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Updated on December 5, 1997 |
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1997年12月に見える彗星のランキングはこのようになりまし
た。
テンペル-タットル周期彗星(55P)が急激に明るくなってくるはずです。 月初めに既に15等で、年末には11等に達し、眼視観測の対象となると予報され ています。 しかし、11月初めの観測では予報よりも暗く、その後も明るくなってきている という情報はありません。 いずれにせよ、今月最も注意が必要な彗星です。 その他の明るい彗星は皆夕空にあります。 最も期待できるのはハートレー第2周期彗星(103P)で、明るさは9等です。 先月に最も明るかった宇都宮彗星(C/1997 T1)は、下旬には太陽に近くなって 観測できなくなってしまいます。 ムーニエ-デュプイ彗星(C/1997 J2)も11等ながらだいぶ低くなってきました。 ラーセン周期彗星(P/1997 V1)が発見されましたが、17等で明るくなりません。 コワル-ヴァーヴロヴァー周期彗星(P/1983 J3)が明け方の空に現れて来ました。 急速に明るくなると思われ、検出の好機です。
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シューメーカー-ホルト第1周期彗星
〔128P/Shoemaker-Holt 1〕[星図]
は、既に1996年9月に検出されています。光度は20.7等と大変暗かったのです
が、核が2つに分裂していることが分かりました。今年に入ってからは、8月に
18等、9月に17等、10月に16等と予報をはるかに上回って急激に増光し、11月
下旬には15等に達しています。この増光期間の光度式は、
m1 = -92.5 + 5 logΔ + 220 log r
という異常な値となります。これは分裂の影響なのでしょうか。近日点通過は
先月の20日で、今後は減光に転じると思われますが、衝を過ぎたばかりですの
で、今月も15等台でしょう。ヒアデス星団の近くで、真夜中前に頭上高く見え
ています。
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| ガン周期彗星〔65P/Gunn〕 [星図]は1996年7月24日に近日点を 通過した彗星ですが、軌道の離心率が小さく円軌道に近いので、いまだに16等 で観測可能です。昨年9月以来しばらく観測がありませんでしたが、今年は7 月から11月まで、13〜17等で観測されています。眼視観測では、予報よりもか なり明るいと報告されています。今月はくじら座の尾部、β星の近くで、夕方 の南の空に見えています。この彗星は遠日点でも18等程度の明るさを保ち、軌 道の全周で観測可能です。 |
| ヘリン-ローマン-アルー第2周期彗星 〔132P/Helin-Roman-Alu 2〕[星図] は、7月13日に19.6等で検出されました。これは予報よりも2等ほど暗かったの ですが、その後は9月上旬に17.5等、9月末に16.5等、10月〜11月に15.5〜16等 と急激に明るくなりました。しかし、先月10日に近日点を通過して、今月から は減光に転じます。うお座のつけ根の辺りにいて、宵の空高くに見えています。 明るさは16→16.5等でしょう。 |
| 小惑星(2060)としても登録されている、周期50年のキロ ン周期彗星〔95P/Chiron〕 [星図] が、明け方の空に現れて来ました。12月上旬はまだ高度が低いですが、下 旬には観測可能となります。昨年2月に近日点を通過しましたが、近日点距離 が8.5AUと大きいため、今後数年間はほとんど明るさは変わりません。その姿 も恒星状で面白みがありませんが、今年前半の観測では、予報よりも若干暗い ようでした。てんびん座で16等でしょう。 |
1年前の12月30日に近日点を通過したエヴァンス-ドリ
ンクウォーター彗星〔C/1996 J1 ( Evans-Drinkwater )〕
[星図]は、5月上旬に小林寿郎氏
によって、10等(A核)と13等(B核)の2つの核に分裂していることが発見されま
した。その後、A核は急激に減光し、7月初めに16等、8月には17.5〜18等まで
暗くなってしまいました。その後は減光が緩やかになり、先月23日には18.7等
で観測されています。A核の光度変化は、
m1 = -0.2 + 5 logΔ + 27.6 log r
という式で表されます。一方のB核は、7月初めには14.7等、その後もゆっくり
と減光していて、先月もまだ15等台の明るさを保っています。B核の光度変化
は、
m1 = 9.0 + 5 logΔ + 6.6 log r
という式になります。ここではB核の光度式を用いて予報しています。今月は
さんかく座にあり、宵の頃に天頂付近に位置します。明るさはまだ16等程度で
しょう。
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| ジョンソン周期彗星〔48P/Johnson〕 [星図]は、昨年春に21等で観測さ れて以来、太陽と合になってしばらく観測されない状態が続いていました。と ころが、今年に入って明け方に現れて来てから、5月に18.5等→17等、6月末に は15.5等と急激に増光し、夏にはCCDで15等、眼視では13.5等と大変明るく観 測されました。この彗星は10月31日に近日点を通過したばかりですが、光度の ピークは夏頃で、その後は減光に転じ、秋には16等前後で観測されています。 今月はやぎ座を東へ移動しています。12月17〜19日には球状星団M30に1°まで 接近します。明るさは16.5等ですが、夕方の南西の空にかなり低くなってきま した。来月には観測不可能となります。いったん太陽と合になった後は、来年 秋に再び19等で観測されるでしょう。 |
