彗星の広場 (1996年12月)

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  • 今月の彗星ランキング
  • 今月の彗星の解説
  • その他の彗星について
  • 位置推算表
  • 星図 (PostScript)
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    * 今月の彗星ランキング

    1996年12月に見える彗星のランキングはこのようになりました。

    世紀の大彗星ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1)は9月に一度暗くなる素振りを見 せ話題になりましたが、その後はまた順調に増光して、現在は4.5等になって います。今月から来月にかけて一旦太陽と合になります。1月中旬に明け方に 見えてからがいよいよ本番です。

    急激に明るくなって9月下旬に5等にまで達したタイバー彗星は(C/1996 Q1)は、 10月に入ってからは一転して暗くなり、驚かされました。10月に入ってすぐに 増光が止まり、中旬まで5等台で停滞した後、20日から大減光し、一気に9等ま で暗くなってしまいました。現在は10等以下で、しかも拡散しています。

    マックホルツ第1周期彗星(96P)、ボーティン周期彗星(85P)がともに観測され ないまま太陽に近づいて見えなくなってしまいました。ボーティン周期彗星は 来年の秋に2度目のチャンスがありますが、マックホルツ第1周期彗星の今回 帰での観測はほぼ絶望です。

    * 第1位 ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1) 4.5→3.5等

    - 第2位 エヴァンス-ドリンクウォーター彗星(C/1996 J1) 9.5等

    * 第3位 タイバー彗星(C/1996 Q1) 11→13等

    * 第4位 ウィルド第2周期彗星(81P) 13→12等

    - 第5位 ウィルド第4周期彗星(116P) 12.5→13等

    * 第6位 IRAS周期彗星(126P) 13→14等

    * 第7位 シューメーカー-レヴィ第4周期彗星(118P) 13.5→13等

    * 第8位 コプフ周期彗星(22P) 14→15等

    ! 第9位 ボーティン周期彗星(85P) 15→14等

    * 第10位 シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期彗星(29P) 14等

    - 第11位 ガン周期彗星(65P) 14.5等

    * 第12位 ラッセル-ワトソン彗星(C/1996 P2) 15→15.5等

    * 第13位 ワータネン周期彗星(46P) 16→15等

    - 第14位 ムルコス周期彗星(124P) 15→15.5等

    * 第15位 ハーゲンローザー-スパール彗星(C/1996 R1) 15→16.5等

    * 第16位 シューメーカー-ホルト第2周期彗星(121P) 15.5等

    その他の暗い彗星は以下の通りです。

    - 百武彗星(C/1996 B2) 15.5→16.5等
    * キロン周期彗星(95P) 16→15.5等
    * ドゥ・トイト-ネウイミン-デルポール周期彗星(57P) 16→16.5等
    + トリトン周期彗星(D/1978 C2) 16→16.5等
    ! マックホルツ第1周期彗星(96P) 16→18.5等
    * パーカー-ハートリー周期彗星(119P) 16.5等
    * コマス・ソラ周期彗星(32P) 16.5→17等
    * ウィルソン-ハリントン周期彗星(107P) 17等
    * ブルーイントン彗星(C/1996 N1) 17→18.5等
    * ラッセル第4周期彗星(94P) 17.5→17等
    * ラーゲルクヴィスト周期彗星(P/1996 R2) 17→17.5等
    * エンケ周期彗星(2P) 17.5→17等
    + ハートリー第1周期彗星(100P) 18→17等
    * NEAT彗星(C/1996 E1)17.5→19等
    * ヴォルフ-ハリントン周期彗星(43P) 18→17.5等
    * 高見沢彗星(C/1994 J2)18等
    * ジェディキ周期彗星(P/1996 A1)18等
    * チュリュモフ-ゲラシメンコ周期彗星(67P) 18→18.5等
    * 小惑星 1996 PW 18.5→19等
    * 小惑星フォーラス 19→18.5等
    * スミルノワ-チェルニフ周期彗星(74P) 18.5→19等
    * シューメーカー-レヴィ第3周期彗星(129P) 18.5→19等
    * エルスト-ピサロ周期彗星(P/1996 N2) 19→19.5等
    * ヘリン-ローマン-クロケット周期彗星(111P) 20等
    * ミューラー第1周期彗星(120P) 20.5等
    * ホルト-オルムステッド周期彗星(127P) 21等

    *今見えている彗星 -日本からは見えない彗星 +今回帰ではまだ観測されていない周期彗星 !今回帰ではまだ観測されていない周期彗星(日本からは見えない)

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    * 今月の彗星の解説

    * ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1)

    C/1995 O1 ( Hale-Bopp )

    世紀の大彗星と言われているヘール-ボップ彗星は、7月までの順調な増光が8 月になって止まってしまい、9月には逆に6等前後と少し暗くなってしまって観 測者をやきもきさせましたが、その後は再び順調に増光してきています。11月 下旬から12月初めには、4等台半ばに達しています。

    昨年夏の発見から今年の7月までは、

    m1 = -2.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
    という式に良く従って順調に増光してきていました。9月以降の光度変化は、

    m1 = -0.4 + 5 log Δ + 8.0 log r
    で表されます。log r の係数が 8.0 と、それまでよりも若干増光が鈍くなっ ているようです。ここではこの式に従って予報しています。それによると、来 年3月から4月にかけて0等級に達するでしょう。当初の予報よりも約2等ほど暗 いことになります。

    現在彗星は夕方の西空で4.5等です。かなり低く見づらくなっています。12月 中はへび座(尾)を北上しつつ、だんだん地平高度が下がっていきます。明るさ は4等程度ですので、中旬過ぎまでは何とか追跡できそうです。20日過ぎには、 日没後1時間での高度が10°を下回ってしまいます。

    1月になると、今度は明け方の空に見えるようになってきます。10日には日の 出1時間前の高度が10°を越えるようになります。明るさはおそらく3等台前半 でしょう。1月にはわし座を移動します。中旬から下旬にはアルタイルのすぐ 上で位置的にも分かりやすいでしょう。

    明け方に現れた彗星は急に明るくなっていきます。いよいよ本番開始です。1 月中旬に3等で現れた彗星は、1月末には2等台前半にまで達するでしょう。2月 にはわし座からはくちょう座へと移動し、この間に2等から1等へと明るくなり ます。この期間は日の出1時間前に25°の高度を保ちます。3月に入るとはくちょ う座からペガスス座へと移動しつつ、徐々に高度を下げていきます。この間も 彗星は増光は増光を続け、下旬に北東低くなる頃には最大の0等に達するでしょ う。

    3月9日にはモンゴル・シベリア皆既日食がありますが、この日食中にも頭上高 く肉眼で彗星を見ることができると期待されています。現在の増光からの予報 でもこの頃は0.5等となりますので、充分に明るいと思われます。日食中の肉 眼彗星は115年ぶりだそうですが、すばらしい眺めとなることを期待したいで す。

    3月中旬以降は夕空にも見えるようになります。3月末からは再び夕方の方が見 やすくなります。近日点を通過し、4月中旬は日没後1時間の時に北西の空で高 度25°くらいです。この頃はまだ0等台の明るさです。5月に入ると夕空でだん だん低くなると同時に、急に暗くなっていくでしょう。中旬に2等くらいにな る頃には太陽に近く見えなくなります。

    その後秋になって、9月から10月にかけて明け方の南東の空低く、5〜6等級で 再び姿を現しますが、彗星が南下を続けるため11月にはまた見えなくなります。 そしてその後は二度と地平線から昇ってくることはありません。

    * エヴァンス-ドリンクウォーター彗星(C/1996 J1)

    C/1996 J1 ( Evans-Drinkwater )

    5月10日に16等で発見された新彗星です。7月に13等になるまで観測された後、 太陽に近づいて観測できなくなっています。今月30日には近日点を通過します が、相変わらず見ることはできません。予報では9等になっているはずです。

    この彗星は近日点距離が 1.3AU で順行軌道を回っています。このような彗星 は、地球との位置関係で条件が極端に変わります。うまく地球と接近する位置 になると、近日点の頃には地球にも相当近くなって明るくなり、またその前後 も長期間に渡って条件よく観測できることになります。一方、太陽の反対側を 通るような場合は、近日点通過の前後のかなりの長い間、太陽に近すぎて観測 できなくなってしまいます。

    この彗星の場合は最悪の条件になっており、近日点通過の前後約1年もの間、 観測することができません。次に観測できるのはなんと来年の6月で、明け方 の空さんかく座に姿を現しますが、光度は既に13等にまで減光してしまうでしょ う。その後は太陽から離れつつ、だんだん減光していく様子が観測できるでしょ う。

    もしこの彗星の近日点通過が7月中旬であれば、6〜8月は地球に大接近し、5等 台の明るさになっていたはずです。また、その前後約1年もの間、ずっと観測 可能だったでしょう。

    * タイバー彗星(C/1996 Q1)

    C/1996 Q1 ( Tabur )

    8月19日、オーストラリアのタイバー氏によって10等で発見された新彗星です。 この彗星は9月には予想を上回る勢いで明るくなり、9月下旬には早くも5等級 にまで達していました。この間の増光は、

    m1 = 6.6 + 5 log Δ + 15.0 log r
    という式で良く表されます。そのため、10月中旬に地球に接近する頃には最大 4.5等にまでなると思われました。

