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Updated on Jan. 30, 1996 |
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1996年2月に見える彗星のランキングはこのようになりました。
クリスマスの翌日、12月26日の朝に発見された新彗星、百武彗星(C/1995Y1)が 明るくなってきました。眼視でもよく見えます。今月はこの彗星が第1位です。 上旬は他に本田-ムルコス-パジュサコバ彗星とシュワスマン-ワハマン第3彗 星がなんとか眼視でも見られる可能性がありますが、難しいかもしれません。 その他には、ウィルド第4彗星とコマスソラ彗星が予想よりも急激に明るくなっ ています。両者ともにこのままいくと11等になるかもしれません。今月は13等 ですが、写せる人は確認してみて下さい。
第1位 百武彗星(C/1995Y1) 9等 また、惜しくも太陽に近いために見えませんが、明るさだけは明るいはずの彗 星に次のようなものがあります。 番外1 ヘール-ボップ彗星(C/1995O1) 9等
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2.1. 百武彗星(C/1995Y1)クリスマスの翌日12月26日の朝、うみへび座で鹿児島県の百武裕司氏によって 発見された新彗星、百武彗星(C/1995Y1 Hyakutake)が、今月24日の近日点通過 を迎えて明るくなってきています。1月上旬にはまだ11等級で見るのが難しかっ たのですが、新月の後、1月下旬には既に9等級になっており、眼視でも見るこ とができました。彗星は今月もずっと9等で明け方の空に見えるでしょう。今 月はこの彗星だけが唯一眼視で楽に見られる光度になります。明け方だとまわ りの明かりも少ないですので、寒いですが、月がない時に是非見てみましょう。彗星は現在へびつかい座の足元にいて、今月はへび座(尾)からわし座へと、天 の川の中をさか上っていきます。薄明開始時(東京で5:00頃)の高度はずっと30°く らいで、みかけ上左に真横に動いていきます。 今月も彗星はわりと明るい星の多い区域を移動していきますので、9等という 明るさから考えても、視野に導入するのはそんなに難しくないでしょう。9日 には球状星団M14(7.5等)に約2°、21日には視直径52′の球状星団IC4756(5.0 等)に約1°30′にまで接近します。 彗星は今後しばらく明け方の空にいます。5月になると太陽から離れ始め、そ の後は秋に暗くなるまでずっと観測できる位置にいます。
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2.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)核が分裂し、10月上旬に6等までバーストしたシュワスマン-ワハマン第3彗星 (73P/Schwassmann-Wachmann 3)を観測できるのも今月が最後となりました。11 月までは7〜8等と明るく見えていましたが、12月から1月にかけては大きく広 がって淡くなってきたようです。先月は9〜10等で見えていたようですが、私 は眼視では確認できませんでした。今月はさらに地平高度が下がりますので、 眼視で見ることは困難でしょう。今月は彗星はみずがめ座からくじら座とうお座の真ん中へと移動していきます。 夕空低く、かなり見にくい位置になってきました。2日には夕空で金星と土星 が約1°まで接近する美しい現象が見られますが、その時その左に約8°離れた ところに見えています。また、12日にはくじら座β星(3.6等)の右約3°のとこ ろにあります。この頃が事実上最後のチャンスで、それを過ぎると太陽に追い 付かれてしまいます。 1月までの観測からだと、彗星はどうやら明るいまま西空に沈むことになりそ うです。大規模に分裂してダストが大量に放出されたため、なかなか元には戻 らなかったようです。この後彗星は7月に明け方の空に姿を現します。バース ト後の光度式からの予報光度は13〜14等ですが、おそらくその頃には元の明る さに戻っているでしょう。デビコ彗星で盛り上がっているところに突然降って 湧いたシュワスマン-ワハマン第3彗星のバースト騒動でしたが、それもつい に今月で終止符が打たれることになりました。 ところで、核が分裂したということは、主核でも元の核よりもかなり小さくなっ てしまった、ということですので、次回の回帰では相当暗くなってしまうよう に思います。もしかしたら、分裂した核がそれぞれ観測されることになるかも しれません。