| ティルブルック彗星〔C/1997 O1 ( Tilbrook )〕 [星図]は、オーストラリアの Tilbrookが7月22日に、変光星からす座TVを観測中に発見した彗星です。変光 星観測中の彗星発見例は、日本でも1936年に下保茂氏がこじし座Rを観測中に C/1936 O1 ( Kaho-Kozik-Lis )を発見したケースがあります。ティルブルック 彗星の発見光度は10等でしたが、日本からは夕方の空の低空に位置したため、 明るさの割にあまり観測されませんでした。9月21日に14.2等で観測された後 は、太陽と合になっていました。今月は再び明け方の空に現れて来ます。かん むり座を北上し、薄明開始時の高度は22→48°と高くなっていきます。しかし、 明るさの方は16.5→17.5等とすっかり暗くなってしまっているでしょう。 |
| 来年4月19日に近日点を通過する紫金山第1周期彗星 〔62P/Tsuchinshan 1〕[星図]は、 今回帰は佐治天文台で11月3日に初観測されました。予報では18等程度のはず ですが、実際には核光度20.3等の恒星状と、かなり暗いようです。今月は予報 では17等から16.5等に達するはずですが、もっと暗いと思われます。うお座の つけ根あたりにいて、宵の空高く見えています。 |
| キットピークのスペースウォッチ望遠鏡を使って、Jeff Larsenが11月3日に 16.6等で発見した新彗星、ラーセン周期彗星 〔P/1997 V1 ( Larsen )〕[星図]は、 周期10.8年の新周期彗星であることが分かりました。既に8月16日に近日点を 通過していて、今後も明るくなりません。今月はうお座にあり、夕方の南の空 高く見えていますが、16.5→17等と暗くなっていきます。近日点距離が3.3AU と大きく、離心率が0.33と比較的円に近いので、今後しばらく観測可能でしょ う。 |
| 来年3月4日に近日点を通過するシューメーカー-レヴィ 第3周期彗星〔129P/Shoemaker-Levy 3〕 [星図]は、早くも1996年10月に検出 されています。その頃は19等程度でしたが、この秋には17等台と明るくなって きています。この冬がピークですが、明るさは17等にしかなりません。しかし、 軌道の離心率が0.25と円に近いため、1999年春の衝の頃でもまだ18.5等程度の 明るさを保ち、長期間観測されるでしょう。今月はふたご座とかに座の間にい て、未明に天頂近くまで昇ります。 |
| 来年9月27日に近日点を通過するハウエル周期彗星 〔88P/Howell〕[星図]は、今回帰で はまだ観測されていません。今年初めに衝の位置で20等になっていたと思われ ますが、観測はされませんでした。太陽と合になった後、先月から再び明け方 の空に現れて来ています。予報では18→17等と充分に明るくなってきているは ずです。今月は薄明開始時の高度も38→48°と高くなってきますので、観測さ れるのは時間の問題でしょう。今後彗星は太陽から離れつつ急速に明るくなっ ていきます。来年夏から秋にかけて11等にまでなると期待されています。 |
| 昨年の春から夏にかけて8等まで明るくなったコプフ周期 彗星〔22P/Kopff〕[星図]は、 今年の2月に16等で観測されたのを最後に、太陽に近付いて見えなくなりまし た。その後、夏以降は再び観測可能になっていたのですが、予報では20等以下 にまでなってしまっているはずでした。ところが、11月2日から3日にかけて織 部隆明氏と杉江淳氏が観測を行い、17等と3等ほど明るくなっているのを発見 しました。しかし、その姿は拡散していて、非常に観測しづらいものであった そうです。おそらくバーストを起こしてしばらくたった後の状態だと思われま すが、それ以前の観測がなく、詳細は不明です。今月はおうし座の胴体の中に あります。衝を過ぎたばかりで位置的な条件は良いのですが、拡散しているた めに観測は非常に困難でしょう。明るさもあてになりません。 |
| 今月12日に近日点を通過するテイラー周期彗星 〔69P/Taylor〕[星図]は、10月になっ てようやく観測されました。予報と1′ほど位置がずれていたようです。明る さは18.9等でしたが、その後も18等台と予報よりも少し明るく観測されていま す。それでも、今回帰では17等止まりで明るくなりません。かに座を北上中で、 未明に頭上高くに達します。中旬から下旬にかけて、プレセペ星団に接近しま す。今月から来月にかけてがピークです。 |
| 1月10日に18.6等で発見されたNEAT彗星 〔C/1997 A1 ( NEAT )〕[星図] は、宵の空高く18等程度で見えています。今月はカシオペヤ座からアンドロメ ダ座へと移動します。12月9日にはM103に1.7°まで、12月22〜24日にはカシオ ペヤ座新星1995に30′まで接近します。カシオペヤ座新星は現在も11等台後半 の明るさを保っています。2月上旬にはアンドロメダ銀河M31の前を通過します。 しかし、既に6月19日に近日点を通過しているため、今後は急速に暗くなって しまいます。 |
| 1月31日に19.4等で発見されたスペースウォッチ彗星 〔C/1997 BA6 ( Spacewatch )〕 [星 図]は、初めは小惑星として報告されたといういわくつきの天体ですが、 最近はコマのある彗星らしい姿になってきているようです。11月には18等台で 観測されています。近日点通過は1999年11月で、14等まで明るくなると思われ ます。但し、その頃には南天にあり、日本からは観測できません。現在は太陽 から7AU弱という遠方にいて、しばらくは大変暗い状態が続きます。今月はろ くぶんぎ座の西にあり、明け方の南の空に位置します。今後、来年5月に17等 になるまで観測できますが、その後は南天に去り、再び北上してくる2000年秋 まで日本からは観測不可能となります。 |
