今週の明るい彗星 (2022年2月12日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ボレリー彗星 (19P) 現在は9.2等と明るい(2月5日、宮崎修氏)。3月まで9〜10等の明るさを保つ。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 1 53.55 11 53.6 1.318 1.312 67 9.0 19:04 ( 68, 48) Feb. 19 2 12.34 16 29.5 1.358 1.323 66 9.2 19:10 ( 76, 47) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。1月末に8.5等まで減光した(1月28日、Chris Wyatt)。南半球では、2月上旬にいったん観測できなくなるが、2月半ばには明け方の空に現れる。日本からは、4月下旬に13等で、再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 21 29.70 -35 28.3 1.876 1.027 21 10.0 5:24 (296,-26) Feb. 19 21 26.98 -35 11.8 1.943 1.134 25 10.5 5:17 (298,-22) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は9.3等(2月7日、Chris Wyatt)。春にかけて、長期に渡って10等の明るさを保つ。長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 6 38.20 24 33.0 2.794 3.568 135 10.0 21:09 ( 0, 79) Feb. 19 6 35.82 23 12.2 2.877 3.574 128 10.1 20:39 ( 0, 78) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は11.8等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球でも、明け方の空に現れてきた。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 18 30.24 11 26.6 4.523 4.018 53 10.3 5:24 (281, 35) Feb. 19 18 35.01 11 21.2 4.394 3.955 57 10.2 5:17 (284, 38) コワル第２彗星 (104P) 急激に増光した。現在は9.4等と、かなり明るい(2月5日、Michael Jager)。今後は減光する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 3 18.64 8 2.2 0.658 1.153 86 10.9 19:04 ( 36, 59) Feb. 19 3 54.86 10 9.6 0.683 1.189 88 11.4 19:10 ( 37, 61) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は10.7等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 8 24.48 28 13.5 0.761 1.714 157 11.1 22:55 ( 0, 83) Feb. 19 8 22.77 27 39.5 0.840 1.768 150 11.5 22:26 ( 0, 83) コプフ彗星 (22P) 現在は12.7等(2月4日、Thomas Lehmann)。日本からは春まで超低空が続く。南半球では、6月まで11等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 19 4.54 -20 31.4 2.250 1.591 37 11.3 5:24 (302, 8) Feb. 19 19 27.42 -20 0.4 2.208 1.577 39 11.2 5:17 (301, 8) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は12.7等(2月9日、Chris Wyatt)。春に11.5等まで明るくなる。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 12 7.43 -28 46.7 3.716 4.353 124 11.8 2:41 ( 0, 26) Feb. 19 12 6.14 -28 10.8 3.625 4.340 131 11.8 2:12 ( 0, 27) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.7等(2月3日、Giuseppe Pappa)。しばらく12〜13等を保つ。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 17 46.61 -21 20.4 1.876 1.558 56 12.3 5:24 (317, 20) Feb. 19 18 9.18 -21 58.5 1.830 1.550 57 12.2 5:17 (317, 19) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 現在は12.6等と明るい(2月4日、吉本勝己氏)。春まで13等を保つ。日本からは、3月上旬までしか観測できない。南半球では、5月下旬まで観測できないが、その後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 20 21.47 48 58.5 1.411 1.342 65 13.0 5:24 (229, 30) Feb. 19 21 21.80 48 1.5 1.423 1.270 60 12.8 5:17 (227, 24) パンスターズ彗星 (C/2021 O3) 現在は15.5等(1月22日、門田健一氏)。急激に増光して、4月に4.5等まで明るくなると期待されている。だが、最盛期は観測できない。日本からは、2月初めに14等になるまで観測できる。その後は、5月半ばに6等で姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 23 8.11 0 16.4 2.427 1.596 25 14.0 19:04 ( 85, 8) Feb. 19 23 20.36 0 2.5 2.349 1.472 21 13.5 19:10 ( 88, 3) フェイ彗星 (4P) 秋に10.6等まで明るくなった(10月10日、宮崎修氏)。現在は減光中。既に12.6等まで暗くなった(2月7日、Chris Wyatt)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 6 21.75 11 11.5 1.437 2.217 131 13.5 20:53 ( 0, 66) Feb. 19 6 24.53 11 51.8 1.539 2.259 125 13.9 20:28 ( 0, 67) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.1等と明るい(1月24日、Charles S. Morris)。淡いコマが広がっている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 4 16.30 29 37.8 5.636 5.957 104 13.6 19:04 ( 34, 84) Feb. 19 4 17.57 29 28.3 5.748 5.959 97 13.6 19:10 ( 65, 78) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.8等(1月18日、J. Drummond)。春に13等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 11 16.57 -68 5.8 3.105 3.359 96 13.7 1:51 ( 0,-13) Feb. 19 10 39.66 -69 38.8 3.040 3.335 98 13.6 0:47 ( 0,-15) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は14.0等(2月9日、Chris Wyatt)。