今週の明るい彗星 (2023年1月7日：北半球版)

English version Home page	Updated on January 8, 2023
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は7.3等と、かなり明るい(1月2日、永井佳実氏)。2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、2月初めまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 15 51.43 34 13.9 0.871 1.116 73 7.2 5:38 (257, 51) Jan. 14 15 46.74 40 8.8 0.672 1.112 82 6.6 5:38 (249, 59) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は7.9等と、かなり明るい(12月26日、Martin Masek)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って、8等で観測できる。南半球では、11月から12月にかけて一時的に低くなったが、長期に渡って観測できる。日本からは、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 19 21.61 -67 9.2 2.373 1.812 44 7.8 18:33 ( 28,-33) Jan. 14 20 9.14 -69 11.6 2.332 1.826 47 7.8 18:39 ( 25,-32) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 急激に増光中。現在は9.6等と、かなり明るい(1月2日、永井佳実氏)。3月まで、9〜10等の明るさを保つ。日本からは、今後は条件良く観測できる。南半球では、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 16 13.10 51 37.8 1.646 1.820 83 9.8 5:38 (229, 49) Jan. 14 17 4.52 55 15.3 1.616 1.795 83 9.6 5:38 (224, 46) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.8等(12月27日、Carlos Labordena)。2023年秋まで長期に渡って10等の明るさを保つ。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 1 47.13 76 7.9 2.062 2.621 114 9.8 18:41 (180, 49) Jan. 14 1 32.95 70 21.5 2.080 2.581 109 9.7 18:39 (174, 54) マックホルツ第１彗星 (96P) 1月31日に、太陽に0.1天文単位まで近づく。日本からは、2月半ばに9等で明け方の空に現れ、その後は減光していく様子を観測できる。南半球では、1月半ばから2月半ばまでは観測できないが、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 20 11.77 -40 56.7 1.599 0.788 22 12.5 18:33 ( 51,-16) Jan. 14 20 35.34 -38 20.7 1.429 0.615 20 10.9 18:39 ( 55,-17) アトラス彗星 (C/2019 L3) 昨年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は減光中。だが、まだ11.1等と明るい(1月2日、宮崎修氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 9 52.98 -31 37.8 4.317 4.791 113 11.4 2:49 ( 0, 23) Jan. 14 9 49.31 -32 37.1 4.294 4.831 117 11.4 2:18 ( 0, 22) アトラス彗星 (C/2022 U2) 急激に増光した。現在は11.6等と、かなり明るい(12月28日、Martin Masek)。2月まで11〜12等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、2月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 22 57.99 77 34.6 0.675 1.332 105 11.6 18:33 (169, 44) Jan. 14 1 24.20 75 48.1 0.620 1.328 109 11.4 18:39 (176, 49) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は11.7等(12月26日、Chris Wyatt)。南半球でも明け方の空に現れてきた。春にかけて11〜12等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 14 48.29 -13 43.8 1.816 1.614 62 11.5 5:38 (323, 33) Jan. 14 15 7.01 -14 53.2 1.779 1.625 64 11.6 5:38 (326, 33) ニオワイズ彗星 (C/2022 P1) 現在は11.4等と明るい(12月14日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。今後は減光していく。南半球では、12月から1月には一時的に観測できなくなる。日本からは、春に15等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 19 26.96 -38 5.0 2.598 1.675 16 11.8 18:33 ( 59,-23) Jan. 14 19 26.64 -38 3.7 2.622 1.705 16 12.0 5:38 (301,-24) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.2等(11月27日、門田健一氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。南半球では、11月から1月には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2024年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 18 31.49 -26 13.5 4.262 3.296 9 11.9 5:38 (293,-13) Jan. 14 18 39.22 -27 21.9 4.212 3.272 15 11.8 5:38 (297,-10) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は12.4等(12月18日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。夏まで12等の明るさを保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球でも、明け方の空に現れてきた。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 13 50.04 3 10.1 3.706 3.699 81 12.6 5:38 (330, 54) Jan. 14 13 47.33 2 35.1 3.565 3.687 89 12.5 5:38 (343, 56) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.9等と明るい(1月2日、安部裕史氏)。春まで13等を保つ。今後はしばらく条件良く観測できる。