| 2月15日に18等で発見された小惑星 1997 CU26 [星図]は、近日点距離が13AUと土星 よりも遠い、周期60年のセントール族の小惑星であることが分かりました。こ の天体の近日点通過はずっと先の2004年で、今後20年以上に渡って18等程度で 見えることになります。その間にコマが検出され彗星になるかもしれません。 かに座の南東部にあり、未明に南の空に見えます。 |
| 来年7月12日に近日点を通過するアラン-リゴー周期彗星 〔49P/Arend-Rigaux〕 [星図] は、既に8月に19.5等で観測されています。今回帰の条件は非常に悪く、近日 点通過の頃は太陽に近く全く見ることができません。今月はみなみのうお座の 北にあり、12月27日の前後1週間ほどは、らせん状星雲NGC7293に2°弱まで接 近します。夕方の南西の空に見えていますが、薄明終了時の高度が28→23°と 低くなってしまいます。来月には観測不可能となります。近日点通過後は1999 年になるとようやく見え始めますが、既に17等にまで暗くなっているでしょう。 |
| 1992年1月9日に17等で発見された小惑星フォルス 〔(5145) Pholus〕 [星図]は、 近日点距離が8.7AUで周期が約90年という巨大な楕円軌道上をまわっていまし た。長らく小惑星と思われていたキロン周期彗星(95P)と同じセントール族の 天体ですが、その後も恒星状でコマは検出されていません。しかし、小惑星の 中でも特に赤く見える天体として有名です。既に近日点を通過してから6年以 上過ぎていますが、土星よりも遠くにいるため、明るさはほとんど変化せず、 今後数年から10数年は観測できます。今月はアークトゥルスのすぐ南西にあり、 明け方の東の空に見えています。 |
| 6月29日に18.8等で発見された小惑星 1997 MD10[星図]は、近日点距離 が1.5AU、周期が128年という彗星のような軌道上を動いていることが分かりま した。しかし、その後の観測でも全くの恒星状にしか写らないようです。先月 10日に近日点を通過し、太陽に1.5AUまで接近しましたが、コマは観測されな かったようです。今月は、はくちょう座を北東へ移動し、夕方の北西の空、薄 明終了時の高度が40°強の辺りにあります。興味深い天体ですが、18等と暗く 観測は困難です。 |
| ボーティン周期彗星〔85P/Boethin〕 [星図]は4月17日に近日点を通過し たはずです。今回帰の条件は非常に悪く、近日点通過の頃には9.5等に達した はずですが、太陽に近く全く観測できませんでした。通過前は、昨年夏頃に衝 の位置で18〜19等だったはずですが、観測されませんでした。近日点通過後は、 先月からようやく明け方の空に現れて来たばかりです。しかし、既に明るさの 方は18等から19等と大変暗くなってしまっています。今月は明け方の南の空高 くに位置します。今後は更に暗くなっていくため、今月から来月のうちに観測 されない場合、今回帰は見逃されることになるでしょう。 |
| スミルノワ-チェルヌイフ周期彗星〔74P/Smirnova-Chernykh〕 [星図]は、現在遠日点を通過した ばかりで、18等台と最も暗い時期になっています。これから2001年の近日点に 向かって、徐々に明るくなっていくでしょう。うお座とくじら座の間で、夕方 の空高く見えています。 |
| 昨年9月に発見された新周期彗星、ラーゲルクヴィス ト周期彗星〔P/1996 R2 ( Lagerkvist )〕 [星図]は、近日点通過は今年の1月 19日でしたが、昨年12月30日まで観測された後は、太陽に近くなって観測があ りませんでした。夏頃から再び明け方の空に現れて来ているはずですが、まだ 観測報告はありません。予報よりも暗くなっている可能性もあります。彗星は ふたご座の西部、散開星団M35の約2°北にあり、今月は衝となって、真夜中の 天頂付近に見えます。予報ではまだ18等の明るさのはずです。 |
| 1983年5月に発見された新周期彗星、コワル-ヴァーヴ ロヴァー周期彗星〔P/1983 J3 ( Kowal-Vavrova )〕 [星図]が初回帰を迎えています。 しし座とろくぶんぎ座の間にいて、明け方の南の空高く見えています。今月は 予報では18等台になり、検出のチャンスです。彗星は今後、1月初めには18等、 2月末には17.5等と急速に明るくなってくると思われます。しかし、既に10月 から明け方の空に現れて来ているはずですが、いまだ検出されていないことか ら、実際の光度はもっと暗い可能性もあります。近日点通過は1998年11月です が、その頃には太陽に近く観測は不可能です。 |
| ミュラー第2周期彗星〔131P/Mueller 2〕 [星図]は、6月末から7月初めにかけ て、杉江淳氏と中村彰正氏によって18.9等、19.9等の明るさで検出されました。 この時は予報よりも2.5等ほど暗かったのですが、その後は若干明るく観測さ れました。先月22日に近日点を通過し、地球からも遠ざかりつつあるため、今 後はどんどん暗くなっていきます。うお座にあり、夕方の空高く見えています。 |
| 昨年8月10日に13等で発見されたラッセル-ワトソン彗 星〔C/1996 P2 ( Russell-Watson )〕 [星図]は、今年2月に16.7等で観測された後、しばらく太陽に近く見え ませんでしたが、再び明け方の空に現れて来た8月には18.6等、11月には17等 台と予報より明るく観測されています。近日点を1996年3月1日に通過していま すが、近日点距離が大きいためゆるやかに減光しています。今月もエリダヌス 座北部にあり、宵の空高く18等台で見えるでしょう。 |
ヨーロッパ南天天文台のウプサラ-DLRトロヤ群捜索プログラムの中で、10月5
日に18.9等で発見された新彗星P/1997 T3
[星図]ですが、いまだに名前がつけ
られていません。最新の軌道要素では、周期18年で、来年3月18日に近日点を
通過します。この天体は大望遠鏡でもコマが見られず、かすかな尾がなんとか
写る程度でした。これは最近小惑星(7968)として登録されたエルスト-ピサロ