    ところが、10月に入ると突然増光が止まってしまい、5〜6等程度の状態が続き ました。それでも10月中旬まではほぼ一定の光度を保ち、北に伸びる尾も観測 されていましたが、10月20日になって急に減光を開始し、10月末には9〜10等 にまで一気に暗くなって人々を驚かせました。そのイメージも一気に拡散した ものとなり、地平高度が下がってきたこともあって、10月末にはこの彗星の観 測はかなり困難なものとなってしまいました。この彗星の近日点通過は11月3 日でしたが、それを待たずして、この彗星は「終わって」しまいました。

    大減光した後は太陽に近づいてしまい、ほとんど観測されていません。わずか な観測によると、11月中は何とか9〜10等を保っているようですが、極めて拡 散してしまい、観測しづらいようです。

    12月から1月には、彗星はヘルクレス座とへび座(頭)の間をゆっくりと南下し ていきます。明け方の空で、12月初めはまだ低く見づらいですが、その後は急 激に高度が高くなっていきます。予報光度では11〜13等ですが、拡散している ため、光度から感じるよりもはるかに見るのは難しそうです。また、拡散した 彗星によくあるように、一気に減光して暗くなってしまうかもしれません。で すが、位置的な条件が良くなってきますので、何とか狙ってみたいものです。 今月から来月は、へび座頭部の三角形からたどって探すことになるでしょう。

    この彗星は、1988年に出現し、5〜6等級まで明るくなったリラー彗星(C/1988 A1) とほとんど同じ軌道の形をしています。このことから、約3000年前の前回の回 帰の際に分裂した2つの破片が、リラー彗星とタイバー彗星として、約8年の間 隔を開けて再び帰ってきたのだと考えられています。タイバー彗星の9月の増 光と10月の減光は、分裂彗星の子核が一時的に増光して明るく見えるのと同じ 現象だったのかもしれません。

    ところで、この彗星の読み方については、発見者の名前に複雑な事情があった ためもあり、いろいろと混乱が見られました。私の調査の過程と結論を C/1996 Q1 ( Tabur )の発音 にまとめてありますので、御覧下さい。

    * ウィルド第2周期彗星(81P)

    81P/Wild 2

    来年5月6日に近日点を通過するウィルド第2周期彗星が急激に明るくなってき ています。9月に16.5等、10月に15等、11月に14等と徐々に明るくなってきた 後、12月初めには13等前後で、眼視観測もされています。これまでの光度変化 は、

    m1 = 5.2 + 5 log Δ + 21.5 log r
    という式で表されます。それによると、来年の1月下旬から6月上旬まで、長い 間10等前後で充分眼視観測できるようになるかもしれません。

    12月から1月にかけてはかに座の東部にいます。1月には衝となり、真夜中の天 頂付近と極めて条件良く観測できます。明るさも、うまくいけば今月中に11等 台、来月には10等台になるでしょう。

    この彗星は来年1月から8月まで、しばらくの間夕空で観測できる位置にいます。

    * ウィルド第4周期彗星(116P)

    116P/Wild 4

    今年の春に12等まで明るくなったウィルド第4周期彗星は、12月はてんびん座 からさそり座、1月にはへびつかい座へと移動します。今月も太陽に近く観測 できません。

    1995年2月に20.5等で検出されてから、春から夏にかけて12等になるまでの光 度変化は、

    m1 = 1.4 + 5 log Δ + 27.0 log r
    で表されます。急激に明るくなった様子が分かります。

    1月末になると、明け方の南東の空の超低空に姿を現すようになります。2月か ら4月中旬頃まではずっと、薄明開始時に15〜20°と低い位置で観測しづらい ですが、その後はゆっくりと高度を上げてきます。既に8月31日に近日点を通 過していますが、2月にはまだ13.5等の明るさでいると思われます。その後夏 に17等くらいになるまで観測できるでしょう。

    * IRAS周期彗星(126P)

    126P/IRAS

    IRAS周期彗星は1983年に発見された周期彗星で、今回が初回帰です。北半 球からは見られない位置にいてなかなか検出されず、心配されていましたが、 ようやく8月8日に検出されました。その光度は13等とほぼ予想どおりでした。 9月下旬には日本からも観測され始めましたが、10月に12等止まりでした。10 月29日に近日点を通過しており、既に暗くなってきています。12月初めには13 等です。

    12月から1月は、彗星はペガスス座の頭から胴体へと移動していきます。夕方 の空にかなり高く見えるようになってきました。薄明終了時には、12月は南の 空、1月は西の空に見えます。彗星は3等前後の明るい星のすぐ側を通って移動 していくため、場所は分かりやすいでしょう。しかし、光度は13等から14等へ と暗くなっていきます。

    彗星は今後も北上を続け、4月に17等で西に低くなるまで観測できるでしょう。

    * シューメーカー-レヴィ第4周期彗星(118P)

    118P/Shoemaker-Levy 4

    初回帰のシューメーカー-レヴィ第4周期彗星がいよいよ1月12日に近日点を通 過します。今回帰は、近日点通過の頃にちょうど衝となり、条件は最良です。

    この彗星は予報では14.5等程度まで明るくなるはずでしたが、実際はそれをは るかに上回る勢いで明るくなってきています。7〜9月には17→16等でしたが、 10月には15等、11月には14→13等となり、眼視では12月初めに12等台との報告 もあります。

    今月から来月にかけて最も明るくなり、眼視で12等台、CCDでも13等台で観測 できるでしょう。オリオン座の頭部にいて、位置的にも極めて分かりやすいで す。大口径の望遠鏡があれば眼視観測に挑戦してみたいところです。衝となり、 真夜中の南の空高く見えます。

    この彗星は、その後も6月に16〜17等で西に低くなるまで観測できます。

    * コプフ周期彗星(22P)

    22P/Kopff

    コプフ周期彗星は既に7月2日に近日点を通過しています。今回帰の条件は最良 で、その頃にはちょうど衝となり、8等まで明るくなりました。その後も夕方 の空で充分な高度を保っていたにも関わらず何故か9月中旬以降の観測がかな り少ないのですが、近日点通過前と同じようにだんだん暗くなってきているよ うです。12月初めには13.5等で観測されています。今回帰の光度変化は

    m1 = 5.3 + 5 log Δ + 21.0 log r
    で良く表されます。

    12月から1月は、彗星はみずがめ座を横切ります。だんだん夕方の南西の空に 移動していきます。1月末には、薄明終了時の高度が25°になります。明るさ も今月は14等から15等へと減光していくでしょう。そろそろ今回帰の観測シー ズンも終了が近くなってきました。3月上旬には見えなくなります。

    彗星は、2月10日には土星の南約2°のところを通過します。また、この頃はワー タネン周期彗星(46P)やラーゲルクヴィスト周期彗星(P/1996 R2)も近くに集まっ てきます。

    * ボーティン周期彗星(85P)

    85P/Boethin

    来年4月17日に近日点を通過するボーティン周期彗星は、未だ誰にも観測され ないまま、ついに太陽に近く見えなくなってしまいました。今回帰の条件は最 悪で、近日点通過の頃は9.5等になるはずですが、太陽に近くずっと見えませ ん。近日点通過後に再び観測できるようになるのは来年の10月ですが、既に17 等にまで暗くなっているでしょう。

    彗星は、12月はいて座、1月はやぎ座を移動します。既に太陽に近く観測はで きませんが、予報では今月は15等から14等へと明るくなってくるはずです。し かし、夏には衝の位置で18〜19等だったはずですが観測されていないことから、 実際はもっと暗いのかもしれません。

    12月初めには木星の南約3°のところを通過します。かなり低いですが、もし かしたら観測されるかもしれません。同じ頃、ガン周期彗星(65P)もすぐ南に 約3°まで接近しています。

    * シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期彗星(29P)

    29P/Schwassmann-Wachmann 1

    先シーズンは、2月に11等にも達する大バーストを起こしたシュヴァスマン-ヴァ ハマン第1周期彗星ですが、その後は拡散して暗くなりつつ、6月には14等で 西に沈みました。

    今シーズンは既に明け方の空に現れてきています。11月には早くも14.5等で観 測されています。相変わらずくすぶった状態でいるようです。今月から来月は おとめ座頭部の南で、明け方の空に高く見えています。しかし、周囲には目印 となる星がなく、写野に収めるのは難しいかもしれません。

    11月5日には、ジェディキ周期彗星(P/1996 A1)と約10′の距離にまで接近しま した。その後は徐々に離れつつありますが、12月初めにはまだ1°ほどの距離 に接近しています。

    * ガン周期彗星(65P)

    65P/Gunn

    ガン周期彗星は既に7月24日に近日点を通過しました。今回帰の条件は良く、5〜 7月に12等まで明るくなりました。その後はゆっくりと減光してきて、9月には 13.5等で観測されています。しかし、その後はまったく観測されていないよう です。

    現在彗星はいて座の西にあり、木星やボーティン周期彗星(85P)の近くにいま すが、既に西に低く観測できなくなっています。今シーズンの観測は終了です。 ただ、この彗星は軌道の離心率が小さく円軌道に近いので、来年6月にまた15 等で明け方の空、くじら座に観測できるようになるでしょう。