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2.3. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)12月下旬に近日点を通過し、その頃夕空で6等台にまでなった本田-ムルコス- パジュサコバ彗星(45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova)が、先月下旬から再び明け 方の空に見えています。ですが、先月下旬に見た時にはともに観測した人には 見えたのですが、私には確認できませんでした。かなり淡くなっているようで す。彗星は現在地球に約0.2天文単位にまで接近しており、今月はへびつかい座→ へび座(頭)→おとめ座とうしかい座の間→しし座、というように天球上を高速 に移動していきます。そして観測条件はどんどんよくなっていくのですが、光 度の方は今月上旬に11→13等、中旬に13→16等、下旬に17→18等と急落してい くでしょう。眼視では既に難しく、写真でも事実上今月半ばで観測はできなく なってしまいます。6等台で観測されてからたったの1カ月半でもう消えてしま うとは、ずいぶんとはかないものですね。 彗星は4日にへびつかい座δ星(2.7等)に 2°まで接近し、視野に導入する際の 目印とすることができるでしょうが、その後は明るい星のない区域に入ってし まいます。星雲星団とは、2日に球状星団M10(6.5等)、M12(6.5等)に 3°まで、 8日には球状星団M5(5.8等)に 3°まで接近します。 この彗星はもともと近日点通過の前後で急激な増減光をみせることで有名でし たが、今回帰ではその予想を上回る急激な増光を見せました。予想よりも少し 遅れて10月に初めて確認された時には、光度は21等と予想よりも4等程度暗い ものでした。その後11月の中旬には16等でとらえられていますが、この時点で も予想より2等程度暗いままでした。ところが12月に入って、中旬に9→8等、 下旬には8→7等と、近日点通過の直前になって急増光し、明るくなってくれま した。これらの観測から今回帰での光度式を計算してみると、
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2.4. コップ彗星(22P)7月2日に近日点を通過するコップ彗星(22P/Kopff)が急激に増光してきます。 現在彗星は明け方のてんびん座にいてへびつかい座の足元に移動していきます。 今月は13等から12等になるはずです。彗星はこの後3月に11等、4月には10→9等、5月に8等と増光して、6〜7月には ほぼ衝の位置で7等になります。近日点通過の頃に衝と、この彗星としては最 良の条件で観測できます。今年回帰を予想されている彗星の中で最も期待でき るものです。また、この頃すぐ近くに7等にまで明るくなったヘール-ボップ彗 星も見えています。その後は年末になってもまだ14等と、今年1年中観測でき ます。その後も1997年2月に16等で夕空に沈むまで長期に渡って観測できる彗 星です。 彗星は2月1日にはてんびん座γ星(3.9等)に30′、5日にはη星(5.4等)に 1°、 9日にはθ星(4.2等)に1.5°まで接近しますので、1月30日から2月11日くらい まではこれらの星を頼りすれば探しやすいでしょう。また、下旬の29日にはへ びつかい座φ星(4.3等)に20′にまで接近し、27日から3月2日くらいまではこ の星が目印となります。 尚、彗星は2〜3月はずっとガン彗星と小惑星セレスと10°以内に接近していま す。2月21日にはガン彗星と約30′にまで接近します。この時の明るさはコッ プ彗星が12等、ガン彗星が14等です。もう少し明るいといいのですが、写真で は狙い目でしょう。この前後、15日から25日くらいの間は両彗星は 1°程度の 距離を保っていますので、コップ彗星がガン彗星を追い抜いていく様子を連続 写真で記録することもできるでしょう。また、来月9日にはセレスと約10′に まで接近します。この時の明るさはコップ彗星が11.5等、セレスが8.3等です ので、こちらの方が写しやすいでしょう。3月5日から12日くらいまでは両者が 1°以内に接近しています。
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2.5. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)先月1月17日に近日点を通過したチュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P/Churyumov-Gerasimenko)は、7月3日に17等で初めて捕らえられた後、8月 から10月にかけて14等、11月に13等、そして12月から1月にかけて12.5等と順 調に増光してきました。彗星は今月は夕方の南の空で、うお座→おひつじ座→ おうし座へと移動していきます。光度は12〜13等程度でしょう。ですが今月は すぐ近くには目印となる明るい星がないので、導入するのが難しいと思われま す。来月は3月6〜7日にかけて、プレアデス星団の北3°のところを通過してい きます。彗星は今後しばらく夕空に見えますが、光度は3月に14等、4月に15等、5月に 16等、6月に17等と減光して見えなくなって行きます。