周期彗星(133P/Elst-Pizarro)の場合と良く似ています。宵の空高く見えてい
ます。
「11月13日付のM.P.E.C. 1997-V24の「観測可能な彗星」一覧には名前があり ません。おそらく今後は小惑星として扱われるものと思われます。」という記 述は間違いでした。訂正致します。 |
| 1992年4月に発見された新周期彗星、シューメーカー- レヴィ第8周期彗星〔P/1992 G2 ( Shoemaker-Levy 8 )〕 [星図]が初回帰を迎えています。近 日点通過はまだ2年も先の1999年12月ですが、軌道の離心率が0.29と円軌道に 近いため、早々に検出されるでしょう。まだ20等級と大変暗いのですが、この 冬は位置的条件が良くなります。今月はふたご座とかに座の間にいて、未明に 頭上高くに位置します。 |
最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
m1 = -1.0 + 5 log Δ + 7.9 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 8.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 6.8 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 3.7 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 7.5 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 1.3 + 5 log Δ + 31.5 log r
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m1 = 9.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
|
m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 7.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = -0.8 + 5 log Δ + 30.0 log r
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m1 = 7.7 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 11.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 6.6 log r
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m1 = 7.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 6.7 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 12.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 9.3 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 11.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 8.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 2.5 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 8.5 + 5 log Δ + 30.0 log r
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m1 = 10.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
|
m1 = 7.5 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 6.5 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 11.3 + 5 log Δ + 11.0 log r
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m1 = 7.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 16.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 6.5 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 8.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
|
m1 = 10.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 13.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 7.0 + 5 log Δ + 9.2 log r
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m1 = 10.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 8.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
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