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Updated on Dec. 31, 1995 |
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1996年1月に見える彗星のランキングはこのようになりました。
クリスマスの翌日、12月26日の朝に10.5等の新彗星、百武彗星(C/1995Y1)が発 見されました。デビコ彗星以来3か月ぶりの明るい新彗星です。これから明け 方の空でゆっくりと増光してきます。 バーストしているシュワスマン-ワハマン第3彗星とジャクソン-ネウイミン彗 星は両者ともいまだに明るい状態を保っています。今月はそれぞれ9等、12等 で見えるでしょう。 その他には、先月夕空で7等にまでなった本田-ムルコス-パジュサコバ彗星が、 今月下旬に10等で明け方の空に姿を現します。
第1位 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P) 7→11等 また、惜しくも太陽に近いために見えませんが、明るさだけは明るいはずの彗 星に次のようなものがあります。 番外1 ヘール-ボップ彗星(C/1995O1) 10等
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2.1. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)先月下旬に近日点を通過し、その頃夕空で7等にまでなった本田-ムルコス-パ ジュサコバ彗星(45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova)が、今月下旬に再び明け方の 空に姿を現します。この彗星はもともと近日点通過の前後で急激な増減光をみせることで有名でし たが、今回帰ではその予想を上回る急激な増光を見せています。予想よりも少 し遅れて10月に初めて確認された時には、光度は21等と予想よりも4等程度暗 いものでした。その後11月の中旬には16等でとらえられていますが、この時点 でも予想より2等程度暗いままでした。ところが12月に入って、中旬に9→8等、 下旬には8→7等と、近日点通過の直前になって急増光し、明るくなってくれま した。これらの観測から今回帰での光度式を計算してみると、
となります。logrの係数が30になっていて、この彗星の近日点通過前後で急 激に増減光する、という特徴をよく表しています。 さて、彗星はクリスマスの頃に金星と20′にまで接近した後、急速に太陽に近 づいて夕空から姿を消しました。今月はしばらくこの彗星を見ることはできま せんが、1月26日に、今度は明け方の空に再びその姿を現します。その時の光 度は既に10等になってしまっているはずです。 また、この頃彗星は地球に約0.2天文単位にまで接近しています。この後彗星 は2月4日に0.17天文単位まで接近し、2月26日まで0.3天文単位以内をキープす るため、天空上をたて座→へび座(尾)→へびつかい座→へび座(頭)→おとめ座 と急速に移動し、また観測条件も日に日に良くなります。但し、明るさの方は 逆で、2月に入って、上旬に11→12等、中旬に13→15等、下旬に16→17等と急 落していきます。事実上、2月半ばで観測期間は終了となってしまうでしょう。 彗星は1月28日の朝はへびつかい座ν星(3.3等)に 1°まで、2月4日にはへびつ かい座δ星(2.7等)に 2°まで接近しますので、視野に導入する際の目印とな るでしょう。また、2月2日にはへびつかい座の球状星団M10、M12に 3°まで、 8日には球状星団M5に 3°まで接近します。さらに、1月31日から2月1日にかけ ては、新彗星百武彗星と10°くらいに接近して見えています。 全体的に言って、1月下旬から2月上旬まではへびつかい座の中を横切っていく ため比較的明るい星が近く、導入はしやすいでしょう。しかし、2月8日頃から はうしかい座とおとめ座の間という星の少ない領域に位置するため、探すのは 難しくなります。さらに、2月5日が満月でもありますので、彗星の光度から考 えても、実質的にこの彗星を観測できる期間は明け方に現れてからの10日間程 しかない、ということになります。新月は19日ですが、既に15等になっている でしょう。
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2.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)10月上旬に6等までバーストしたシュワスマン-ワハマン第3彗星 (73P/Schwassmann-Wachmann 3)は、11月にも中旬に7等、下旬に8等、12月中も 8等台と引き続き明るく見えています。大バーストしてから、比較的長い間バー ストしたままの光度を保っています。そこで、バースト後の光度データのみを つかって光度式を計算してみると、
