今週の明るい彗星 (2022年2月19日：北半球版)

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ボレリー彗星 (19P) 現在は9.6等と明るい(2月20日、宮崎修氏)。3月まで9〜10等の明るさを保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 2 12.34 16 29.5 1.358 1.323 66 9.2 19:10 ( 76, 47) Feb. 26 2 32.09 20 49.0 1.403 1.338 65 9.4 19:16 ( 84, 47) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は11.1等と明るい(2月11日、宮崎修氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球でも、明け方の空に現れてきた。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 18 35.01 11 21.2 4.394 3.955 57 10.2 5:17 (284, 38) Feb. 26 18 39.46 11 18.9 4.257 3.891 61 10.0 5:09 (287, 41) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は9.8等(2月20日、宮崎修氏)。春にかけて、長期に渡って10等の明るさを保つ。長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 6 35.82 23 12.2 2.877 3.574 128 10.1 20:39 ( 0, 78) Feb. 26 6 34.56 21 55.3 2.969 3.581 120 10.2 20:10 ( 0, 77) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。1月末に8.5等まで減光した(1月28日、Chris Wyatt)。南半球では、2月上旬にいったん観測できなくなったが、明け方の空に現れてきた。日本からは、4月下旬に13等で、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 21 26.98 -35 11.8 1.943 1.134 25 10.5 5:17 (298,-22) Feb. 26 21 24.30 -34 59.4 1.987 1.243 30 10.9 5:09 (300,-18) コプフ彗星 (22P) 現在は12.7等(2月4日、Thomas Lehmann)。日本からは春まで超低空が続く。南半球では、6月まで11等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 19 27.42 -20 0.4 2.208 1.577 39 11.2 5:17 (301, 8) Feb. 26 19 50.19 -19 18.3 2.169 1.566 41 11.1 5:09 (300, 8) コワル第２彗星 (104P) 急激に増光した。現在は10.4等と、かなり明るい(2月20日、宮崎修氏)。今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 3 54.86 10 9.6 0.683 1.189 88 11.4 19:10 ( 37, 61) Feb. 26 4 30.40 11 58.3 0.719 1.231 90 12.0 19:16 ( 38, 62) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 秋から冬にかけて、8.5等まで明るくなった(12月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。だが、まだ11.5等と明るい(2月20日、宮崎修氏)。長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 8 22.77 27 39.5 0.840 1.768 150 11.5 22:26 ( 0, 83) Feb. 26 8 22.84 27 1.1 0.927 1.823 143 11.9 21:58 ( 0, 82) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.7等(2月9日、Chris Wyatt)。春に11.5等まで明るくなる。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 12 6.14 -28 10.8 3.625 4.340 131 11.8 2:12 ( 0, 27) Feb. 26 12 4.29 -27 24.9 3.544 4.328 137 11.7 1:43 ( 0, 27) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.7等(2月3日、Giuseppe Pappa)。しばらく12〜13等を保つ。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 18 9.18 -21 58.5 1.830 1.550 57 12.2 5:17 (317, 19) Feb. 26 18 31.78 -22 26.7 1.787 1.546 59 12.2 5:09 (316, 18) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 現在は12.4等と明るい(2月6日、門田健一氏)。春まで13等を保つ。日本からは、3月上旬までしか観測できない。南半球では、5月下旬まで観測できないが、その後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 21 21.80 48 1.5 1.423 1.270 60 12.8 5:17 (227, 24) Feb. 26 22 15.97 45 36.5 1.462 1.202 54 12.6 5:09 (226, 18) パンスターズ彗星 (C/2021 O3) 現在は15.1等(2月1日、門田健一氏)。急激に増光して、4月に4.5等まで明るくなると期待されている。だが、最盛期は観測できない。日本からは、5月半ばに6等で姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 23 20.36 0 2.5 2.349 1.472 21 13.5 19:10 ( 88, 3) Feb. 26 23 33.84 -0 9.4 2.259 1.344 17 13.1 19:16 ( 91, -1) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.8等(1月18日、J. Drummond)。春に13等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 10 39.66 -69 38.8 3.040 3.335 98 13.6 0:47 ( 0,-15) Feb. 26 9 56.49 -70 24.0 2.988 3.313 100 13.6 23:27 ( 0,-16) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.1等と明るい(1月24日、Charles S. Morris)。淡いコマが広がっている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 4 17.57 29 28.3 5.748 5.959 97 13.6 19:10 ( 65, 78) Feb. 26 4 19.45 29 20.5 5.862 5.961 90 13.7 19:16 ( 77, 72) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.8等(2月11日、Charles S. Morris)。春にかけて、13.