2022 S3) 小型の彗星だが、1月に太陽に0.8天文単位まで、3月に地球に0.6天文単位まで近づいた。1月から3月にかけて、14等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、近日点通過の前に崩壊した。現在は18.2等とかなり暗い(2月20日、Thomas Lehmann)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 7 31.03 5 54.1 0.899 1.480 102 20.3 19:46 ( 25, 59) Apr. 8 7 49.72 12 26.3 1.061 1.573 99 20.9 19:53 ( 38, 63) ラーセン彗星 (280P) 前回帰は、近日点通過の前に減光した。前回と同じであれば、17等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、22.2等と極めて暗い(3月27日、Pan-STARRS 1, Haleakala)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 1 14 12.39 4 44.6 1.836 2.774 155 21.7 1:38 ( 0, 60) Apr. 8 14 9.34 5 29.7 1.799 2.760 159 21.7 1:07 ( 0, 60)