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2.6. ウィルド第4彗星(116P)8月31日に近日点を通過するウィルド第4彗星(116P/Wild 4)が予想よりも急激 に明るくなってきました。今回が初回帰の彗星で、前回帰でも比較的急な光度 変化を見せましたが、今回はそれを上回っています。昨年2月に検出された時 は20.5等でした。その後太陽と合になり、再び11月初めに観測された時には17 等になっており、その後12月下旬には14等、そして先月は12.5〜13等で観測さ れています。これらの観測から光度式を求めてみると、
現在彗星はふたご座の真ん中にいます。衝をすぎたばかりで、一晩中見えてい ます。7日の夕方には、ふたご座のι星(3.8等)とほんの 5′にまで接近し、こ の前後10日間ほどは、この星が目印となります。但し、5日が満月ですので、 見るのは厳しいかもしれません。
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2.7. コマスソラ彗星(32P)6月10日に近日点を通過するコマスソラ彗星(32P/Comas Sola)も予想よりも急 激に増光してきています。昨年の8月には19〜20等でしたが、その後9月上旬に 18等、10月中旬に16等、11月中旬に15.5等となっています。これらの観測から そのまま光度式を求めてみると、
今月は彗星は夕空をうお座からおひつじ座へと移動していきます。7日にはう お座ο星(4.3等)に10′弱にまで接近しますが、この日はちょうど満月となっ てしまいます。その後はあまり明るい星が近くにないので見つけにくいのです が、来月3月22日には金星と約1°30′にまで接近します。3月中旬から下旬の 新月の頃は金星に近く、これを頼りに導入できるでしょう。また、4月に西に 沈む頃には、プレアデス星団と約2°にまで接近しています。
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2.8. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)バースト彗星として有名なシュワスマン-ワハマン第1彗星 (29P/Schwassmann-Wachmann 1)が今月は衝を迎えます。先月も中旬に13.5等で とらえられており、やはりこの程度の明るさを平常光度と思っていた方がいい ようです。コンスタントに確認しておくべきでしょう。彗星は今年6月下旬に西空に沈むまで、ずっとししの足もとに位置しています。 残念ながらすぐ近くには目印となる明るい星がなく、正確に導入するのは難し いです。
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2.9. ガン彗星(65P)7月24日に近日点を通過するガン彗星(65P/Gunn)は思ったよりも少しだけ暗い ようです。先月は中旬に15等でとらえられています。これから徐々に増光しま すが、このままだと近日点通過の頃はほぼ衝の位置で13等ぐらいでしょう。彗星は今月はコップ彗星、小惑星セレスとともに、明け方の東の空で、てんび ん座からへびつかい座の足元へと移動していきます。この3者は今月から来月 にかけてずっと10°以内に接近して見えています。今月21日にはガン彗星とコッ プ彗星が約30′にまで接近します。その時の明るさはコップ彗星が12等、ガン 彗星が14等です。この前後15日から25日くらいの間は約1°程度の距離を保っ ています。 また、彗星は2月6日にはてんびん座θ星(4.2等)に1.5°まで接近しますので、 9日まではこのてんびんの東の腕の星を頼りに導入できるでしょう。来月3月6 日にはへびつかい座φ星(4.3等)に1°弱にまで接近し、4日から8日頃にはよい 目印となります。
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2.10. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)10月6日に近日点を通過しても増光を続け、11月から12月にかけてに11等にま でなったジャクソン-ネウイミン彗星(58P/Jackson-Neujmin)ですが、先月は急 に淡くなって、13等程度でした。どうやら元の明るさに戻り始めたようです。 11月以降の観測からの光度式は、ちょうど近日点通過前の平常状態の式よりも 5.5等程明るいものになっています。それによると今月は14→15等と減光して いくことになりますが、実際にはもっと急激に暗くなっていくと思われます。 ついこの前までは明るかったのに、もう今月で見えなくなってしまうかもしれ ません。彗星は現在夕方の南の空に見えていて、くじら座からおうし座へと移動してい きます。あたりに明るい星はなく、彗星自体が暗くなってしまったので、見る のはかなり困難でしょう。