南半球でも、急激に高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 15 11.84 -0 9.1 4.970 4.591 61 12.9 5:38 (307, 40) Jan. 14 15 17.51 0 31.7 4.896 4.613 67 12.9 5:38 (312, 44) シューメーカー-レヴィ第４彗星 (118P) 現在は12.7等(1月2日、安部裕史氏)。2月まで13等の明るさを保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 8 43.13 9 30.9 0.932 1.867 154 12.9 1:40 ( 0, 64) Jan. 14 8 40.35 10 37.6 0.919 1.879 161 12.9 1:10 ( 0, 65) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 11月下旬に大規模なバーストを起こした。現在は10.9等と、かなり明るい(12月29日、Martin Masek)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 6 33.77 29 26.0 5.090 6.059 169 13.4 23:27 ( 0, 84) Jan. 14 6 30.09 29 22.3 5.117 6.062 162 13.4 22:56 ( 0, 84) クラーク彗星 (71P) 冬に13等まで明るくなるが、条件が悪い。南半球では2月まで、日本からは5月まで、観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 17 56.11 -25 26.3 2.509 1.596 17 13.5 5:38 (297, -6) Jan. 14 18 19.60 -25 47.1 2.489 1.591 18 13.4 5:38 (298, -5) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.2等(12月26日、Chris Wyatt)。当初の予報より、増光が鈍い。夏まで14等を保つ。日本からは、春まで条件良く観測できる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 3 26.82 -5 25.3 1.809 2.440 118 13.5 20:20 ( 0, 49) Jan. 14 3 21.40 -7 41.7 1.872 2.396 110 13.5 19:47 ( 0, 47) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 10月初めにアウトバーストを起こして、9.9等まで明るくなった(10月14日、Thomas Lehmann)。現在もまだ12.4等と明るい(12月23日、門田健一氏)。南半球では2月、日本からも3月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 23 23.88 -12 50.1 2.230 1.951 60 14.2 18:33 ( 40, 33) Jan. 14 23 38.18 -10 52.2 2.358 2.013 57 14.6 18:39 ( 46, 32) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 初夏に9.3等まで明るくなった(6月5日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に15.5等まで暗くなった(12月31日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも観測できるようになったが、しばらくは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 8 20.44 -41 26.6 2.562 3.095 114 14.2 1:18 ( 0, 13) Jan. 14 8 3.54 -39 45.6 2.568 3.158 118 14.3 0:33 ( 0, 15) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.4等(12月20日、Chris Wyatt)。2023年いっぱい14等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 3 30.24 -21 3.3 3.023 3.498 111 14.3 20:23 ( 0, 34) Jan. 14 3 17.95 -19 40.9 3.105 3.474 103 14.4 19:43 ( 0, 35) パンスターズ彗星 (C/2022 S3) 小型の彗星だが、1月に太陽に0.8天文単位まで、3月に地球に0.6天文単位まで近づく。1月から3月にかけて、14等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、現在は観測できない。3月初めに観測できるようになる。10月末以降は観測されていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 21 23.88 -49 46.7 1.419 0.882 37 14.7 18:33 ( 36,-12) Jan. 14 21 42.43 -53 3.3 1.341 0.851 39 14.4 18:39 ( 35,-16) レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は14.8等(12月26日、Chris Wyatt)。7月に8等まで明るくなると期待されている。今後は低くなり、2月には観測できなくなる。南半球では、最盛期は非常に条件良く観測できる。日本からは、最盛期はかなり低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 0 32.72 -13 46.4 3.119 3.042 76 14.8 18:33 ( 21, 39) Jan. 14 0 28.55 -13 41.4 3.186 2.972 68 14.7 18:39 ( 32, 36) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.1等(10月26日、Thomas Lehmann)。当初の予報より増光が鈍い。長期に渡って14〜15等を保つ。日本からは、明け方の空に現れてきた。南半球でも、2月上旬に観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 17 47.56 -11 10.7 4.046 3.162 22 15.0 5:38 (287, 4) Jan. 14 17 51.89 -9 50.3 4.016 3.187 28 15.0 5:38 (290, 10) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.8等(12月8日、ATLAS Chile)。現在は観測できない。南半球では3月下旬に、日本からは5月下旬に、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 21 2.46 -23 54.1 4.026 3.170 25 15.0 18:33 ( 59, 2) Jan. 14 21 13.47 -23 5.6 4.074 3.180 21 15.1 18:39 ( 63, -1) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は15.2等(1月6日、ATLAS South Africa)。2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 5 37.75 -38 34.5 4.521 5.020 115 15.3 22:30 ( 0, 16) Jan. 14 5 32.35 -38 25.4 4.486 4.955 113 15.2 21:57 ( 0, 17) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は15.7等(12月31日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2024年から2025年にかけて、13等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 9 10.29 -38 49.2 6.323 6.761 112 15.3 2:07 ( 0, 16) Jan. 14 9 8.03 -39 9.1 6.238 6.728 116 15.2 1:37 ( 0, 16) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は15.1等(12月26日、Chris Wyatt)。