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Updated on December 10, 1996 |
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1996年12月に見える彗星のランキングはこのようになりました。
世紀の大彗星ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1)は9月に一度暗くなる素振りを見 せ話題になりましたが、その後はまた順調に増光して、現在は4.5等になって います。今月から来月にかけて一旦太陽と合になります。1月中旬に明け方に 見えてからがいよいよ本番です。 急激に明るくなって9月下旬に5等にまで達したタイバー彗星は(C/1996 Q1)は、 10月に入ってからは一転して暗くなり、驚かされました。10月に入ってすぐに 増光が止まり、中旬まで5等台で停滞した後、20日から大減光し、一気に9等ま で暗くなってしまいました。現在は10等以下で、しかも拡散しています。 マックホルツ第1周期彗星(96P)、ボーティン周期彗星(85P)がともに観測され ないまま太陽に近づいて見えなくなってしまいました。ボーティン周期彗星は 来年の秋に2度目のチャンスがありますが、マックホルツ第1周期彗星の今回 帰での観測はほぼ絶望です。
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| 今年の春、3月から4月にかけて光度0等級、尾の長さ100度の大彗星になった百武彗星〔C/1996 B2 ( Hyakutake )〕は、もう日本 からは見ることはできません。5月1日の近日点通過以後は南半球で追跡され、 9月初めに12等になるまで観測されています。しかし、その後は観測がなく、 現在の明るさは不明です。予想では16等程度になっていると思われます。今月 から来月はみなみのさんかく座にいます。10〜11月は南半球でも夕方、明け方 ともに低くなっていました。今月からは再び明け方の高度が高くなってきます が、もう観測されないかもしれません。 |
| 小惑星(2060)としても登録されている、周期50年のキロ ン彗星〔95P/Chiron〕が再び明け方の空に姿を現してきます。先シーズン は2月に近日点を通過し、15等程度で観測されました。しかし、近日点距離が 8.5AUと大きいため、ほとんど明るさは変わっていません。来年春の衝の頃に はまた15等程度になるでしょう。今後数年間は観測できます。おとめ座のスピ カのすぐ南にいます。 |
| 近日点通過前の観測からの予報では18〜19等のはずが、バーストして7月下旬 に12〜13等まで明るくなっているのが発見されたドゥ・ トイト-ネウイミン-デルポール周期彗星〔57P/du Toit-Neujmin-Delporte〕 は、9月以降はしばらく15等程度で落ち着いているようです。この状態は いつまで続くのでしょうか。12月から1月はうお座のつけねからおひつじ座へ と移動し、宵の南の空高くに見えています。 |
| 1984年、1990年と見逃されたロストコメットのトリト ン周期彗星〔D/1978 C2 ( Tritton )〕が、予報どおりならば今が一番明 るい時期です。しし座の前足の辺りにいて、明け方の南の空高くに位置します。 この彗星は急増光して急減光するタイプなので、検出する機会はそんなに長く ありません。2月には衝となりますが、18等になってしまいます。黄道上の良 い位置にいますが、果して見つかるでしょうか。 |
| 近日点距離が0.12AUと極端に小さいことで有名なマック ホルツ第1周期彗星〔96P/Machholz 1〕は、今月は太陽に近く観測できま せん。今回帰は日本からの条件は最悪で、まったく見ることができません。南 半球では近日点通過前の9月に観測するチャンスがありましたが、ついに観測 されませんでした。今後はしばらく太陽に近い状態が続きますが、その間に急 激に減光してしまい、日本で見られるようになる来年3月下旬には既に20等以 下となってしまいます。おそらく今回帰は観測されることなく去っていくこと になるでしょう。 |
| 初回帰のパーカー-ハートリー周期彗星 〔119P/Parker-Hartley〕は既に1995年の秋から冬にかけて16〜17等で観 測されています。近日点通過は6月24日でその頃は太陽に近く観測できません でしたが、再び明け方の空に見えてきました。今月はふたご座で、16.5等程度 でしょう。来月には衝となり、真夜中の天頂に見えることになります。その後 は5月に西に低くなる頃に18.5等まで減光します。 |
| コマス・ソラ周期彗星〔32P/Comas Sola〕は今年の 初め頃に、予想を上回り、14.5等にまで達しました。その後は太陽に近くなっ て6月10日の近日点通過の頃は観測できませんでしたが、先月から再び明け方 の空に現れてきました。今月はおとめ座で、明け方の空に高く見えています。 明るさもまだ16等台でしょう。付近にはキロン周期彗星(95P)やチュリュモフ- ゲラシメンコ周期彗星(67P)も見えています。 |
| 小惑星(4015)としても登録されているウィルソン-ハリ ントン周期彗星〔107P/Wilson-Harrington〕が今月12月6日に近日点を通 過します。今回帰では既に5月に19等で観測されていますが、その後の観測は ありません。12月から1月にかけては、やぎ座→みずがめ座→うお座へと移動 します。相変わらず夕方の南西の空にいますが、薄明終了時の高度は、12月は 25→35°、1月は35→45°とだんだん条件が良くなってきます。1月上旬は、コ プフ周期彗星(22P)、エンケ周期彗星(2P)、ラーゲルクヴィスト周期彗星 (P/1996 R2)と近いです。また、中旬には土星の北約5°を通過します。この彗 星は近日点距離が1.00AUのため、9月中〜下旬に近日点を通過すれば地球にか なり接近しますが、今回は17等止まりです。 |