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2.11. ダレスト彗星(6P)昨年7月27日に近日点を通過したダレスト彗星(6P/d'Arrest)ですが、11月に11 等になった後、その後どうなったのか分かりません。位置的にはずっと夕空の くじら座に見えていましたので、暗くなってしまったのかもしれません。8月 に8等になってから11月に11等になるまでの観測からの光度式によると今月は 14等から15等となりますが、実際にはもっと暗い可能性があります。彗星は今月もくじら座を北上していきますが、もう夕空かなり低くなっていて、 あたりには明るい星もなく、光度的にも見ることは難しいでしょう。来月には 西空に沈んでしまいます。
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2.12. デビコ彗星(122P)9月に日本人3人によって再発見されてから、10月にかけて6等に達した周期74 年の大物デビコ彗星(122P/de Vico)も今月が最後です。夕空にまわって11月に 11等まで暗くなった後、12月下旬からは再び明け方にまわってきているはずで すが、見えたという話は聞きません。もしかしたらかなり暗くなっているのか もしれません。今月は明るくても既に15等になってしまっており、位置的にもヘルクレス座の 手の先で目印になる星もなく、見ることはかなり困難でしょう。昨年夏以降の 彗星ブームの主役で、私が再び彗星を見るきっかけともなった星ですが、残念 ながらあとは静かに消えていくのみです。
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2.13. ブラッドフィールド彗星(C/1995Q1)8月にオーストラリアで突然肉眼彗星として発見されたブラッドフィールド彗 星(C/1995Q1 Bradfield)も、11月に11等にまで暗くなった後には観測されたと いう話を聞きません。位置的には夕空の天頂付近にありますので、こちらもや はり暗くなってしまったのでしょうか。彗星は今月も夕方の北の空高く、天頂付近に見えていて、ペルセウス座の手の 先からアンドロメダ座の足元へと移動していきます。光度は明るくても15→16 等ですので、いずれにせよ今月で最後です。久ぶりに肉眼で発見されるという 衝撃的な彗星で、デビコ彗星、シュワスマン-ワハマン第3彗星とともに彗星 ブームをもたらしてくれましたが、奇しくも他の2彗星と同時に消えることに なりました。
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2.14. キロン彗星(95P)小惑星から彗星になったキロン彗星(95P/Chiron)が今月2月にいよいよ初めて の近日点通過を迎えます。とはいっても、近日点距離が8.5AUもあるので、特 に急に明るくなるという訳ではなく、あいかわらず15.5等程度でしょう。彗星 は現在明け方に見えていて、おとめ座でスピカのすぐ右に10°ほど離れた位置 にいます。が、すぐ近くには明るい星がなく、導入するのはかなり難しいでしょ う。この状態は7月に西空に沈むまで続きます。せっかくの話題の彗星ですが、 見ることのできる人が少ないかもしれません。この彗星は近日点距離が大きいため、ここ数年間はほぼ同じ光度で観測するこ とができます。今シーズンは7月に西に沈むまでずっと15.5等でしょう。その 後太陽と合になり、また12月頃に明け方にまわってきます。そしてまた来シー ズンは春に衝となり、15.5等で観測されるでしょう。
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2.15. ヘール-ボップ彗星(C/1995O1)1995年7月に発見された、世紀の大彗星ヘール-ボップ彗星(C/1995O1 Hale-Bopp) です。発見以来ずっといて座で10等級で見えていましたが、昨年 11月から西空に沈み、しばらく観測できませんでした。ですがもう今月中旬に は薄明開始時には地平線の上に顔を出してきます。しかし本格的に観測できる のは来月中旬以降でしょう。その頃には彗星は8.5〜9等になっているはずです。来月には明け方の空で天王星・海王星・ヘール-ボップ彗星・木星が左からこ の順で一直線に並んで見えています。この状態は6月まで続きます。その後は 7等にまで明るくなったコップ彗星が接近してきます。 ところで、南半球のオーストラリアなどでは、一足早く今月中旬からよく見る ことができるようになります。しばらく見えなかったので明るさが気になると ころですが、そろそろ情報も入って来るでしょう。
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2.16. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)1989年以来、実に21回目の回帰を迎えたポン-ウィンネッケ彗星 (7P/Pons-Winnecke)ですが、今回帰はずっと太陽に近いため、全く見ることが できません。7月中旬にはようやく明け方の東の空低く見え始めますが、その 頃には既に18等となってしまいます。