    * ラッセル-ワトソン彗星(C/1996 P2)

    C/1996 P2 ( Russell-Watson )

    8月10日に、南天のちょうこくしつ座に13等で発見された新彗星です。既に3月 1日に近日点を通過しており、近日点距離も 2.0AU と大きいので、ゆっくりと 暗くなってきています。

    発見位置が明け方の南の空低く、日本からはほんのわずかの時間しか観測でき なかったためか、明るさの割にほとんど観測されていません。10〜11月には衝 となりましたが、相変わらずほとんど観測されませんでした。8〜9月は12〜13 等、10月は13.5等、12月初めには15等になっています。

    彗星は12月から1月にはちょうこくしつ座を北上します。1月下旬にはくじら座 に入ります。夕方の南の空低く見えています。明るさは15等程度でしょう。彗 星は、来年2月末に西に低くなるまで観測できます。その頃には16.5等程度に なっているでしょう。

    12月20日頃には、球状星団NGC288(8.1等、14′)に2°弱まで接近します。

    * ワータネン周期彗星(46P)

    46P/Wirtanen

    来年3月14日に近日点を通過するワータネン周期彗星は、7〜10月に18〜19等と 予報よりもかなり暗く観測されていましたが、12月初めに15.5等と、ようやく 明るくなってきたようです。しかし、このままでは来年の春先には12〜13等止 まりでしょう。ただ、この彗星は急に増光してくる傾向があるので、要注意で す。

    今月はやぎ座の南、来月はみずがめ座へと移動します。夕方の南西の空に見え ています。これから来年7月初めまではずっと夕方の西空でほぼ同じ高度(25°) で見え続けることになります。

    12月24〜25日には、らせん状星雲NGC7293(7.0等、13′)に1°まで接近します。 また、2月初めには土星の南約3°の位置を通過します。この頃、コプフ周期彗 星(22P)やラーゲルクヴィスト周期彗星(P/1996 R2)も近くにいます。

    * ムルコス周期彗星(124P)

    124P/Mrkos

    ムルコス周期彗星は今回が初回帰です。既に1995年10月に19.5等で検出されて いますが、1996年はずっと太陽に近く観測できなかったため、その後の様子は 分かりません。今月も明け方の南東の空の超低空で観測は不可能でしょう。条 件が悪く全く話題に上りませんが、近日点通過は11月9日で、現在一番明るく 15等程度になっているはずです。

    彗星は12月にはおとめ座→うみへび座→おおかみ座、1月にはおおかみ座→さ そり座へと移動していきます。今後彗星は太陽から離れつつ南下していくので、 日本からはずっと薄明開始時に地平線上の超低空となり、観測は不可能です。 一方南半球では、12月末には充分観測できる高度に達し、その後も高度が上がっ て条件が良くなっていきます。

    * ハーゲンローザー-スパール彗星(C/1996 R1)

    C/1996 R1 ( Hergenrother-Spahr )

    9月7日に14等で発見された新彗星です。近日点通過は8月28日で、ちょうど近 日点通過の頃に衝という最高の条件で発見され、9月には北半球からは真夜中 に天頂付近という好条件のもと、11.5〜12.5等で観測されました。しかし、急 速に南下しつつ夕空に回ったため、10月中旬以降の観測はほとんどありません。 比較的急激に暗くなっているようで、11月上旬は14等、12月初めには16等に達 しています。

    今月はやぎ座の東部を南下していきます。既に夕空に低くなって、観測は難し いでしょう。光度も15〜16等です。12月中旬を過ぎると、高度が低くなりすぎ て観測できなくなります。来年3月下旬には太陽から離れてきますが、彗星は 南下を続けるため、日本からは二度と観測できません。

    * シューメーカー-ホルト第2周期彗星(121P)

    121P/Shoemaker-Holt 2

    1989年に発見されたシューメーカー-ホルト第2周期彗星は、今回が初回帰で す。発見時の明るさと同じであれば12〜13等でしばらく見えるはずでしたが、 実際には1995年11月に18等と、予想よりも5等も暗く検出されました。そして 19等程度でいったん太陽に近づいて見えなくなりました。ところが、再び明け 方の空に見え始めた10月には16等と、近日点通過前よりも2〜3等ほど明るくなっ ているのが観測されました。発見時も近日点通過後であったことから、近日点 通過後の方が明るくなるタイプの彗星なのかもしれません。

    今月から来月はしし座の背中の上で、明け方の天頂付近に見えています。既に 8月20日に近日点を通過していますが、これから地球に近づいてくるため、衝 を過ぎる春頃まではしばらく15〜16等で観測できるでしょう。

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    * その他の彗星について

    今年の春、3月から4月にかけて光度0等級、尾の長さ100度の大彗星になった百武彗星〔C/1996 B2 ( Hyakutake )〕は、もう日本 からは見ることはできません。5月1日の近日点通過以後は南半球で追跡され、 9月初めに12等になるまで観測されています。しかし、その後は観測がなく、 現在の明るさは不明です。予想では16等程度になっていると思われます。今月 から来月はみなみのさんかく座にいます。10〜11月は南半球でも夕方、明け方 ともに低くなっていました。今月からは再び明け方の高度が高くなってきます が、もう観測されないかもしれません。

    小惑星(2060)としても登録されている、周期50年のキロ ン彗星〔95P/Chiron〕が再び明け方の空に姿を現してきます。先シーズン は2月に近日点を通過し、15等程度で観測されました。しかし、近日点距離が 8.5AUと大きいため、ほとんど明るさは変わっていません。来年春の衝の頃に はまた15等程度になるでしょう。今後数年間は観測できます。おとめ座のスピ カのすぐ南にいます。

    近日点通過前の観測からの予報では18〜19等のはずが、バーストして7月下旬 に12〜13等まで明るくなっているのが発見されたドゥ・ トイト-ネウイミン-デルポール周期彗星〔57P/du Toit-Neujmin-Delporte〕 は、9月以降はしばらく15等程度で落ち着いているようです。この状態は いつまで続くのでしょうか。12月から1月はうお座のつけねからおひつじ座へ と移動し、宵の南の空高くに見えています。

    1984年、1990年と見逃されたロストコメットのトリト ン周期彗星〔D/1978 C2 ( Tritton )〕が、予報どおりならば今が一番明 るい時期です。しし座の前足の辺りにいて、明け方の南の空高くに位置します。 この彗星は急増光して急減光するタイプなので、検出する機会はそんなに長く ありません。2月には衝となりますが、18等になってしまいます。黄道上の良 い位置にいますが、果して見つかるでしょうか。

    近日点距離が0.12AUと極端に小さいことで有名なマック ホルツ第1周期彗星〔96P/Machholz 1〕は、今月は太陽に近く観測できま せん。今回帰は日本からの条件は最悪で、まったく見ることができません。南 半球では近日点通過前の9月に観測するチャンスがありましたが、ついに観測 されませんでした。今後はしばらく太陽に近い状態が続きますが、その間に急 激に減光してしまい、日本で見られるようになる来年3月下旬には既に20等以 下となってしまいます。おそらく今回帰は観測されることなく去っていくこと になるでしょう。

    初回帰のパーカー-ハートリー周期彗星 〔119P/Parker-Hartley〕は既に1995年の秋から冬にかけて16〜17等で観 測されています。近日点通過は6月24日でその頃は太陽に近く観測できません でしたが、再び明け方の空に見えてきました。今月はふたご座で、16.5等程度 でしょう。来月には衝となり、真夜中の天頂に見えることになります。その後 は5月に西に低くなる頃に18.5等まで減光します。

    コマス・ソラ周期彗星〔32P/Comas Sola〕は今年の 初め頃に、予想を上回り、14.5等にまで達しました。その後は太陽に近くなっ て6月10日の近日点通過の頃は観測できませんでしたが、先月から再び明け方 の空に現れてきました。今月はおとめ座で、明け方の空に高く見えています。 明るさもまだ16等台でしょう。付近にはキロン周期彗星(95P)やチュリュモフ- ゲラシメンコ周期彗星(67P)も見えています。

    小惑星(4015)としても登録されているウィルソン-ハリ ントン周期彗星〔107P/Wilson-Harrington〕が今月12月6日に近日点を通 過します。今回帰では既に5月に19等で観測されていますが、その後の観測は ありません。12月から1月にかけては、やぎ座→みずがめ座→うお座へと移動 します。相変わらず夕方の南西の空にいますが、薄明終了時の高度は、12月は 25→35°、1月は35→45°とだんだん条件が良くなってきます。1月上旬は、コ プフ周期彗星(22P)、エンケ周期彗星(2P)、ラーゲルクヴィスト周期彗星 (P/1996 R2)と近いです。また、中旬には土星の北約5°を通過します。この彗 星は近日点距離が1.00AUのため、9月中〜下旬に近日点を通過すれば地球にか なり接近しますが、今回は17等止まりです。