今後は減光して、春には18等以下になる。日本からは条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 7 53.05 22 31.3 1.567 2.541 170 15.3 0:50 ( 0, 77) Jan. 14 7 47.41 23 10.1 1.577 2.560 177 15.3 0:17 ( 0, 78) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.2等(12月30日、門田健一氏)。急激に増光して、春に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。日本からは、冬には条件良く観測できるが、春にはやや低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 13 53.45 -7 13.2 2.436 2.417 77 15.5 5:38 (335, 44) Jan. 14 14 1.52 -8 44.5 2.339 2.406 81 15.4 5:38 (342, 45) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.9等(12月26日、Chris Wyatt)。2022年の春に13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、しばらく超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 2 26.30 -38 41.0 3.555 3.686 89 15.6 19:19 ( 0, 17) Jan. 14 2 20.88 -36 10.2 3.672 3.721 85 15.7 18:47 ( 0, 19) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は15.4等(12月15日、吉見政義氏)。春まで16等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 9 36.90 20 54.1 2.525 3.384 145 15.8 2:34 ( 0, 76) Jan. 14 9 36.34 21 51.3 2.472 3.379 153 15.8 2:05 ( 0, 77) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は15.2等(12月12日、W. Pei)。長期に渡って条件良く観測できるが、今後は減光して、春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 1 47.00 3 42.5 1.807 2.202 100 15.8 18:41 ( 0, 59) Jan. 14 1 55.38 4 42.2 1.898 2.216 95 15.9 18:39 ( 8, 60) リニア彗星 (237P) 明け方の空に現れてきた。急激に増光して、春から夏にかけて、11等で非常に条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 15 47.55 -24 39.9 2.791 2.225 46 16.3 5:38 (317, 16) Jan. 14 16 3.50 -25 4.8 2.708 2.202 49 15.9 5:38 (319, 17) アトラス彗星 (P/2022 L3) 秋に14.1等まで明るくなった(11月14日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に15.3等まで暗くなった(12月27日、吉見政義氏)。しばらく非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 2 5.72 28 29.5 1.950 2.494 112 15.9 19:00 ( 0, 84) Jan. 14 2 10.88 29 9.9 2.044 2.509 106 16.0 18:39 ( 2, 84) リニア彗星 (285P) 8月初めにアウトバーストを起こして、6等ほど急増光し、14.6等まで明るくなった(8月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は減光中。既に16.7等まで暗くなった(12月25日、Catalina Sky Survey)。今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 22 27.46 -8 3.1 2.187 1.720 49 16.1 18:33 ( 56, 28) Jan. 14 22 46.62 -7 32.9 2.233 1.719 46 16.1 18:39 ( 59, 26) リニア-ニート彗星 (204P) 急激に増光した。現在は16.5等(12月30日、門田健一氏)。冬に16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 17.40 15 7.2 1.060 1.889 135 16.2 3:14 ( 0, 70) Jan. 14 10 18.77 15 49.8 1.030 1.905 142 16.2 2:48 ( 0, 71) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は16.0等(1月7日、ATLAS South Africa)。2024年から2025年にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 20.02 -19 54.7 5.854 6.363 117 16.4 3:16 ( 0, 35) Jan. 14 10 15.49 -19 40.4 5.716 6.319 124 16.3 2:44 ( 0, 35) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年から2022年にかけて、15等で観測された。現在は減光中。南半球では、11月にはいったん超低空になったが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 15 17.45 -60 30.7 6.471 5.962 55 16.3 5:38 (342,-11) Jan. 14 15 18.85 -61 41.1 6.427 5.990 59 16.3 5:38 (345,-10) ノヴィチョーノク-ギェルケ彗星 (408P/2020 M7) 現在は16.2等(12月12日、門田健一氏)。秋から冬にかけて、16〜17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 4 1.49 -1 20.3 2.801 3.496 128 16.3 20:55 ( 0, 54) Jan. 14 4 0.69 -1 0.6 2.880 3.501 121 16.4 20:27 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 2023年に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 14 48.26 -61 57.0 3.658 3.259 58 16.4 5:38 (346,-10) Jan. 14 15 8.06 -63 46.7 3.610 3.253 61 16.4 5:38 (347,-12) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.9等(1月3日、ATLAS Chile)。