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 9 44.65 18 52.7 1.442 2.422 170 13.9 23:47 ( 0, 74) Feb. 26 9 38.93 19 11.0 1.439 2.403 162 13.8 23:14 ( 0, 74) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は14.9等(11月28日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、明け方の空に現れてきた。今後は長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 20 3.90 -15 29.8 3.073 2.277 30 14.0 5:17 (292, 4) Feb. 26 20 11.24 -16 51.3 2.950 2.225 35 13.8 5:09 (295, 6) フェイ彗星 (4P) 秋に10.6等まで明るくなった(10月10日、宮崎修氏)。現在は減光中。既に12.8等まで暗くなった(2月11日、Charles S. Morris)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 6 24.53 11 51.7 1.539 2.259 125 13.9 20:28 ( 0, 67) Feb. 26 6 28.53 12 29.0 1.647 2.301 119 14.2 20:04 ( 0, 68) ソニア彗星 (C/2020 J1) 春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.1等まで暗くなった(2月9日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 14 12.29 15 7.5 3.785 4.373 120 14.0 4:18 ( 0, 70) Feb. 26 14 6.01 17 5.6 3.732 4.413 128 14.1 3:44 ( 0, 72) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は13.9等(2月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 12 43.49 53 21.8 4.432 5.100 127 14.3 2:50 (180, 72) Feb. 26 12 34.26 55 7.0 4.372 5.044 128 14.2 2:13 (180, 70) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.4等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 16 41.60 34 49.2 4.965 5.060 89 14.5 5:17 (264, 72) Feb. 26 16 39.63 35 45.4 4.848 5.020 94 14.4 5:09 (262, 76) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.3等(2月3日、Thomas Lehmann)。明け方の空に現れてきた。夏には13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 17 56.71 -25 22.9 3.477 3.116 60 14.6 5:17 (321, 18) Feb. 26 18 6.35 -25 36.8 3.384 3.109 65 14.5 5:09 (323, 19) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.7等(2月2日、Thomas Lehmann)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、2月には一時的に低くなるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 22 30.84 -56 42.1 4.224 3.600 45 14.7 19:10 ( 41,-33) Feb. 26 22 33.96 -55 56.1 4.163 3.563 47 14.6 5:09 (318,-37) パロマー彗星 (C/2020 T2) 初夏に9.5等まで明るくなった(6月27日、Marco Goiato)。現在は減光中。秋には12.7等まで暗くなった(11月22日、Thomas Lehmann)。現在は観測できない。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは、6月に17等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 21 13.33 -32 3.1 4.139 3.262 24 15.1 5:17 (297,-18) Feb. 26 21 25.11 -31 47.2 4.161 3.320 28 15.3 5:09 (298,-16) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は16.0等(2月3日、Thomas Lehmann)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 17 20.52 -35 35.3 5.335 5.061 68 15.2 5:17 (333, 13) Feb. 26 17 21.09 -36 39.7 5.227 5.071 75 15.1 5:09 (338, 14) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は15.4等(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球でも、明け方の空に現れてくる。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 18 48.00 17 18.7 5.603 5.136 57 15.3 5:17 (276, 39) Feb. 26 18 51.54 17 21.7 5.492 5.089 61 15.2 5:09 (278, 42) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は15.0等(2月4日、J.-G. Bosch, F. Kugel, A. Klotz, J. Nicolas)。夏に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、6月に11等になるまで、条件良く観測できるが、最盛期の後は観測できない。南半球では、10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 23 40.37 51 28.8 2.842 2.602 66 15.4 19:10 (134, 32) Feb. 26 23 53.84 51 59.7 2.808 2.522 63 15.3 19:16 (136, 29) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は15.4等(2月6日、門田健一氏)。今後は減光していく。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 15 40.28 32 56.6 2.408 2.787 102 15.5 5:17 (288, 84) Feb. 26 15 27.05 35 34.1 2.348 2.829 108 15.6 5:05 (180, 90) ハートレー第３彗星 (110P) 急激に増光した。現在は15.0等(2月16日、門田健一氏)。