| 7月4日に発見されたブルーイントン彗星〔C/1996 N1 ( Brewington )〕は、8月には8等前後まで明るくなりました。9月には8.5 →10等と順調に暗くなっていきましたが、10月中旬になって11等から14等へと 急減光しました。その後は拡散してしまったようで、位置的な条件が良いのに も関わらず、まったく観測されていません。12月から1月にはペガスス座から アンドロメダ座へと移動します。夕方の天頂付近と条件は良いのですが、明る さは17等から19等にまでなってしまいます。拡散しているため、その光度が示 す以上に観測は困難でしょう。 |
| 来年2月3日に近日点を通過するラッセル第4周期彗星 〔94P/Russell 4〕は、11月に19等と若干予報よりも暗く観測されていま す。12月はしし座、1月はおとめ座で、明け方の南の空で17等台でしょう。火 星のすぐ北に10°弱の距離を保って一緒に移動していきます。1月中旬以降は おとめ座の銀河団の中に入っていきます。暗い彗星ですが、今回帰は条件が良 く、3月には衝に近い位置で16等まで明るくなります。その後夏の終わりに19 等で西に沈むまで観測できます。 |
| 9月10日に17等で発見された新周期彗星、ラーゲルク ヴィスト周期彗星〔P/1996 R2 ( Lagerkvist )〕は、来月1月20日に近日 点を通過します。10〜12月は16.5等程度で、発見時よりも約1等程明るく観測 されています。12〜1月はみずがめ座からうお座へと移動し、夕方の南の空に 見えています。2月初めには土星の周りでコプフ周期彗星(22P)、ワータネン周 期彗星(46P)などと接近しますが、その頃には西に低くなり観測できなくなっ ていきます。いったん太陽に近づいた後、来年の夏には再び18等台で観測でき るようになります。 |
| 有名なエンケ周期彗星〔2P/Encke〕が来年5月23日の 近日点に向かってゆっくりと増光してきます。既に7〜10月に19〜20等で観測 されています。12〜1月は夕方の南の空、みずがめ座からうお座で17等でしょ う。今回帰の北半球からの観測条件は最悪で、近日点通過前は2月中旬に16等 になるまでしか観測できず、通過後も8月になって12.5等まで暗くなってから 夕方の南の空、さそり座に見えるようになってきます。その後は11月末に19等 になるまで観測できます。一方南半球では条件は最良で、7月5日に彗星が地球 に0.19AUまで接近するため、6〜7月にはかなり明るく見られます。近日点通過 後の6月下旬に7等で見え始め、7月には夕空高く、7→10等と減光していく様子 が条件良く観測できます。 |
| 来年5月28日に近日点を通過するハートリー第1周期彗 星〔100P/Hartley 1〕は、9月中旬頃から明け方の空に見え始めて、その 後太陽から離れてきつつ増光してきているはずですが、現在までまだ誰も観測 できていません。12〜1月はかみのけ座からアークトゥルスの方へと移動してい きます。銀河の多い地域を通過していきますが、明け方の空でほぼ天頂付近に 見え、明るさも18→17等と増光してきますので、そろそろ初観測されるでしょ う。今回帰では近日点通過の頃にほぼ衝となり条件が良いため、来年の春には 14等にまで達します。その後夏に16等になるまで観測できます。 |
| 3月の発見以来、観測者によって光度にかなり幅があった NEAT彗星〔C/1996 E1 ( NEAT )〕は、夏に11〜 12等になった後、10月には13〜14等まで減光しています。秋以降は彗星が拡散 してしまい、観測はかなり困難なようです。今月は夕方の南西の空、みずがめ 座で17等から19等へと減光していくはずですが、実際にはその光度が示す以上 に観測は難しいでしょう。また、高度も急激に下がってきて、1月には低くな りすぎて見えなくなります。12月6日頃にはヴォルフ-ハリントン周期彗星 (43P)と約1°まで接近しています。 |
| 来年9月29日に近日点を通過するヴォルフ-ハリントン周 期彗星〔43P/Wolf-Harrington〕は現在ゆっくりと増光中です。12〜1月は みずがめ座で、夕方の南西の空に見えています。光度は18等程度です。地平高 度がどんどん低くなっていて、1月下旬には観測できなくなってしまいます。 いったん太陽と合になった後、来年の初夏には再び明け方の空に13.5等で見え 始めます。秋には12等に達し、しばらく同じような明るさで見え続けるでしょ う。12月6日頃にはNEAT彗星(C/1996 E1)と約1°まで接近しています。ま た、1月10日には球状星団M2(6.5等、13′)の北約2°のところを通過します。 |
| 1994年5月に発見され、5〜6月に9〜10等で観測された 高見沢彗星〔C/1994 J2 ( Takamizawa )〕は、その後もかなりの長期間に 渡って観測が続いています。1995年秋にはまだ15等の明るさを保ち、その後 1996年の初めには16.5等で観測されました。12月初めにもまだ18等で観測され ています。現在彗星はオリオン座の下辺部にいて、ほぼ衝となって真夜中の南 の空に見えています。来年春まで18〜19等で観測されるでしょう。12月21日に はκ星(2.1等)に約10′強まで接近します。1月はリゲル(0.1等)に近づいてい きます。 |
| 1996年1月に17等で発見された新周期彗星、ジェディ キ周期彗星〔P/1996 A1 ( Jedicke )〕は、6月まで16〜17等で観測されま した。その後太陽と合になっていましたが、再び明け方の空に現れてきました。 次回帰の予報のためにも、もう一度観測しておきたいところです。12月から1 月にかけては、おとめ座の頭部の南で、シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期 彗星(29P)と接近して見えています。11月5日には約10′まで近づきました。現 在は徐々に離れつつありますが、12月初めではまだ1°ほどの距離にいます。 |