2023年の初めから2024年の初めにかけて、長期に渡って16等で観測できる。日本からは、2023年の春までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 14.89 -0 13.6 3.681 4.374 129 16.7 3:12 ( 0, 55) Jan. 14 10 8.26 -1 9.5 3.567 4.342 137 16.6 2:37 ( 0, 54) 小惑星ディディモス (65803) 9月26日に、衛星ディモルフィスにダート探査機が衝突して、彗星活動が捉えられた。12.9等まで明るくなった(9月28日、John Drummond)。その後は減光中。既に15.9等まで暗くなった(10月29日、吉本勝巳氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 7 34.05 30 10.7 0.291 1.272 170 16.7 0:32 ( 0, 85) Jan. 14 7 24.15 30 41.4 0.330 1.310 170 17.0 23:49 ( 0, 86) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は17.2等(12月12日、D. Buczynski)。2024年の春に11.5等まで明るくなると期待されている。しばらく明るくなっていく様子を条件良く観測できる。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 18 20.21 14 34.8 5.714 4.988 38 16.8 5:38 (261, 13) Jan. 14 18 23.16 14 29.0 5.641 4.936 40 16.7 5:38 (264, 18) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は16.4等(1月1日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って16〜17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 6 34.78 -76 34.6 10.559 10.447 80 16.9 23:24 ( 0,-22) Jan. 14 6 19.04 -76 31.5 10.546 10.441 81 16.9 22:41 ( 0,-22) ギブス彗星 (263P) 現在は17.3等(1月3日、吉見政義氏)。急激に増光して、1月から3月にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 42.51 18 3.7 0.387 1.268 130 17.2 3:38 ( 0, 73) Jan. 14 11 11.42 20 7.3 0.364 1.252 130 16.9 3:39 ( 0, 75) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光して、昨年の秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(2021年11月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在はゆっくりと減光中。既に16.9等まで暗くなった(12月18日、ATLAS Chile)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 6 23.86 9 22.4 3.545 4.494 162 17.0 23:17 ( 0, 64) Jan. 14 6 20.25 9 24.1 3.590 4.514 157 17.1 22:46 ( 0, 64) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 昨年の冬に15.3等まで明るくなった(2022年1月12日、H. Nohara)。現在は減光中。既に17.0等まで暗くなった(1月2日、Purple Mountain Observatory, XuYi Station)。この冬は17等で条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 25.32 23 9.7 3.745 4.496 135 17.0 3:22 ( 0, 78) Jan. 14 10 23.92 24 3.0 3.695 4.514 142 17.0 2:53 ( 0, 79) ラッセル第４彗星 (94P) 現在は17.4等(1月3日、A. Diepvens)。急激に増光して、春に16.5等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 8 49.29 25 38.4 1.472 2.408 157 17.2 1:46 ( 0, 81) Jan. 14 8 45.09 26 20.2 1.429 2.391 164 17.0 1:15 ( 0, 81) ニート彗星 (246P) 現在は16.5等(1月1日、ATLAS Chile)。2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 0 17.22 -13 34.6 4.396 4.213 72 17.0 18:33 ( 25, 38) Jan. 14 0 21.37 -12 41.8 4.512 4.230 67 17.1 18:39 ( 34, 36) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は17.1等(12月14日、A. Diepvens)。ゆっくりと減光中。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 17 34.90 40 59.9 6.230 5.919 67 17.1 5:38 (240, 34) Jan. 14 17 42.66 41 47.6 6.235 5.951 68 17.2 5:38 (241, 38) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.1等(1月3日、ATLAS Chile)。2023年の夏まで、長期に渡って17等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 13 35.44 4 52.8 8.890 8.876 85 17.2 5:38 (335, 57) Jan. 14 13 34.49 5 15.2 8.770 8.880 93 17.2 5:38 (348, 60) スコッティ彗星 (244P) 現在は17.1等(12月29日、D. Buczynski)。冬に17等で、条件良く観測できる。南半球ではやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 6 1.00 26 22.7 2.971 3.925 163 17.2 22:54 ( 0, 81) Jan. 14 5 56.84 26 19.9 3.008 3.927 155 17.3 22:22 ( 0, 81) シューメーカー第４彗星 (199P) 明け方の空に現れてきた。春から秋にかけて、14〜15等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 16 38.82 -10 16.9 3.988 3.270 38 17.4 5:38 (297, 18) Jan. 14 16 48.60 -10 50.1 3.907 3.249 42 17.3 5:38 (301, 21) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.5等(12月15日、P.-J. Dekelver)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 17 59.33 64 11.4 9.614 9.625 87 17.3 5:38 (212, 36) Jan. 14 18 4.23 64 42.5 9.623 9.641 88 17.3 5:38 (211, 38) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 現在は17.4等(12月28日、ATLAS South Africa)。