春にかけて、13.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 9 50.51 18 29.8 1.458 2.442 174 14.0 0:25 ( 0, 73) Feb. 19 9 44.65 18 52.7 1.442 2.422 170 13.9 23:47 ( 0, 74) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は14.9等(11月28日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2月まで観測できないが、その後は長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 19 56.67 -14 13.9 3.184 2.331 25 14.2 5:24 (289, 3) Feb. 19 20 3.90 -15 29.8 3.073 2.277 30 14.0 5:17 (292, 4) ソニア彗星 (C/2020 J1) 春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.1等まで暗くなった(2月9日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 14 17.50 13 13.3 3.851 4.334 113 14.0 4:51 ( 0, 68) Feb. 19 14 12.29 15 7.5 3.785 4.373 120 14.0 4:18 ( 0, 70) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は14.4等(2月8日、Thomas Lehmann)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、1月から2月にかけて超低空に見えるが、その後は2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 12 50.98 51 32.1 4.508 5.157 126 14.4 3:25 (180, 74) Feb. 19 12 43.49 53 21.8 4.432 5.100 127 14.3 2:50 (180, 72) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.4等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 16 42.66 33 58.0 5.083 5.101 85 14.6 5:24 (265, 67) Feb. 19 16 41.60 34 49.2 4.965 5.060 89 14.5 5:17 (264, 72) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.3等(2月3日、Thomas Lehmann)。明け方の空に現れてきた。夏には13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 17 46.72 -25 7.6 3.567 3.124 55 14.7 5:24 (319, 17) Feb. 19 17 56.71 -25 22.9 3.477 3.116 60 14.6 5:17 (321, 18) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.7等(2月2日、Thomas Lehmann)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、2月には一時的に低くなるが、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 22 27.81 -57 34.7 4.275 3.639 44 14.8 19:04 ( 38,-30) Feb. 19 22 30.84 -56 42.1 4.224 3.600 45 14.7 19:10 ( 41,-33) パロマー彗星 (C/2020 T2) 初夏に9.5等まで明るくなった(6月27日、Marco Goiato)。現在は減光中。秋には12.7等まで暗くなった(11月22日、Thomas Lehmann)。現在は観測できない。南半球では、2月下旬に15等で明け方の空に現れる。日本からは、6月に17等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 21 1.12 -32 18.9 4.111 3.205 20 15.0 5:24 (296,-20) Feb. 19 21 13.33 -32 3.1 4.139 3.262 24 15.1 5:17 (297,-18) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は16.0等(2月3日、Thomas Lehmann)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 17 19.28 -34 33.5 5.439 5.053 62 15.2 5:24 (329, 12) Feb. 19 17 20.52 -35 35.3 5.335 5.061 68 15.2 5:17 (333, 13) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は15.6等(1月31日、Thomas Lehmann)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球でも、明け方の空に現れてくる。今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 18 44.14 17 18.8 5.707 5.184 53 15.4 5:24 (273, 36) Feb. 19 18 48.00 17 18.7 5.603 5.136 57 15.3 5:17 (276, 39) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は15.9等(1月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。夏に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、6月に11等になるまで、条件良く観測できるが、最盛期の後は観測できない。南半球では、10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 23 28.13 51 7.2 2.872 2.683 69 15.6 19:04 (132, 35) Feb. 19 23 40.37 51 28.8 2.842 2.602 66 15.4 19:10 (134, 32) ダレスト彗星 (6P) 秋から冬にかけて、9.8等まで明るくなった(11月22日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に14.4等まで暗くなった(1月24日、Charles S. Morris)。3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 1 29.40 -8 10.9 2.457 2.076 56 15.5 19:04 ( 54, 29) Feb. 19 1 43.34 -6 29.8 2.565 2.126 53 16.1 19:10 ( 60, 27) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は15.6等(1月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は減光していく。