| 1996年1月に近日点を通過し、11等にまで明るくなったチュ リュモフ-ゲラシメンコ周期彗星〔67P/Churyumov-Gerasimenko〕は、6月 に14.5等まで減光した後、太陽と合となって観測できませんでしたが、再び明 け方の空に現れてきます。おとめ座のスピカのすぐ北で、予報では18等ですが、 実際はどうでしょうか。これからだんだん高度が高くなっていきます。コマス・ ソラ周期彗星(32P)、キロン周期彗星(95P)が近くにいます。 |
| 8月9日に18等で発見された小惑星 1996 PWは、 その後の観測から計算された軌道要素によると、近日点距離2.5AU、周期3000 年という、完全な長周期彗星の軌道上を動いていることが分かりました。しか し、その後も17等の恒星状で、まったく彗星らしい兆候は見つかっていません。 既に8月8日に近日点を通過しており、今月は18.5→19等と暗くなっていくでしょ う。12月初めはフォーマルハウトのすぐ近くで、2月初めにはくじら座β星 (2.0等)の近くへと移動していきます。夕方の南〜南西の空に見えています。2 月には見えなくなり、再び明け方に現れる頃には21等になってしまいます。そ の後は太陽系を去り、二度と観測されることはないでしょう。ほぼ同じ時期に 発見された、完全な小惑星軌道上を動く彗星、エルスト-ピサロ周期彗星と対 比して話題になりました。 |
| 1992年1月9日に17等で発見された小惑星フォーラス 〔(5145) Pholus〕は、近日点距離が8.7AUで周期が約90年という巨大な楕 円軌道上をまわっていました。この軌道は、長らく小惑星と思われていたキロ ン彗星(95P)と似ているため、もしかしたら彗星なのかもしれません。但し、 その後の観測ではコマは検出されていません。既に近日点を通過してから5年 以上過ぎていますが、近日点距離が大きいため、今だ18等台で見えているでしょ う。1994年4月以降観測されていないようですが、近日点通過の14年も前の 1977年の写真にも写っていたので、今後数年間は見えると思われます。今月は かみのけ座で、明け方の空高く見えています。移動はほとんどありません。 |
| スミルノワ-チェルニフ周期彗星 〔74P/Smirnova-Chernykh〕は、現在遠日点を通過したばかりで、18等台 と最も暗い時期になっています。これから2001年の近日点に向かって、徐々に 明るくなっていくでしょう。現在はみずがめ座で、夕方の南〜南西の空低く見 えています。1月下旬にはいったん太陽に近づき見えなくなります。 |
| 初回帰のシューメーカー-レヴィ第3周期彗星 〔129P/Shoemaker-Levy 3〕は、10月にほぼ予報どおりの19等で検出され ました。近日点通過はまだ1年以上も先の1998年3月4日ですが、離心率が0.25 と円に近く、既にCCDの範囲内の明るさになっています。12月から1月にはうお 座で、宵の空高く見えています。2月2日には銀河M74(9.1等、10′)の南約 40′のところを通過します。近日点通過の頃でも17等止まりの暗い彗星です。 |
| 7月14日に18等で発見された新周期彗星、エルスト-ピ サロ周期彗星〔P/1996 N2 ( Elst-Pizarro )〕は、その後の観測により、 典型的な小惑星帯の小惑星の軌道上を動いていることが分かりました。既に相 当暗くなってしまっているようで、現在は尾だけ見えて核が見えないという状 態のようです。一時的に活性化して尾が伸びたのでしょうか。以前の観測では 恒星状だったように、再び恒星状に戻ってしまうのかもしれません。現在はみ ずがめ座で、夕方の南西の空に見えています。2月には低くなり見えなくなり ます。ほぼ同時期に発見された、完全な長周期彗星の軌道上を動く小惑星、 1996 PWと対比して話題になりました。 |
| ヘリン-ローマン-クロケット周期彗星 〔111P/Helin-Roman-Crockett〕は現在近日点を通過したばかりですが、 離心率が0.14とほぼ円のため、明るさはほとんど変化しません。1995年からずっ と21等程度と相当に暗く観測されています。ふたご座のポルックスの南にいて、 1月は衝となり真夜中の天頂付近に位置します。 |
| ミューラー第1周期彗星〔120P/Mueller 1〕が現在 衝となっています。今回帰は条件が悪く、近日点通過の4月頃は太陽と合にな りました。その前後の衝の頃が一番明るいですが、それでも20等以下と相当に 暗いでしょう。ぎょしゃ座にいて、ほぼ天頂付近です。 |
| ホルト-オルムステッド周期彗星〔127P/Holt-Olmstead〕 も衝をすぎたこの秋が一番明るい時期でしたが、それでも光度は21等と相 当に暗い彗星です。近日点通過は来年2月ですが、今後はさらに暗くなる一方 です。みずがめ座にいて、夕方の南西の空にかなり低くなっています。 |
m1 = -0.4 + 5 log Δ + 8.0 log r
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m1 = 6.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 10.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 5.2 + 5 log Δ + 21.5 log r
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m1 = 1.4 + 5 log Δ + 27.0 log r
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m1 = 8.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 6.7 + 5 log Δ + 21.0 log r
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m1 = 5.3 + 5 log Δ + 21.0 log r
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m1 = 6.5 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 7.7 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 6.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 11.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 12.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 6.2 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 7.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 2.0 + 5 log Δ + 18.0 log r
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m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 10.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 13.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 13.0 + 5 log Δ + 12.0 log r
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m1 = 2.0 + 5 log Δ + 25.0 log r
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m1 = 5.5 + 5 log Δ + 22.5 log r
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m1 = 16.5 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 10.8 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 10.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 11.0 + 5 log Δ + 12.0 log r
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m1 = 9.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 7.4 + 5 log Δ + 23.0 log r
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m1 = 8.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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m1 = 4.2 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 3.0 + 5 log Δ + 17.0 log r
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m1 = 9.3 + 5 log Δ + 11.5 log r
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m1 = 14.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 8.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
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m1 = 8.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 11.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 13.5 + 5 log Δ + 7.5 log r
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m1 = 7.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
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m1 = 14.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
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m1 = 14.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
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