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3.1. 百武彗星(C/1995Y1)C/1995Y1 Hyakutake 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 16 41.00 -12 51.1 1.148 1.325 57 9.2 1996 2 7 17 31.09 -6 5.6 1.094 1.257 56 8.9 1996 2 17 18 22.19 1 31.7 1.062 1.237 55 8.7 1996 2 27 19 12.32 9 4.7 1.056 1.267 54 8.7 1996 3 8 19 59.70 15 43.8 1.076 1.337 52 8.9 1996 3 18 20 43.07 21 6.8 1.121 1.436 51 9.3 1996 3 28 21 21.81 25 16.4 1.186 1.549 49 9.7 |
3.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)73P/Schwassmann-Wachmann 3 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 23 40.31 -10 9.8 1.893 2.464 44 10.3 1996 2 7 0 1.74 -7 24.3 1.984 2.630 40 10.7 1996 2 17 0 21.79 -4 49.1 2.074 2.791 35 11.0 1996 2 27 0 40.74 -2 24.2 2.163 2.948 31 11.3 1996 3 8 0 58.79 0 9.1 2.250 3.096 26 11.6 1996 3 18 1 16.08 1 56.5 2.335 3.234 21 11.8 1996 3 28 1 32.72 3 52.9 2.418 3.361 16 12.1 |
3.3. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 17 53.74 -9 36.2 0.850 0.190 40 10.5 1996 2 7 15 33.10 2 51.6 0.994 0.171 87 12.3 1996 2 17 13 30.70 12 51.0 1.137 0.218 128 14.7 1996 2 27 12 15.95 16 51.4 1.276 0.309 154 17.0 1996 3 8 11 33.79 17 56.1 1.412 0.428 166 19.0 1996 3 18 11 10.17 17 50.2 1.543 0.569 160 20.8 1996 3 28 10 57.66 17 12.7 1.669 0.729 149 22.4 |
3.4. コップ彗星(22P)22P/Kopff 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 15 27.76 -14 5.6 2.166 2.214 74 13.5 1996 2 7 15 47.34 -14 58.3 2.109 2.050 79 13.0 1996 2 17 16 7.18 -15 41.8 2.052 1.889 84 12.5 1996 2 27 16 27.19 -16 15.3 1.996 1.732 90 12.0 1996 3 8 16 47.25 -16 38.7 1.942 1.582 95 11.5 1996 3 18 17 7.21 -16 51.7 1.891 1.438 100 11.0 1996 3 28 17 26.87 -16 54.9 1.841 1.303 105 10.5 |
3.5. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)67P/Churyumov-Gerasimenko 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 1 23.86 11 53.3 1.306 1.119 76 12.3 1996 2 7 1 57.60 16 7.0 1.323 1.163 75 12.5 1996 2 17 2 33.12 19 57.9 1.349 1.217 74 12.7 1996 2 27 3 10.04 23 16.7 1.385 1.284 73 13.0 1996 3 8 3 47.80 25 56.5 1.430 1.363 72 13.3 1996 3 18 4 25.71 27 53.9 1.481 1.456 71 13.6 1996 3 28 5 3.10 29 9.2 1.538 1.560 70 14.0 |