2月まで15等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 7 54.89 13 48.6 1.681 2.570 147 15.7 21:58 ( 0, 69) Feb. 26 7 52.42 13 37.3 1.745 2.582 139 15.8 21:28 ( 0, 69) 小島彗星 (70P) 現在は15.8等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。3月まで15.5等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 11 50.84 9 46.7 1.253 2.188 154 15.7 1:57 ( 0, 65) Feb. 26 11 47.35 10 40.2 1.247 2.210 162 15.7 1:26 ( 0, 66) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は14.5等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。長期に渡って15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 12 24.67 11 9.8 2.631 3.498 146 15.8 2:31 ( 0, 66) Feb. 26 12 12.29 10 44.3 2.606 3.533 155 15.8 1:51 ( 0, 66) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 10月にバーストを起こして、11.5等まで明るくなった(10月22日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.1等まで暗くなった(1月24日、A. Diepvens)。だが、安部裕史氏は、1月22日に12.3等と、明るく報告している。南半球では、既に観測できない。日本からは、2月初めまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 23 31.78 -2 49.7 2.931 2.052 22 15.8 19:10 ( 84, 4) Feb. 26 23 46.91 -1 17.8 2.992 2.084 19 16.1 19:16 ( 88, 1) ダレスト彗星 (6P) 秋から冬にかけて、9.8等まで明るくなった(11月22日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(2月11日、Charles S. Morris)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 1 43.34 -6 29.8 2.565 2.126 53 16.1 19:10 ( 60, 27) Feb. 26 1 56.97 -4 53.3 2.672 2.176 50 16.7 19:16 ( 65, 24) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.0等(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 16 14.67 19 28.8 4.691 4.833 92 16.1 5:17 (314, 69) Feb. 26 16 17.19 21 13.7 4.619 4.846 97 16.1 5:09 (321, 73) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は16.3等(2月17日、門田健一氏)。3月まで16等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 6 0.37 9 43.9 3.380 3.956 119 16.1 20:04 ( 0, 65) Feb. 26 6 0.94 10 40.5 3.473 3.960 112 16.2 19:37 ( 0, 66) 西村彗星 (C/2021 O1) 現在は18.7等(2月13日、Giuseppe Pappa)。7月末から8月初めにかけて、9〜10等で観測された。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 16 38.58 -28 8.7 3.078 3.032 78 16.3 5:17 (339, 24) Feb. 26 16 41.22 -28 52.3 3.052 3.115 84 16.4 5:09 (343, 24) タットル彗星 (8P) 急激に増光して、8.9等まで明るくなった(9月11日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に18.5等まで暗くなった(2月11日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 17 38.45 -55 12.5 2.721 2.520 67 16.3 5:17 (340, -6) Feb. 26 17 46.58 -55 26.6 2.706 2.588 72 16.6 5:09 (341, -5) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は16.2等(1月27日、SONEAR Observatory, Oliveira)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、3月から4月にかけて超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 0 13.68 -41 37.6 4.894 4.195 40 16.3 19:10 ( 47,-12) Feb. 26 0 22.15 -40 2.2 4.947 4.227 39 16.4 19:16 ( 51,-15) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光した。現在は16.1等(1月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に15.5〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 2 35.01 12 18.2 4.059 3.840 70 16.5 19:10 ( 66, 49) Feb. 26 2 41.52 12 38.8 4.161 3.847 64 16.6 19:16 ( 72, 44) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は17.7等(2月4日、J.-G. Bosch, F. Kugel, A. Klotz, J. Nicolas)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 10 45.78 28 3.0 1.452 2.409 161 16.8 0:53 ( 0, 83) Feb. 26 10 36.62 29 16.9 1.398 2.351 159 16.6 0:16 ( 0, 84) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.6等(2月11日、D. Buczynski)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 18 29.43 4 31.0 5.522 5.048 56 16.6 5:17 (292, 35) Feb. 26 18 33.43 5 46.2 5.452 5.063 61 16.6 5:09 (294, 39) 楊-高彗星 (325P) 今回帰はまだ観測されていない。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、19.2等以下と暗い(1月22日、John Drummond)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 16 53.25 -34 36.1 1.417 1.493 74 16.9 5:17 (338, 16) Feb. 26 17 20.19 -34 18.1 1.362 1.473 75 16.7 5:09 (337, 16) カタリナ彗星 (C/2021 U5) 現在は15.2等(2月16日、門田健一氏)。