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 15 50.63 30 25.3 2.479 2.746 94 15.5 5:24 (286, 77) Feb. 19 15 40.28 32 56.6 2.408 2.787 102 15.5 5:17 (288, 84) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 10月にバーストを起こして、11.5等まで明るくなった(10月22日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.1等まで暗くなった(1月24日、A. Diepvens)。だが、安部裕史氏は、1月22日に12.3等と、明るく報告している。南半球では、既に観測できない。日本からは、2月初めまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 23 16.32 -4 22.4 2.868 2.020 25 15.5 19:04 ( 80, 7) Feb. 19 23 31.78 -2 49.7 2.931 2.052 22 15.8 19:10 ( 84, 4) ハートレー第３彗星 (110P) 急激に増光した。現在は15.1等(1月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2月まで15等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 7 58.63 14 0.5 1.628 2.558 155 15.5 22:29 ( 0, 69) Feb. 19 7 54.89 13 48.6 1.681 2.570 147 15.7 21:58 ( 0, 69) 小島彗星 (70P) 現在は15.8等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。3月まで15.5等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 11 53.20 8 55.7 1.270 2.167 147 15.7 2:27 ( 0, 64) Feb. 19 11 50.84 9 46.7 1.253 2.188 154 15.7 1:57 ( 0, 65) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は14.5等(2月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。長期に渡って15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 12 36.06 11 33.7 2.674 3.465 137 15.7 3:10 ( 0, 66) Feb. 19 12 24.67 11 9.8 2.631 3.498 146 15.8 2:31 ( 0, 66) タットル彗星 (8P) 急激に増光して、8.9等まで明るくなった(9月11日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に15.7等まで暗くなった(12月7日、E. Cortes, N. Paul, B. Lutkenhoner)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 17 28.64 -54 59.6 2.729 2.451 63 16.0 5:24 (338, -6) Feb. 19 17 38.45 -55 12.5 2.721 2.520 67 16.3 5:17 (340, -6) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は15.8等(1月24日、Y. Sugiyama)。3月まで16等を保ち、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 6 0.65 8 46.0 3.293 3.953 125 16.0 20:31 ( 0, 64) Feb. 19 6 0.37 9 43.9 3.380 3.956 119 16.1 20:04 ( 0, 65) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.0等(1月15日、門田健一氏)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。南半球でも、明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 16 11.55 17 49.1 4.767 4.821 87 16.1 5:24 (309, 65) Feb. 19 16 14.67 19 28.8 4.691 4.833 92 16.1 5:17 (314, 69) 西村彗星 (C/2021 O1) 7月末から8月初めにかけて、9〜10等で観測された。しばらく観測できなかったが、明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 16 34.88 -27 23.6 3.100 2.947 71 16.2 5:24 (335, 23) Feb. 19 16 38.58 -28 8.7 3.078 3.032 78 16.3 5:17 (339, 24) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は16.2等(1月27日、SONEAR Observatory, Oliveira)。今後はゆっくりと減光していく。南半球では、3月から4月にかけて超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 0 5.05 -43 17.0 4.836 4.164 42 16.3 19:04 ( 43, -9) Feb. 19 0 13.68 -41 37.6 4.894 4.195 40 16.3 19:10 ( 47,-12) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 秋に13.1等まで明るくなった(10月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に15.5等まで暗くなった(1月31日、Thomas Lehmann)。しばらく条件良く観測できるが、3月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 3 1.48 11 5.4 1.755 1.910 83 16.4 19:04 ( 46, 59) Feb. 19 3 16.25 12 17.9 1.851 1.941 80 16.7 19:10 ( 54, 57) フルス彗星 (P/2021 N2) 急激に増光した。現在は16.1等(1月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に15.5〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 2 28.96 11 59.5 3.954 3.834 75 16.5 19:04 ( 58, 54) Feb. 19 2 35.01 12 18.2 4.059 3.840 70 16.5 19:10 ( 66, 49) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 18 25.06 3 19.8 5.588 5.034 51 16.6 5:24 (290, 31) Feb. 19 18 29.43 4 31.0 5.522 5.048 56 16.6 5:17 (292, 35) カタリナ彗星 (C/2021 U5) 現在は16.5等(1月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬から春にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 10 20.66 -23 54.0 1.520 2.370 141 16.7 0:54 ( 0, 31) Feb. 19 10 19.65 -21 47.1 1.489 2.377 146 16.7 0:26 ( 0, 33) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.2等(1月18日、J. Drummond)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋から冬にかけて、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 7 28.07 -47 14.1 4.925 5.374 112 16.7 21:57 ( 0, 8) Feb. 19 7 18.73 -47 4.1 4.957 5.380 110 16.7 21:20 ( 0, 8) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は16.9等(1月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年の初めに、14等まで明るくなる。春まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 4 19.00 6 18.4 4.421 4.705 100 16.8 19:04 ( 7, 61) Feb. 19 4 20.50 6 57.0 4.484 4.663 94 16.7 19:10 ( 23, 60) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は18.0等(1月31日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 10 53.62 26 44.4 1.519 2.465 158 17.1 1:28 ( 0, 82) Feb. 19 10 45.78 28 3.0 1.452 2.409 161 16.8 0:53 ( 0, 83) リニア彗星 (230P) 現在は18.7等(1月1日、W. Hasubick)。冬に16.5〜17等まで明るくなると期待されていた。前回2015年の回帰では、13等まで明るくなった。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 0 58.78 -5 46.3 2.069 1.609 49 16.8 19:04 ( 62, 26) Feb. 19 1 16.19 -3 19.6 2.092 1.595 47 16.8 19:10 ( 67, 24) スコッティ彗星 (430P/2021 Q2) 2011年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.2等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。10月には16.8等まで明るくなった(10月10日、門田健一氏)が、その後は減光している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 15 1.29 -12 52.4 1.280 1.700 96 16.8 5:24 (357, 42) Feb. 19 15 11.12 -13 39.7 1.243 1.728 100 16.8 5:17 ( 0, 41) 楊-高彗星 (325P) 今回帰はまだ観測されていない。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、19.2等以下と暗い(1月22日、John Drummond)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 16 26.42 -34 30.1 1.475 1.516 72 17.1 5:24 (340, 17) Feb. 19 16 53.25 -34 36.1 1.417 1.493 74 16.9 5:17 (338, 16) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.9等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 19 10.79 51 9.1 9.280 9.037 72 16.9 5:24 (229, 42) Feb. 19 19 13.92 51 57.9 9.274 9.046 73 16.9 5:17 (229, 44) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は16.8等(1月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 23 10.60 79 29.0 3.614 3.814 94 17.0 19:04 (167, 36) Feb. 19 23 19.81 78 10.2 3.670 3.804 90 17.0 19:10 (166, 35) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.6等(1月29日、Observatoire Chante-Perdrix, Dauban)。2022年の冬に、11.5等まで明るくなる。ゆっくりと明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 3 5.61 14 12.1 2.961 3.039 85 17.1 19:04 ( 49, 62) Feb. 19 3 10.19 14 38.9 3.025 3.000 79 17.0 19:10 ( 60, 57) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 秋から冬にかけて、16.4等まで明るくなった(10月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は減光中。既に18.0等まで暗くなった(1月31日、Catalina Sky Survey)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 12 54.91 -11 11.5 1.406 2.139 125 17.0 3:28 ( 0, 44) Feb. 19 12 53.12 -11 55.0 1.377 2.174 132 17.1 2:59 ( 0, 43) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.2(1月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 14 34.80 -3 42.1 8.553 8.862 105 17.1 5:08 ( 0, 51) Feb. 19 14 32.71 -3 16.4 8.430 8.858 112 17.1 4:38 ( 0, 52) フルス彗星 (C/2021 T2) 現在は17.8等(1月2日、門田健一氏)。6月から7月にかけて、13.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は南半球でしか観測できない。日本からは、3月に16.5等になるまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 1 12.61 4 0.8 2.493 2.096 55 17.2 19:04 ( 68, 34) Feb. 19 1 15.40 2 31.8 2.536 2.022 48 17.1 19:10 ( 72, 28) マクノート彗星 (254P) 現在は17.0等(1月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点を通過した後も、しばらく増光が続いた。