3.6. ウィルド第4彗星(116P)116P/Wild 4 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 7 34.81 27 40.6 2.542 1.585 162 13.2 1996 2 7 7 25.90 27 49.6 2.501 1.593 150 13.0 1996 2 17 7 19.27 27 47.2 2.461 1.625 139 12.8 1996 2 27 7 15.72 27 34.9 2.422 1.675 128 12.6 1996 3 8 7 15.60 27 14.6 2.384 1.740 118 12.5 1996 3 18 7 18.86 26 47.5 2.347 1.815 109 12.4 1996 3 28 7 25.28 26 14.4 2.310 1.895 101 12.3 |
3.7. コマスソラ彗星(32P)32P/Comas Sola 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 1 30.79 6 35.8 2.226 2.247 76 13.4 1996 2 7 1 43.47 8 44.1 2.178 2.316 69 13.2 1996 2 17 1 57.97 10 56.4 2.132 2.379 63 12.9 1996 2 27 2 14.19 13 10.9 2.089 2.437 58 12.6 1996 3 8 2 32.03 15 25.7 2.048 2.489 52 12.4 1996 3 18 2 51.45 17 38.7 2.010 2.536 47 12.1 1996 3 28 3 12.43 19 47.5 1.976 2.578 43 11.9 |
3.8. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)29P/Schwassmann-Wachmann 1 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 10 25.72 6 1.3 6.247 5.365 151 13.6 1996 2 7 10 21.73 6 14.4 6.248 5.302 162 13.6 1996 2 17 10 17.33 6 31.0 6.249 5.268 172 13.6 1996 2 27 10 12.78 6 49.6 6.251 5.266 173 13.6 1996 3 8 10 8.40 7 8.5 6.252 5.295 163 13.6 1996 3 18 10 4.44 7 26.4 6.253 5.353 152 13.6 1996 3 28 10 1.16 7 41.7 6.254 5.439 141 13.6 |
3.9. ガン彗星(65P)65P/Gunn 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 15 43.34 -14 22.7 2.686 2.847 70 14.3 1996 2 7 15 56.91 -15 14.5 2.663 2.700 77 14.1 1996 2 17 16 9.62 -16 0.7 2.642 2.551 84 14.0 1996 2 27 16 21.21 -16 42.1 2.621 2.403 91 13.8 1996 3 8 16 31.42 -17 19.4 2.601 2.256 98 13.6 1996 3 18 16 39.96 -17 53.8 2.583 2.114 106 13.4 1996 3 28 16 46.47 -18 26.4 2.566 1.978 115 13.3 |
3.10. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)58P/Jackson-Neujmin 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 2 49.11 0 44.4 1.887 1.574 92 13.7 1996 2 7 3 7.94 1 47.2 1.959 1.734 87 14.2 1996 2 17 3 26.62 4 4.8 2.032 1.902 82 14.7 1996 2 27 3 45.22 6 8.3 2.106 2.074 78 15.2 1996 3 8 4 3.71 7 57.6 2.181 2.251 73 15.7 1996 3 18 4 22.09 9 32.9 2.256 2.429 68 16.1 1996 3 28 4 40.36 10 54.7 2.331 2.608 62 16.6 |
3.11. ダレスト彗星(6P)6P/d'Arrest 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 2 12.44 -7 56.3 2.342 2.281 81 13.9 1996 2 7 2 25.71 -5 36.0 2.413 2.464 75 14.2 1996 2 17 2 39.36 -3 24.9 2.484 2.646 69 14.5 1996 2 27 2 53.31 -1 23.4 2.553 2.827 64 14.7 1996 3 8 3 7.51 0 28.5 2.623 3.004 58 15.0 1996 3 18 3 21.87 2 10.7 2.691 3.176 52 15.2 1996 3 28 3 36.37 3 43.3 2.759 3.341 46 15.4 |