    7月4日に発見されたブルーイントン彗星〔C/1996 N1 ( Brewington )〕は、8月には8等前後まで明るくなりました。9月には8.5 →10等と順調に暗くなっていきましたが、10月中旬になって11等から14等へと 急減光しました。その後は拡散してしまったようで、位置的な条件が良いのに も関わらず、まったく観測されていません。12月から1月にはペガスス座から アンドロメダ座へと移動します。夕方の天頂付近と条件は良いのですが、明る さは17等から19等にまでなってしまいます。拡散しているため、その光度が示 す以上に観測は困難でしょう。

    来年2月3日に近日点を通過するラッセル第4周期彗星 〔94P/Russell 4〕は、11月に19等と若干予報よりも暗く観測されていま す。12月はしし座、1月はおとめ座で、明け方の南の空で17等台でしょう。火 星のすぐ北に10°弱の距離を保って一緒に移動していきます。1月中旬以降は おとめ座の銀河団の中に入っていきます。暗い彗星ですが、今回帰は条件が良 く、3月には衝に近い位置で16等まで明るくなります。その後夏の終わりに19 等で西に沈むまで観測できます。

    9月10日に17等で発見された新周期彗星、ラーゲルク ヴィスト周期彗星〔P/1996 R2 ( Lagerkvist )〕は、来月1月20日に近日 点を通過します。10〜12月は16.5等程度で、発見時よりも約1等程明るく観測 されています。12〜1月はみずがめ座からうお座へと移動し、夕方の南の空に 見えています。2月初めには土星の周りでコプフ周期彗星(22P)、ワータネン周 期彗星(46P)などと接近しますが、その頃には西に低くなり観測できなくなっ ていきます。いったん太陽に近づいた後、来年の夏には再び18等台で観測でき るようになります。

    有名なエンケ周期彗星〔2P/Encke〕が来年5月23日の 近日点に向かってゆっくりと増光してきます。既に7〜10月に19〜20等で観測 されています。12〜1月は夕方の南の空、みずがめ座からうお座で17等でしょ う。今回帰の北半球からの観測条件は最悪で、近日点通過前は2月中旬に16等 になるまでしか観測できず、通過後も8月になって12.5等まで暗くなってから 夕方の南の空、さそり座に見えるようになってきます。その後は11月末に19等 になるまで観測できます。一方南半球では条件は最良で、7月5日に彗星が地球 に0.19AUまで接近するため、6〜7月にはかなり明るく見られます。近日点通過 後の6月下旬に7等で見え始め、7月には夕空高く、7→10等と減光していく様子 が条件良く観測できます。

    来年5月28日に近日点を通過するハートリー第1周期彗 星〔100P/Hartley 1〕は、9月中旬頃から明け方の空に見え始めて、その 後太陽から離れてきつつ増光してきているはずですが、現在までまだ誰も観測 できていません。12〜1月はかみのけ座からアークトゥルスの方へと移動してい きます。銀河の多い地域を通過していきますが、明け方の空でほぼ天頂付近に 見え、明るさも18→17等と増光してきますので、そろそろ初観測されるでしょ う。今回帰では近日点通過の頃にほぼ衝となり条件が良いため、来年の春には 14等にまで達します。その後夏に16等になるまで観測できます。

    3月の発見以来、観測者によって光度にかなり幅があった NEAT彗星〔C/1996 E1 ( NEAT )〕は、夏に11〜 12等になった後、10月には13〜14等まで減光しています。秋以降は彗星が拡散 してしまい、観測はかなり困難なようです。今月は夕方の南西の空、みずがめ 座で17等から19等へと減光していくはずですが、実際にはその光度が示す以上 に観測は難しいでしょう。また、高度も急激に下がってきて、1月には低くな りすぎて見えなくなります。12月6日頃にはヴォルフ-ハリントン周期彗星 (43P)と約1°まで接近しています。

    来年9月29日に近日点を通過するヴォルフ-ハリントン周 期彗星〔43P/Wolf-Harrington〕は現在ゆっくりと増光中です。12〜1月は みずがめ座で、夕方の南西の空に見えています。光度は18等程度です。地平高 度がどんどん低くなっていて、1月下旬には観測できなくなってしまいます。 いったん太陽と合になった後、来年の初夏には再び明け方の空に13.5等で見え 始めます。秋には12等に達し、しばらく同じような明るさで見え続けるでしょ う。12月6日頃にはNEAT彗星(C/1996 E1)と約1°まで接近しています。ま た、1月10日には球状星団M2(6.5等、13′)の北約2°のところを通過します。

    1994年5月に発見され、5〜6月に9〜10等で観測された 高見沢彗星〔C/1994 J2 ( Takamizawa )〕は、その後もかなりの長期間に 渡って観測が続いています。1995年秋にはまだ15等の明るさを保ち、その後 1996年の初めには16.5等で観測されました。12月初めにもまだ18等で観測され ています。現在彗星はオリオン座の下辺部にいて、ほぼ衝となって真夜中の南 の空に見えています。来年春まで18〜19等で観測されるでしょう。12月21日に はκ星(2.1等)に約10′強まで接近します。1月はリゲル(0.1等)に近づいてい きます。

    1996年1月に17等で発見された新周期彗星、ジェディ キ周期彗星〔P/1996 A1 ( Jedicke )〕は、6月まで16〜17等で観測されま した。その後太陽と合になっていましたが、再び明け方の空に現れてきました。 次回帰の予報のためにも、もう一度観測しておきたいところです。12月から1 月にかけては、おとめ座の頭部の南で、シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期 彗星(29P)と接近して見えています。11月5日には約10′まで近づきました。現 在は徐々に離れつつありますが、12月初めではまだ1°ほどの距離にいます。

    1996年1月に近日点を通過し、11等にまで明るくなったチュ リュモフ-ゲラシメンコ周期彗星〔67P/Churyumov-Gerasimenko〕は、6月 に14.5等まで減光した後、太陽と合となって観測できませんでしたが、再び明 け方の空に現れてきます。おとめ座のスピカのすぐ北で、予報では18等ですが、 実際はどうでしょうか。これからだんだん高度が高くなっていきます。コマス・ ソラ周期彗星(32P)、キロン周期彗星(95P)が近くにいます。

    8月9日に18等で発見された小惑星 1996 PWは、 その後の観測から計算された軌道要素によると、近日点距離2.5AU、周期3000 年という、完全な長周期彗星の軌道上を動いていることが分かりました。しか し、その後も17等の恒星状で、まったく彗星らしい兆候は見つかっていません。 既に8月8日に近日点を通過しており、今月は18.5→19等と暗くなっていくでしょ う。12月初めはフォーマルハウトのすぐ近くで、2月初めにはくじら座β星 (2.0等)の近くへと移動していきます。夕方の南〜南西の空に見えています。2 月には見えなくなり、再び明け方に現れる頃には21等になってしまいます。そ の後は太陽系を去り、二度と観測されることはないでしょう。ほぼ同じ時期に 発見された、完全な小惑星軌道上を動く彗星、エルスト-ピサロ周期彗星と対 比して話題になりました。

    1992年1月9日に17等で発見された小惑星フォーラス 〔(5145) Pholus〕は、近日点距離が8.7AUで周期が約90年という巨大な楕 円軌道上をまわっていました。この軌道は、長らく小惑星と思われていたキロ ン彗星(95P)と似ているため、もしかしたら彗星なのかもしれません。但し、 その後の観測ではコマは検出されていません。既に近日点を通過してから5年 以上過ぎていますが、近日点距離が大きいため、今だ18等台で見えているでしょ う。1994年4月以降観測されていないようですが、近日点通過の14年も前の 1977年の写真にも写っていたので、今後数年間は見えると思われます。今月は かみのけ座で、明け方の空高く見えています。移動はほとんどありません。

    スミルノワ-チェルニフ周期彗星 〔74P/Smirnova-Chernykh〕は、現在遠日点を通過したばかりで、18等台 と最も暗い時期になっています。これから2001年の近日点に向かって、徐々に 明るくなっていくでしょう。現在はみずがめ座で、夕方の南〜南西の空低く見 えています。1月下旬にはいったん太陽に近づき見えなくなります。

    初回帰のシューメーカー-レヴィ第3周期彗星 〔129P/Shoemaker-Levy 3〕は、10月にほぼ予報どおりの19等で検出され ました。近日点通過はまだ1年以上も先の1998年3月4日ですが、離心率が0.25 と円に近く、既にCCDの範囲内の明るさになっています。12月から1月にはうお 座で、宵の空高く見えています。2月2日には銀河M74(9.1等、10′)の南約 40′のところを通過します。近日点通過の頃でも17等止まりの暗い彗星です。

    7月14日に18等で発見された新周期彗星、エルスト-ピ サロ周期彗星〔P/1996 N2 ( Elst-Pizarro )〕は、その後の観測により、 典型的な小惑星帯の小惑星の軌道上を動いていることが分かりました。既に相 当暗くなってしまっているようで、現在は尾だけ見えて核が見えないという状 態のようです。一時的に活性化して尾が伸びたのでしょうか。以前の観測では 恒星状だったように、再び恒星状に戻ってしまうのかもしれません。現在はみ ずがめ座で、夕方の南西の空に見えています。2月には低くなり見えなくなり ます。ほぼ同時期に発見された、完全な長周期彗星の軌道上を動く小惑星、 1996 PWと対比して話題になりました。