しばらく16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 4 23.76 -7 13.2 3.761 4.027 98 17.1 19:04 ( 3, 48) Feb. 19 4 25.77 -6 3.4 3.871 4.046 93 17.2 19:10 ( 15, 48) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 春から夏にかけて、16等まで明るくなる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 18 24.00 -21 53.2 3.681 3.099 47 17.2 5:24 (310, 14) Feb. 19 18 34.46 -21 56.7 3.610 3.101 52 17.1 5:17 (312, 15) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.3等(1月7日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。春に17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 13 43.90 -9 43.1 4.204 4.712 115 17.3 4:17 ( 0, 45) Feb. 19 13 44.00 -9 46.3 4.107 4.710 122 17.2 3:50 ( 0, 45) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は17.2等(1月22日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2024年から2025年にかけて、13〜14等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 7 14.88 -31 16.7 7.878 8.454 122 17.3 21:45 ( 0, 24) Feb. 19 7 13.00 -30 55.6 7.874 8.416 120 17.2 21:16 ( 0, 24) トンボー-テナグラ彗星 (274P) 現在は17.6等(1月19日、井狩康一氏)。11月から3月にかけて、17等で観測できる。日本からは条件が良いが、南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 5 21.44 30 51.1 1.860 2.486 118 17.3 19:53 ( 0, 86) Feb. 19 5 24.82 31 16.8 1.930 2.478 112 17.4 19:29 ( 0, 86) レモン彗星 (C/2019 T2) 現在は18.4等(1月9日、J. Drummond)。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 10 51.19 -52 51.5 3.524 3.994 111 17.4 1:25 ( 0, 2) Feb. 19 10 38.94 -51 38.4 3.504 4.044 116 17.4 0:46 ( 0, 3) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は17.8等(1月8日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 2 41.37 27 47.0 5.387 5.369 83 17.5 19:04 ( 81, 65) Feb. 19 2 39.28 27 25.3 5.514 5.366 76 17.5 19:10 ( 87, 58) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は17.0等(1月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 14 52.80 44 7.0 7.378 7.743 108 17.6 5:24 (182, 81) Feb. 19 14 51.10 44 40.1 7.370 7.791 111 17.6 4:56 (180, 80) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は16.5等(1月26日、門田健一氏)。冬に15.5等まで明るくなると期待されていた。だが、近日点通過の前に減光している。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 12 45.88 88 54.1 2.539 2.947 104 17.6 3:36 (180, 36) Feb. 19 6 43.14 86 17.8 2.554 2.950 103 17.6 20:49 (180, 39) 小惑星A/2021 X1 (A/2021 X1) 現在は17.4等(1月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に、15〜16等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 7 1.22 -22 51.5 4.695 5.339 126 17.6 21:31 ( 0, 32) Feb. 19 6 53.20 -22 4.6 4.708 5.293 121 17.6 20:55 ( 0, 33) ランキン彗星 (P/2020 V4) 現在は16.9等(1月31日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 7 42.45 4 6.2 4.384 5.256 149 17.6 22:13 ( 0, 59) Feb. 19 7 40.40 4 26.1 4.443 5.264 142 17.6 21:43 ( 0, 59) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は17.4等(1月10日、Observatoire Chante-Perdrix, Dauban)。2023年の冬から夏にかけて、12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年春まで条件良く観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 1 39.09 47 50.4 5.183 5.126 81 17.7 19:04 (125, 56) Feb. 19 1 44.33 46 54.1 5.222 5.067 75 17.6 19:10 (124, 51) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。春には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 15 39.34 -37 30.9 5.941 5.884 81 17.7 5:24 (350, 17) Feb. 19 15 36.80 -38 15.5 5.851 5.917 89 17.7 5:17 (355, 16) マクノート彗星 (284P) 秋に14.5等まで明るくなった(10月1日、門田健一氏)。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(1月28日、Catalina Sky Survey)。今後は急激に減光して、2月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 1 10.95 -2 36.6 2.987 2.519 52 17.9 19:04 ( 63, 30) Feb. 19 1 22.17 -1 21.6 3.073 2.538 49 18.0 19:10 ( 68, 27) 小林彗星 (440P/2021 W2) 1997年に16.5等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.5等(1月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。当初の予報より暗いが、急激に増光中。1月から3月にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Feb. 12 8 30.42 25 35.4 1.158 2.111 159 18.4 23:00 ( 0, 80) Feb. 19 8 26.94 24 32.4 1.168 2.096 152 18.3 22:30 ( 0, 79)