冬から春にかけて、16等で条件良く観測できる。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 10 19.65 -21 47.2 1.489 2.378 146 16.7 0:26 ( 0, 33) Feb. 26 10 18.53 -19 18.4 1.470 2.387 151 16.7 23:53 ( 0, 36) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 秋に13.1等まで明るくなった(10月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。だが、まだ15.8等と明るい(2月17日、門田健一氏)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 3 16.25 12 17.9 1.851 1.941 80 16.7 19:10 ( 54, 57) Feb. 26 3 31.16 13 25.9 1.948 1.973 76 17.0 19:16 ( 61, 54) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は16.9等(1月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年の初めに、14等まで明るくなる。春まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 4 20.50 6 57.0 4.484 4.663 94 16.7 19:10 ( 23, 60) Feb. 26 4 22.69 7 36.7 4.547 4.622 88 16.7 19:16 ( 38, 57) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.2等(1月18日、J. Drummond)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋から冬にかけて、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 7 18.73 -47 4.1 4.957 5.380 110 16.7 21:20 ( 0, 8) Feb. 26 7 10.26 -46 44.9 4.997 5.388 108 16.8 20:45 ( 0, 8) リニア彗星 (230P) 現在は18.6等(2月12日、Palomar Mountain--ZTF)。冬に16.5〜17等まで明るくなると期待されていた。前回2015年の回帰では、13等まで明るくなった。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 1 16.19 -3 19.6 2.092 1.595 47 16.8 19:10 ( 67, 24) Feb. 26 1 33.99 -0 52.2 2.116 1.584 45 16.8 19:16 ( 72, 23) スコッティ彗星 (430P/2021 Q2) 2011年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は20.4等と、極端に暗い(2月4日、J.-G. Bosch, F. Kugel, A. Klotz, J. Nicolas)。10月には16.8等まで明るくなった(10月10日、門田健一氏)が、その後は減光している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 15 11.12 -13 39.7 1.243 1.728 100 16.8 5:17 ( 0, 41) Feb. 26 15 19.37 -14 20.0 1.206 1.757 105 16.9 4:57 ( 0, 41) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.9等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 19 13.92 51 57.9 9.274 9.046 73 16.9 5:17 (229, 44) Feb. 26 19 16.77 52 50.2 9.266 9.055 74 16.9 5:09 (227, 47) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.6等(1月29日、Observatoire Chante-Perdrix, Dauban)。2022年の冬に、11.5等まで明るくなる。ゆっくりと明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 3 10.19 14 38.9 3.025 3.000 79 17.0 19:10 ( 60, 57) Feb. 26 3 15.63 15 8.2 3.086 2.961 73 16.9 19:16 ( 68, 52) フルス彗星 (C/2021 T2) 現在は17.8等(1月2日、門田健一氏)。6月から7月にかけて、13.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は南半球でしか観測できない。日本からは、3月に16.5等になるまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 1 15.39 2 31.8 2.536 2.022 48 17.1 19:10 ( 72, 28) Feb. 26 1 18.93 1 9.3 2.567 1.948 42 16.9 19:16 ( 76, 21) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は16.6等(1月31日、門田健一氏)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 23 19.81 78 10.2 3.670 3.804 90 17.0 19:10 (166, 35) Feb. 26 23 28.33 77 5.5 3.727 3.795 86 17.1 19:16 (165, 33) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.0(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 14 32.71 -3 16.4 8.430 8.858 112 17.1 4:38 ( 0, 52) Feb. 26 14 30.19 -2 48.5 8.314 8.854 120 17.0 4:08 ( 0, 52) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 春から夏にかけて、16等まで明るくなる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 18 34.46 -21 56.7 3.610 3.101 52 17.1 5:17 (312, 15) Feb. 26 18 44.57 -21 58.3 3.535 3.104 56 17.1 5:09 (314, 17) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 秋から冬にかけて、16.4等まで明るくなった(10月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は減光中。