非常に大型の彗星。2031年に14等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 2 28.44 -60 33.9 18.279 18.127 79 17.4 19:22 ( 0, -5) Jan. 14 2 27.82 -60 18.8 18.296 18.102 77 17.4 18:53 ( 0, -5) ウィルソン-ハリントン彗星 (107P/(4015)) 現在は17.0等(11月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 7 21.62 20 2.0 0.912 1.894 176 17.4 0:19 ( 0, 75) Jan. 14 7 10.54 20 13.7 0.972 1.952 172 17.7 23:35 ( 0, 75) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。既に17.5等まで暗くなった(12月20日、Martin Masek)。3月には18等以下になる。南半球では、既に観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 23 22.58 15 59.4 6.962 6.737 72 17.5 18:33 ( 67, 54) Jan. 14 23 25.03 16 18.5 7.104 6.777 66 17.6 18:39 ( 74, 48) コプフ彗星 (22P) 2022年の春に11.1等まで明るくなった(5月21日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に18.1等まで暗くなった(12月6日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 1 4.22 1 26.3 2.832 2.986 89 17.5 18:33 ( 15, 56) Jan. 14 1 9.72 2 12.0 2.971 3.026 83 17.8 18:39 ( 27, 54) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.6等(12月13日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2023年から2024年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは、条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 2 20.15 27 58.0 6.611 7.086 115 17.6 19:14 ( 0, 83) Jan. 14 2 20.67 27 54.7 6.699 7.071 108 17.6 18:47 ( 0, 83) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は17.9等(12月25日、Catalina Sky Survey)。近日点を通過した後も増光が続いた。今後は減光して、2月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 23 24.61 -1 38.0 4.817 4.493 65 17.6 18:33 ( 48, 42) Jan. 14 23 29.98 -1 8.1 4.927 4.508 59 17.6 18:39 ( 55, 38) フルス彗星 (P/2021 V2) 現在は17.8等(12月26日、門田健一氏)。冬に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 9 0.82 -0 9.6 2.649 3.498 144 17.7 1:58 ( 0, 55) Jan. 14 8 58.13 -0 20.8 2.604 3.497 151 17.7 1:27 ( 0, 55) ヒル彗星 (211P) 現在は18.1等(12月30日、門田健一氏)。1月から2月にかけて、17.5等まで明るくなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 11 52.44 15 46.9 1.841 2.408 113 17.8 4:48 ( 0, 71) Jan. 14 11 57.16 16 44.6 1.779 2.420 119 17.7 4:26 ( 0, 72) パンスターズ彗星 (C/2021 QM45) 現在は17.9等(12月27日、門田健一氏)。日本からは、冬にかけて長期に渡って17等で条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 8 0.70 50 59.5 2.260 3.149 149 17.7 0:58 (180, 74) Jan. 14 7 54.66 50 43.3 2.288 3.182 150 17.8 0:25 (180, 74) ラインムート第２彗星 (44P) 現在は17.6等(12月26日、A. Diepvens)。今後は減光して、1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 2 55.48 22 0.0 2.174 2.817 121 17.8 19:49 ( 0, 77) Jan. 14 2 58.09 21 49.3 2.287 2.846 115 17.9 19:25 ( 0, 77) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(12月22日、ATLAS South Africa)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 1 14.38 -18 6.5 6.043 6.024 84 17.8 18:33 ( 7, 37) Jan. 14 1 15.27 -17 7.6 6.192 6.068 78 17.9 18:39 ( 17, 36) ソニア彗星 (C/2020 J1) 2021年の春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(2021年6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に17.7等まで暗くなった(1月2日、J. Jahn)。1月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 12 41.22 36 52.8 6.027 6.411 108 17.9 5:37 (180, 88) Jan. 14 12 38.63 38 4.2 5.983 6.458 114 17.9 5:07 (180, 87) シェパード-ジューイット彗星 (452P/2022 B5) 現在は18.4等(12月18日、門田健一氏)。1月から3月にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 10 35.56 11 60.0 3.521 4.221 130 18.0 3:32 ( 0, 67) Jan. 14 10 34.89 12 15.8 3.439 4.215 137 17.9 3:04 ( 0, 67) アトラス彗星 (C/2021 P4) 6月から7月にかけて、10.4等まで明るくなった(7月22日、門田健一氏)。現在は減光中。南半球では、明け方の空に現れてきた。当初の予報では15等だったが、実際は18.4等とかなり暗い(1月2日、Martin Masek)。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Jan. 7 18 37.47 -65 0.2 3.226 2.594 42 18.3 5:38 (330,-31) Jan. 14 19 7.20 -64 58.5 3.294 2.674 43 18.6 5:38 (330,-31)