3.12. デビコ彗星(122P)122P/de Vico 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 18 22.13 17 51.5 2.121 2.624 49 14.3 1996 2 7 18 30.32 18 13.0 2.259 2.698 53 14.7 1996 2 17 18 36.59 18 49.0 2.394 2.751 58 15.1 1996 2 27 18 40.87 19 37.3 2.527 2.785 64 15.4 1996 3 8 18 43.00 20 35.3 2.657 2.803 71 15.7 1996 3 18 18 42.86 21 40.1 2.785 2.808 78 16.0 1996 3 28 18 40.24 22 48.1 2.912 2.805 86 16.2 |
3.13. ブラッドフィールド彗星(C/1995Q1)C/1995Q1 Bradfield 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 1 56.46 50 58.6 2.731 2.418 97 14.8 1996 2 7 2 1.45 48 18.3 2.864 2.704 89 15.3 1996 2 17 2 8.05 46 21.7 2.996 2.991 80 15.7 1996 2 27 2 15.68 44 58.4 3.124 3.275 72 16.2 1996 3 8 2 23.95 44 0.8 3.251 3.549 64 16.6 1996 3 18 2 32.63 43 23.1 3.375 3.812 57 16.9 1996 3 28 2 41.55 43 0.9 3.498 4.059 49 17.3 |
3.14. キロン彗星(95P)95P/Chiron 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 12 48.90 -8 7.0 8.454 8.021 112 15.5 1996 2 7 12 48.59 -8 4.6 8.454 7.874 123 15.4 1996 2 17 12 47.57 -7 57.3 8.454 7.743 133 15.4 1996 2 27 12 45.93 -7 45.6 8.454 7.632 144 15.4 1996 3 8 12 43.76 -7 30.0 8.454 7.547 154 15.3 1996 3 18 12 41.21 -7 11.2 8.455 7.488 165 15.3 1996 3 28 12 38.43 -6 50.2 8.455 7.460 175 15.3 |
3.15. ヘール-ボップ彗星(C/1995O1)C/1995O1 Hale-Bopp 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 19 10.77 -23 37.1 5.484 6.390 21 9.4 1996 2 7 19 17.08 -23 3.1 5.389 6.222 29 9.3 1996 2 17 19 23.11 -22 27.4 5.293 6.031 38 9.1 1996 2 27 19 28.70 -21 50.0 5.197 5.818 47 9.0 1996 3 8 19 33.73 -21 11.1 5.100 5.588 55 8.8 1996 3 18 19 38.05 -20 30.6 5.002 5.343 64 8.6 1996 3 28 19 41.49 -19 48.6 4.903 5.086 73 8.4 |
3.16. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)7P/Pons-Winnecke 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1996 1 28 19 54.08 -24 6.4 1.294 2.241 11 13.4 1996 2 7 20 32.75 -23 57.4 1.328 2.264 13 13.6 1996 2 17 21 9.93 -23 17.8 1.371 2.293 16 13.9 1996 2 27 21 45.22 -22 13.5 1.422 2.326 18 14.1 1996 3 8 22 18.41 -20 51.2 1.480 2.362 21 14.4 1996 3 18 22 49.45 -19 17.2 1.542 2.399 23 14.7 1996 3 28 23 18.38 -17 37.3 1.609 2.435 26 15.0 |