    ヘリン-ローマン-クロケット周期彗星 〔111P/Helin-Roman-Crockett〕は現在近日点を通過したばかりですが、 離心率が0.14とほぼ円のため、明るさはほとんど変化しません。1995年からずっ と21等程度と相当に暗く観測されています。ふたご座のポルックスの南にいて、 1月は衝となり真夜中の天頂付近に位置します。

    ミューラー第1周期彗星〔120P/Mueller 1〕が現在 衝となっています。今回帰は条件が悪く、近日点通過の4月頃は太陽と合にな りました。その前後の衝の頃が一番明るいですが、それでも20等以下と相当に 暗いでしょう。ぎょしゃ座にいて、ほぼ天頂付近です。

    ホルト-オルムステッド周期彗星〔127P/Holt-Olmstead〕 も衝をすぎたこの秋が一番明るい時期でしたが、それでも光度は21等と相 当に暗い彗星です。近日点通過は来年2月ですが、今後はさらに暗くなる一方 です。みずがめ座にいて、夕方の南西の空にかなり低くなっています。

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    * 位置推算表

    * ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1)

    m1 = -0.4 + 5 log Δ + 8.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  17 56.47   -1 26.8   2.250   2.985    35    4.8
    1996-12- 3  18  6.22   -0 18.6   2.124   2.913    30    4.5
    1996-12-13  18 17.34    1  6.1   1.998   2.816    27    4.3
    1996-12-23  18 29.87    2 51.6   1.871   2.694    26    3.9
    1997- 1- 2  18 43.98    5  3.0   1.743   2.549    28    3.6
    1997- 1-12  18 60.00    7 47.0   1.617   2.383    30    3.2
    1997- 1-22  19 18.50   11 12.4   1.492   2.200    34    2.7
    1997- 2- 1  19 40.49   15 29.6   1.369   2.006    37    2.2
    

    * エヴァンス-ドリンクウォーター彗星(C/1996 J1)

    m1 = 6.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  16 43.09  -26 27.2   1.413   2.361    12    9.9
    1996-12- 3  17 21.79  -25 25.6   1.361   2.319    10    9.7
    1996-12-13  18  1.24  -23 44.0   1.324   2.287     8    9.5
    1996-12-23  18 40.64  -21 22.5   1.302   2.268     8    9.4
    1997- 1- 2  19 19.27  -18 24.5   1.298   2.264     8    9.4
    1997- 1-12  19 56.59  -14 56.8   1.311   2.276     8    9.5
    1997- 1-22  20 32.21  -11  8.0   1.342   2.303     9    9.6
    1997- 2- 1  21  5.96   -7  7.3   1.387   2.346    10    9.8
    

    * タイバー彗星(C/1996 Q1)

    m1 = 10.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  15 45.78   25 50.7   0.915   1.255    46   10.6
    1996-12- 3  15 55.78   21 34.7   1.001   1.417    44   11.3
    1996-12-13  16  3.43   18  6.9   1.107   1.545    45   11.9
    1996-12-23  16  9.38   15 18.2   1.226   1.638    48   12.5
    1997- 1- 2  16 13.74   13  1.7   1.352   1.700    52   13.0
    1997- 1-12  16 16.32   11 12.4   1.482   1.732    58   13.4
    1997- 1-22  16 16.77    9 45.9   1.614   1.739    66   13.8
    1997- 2- 1  16 14.63    8 38.1   1.747   1.725    74   14.1
    

    * ウィルド第2周期彗星(81P)

    m1 = 5.2 + 5 log Δ + 21.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   8 13.05   17  3.2   2.213   1.556   119   13.6
    1996-12- 3   8 18.99   16 44.1   2.155   1.404   127   13.1
    1996-12-13   8 22.32   16 35.6   2.098   1.265   137   12.6
    1996-12-23   8 22.68   16 40.9   2.042   1.143   147   12.2
    1997- 1- 2   8 19.93   17  1.7   1.987   1.040   158   11.7
    1997- 1-12   8 14.26   17 38.0   1.934   0.958   169   11.3
    1997- 1-22   8  6.52   18 26.7   1.883   0.899   177   10.9
    1997- 2- 1   7 58.17   19 21.6   1.834   0.864   165   10.5
    

    * ウィルド第4周期彗星(116P)

    m1 = 1.4 + 5 log Δ + 27.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  15 13.77  -19  4.1   2.091   3.057     9   12.5
    1996-12- 3  15 37.04  -20 38.3   2.116   3.056    14   12.6
    1996-12-13  16  0.29  -22  0.0   2.142   3.049    18   12.8
    1996-12-23  16 23.38  -23  8.7   2.171   3.035    23   12.9
    1997- 1- 2  16 46.18  -24  4.4   2.201   3.014    28   13.0
    1997- 1-12  17  8.54  -24 47.3   2.233   2.985    33   13.2
    1997- 1-22  17 30.30  -25 18.3   2.267   2.948    38   13.3
    1997- 2- 1  17 51.29  -25 38.2   2.301   2.903    44   13.5
    

    * IRAS周期彗星(126P)

    m1 = 8.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  21 54.84   -2 54.5   1.723   1.432    88   12.8
    1996-12- 3  22  5.50    2  8.2   1.743   1.559    83   13.1
    1996-12-13  22 17.71    6 44.0   1.770   1.689    78   13.4
    1996-12-23  22 31.23   10 59.2   1.802   1.819    73   13.6
    1997- 1- 2  22 45.87   14 58.7   1.840   1.950    68   13.9
    1997- 1-12  23  1.53   18 46.2   1.883   2.078    64   14.2
    1997- 1-22  23 18.17   22 24.4   1.930   2.204    61   14.5
    1997- 2- 1  23 35.72   25 54.8   1.982   2.328    57   14.8
    

    * シューメーカー-レヴィ第4周期彗星(118P)

    m1 = 6.7 + 5 log Δ + 21.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   5 42.81    8 13.7   2.059   1.137   151   13.6
    1996-12- 3   5 38.06    7 55.2   2.045   1.092   159   13.4
    1996-12-13   5 31.59    7 56.9   2.035   1.069   164   13.3
    1996-12-23   5 24.77    8 21.0   2.027   1.069   161   13.3
    1997- 1- 2   5 19.04    9  6.4   2.023   1.092   154   13.3
    1997- 1-12   5 15.58   10  9.5   2.021   1.136   144   13.4
    1997- 1-22   5 15.22   11 24.5   2.023   1.199   135   13.5
    1997- 2- 1   5 18.21   12 45.7   2.027   1.278   126   13.7
    

    * コプフ周期彗星(22P)

    m1 = 5.3 + 5 log Δ + 21.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22  6.59  -16 11.9   2.095   1.901    86   13.4
    1996-12- 3  22 24.15  -14 29.7   2.153   2.067    81   13.9
    1996-12-13  22 41.52  -12 43.6   2.211   2.235    75   14.3
    1996-12-23  22 58.69  -10 54.6   2.270   2.405    70   14.7
    1997- 1- 2  23 15.62   -9  4.0   2.330   2.575    64   15.1
    1997- 1-12  23 32.33   -7 12.8   2.390   2.742    59   15.4
    1997- 1-22  23 48.81   -5 21.8   2.449   2.906    53   15.8
    1997- 2- 1   0  5.07   -3 32.0   2.509   3.065    47   16.1
    

    * ボーティン周期彗星(85P)

    m1 = 6.5 + 5 log Δ + 20.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  19  3.94  -26 16.4   2.183   2.792    43   15.5
    1996-12- 3  19 23.42  -25 30.6   2.090   2.781    37   15.1
    1996-12-13  19 44.40  -24 32.3   1.997   2.757    32   14.7
    1996-12-23  20  6.78  -23 19.4   1.905   2.722    27   14.3
    1997- 1- 2  20 30.48  -21 49.8   1.813   2.676    23   13.8
    1997- 1-12  20 55.47  -20  1.4   1.722   2.622    18   13.3
    1997- 1-22  21 21.69  -17 52.4   1.633   2.561    15   12.8
    1997- 2- 1  21 49.12  -15 21.5   1.547   2.496    12   12.3
    

    * シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期彗星(29P)

    m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  11 59.12   -6 16.8   6.309   6.762    58   14.1
    1996-12- 3  12  3.32   -6 57.1   6.309   6.616    67   14.1
    1996-12-13  12  6.79   -7 33.9   6.309   6.461    76   14.1
    1996-12-23  12  9.43   -8  6.4   6.310   6.300    86   14.0
    1997- 1- 2  12 11.18   -8 33.8   6.310   6.137    95   13.9
    1997- 1-12  12 11.95   -8 55.6   6.310   5.977   105   13.9
    1997- 1-22  12 11.70   -9 11.0   6.311   5.824   115   13.8
    1997- 2- 1  12 10.45   -9 19.8   6.311   5.685   125   13.8
    