既に17.9等まで暗くなった(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 12 53.12 -11 55.0 1.377 2.174 132 17.1 2:59 ( 0, 43) Feb. 26 12 49.76 -12 28.2 1.354 2.208 140 17.2 2:28 ( 0, 42) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.3等(2月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春に17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 13 44.00 -9 46.3 4.107 4.710 122 17.2 3:50 ( 0, 45) Feb. 26 13 43.42 -9 45.9 4.017 4.709 129 17.2 3:22 ( 0, 45) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.8等(2月11日、ATLAS Chile, Rio Hurtado)。2024年から2025年にかけて、13〜14等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 7 13.00 -30 55.6 7.874 8.416 120 17.2 21:16 ( 0, 24) Feb. 26 7 11.46 -30 31.0 7.879 8.379 117 17.2 20:46 ( 0, 24) マクノート彗星 (254P) 現在は17.0等(1月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点を通過した後も、しばらく増光が続いた。しばらく16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 4 25.77 -6 3.4 3.871 4.046 93 17.2 19:10 ( 15, 48) Feb. 26 4 28.47 -4 54.8 3.984 4.065 87 17.3 19:16 ( 27, 47) トンボー-テナグラ彗星 (274P) 現在は17.8等(1月31日、門田健一氏)。11月から3月にかけて、17等で観測できる。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 5 24.82 31 16.8 1.930 2.478 112 17.4 19:29 ( 0, 86) Feb. 26 5 29.71 31 40.2 2.004 2.472 106 17.4 19:16 ( 33, 86) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は18.4等(1月9日、J. Drummond)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 10 38.94 -51 38.4 3.504 4.044 116 17.4 0:46 ( 0, 3) Feb. 26 10 27.11 -50 7.4 3.496 4.094 120 17.5 0:06 ( 0, 5) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は17.8等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 2 39.28 27 25.3 5.514 5.366 76 17.5 19:10 ( 87, 58) Feb. 26 2 37.91 27 7.6 5.638 5.362 68 17.6 19:16 ( 92, 51) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は17.0等(1月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 14 51.10 44 40.1 7.370 7.791 111 17.6 4:56 (180, 80) Feb. 26 14 48.77 45 12.4 7.369 7.838 114 17.6 4:27 (180, 80) 小惑星A/2021 X1 (A/2021 X1) 現在は17.4等(1月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に、15〜16等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 6 53.20 -22 4.6 4.708 5.293 121 17.6 20:55 ( 0, 33) Feb. 26 6 45.89 -21 12.2 4.734 5.247 116 17.6 20:21 ( 0, 34) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は18.5等(1月24日、A. Diepvens)。2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 1 44.33 46 54.1 5.222 5.067 75 17.6 19:10 (124, 51) Feb. 26 1 50.06 46 3.0 5.258 5.009 70 17.6 19:16 (123, 46) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は16.5等(1月26日、門田健一氏)。冬に15.5等まで明るくなると期待されていた。だが、近日点通過の前に減光している。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 6 43.14 86 17.8 2.554 2.950 103 17.6 20:49 (180, 39) Feb. 26 6 17.71 82 24.4 2.583 2.955 102 17.7 19:56 (180, 43) ランキン彗星 (P/2020 V4) 現在は16.9等(1月31日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 7 40.40 4 26.1 4.443 5.264 142 17.6 21:43 ( 0, 59) Feb. 26 7 38.85 4 47.0 4.513 5.271 136 17.7 21:14 ( 0, 60) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 15 36.80 -38 15.5 5.851 5.917 89 17.7 5:17 (355, 16) Feb. 26 15 33.40 -38 59.0 5.762 5.950 96 17.7 5:09 (359, 16) 小惑星ファエトン (3200) 現在は18.8等(2月9日、Catalina Sky Survey)。日本からは、4月に16等になるまで観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 2 1.37 18 47.2 1.754 1.607 64 18.0 19:10 ( 81, 46) Feb. 26 2 8.45 18 31.8 1.779 1.533 59 17.9 19:16 ( 85, 41) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 現在は17.7等(2月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 10 19.79 -15 11.4 3.714 4.618 153 18.0 0:26 ( 0, 40) Feb. 26 10 13.90 -15 36.5 3.659 4.575 154 17.9 23:48 ( 0, 39) 小林彗星 (440P/2021 W2) 1997年に16.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.8等(2月7日、H. Nohara)。当初の予報より暗いが、急激に増光中。1月から3月にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 19 8 26.94 24 32.4 1.168 2.096 152 18.3 22:30 ( 0, 79) Feb. 26 8 24.77 23 23.8 1.190 2.083 145 18.2 22:00 ( 0, 78)