    * ガン周期彗星(65P)

    m1 = 7.7 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  19  4.30  -29  9.5   2.571   3.196    43   14.3
    1996-12- 3  19 24.62  -28 40.0   2.589   3.294    37   14.4
    1996-12-13  19 44.98  -28  1.0   2.608   3.384    32   14.5
    1996-12-23  20  5.22  -27 13.2   2.627   3.465    27   14.6
    1997- 1- 2  20 25.23  -26 17.2   2.648   3.537    21   14.7
    1997- 1-12  20 44.94  -25 13.9   2.670   3.598    16   14.7
    1997- 1-22  21  4.25  -24  4.3   2.693   3.649    11   14.8
    1997- 2- 1  21 23.12  -22 49.4   2.716   3.689     8   14.9
    

    * ラッセル-ワトソン彗星(C/1996 P2)

    m1 = 6.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   0 55.34  -31 37.0   3.628   3.134   112   14.6
    1996-12- 3   0 55.52  -29 57.1   3.713   3.329   105   14.8
    1996-12-13   0 57.34  -28 11.4   3.799   3.533    98   15.0
    1996-12-23   1  0.64  -26 22.8   3.885   3.743    90   15.3
    1997- 1- 2   1  5.20  -24 33.7   3.971   3.956    83   15.5
    1997- 1-12   1 10.82  -22 45.7   4.057   4.170    76   15.7
    1997- 1-22   1 17.32  -21  0.2   4.142   4.381    69   15.9
    1997- 2- 1   1 24.54  -19 18.2   4.228   4.587    62   16.1
    

    * ワータネン周期彗星(46P)

    m1 = 11.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  21 28.30  -27 28.6   1.739   1.710    74   16.3
    1996-12- 3  21 44.30  -25 29.7   1.654   1.727    69   16.0
    1996-12-13  22  2.66  -23 13.0   1.570   1.734    63   15.6
    1996-12-23  22 23.13  -20 37.0   1.487   1.731    59   15.3
    1997- 1- 2  22 45.54  -17 39.6   1.407   1.719    54   14.9
    1997- 1-12  23  9.82  -14 19.1   1.331   1.698    51   14.5
    1997- 1-22  23 35.94  -10 34.4   1.260   1.671    48   14.1
    1997- 2- 1   0  3.94   -6 25.6   1.196   1.638    46   13.7
    

    * ムルコス周期彗星(124P)

    m1 = 12.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  13 50.82  -15 14.7   1.421   2.186    30   15.2
    1996-12- 3  14 17.45  -20 12.6   1.436   2.161    32   15.2
    1996-12-13  14 45.13  -24 58.3   1.459   2.139    35   15.3
    1996-12-23  15 14.01  -29 27.2   1.489   2.121    38   15.4
    1997- 1- 2  15 44.17  -33 35.4   1.525   2.105    42   15.4
    1997- 1-12  16 15.61  -37 19.2   1.567   2.091    45   15.6
    1997- 1-22  16 48.16  -40 36.1   1.613   2.079    48   15.7
    1997- 2- 1  17 21.53  -43 24.4   1.664   2.068    52   15.8
    

    * ハーゲンローザー-スパール彗星(C/1996 R1)

    m1 = 6.2 + 5 log Δ + 20.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  20 28.77  -19 43.7   2.177   2.427    63   14.9
    1996-12- 3  20 30.46  -21 29.3   2.238   2.679    53   15.3
    1996-12-13  20 33.77  -22 51.7   2.303   2.909    43   15.8
    1996-12-23  20 38.21  -23 58.4   2.372   3.114    34   16.2
    1997- 1- 2  20 43.42  -24 54.8   2.444   3.292    25   16.5
    1997- 1-12  20 49.13  -25 44.8   2.519   3.439    17   16.9
    1997- 1-22  20 55.10  -26 31.7   2.596   3.555    11   17.2
    1997- 2- 1  21  1.13  -27 18.1   2.675   3.639    10   17.6
    

    * シューメーカー-ホルト第2周期彗星(121P)

    m1 = 7.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  10 25.23   20 11.1   2.726   2.535    90   15.6
    1996-12- 3  10 35.37   20 35.0   2.739   2.418    98   15.5
    1996-12-13  10 43.72   21 14.3   2.754   2.306   106   15.4
    1996-12-23  10 50.03   22 10.3   2.770   2.202   115   15.4
    1997- 1- 2  10 54.06   23 22.9   2.786   2.109   124   15.3
    1997- 1-12  10 55.59   24 50.3   2.804   2.031   133   15.3
    1997- 1-22  10 54.55   26 28.1   2.823   1.972   143   15.2
    1997- 2- 1  10 51.11   28  9.3   2.843   1.935   151   15.2
    

    * 百武彗星(C/1996 B2)

    m1 = 2.0 + 5 log Δ + 18.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  16  3.54  -65  0.5   3.617   4.252    44   15.2
    1996-12- 3  16 21.75  -65 25.6   3.739   4.394    43   15.5
    1996-12-13  16 39.30  -65 57.1   3.860   4.517    43   15.8
    1996-12-23  16 56.10  -66 35.0   3.980   4.620    44   16.1
    1997- 1- 2  17 12.10  -67 19.1   4.097   4.704    46   16.4
    1997- 1-12  17 27.16  -68  9.9   4.213   4.770    50   16.6
    1997- 1-22  17 41.09  -69  7.5   4.328   4.819    54   16.9
    1997- 2- 1  17 53.65  -70 12.4   4.441   4.852    59   17.1
    

    * キロン周期彗星(95P)

    m1 = 4.0 + 5 log Δ + 7.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  13 35.43  -10 47.9   8.517   9.307    34   15.8
    1996-12- 3  13 40.23  -11 12.6   8.521   9.204    43   15.8
    1996-12-13  13 44.66  -11 34.9   8.526   9.084    52   15.8
    1996-12-23  13 48.62  -11 54.4   8.531   8.948    62   15.7
    1997- 1- 2  13 52.05  -12 10.6   8.536   8.799    71   15.7
    1997- 1-12  13 54.88  -12 23.3   8.541   8.642    80   15.7
    1997- 1-22  13 57.03  -12 32.2   8.546   8.481    90   15.6
    1997- 2- 1  13 58.47  -12 37.0   8.551   8.321   100   15.6
    

    * ドゥ・トイト-ネウイミン-デルポール周期彗星(57P)

    m1 = 10.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   2  1.66    9 56.3   2.765   1.862   150   15.8
    1996-12- 3   1 57.77    9 34.7   2.818   1.995   139   16.0
    1996-12-13   1 56.27    9 27.7   2.871   2.148   129   16.2
    1996-12-23   1 57.11    9 34.4   2.923   2.316   119   16.5
    1997- 1- 2   2  0.04    9 53.1   2.975   2.496   109   16.7
    1997- 1-12   2  4.82   10 21.8   3.027   2.685   100   17.0
    1997- 1-22   2 11.19   10 58.3   3.078   2.877    92   17.2
    1997- 2- 1   2 18.89   11 40.7   3.128   3.071    84   17.4
    

    * トリトン周期彗星(D/1978 C2)

    m1 = 13.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   9 52.02   16 36.6   1.451   0.957    96   16.1
    1996-12- 3  10 11.69   13 39.6   1.471   0.917   101   16.2
    1996-12-13  10 27.37   10 50.4   1.497   0.880   106   16.2
    1996-12-23  10 38.72    8 15.3   1.531   0.846   113   16.3
    1997- 1- 2  10 45.42    5 59.8   1.571   0.818   121   16.5
    1997- 1-12  10 47.26    4  9.1   1.616   0.796   130   16.7
    1997- 1-22  10 44.38    2 47.3   1.665   0.785   140   16.9
    1997- 2- 1  10 37.54    1 56.0   1.719   0.788   151   17.2
    

    * マックホルツ第1周期彗星(96P)

    m1 = 13.0 + 5 log Δ + 12.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  16 48.19  -11  5.7   1.152   2.071    15   15.3
    1996-12- 3  17 13.10  -12 33.6   1.358   2.303    12   16.4
    1996-12-13  17 34.08  -13 35.3   1.551   2.511     9   17.3
    1996-12-23  17 52.23  -14 18.0   1.734   2.695     9   18.0
    1997- 1- 2  18  8.17  -14 46.5   1.908   2.853    12   18.6
    1997- 1-12  18 22.25  -15  4.4   2.075   2.985    18   19.2
    1997- 1-22  18 34.68  -15 14.3   2.235   3.090    24   19.6
    1997- 2- 1  18 45.54  -15 18.4   2.391   3.169    31   20.0
    

    * パーカー-ハートリー周期彗星(119P)

    m1 = 2.0 + 5 log Δ + 25.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   7 24.76   18 21.8   3.147   2.412   130   16.4
    1996-12- 3   7 22.08   18  6.3   3.161   2.330   141   16.3
    1996-12-13   7 17.34   17 55.8   3.175   2.269   152   16.3
    1996-12-23   7 10.99   17 50.0   3.190   2.233   163   16.3
    1997- 1- 2   7  3.71   17 48.1   3.205   2.226   174   16.4
    1997- 1-12   6 56.31   17 49.3   3.222   2.248   170   16.5
    1997- 1-22   6 49.62   17 52.7   3.238   2.299   159   16.6
    1997- 2- 1   6 44.35   17 57.5   3.256   2.378   148   16.7
    

    * コマス・ソラ周期彗星(32P)

    m1 = 5.5 + 5 log Δ + 22.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  13  3.83    3 37.4   2.385   2.922    48   16.3
    1996-12- 3  13 19.06    2 11.5   2.438   2.877    54   16.5
    1996-12-13  13 33.16    0 55.7   2.493   2.824    60   16.7
    1996-12-23  13 45.99   -0  9.0   2.548   2.762    67   16.8
    1997- 1- 2  13 57.41   -1  2.4   2.604   2.693    74   17.0
    1997- 1-12  14  7.24   -1 44.0   2.661   2.617    81   17.2
    1997- 1-22  14 15.26   -2 13.7   2.718   2.538    89   17.3
    1997- 2- 1  14 21.26   -2 31.5   2.775   2.458    98   17.4
    

    * ウィルソン-ハリントン周期彗星(107P)

    m1 = 16.5 + 5 log Δ + 5.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  19 42.69  -19  5.8   1.016   1.230    53   17.0
    1996-12- 3  20 26.92  -16 45.1   1.001   1.189    53   16.9
    1996-12-13  21 12.94  -13 36.6   1.004   1.157    55   16.8
    1996-12-23  21 59.92   -9 45.3   1.025   1.139    57   16.8
    1997- 1- 2  22 46.98   -5 23.2   1.063   1.141    59   16.9
    1997- 1-12  23 33.29   -0 47.5   1.114   1.166    61   17.1
    1997- 1-22   0 18.13    3 43.0   1.176   1.216    63   17.3
    1997- 2- 1   1  0.94    7 52.6   1.246   1.288    64   17.5
    

    * ブルーイントン彗星(C/1996 N1)

    m1 = 10.8 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22 20.78   38 20.6   2.027   1.502   107   16.3
    1996-12- 3  22 48.41   34 30.1   2.153   1.686   104   16.9
    1996-12-13  23 12.15   31 23.7   2.278   1.893    99   17.5
    1996-12-23  23 33.15   28 58.7   2.401   2.117    94   18.1
    1997- 1- 2  23 52.17   27  9.2   2.524   2.354    88   18.7
    1997- 1-12   0  9.73   25 49.2   2.645   2.599    81   19.2
    1997- 1-22   0 26.20   24 53.2   2.765   2.848    75   19.7
    1997- 2- 1   0 41.80   24 16.1   2.884   3.098    68   20.2
    

    * ラッセル第4周期彗星(94P)

    m1 = 10.5 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  11 11.69   11 23.6   2.285   2.301    76   17.7
    1996-12- 3  11 27.22   10 13.4   2.271   2.174    82   17.5
    1996-12-13  11 41.69    9 10.8   2.259   2.047    89   17.4
    1996-12-23  11 54.86    8 17.9   2.249   1.923    95   17.2
    1997- 1- 2  12  6.48    7 36.8   2.241   1.803   103   17.0
    1997- 1-12  12 16.22    7  9.7   2.235   1.688   110   16.9
    1997- 1-22  12 23.73    6 57.9   2.231   1.581   119   16.7
    1997- 2- 1  12 28.70    7  2.2   2.229   1.485   127   16.6
    

    * ラーゲルクヴィスト周期彗星(P/1996 R2)

    m1 = 9.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22 38.53  -10 39.7   2.627   2.330    96   17.1
    1996-12- 3  22 47.63   -9 32.3   2.620   2.452    88   17.2
    1996-12-13  22 58.20   -8 15.8   2.614   2.575    81   17.3
    1996-12-23  23 10.01   -6 51.3   2.609   2.696    74   17.4
    1997- 1- 2  23 22.85   -5 19.9   2.606   2.815    67   17.5
    1997- 1-12  23 36.54   -3 42.7   2.604   2.930    61   17.6
    1997- 1-22  23 50.94   -2  0.8   2.603   3.039    55   17.6
    1997- 2- 1   0  5.93   -0 15.3   2.604   3.141    49   17.7
    

    * エンケ周期彗星(2P)

    m1 = 11.0 + 5 log Δ + 12.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22 51.61    0 52.2   2.604   2.191   103   17.7
    1996-12- 3  22 51.25    0 33.5   2.520   2.265    93   17.6
    1996-12-13  22 53.50    0 31.7   2.433   2.337    83   17.5
    1996-12-23  22 58.10    0 46.1   2.343   2.402    74   17.3
    1997- 1- 2  23  4.79    1 15.6   2.248   2.456    66   17.2
    1997- 1-12  23 13.35    1 59.2   2.149   2.495    58   17.0
    1997- 1-22  23 23.63    2 56.3   2.046   2.516    51   16.7
    1997- 2- 1  23 35.51    4  6.0   1.938   2.519    44   16.5
    

    * ハートリー第1周期彗星(100P)

    m1 = 9.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  12  4.82   25 33.8   2.360   2.462    72   18.4
    1996-12- 3  12 22.34   24 26.2   2.314   2.315    77   18.1
    1996-12-13  12 39.21   23 24.3   2.269   2.168    82   17.8
    1996-12-23  12 55.24   22 29.4   2.225   2.023    88   17.5
    1997- 1- 2  13 10.24   21 42.5   2.182   1.879    94   17.1
    1997- 1-12  13 23.92   21  4.5   2.141   1.739    99   16.8
    1997- 1-22  13 35.91   20 35.3   2.101   1.603   106   16.5
    1997- 2- 1  13 45.80   20 14.2   2.062   1.474   112   16.1
    

    * NEAT彗星(C/1996 E1)

    m1 = 7.4 + 5 log Δ + 23.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  20 36.26    3 14.9   2.150   2.226    72   16.8
    1996-12- 3  20 47.98   -0 11.5   2.251   2.492    64   17.5
    1996-12-13  20 59.35   -2 45.3   2.354   2.753    56   18.2
    1996-12-23  21 10.45   -4 40.7   2.458   3.003    48   18.8
    1997- 1- 2  21 21.26   -6  7.9   2.562   3.237    39   19.3
    1997- 1-12  21 31.80   -7 14.1   2.666   3.451    31   19.9
    1997- 1-22  21 42.04   -8  4.9   2.770   3.644    23   20.4
    1997- 2- 1  21 51.95   -8 44.5   2.874   3.812    15   20.9
    

    * ヴォルフ-ハリントン周期彗星(43P)

    m1 = 8.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  20 34.12   -1 21.8   3.070   3.255    70   17.9
    1996-12- 3  20 44.09   -1 15.5   3.014   3.327    63   17.8
    1996-12-13  20 55.28   -0 58.4   2.957   3.390    56   17.7
    1996-12-23  21  7.54   -0 30.4   2.900   3.441    49   17.6
    1997- 1- 2  21 20.74    0  8.3   2.843   3.480    43   17.5
    1997- 1-12  21 34.77    0 57.4   2.785   3.506    37   17.4
    1997- 1-22  21 49.54    1 56.7   2.726   3.518    31   17.3
    1997- 2- 1  22  4.98    3  5.7   2.667   3.518    26   17.1
    

    * 高見沢彗星(C/1994 J2)

    m1 = 4.2 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   6  4.67   -9 31.8   8.563   7.821   136   18.0
    1996-12- 3   5 58.85   -9 37.3   8.636   7.832   142   18.0
    1996-12-13   5 52.77   -9 35.5   8.709   7.871   146   18.1
    1996-12-23   5 46.68   -9 26.2   8.781   7.942   146   18.1
    1997- 1- 2   5 40.79   -9  9.7   8.853   8.042   143   18.2
    1997- 1-12   5 35.32   -8 46.6   8.925   8.172   137   18.3
    1997- 1-22   5 30.44   -8 17.9   8.997   8.329   130   18.3
    1997- 2- 1   5 26.29   -7 44.8   9.069   8.509   121   18.4
    

    * ジェディキ周期彗星(P/1996 A1)

    m1 = 3.0 + 5 log Δ + 17.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  12  3.49   -6 46.1   4.780   5.234    57   18.1
    1996-12- 3  12  9.87   -7 36.2   4.807   5.123    65   18.1
    1996-12-13  12 15.38   -8 21.6   4.834   5.003    74   18.1
    1996-12-23  12 19.90   -9  1.4   4.862   4.876    83   18.1
    1997- 1- 2  12 23.33   -9 34.8   4.890   4.747    92   18.1
    1997- 1-12  12 25.56  -10  0.9   4.918   4.619   101   18.1
    1997- 1-22  12 26.53  -10 18.8   4.946   4.497   111   18.1
    1997- 2- 1  12 26.22  -10 28.0   4.975   4.385   121   18.1
    

    * チュリュモフ-ゲラシメンコ周期彗星(67P)

    m1 = 9.3 + 5 log Δ + 11.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  13 11.32   -2 58.1   3.214   3.856    43   18.1
    1996-12- 3  13 21.26   -3 56.2   3.276   3.805    51   18.1
    1996-12-13  13 30.26   -4 46.7   3.337   3.740    58   18.2
    1996-12-23  13 38.17   -5 29.0   3.398   3.662    66   18.2
    1997- 1- 2  13 44.85   -6  2.5   3.457   3.574    75   18.3
    1997- 1-12  13 50.12   -6 26.8   3.515   3.479    84   18.3
    1997- 1-22  13 53.81   -6 41.4   3.572   3.379    93   18.3
    1997- 2- 1  13 55.77   -6 46.1   3.629   3.280   102   18.3
    

    * 小惑星 1996 PW

    m1 = 14.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22 59.67  -27  2.9   2.781   2.529    94   18.2
    1996-12- 3  23 11.52  -26 12.7   2.826   2.695    87   18.4
    1996-12-13  23 24.18  -25 10.8   2.874   2.862    80   18.6
    1996-12-23  23 37.48  -23 59.7   2.924   3.030    74   18.7
    1997- 1- 2  23 51.23  -22 42.0   2.978   3.196    68   18.9
    1997- 1-12   0  5.30  -21 19.5   3.033   3.360    62   19.0
    1997- 1-22   0 19.61  -19 54.1   3.091   3.520    56   19.2
    1997- 2- 1   0 34.03  -18 27.5   3.150   3.675    51   19.3
    

    * 小惑星フォーラス(5145)

    m1 = 8.0 + 5 log Δ + 5.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  13 10.50   16  8.0  11.732  12.278    54   18.8
    1996-12- 3  13 13.62   16  7.0  11.758  12.172    63   18.8
    1996-12-13  13 16.37   16 10.4  11.783  12.054    71   18.8
    1996-12-23  13 18.69   16 18.2  11.809  11.928    80   18.7
    1997- 1- 2  13 20.52   16 30.2  11.835  11.797    89   18.7
    1997- 1-12  13 21.82   16 46.0  11.860  11.667    98   18.7
    1997- 1-22  13 22.57   17  5.2  11.886  11.542   108   18.7
    1997- 2- 1  13 22.76   17 27.2  11.912  11.427   117   18.7
    

    * スミルノワ-チェルニフ周期彗星(74P)

    m1 = 8.5 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22 37.97  -16  4.5   4.780   4.608    93   18.6
    1996-12- 3  22 41.11  -15 31.2   4.779   4.766    84   18.7
    1996-12-13  22 45.38  -14 52.1   4.778   4.920    75   18.8
    1996-12-23  22 50.65  -14  7.9   4.777   5.069    67   18.8
    1997- 1- 2  22 56.78  -13 19.5   4.775   5.209    58   18.9
    1997- 1-12  23  3.63  -12 27.4   4.774   5.337    50   18.9
    1997- 1-22  23 11.10  -11 32.4   4.772   5.450    42   19.0
    1997- 2- 1  23 19.05  -10 35.2   4.770   5.548    34   19.0
    

    * シューメーカー-レヴィ第3周期彗星(129P)

    m1 = 11.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   1 17.22   15 13.6   3.542   2.711   142   18.7
    1996-12- 3   1 14.32   14 41.5   3.520   2.791   131   18.7
    1996-12-13   1 13.35   14 18.9   3.497   2.889   120   18.7
    1996-12-23   1 14.37   14  7.3   3.474   3.000   110   18.8
    1997- 1- 2   1 17.29   14  7.0   3.452   3.119   101   18.9
    1997- 1-12   1 21.98   14 17.5   3.429   3.244    92   18.9
    1997- 1-22   1 28.28   14 38.2   3.406   3.369    83   19.0
    1997- 2- 1   1 36.01   15  7.5   3.384   3.491    75   19.0
    

    * エルスト-ピサロ周期彗星(P/1996 N2)

    m1 = 13.5 + 5 log Δ + 7.5 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  21 50.98  -13 10.9   2.784   2.701    84   19.0
    1996-12- 3  22  1.82  -12 16.2   2.797   2.848    77   19.1
    1996-12-13  22 13.63  -11 13.9   2.811   2.991    69   19.2
    1996-12-23  22 26.19  -10  4.7   2.825   3.130    63   19.4
    1997- 1- 2  22 39.35   -8 49.6   2.839   3.263    56   19.5
    1997- 1-12  22 52.97   -7 29.2   2.854   3.387    49   19.6
    1997- 1-22  23  6.94   -6  4.6   2.869   3.503    43   19.7
    1997- 2- 1  23 21.17   -4 36.6   2.884   3.608    37   19.7
    

    * ヘリン-ローマン-クロケット周期彗星(111P)

    m1 = 7.0 + 5 log Δ + 20.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   8  8.36   21 24.9   3.490   2.873   121   20.1
    1996-12- 3   8  7.71   21 39.0   3.491   2.757   131   20.1
    1996-12-13   8  4.97   21 59.5   3.493   2.660   142   20.0
    1996-12-23   8  0.32   22 25.2   3.494   2.585   153   19.9
    1997- 1- 2   7 54.14   22 53.9   3.496   2.536   165   19.9
    1997- 1-12   7 46.99   23 22.8   3.498   2.516   176   19.9
    1997- 1-22   7 39.62   23 49.4   3.501   2.527   170   19.9
    1997- 2- 1   7 32.80   24 11.6   3.504   2.567   158   19.9
    

    * ミューラー第1周期彗星(120P)

    m1 = 14.0 + 5 log Δ + 10.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23   6 24.44   35 28.5   3.011   2.155   144   20.5
    1996-12- 3   6 17.90   35 55.5   3.035   2.116   154   20.4
    1996-12-13   6  9.58   36 12.4   3.059   2.102   163   20.5
    1996-12-23   6  0.48   36 16.6   3.084   2.117   167   20.5
    1997- 1- 2   5 51.74   36  7.9   3.109   2.161   161   20.6
    1997- 1-12   5 44.36   35 48.0   3.135   2.232   152   20.7
    1997- 1-22   5 39.13   35 20.4   3.162   2.328   141   20.8
    1997- 2- 1   5 36.43   34 48.7   3.189   2.446   131   21.0
    

    * ホルト-オルムステッド周期彗星(127P)

    m1 = 14.0 + 5 log Δ + 15.0 log r
      年 月 日     α        δ       r      Δ    Elong   m1  
    1996-11-23  22  6.18  -17 31.9   2.219   2.051    86   20.8
    1996-12- 3  22 18.64  -15 11.0   2.203   2.151    79   20.8
    1996-12-13  22 32.42  -12 45.4   2.190   2.251    73   20.9
    1996-12-23  22 47.26  -10 15.4   2.178   2.349    67   20.9
    1997- 1- 2  23  2.97   -7 41.7   2.168   2.444    62   21.0
    1997- 1-12  23 19.40   -5  4.8   2.161   2.537    56   21.0
    1997- 1-22  23 36.45   -2 25.5   2.156   2.625    51   21.1
    1997- 2- 1  23 54.02    0 15.2   2.154   2.710    46   21.2
    

    ---------------------------------------------------------------------

    * 星図 (PostScript)

    この星図は StellaNavigator Ver.2.0 for Windows (アストロアーツ編著 / アスキー出版局刊) によって作成したものです。

    * ヘール-ボップ彗星(C/1995 O1)
    タイバー彗星(C/1996 Q1)
    83KB
    * エヴァンス-ドリンクウォーター彗星(C/1996 J1) 95KB
    * ウィルド第2周期彗星(81P)
    シューメーカー-レヴィ第4周期彗星(118P)
    パーカー-ハートリー周期彗星(119P)
    高見沢彗星(C/1994 J2)
    ヘリン-ローマン-クロケット周期彗星(111P)
    ミューラー第1周期彗星(120P)
    98KB
    * ウィルド第4彗星(116P)
    ムルコス周期彗星(124P)
    マックホルツ第1周期彗星(96P)
    91KB
    * IRAS周期彗星(126P)
    ドゥ・トイト-ネウイミン-デルポール周期彗星(57P)
    ブルーイントン彗星(C/1996 N1)
    シューメーカー-レヴィ第3周期彗星(129P)
    83KB
    * コプフ周期彗星(22P)
    ラーゲルクヴィスト周期彗星(P/1996 R2)
    エンケ周期彗星(2P)
    スミルノワ-チェルニフ周期彗星(74P)
    エルスト-ピサロ周期彗星(P/1996 N2)
    ホルト-オルムステッド周期彗星(127P)
    65KB
    * ボーティン周期彗星(85P)
    ガン周期彗星(65P)
    ハーゲンローザー-スパール彗星(C/1996 R1)
    85KB
    * シュヴァスマン-ヴァハマン第1周期彗星(29P)
    キロン周期彗星(95P)
    コマス・ソラ周期彗星(32P)
    ラッセル第4周期彗星(94P)
    ハートリー第1周期彗星(100P)
    ジェディキ周期彗星(P/1996 A1)
    チュリュモフ-ゲラシメンコ周期彗星(67P)
    小惑星フォーラス(5145)
    68KB
    * ラッセル-ワトソン彗星(C/1996 P2)
    小惑星 1996 PW
    64KB
    * ワータネン周期彗星(46P)
    ウィルソン-ハリントン周期彗星(107P)
    85KB
    * シューメーカー-ホルト第2周期彗星(121P)
    トリトン周期彗星(D/1978 C2)
    64KB
    * 百武彗星(C/1996 B2) 93KB
    * NEAT彗星(C/1996 E1)
    ヴォルフ-ハリントン周期彗星(43P)
    66KB

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