となります。バーストした彗星が減光しつつ元の明るさに戻る時には、logr の係数が30や60といった大きな値となりますが、ここでは8.9と小さな値になっ ていて、この彗星がバーストしてからそのままの光度を保っていることを表し ています。 今月は彗星はやぎ座からみずがめ座へ移動していき、あいかわらず夕方の南西 の空に見えています。ここのところ探しにくい位置にいましたが、1月8日には みずがめ座δ星(3.3等)に約30′にまで接近します。この頃、7日から10日くら いまでは、この星を目印に探すことができます。ちょうど6日が満月ですが、 夕空ですので影響はないでしょう。 この彗星の観測期間は西空に沈む来年の2月中旬まで続きます。その頃彗星は、 現在の光度を保ったままだとすると10.5等ですが、元の明るさに戻り始めれば これよりも暗くなっているはずです。観測期間の終了の頃、1月下旬から2月上 旬にかけては、夕空で金星と土星が接近しているそのすぐ左側に8°くらい離 れて見えています。
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2.3. 百武彗星(C/1995Y1)クリスマスの翌日12月26日の朝、うみへび座に、鹿児島県の百武裕司氏によっ て10.5等の新彗星、百武彗星(C/1995Y1 Hyakutake)が発見されました。現在公 表されている軌道要素によると、近日点通過は来月2月24日で、その頃8〜9等 になるようです。彗星は現在てんびん座にあり、明け方の薄明開始時(東京で5:15頃)に南東の方 向で高度20°の位置に見えています。彗星は北東に移動しており、今月はてん びん座からさそり座の頭の前を通ってへびつかい座に移動します。見かけ上は 地平線と平行に左に、徐々に高度を上げながら動いていき、下旬には薄明開始 時の高度は約30°となります。 今月は彗星は3〜6等星の多い領域を通過していきますので、星図を見ながらそ れらを頼りにたどっていけば簡単に導入できるでしょう。ただ、上旬のうちは まだ10〜11等なので、眼視で見るのは難しいかもしれませんが、写真には撮り やすい位置にいます。また、彗星は来月に向けて明るくなっていき、下旬には 9等になるはずですので、観測条件がよくなってくることと合わせると、その 頃には眼視でも見られるようになってくると思われます。 彗星は10日には球状星団NGC5897(8.6等)に20′、26〜27日にかけては球状星団 M107(8.1等)に 1°まで接近しますので、眼視では星団と彗星を見間違えない ように注意が必要です。また、31日から2月1日にかけて、本田-ムルコス-パジュ サコバ彗星と10°くらいに接近して見えています。 彗星は今後しばらく明け方の空にいます。5月になると太陽から離れ始め、そ の後は秋に暗くなるまでずっと観測できる位置にいます。
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2.4. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)近日点通過直前の9月下旬に13〜14等だったジャクソン-ネウイミン彗星 (58P/Jackson-Neujmin)ですが、10月6日に近日点を通過した後にバーストし、 11月には10.5等にまでなりました。近日点通過前の観測からの予報では11月に は14〜15等のはずですので、4等程明るいということになります。しかも、12 月中もずっと11等と明るい状態を保っており、今月も期待できます。彗星は現在夕方の南の空に見えていて、くじら座を北上していきます。光度は 11.5→12.5等と減光していくと思われます。同じくじら座にはダレスト彗星も 見えています。 今月は上旬は彗星の近くに明るい星がないので探しにくいですが、下旬から2 月の上旬にかけてはくじら座の頭のすぐ下を通過しますので、α星(2.5等)、 γ星(3.5等)などを頼りに見つけやすくなります。バーストを続けていれば写 真には充分に写せる明るさでいるはずです。
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2.5. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)今月17日に近日点を通過するチュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P/Churyumov-Gerasimenko)が最も明るい時期を迎えています。今回帰では7 月3日に17等で初めて捕らえられた後、8月から10月にかけて14等、11月に13等、 12月に12.5等と順調に増光している様子が観測されています。彗星は今月は夕 方の南の空で、うお座の中を横切っていきます。光度は今月から来月にかけて 12等でしょう。その後は、彗星は3月に14等、4月に15等、5月に16等、6月に17 等と減光して見えなくなって行きます。彗星は今月の初旬には土星のすぐ左側にいますがだんだん離れていきます。中 旬の15日から21日頃にはうお座δ星(4.4等)、ε星(4.3等)に接近し、これを頼 りに導入できます。また、下旬の30日から翌2月の3日にかけてはうお座η星 (3.6等)に近く、この星が目印となります。今月はうお座の中にいて、比較的 見つけやすい日が多く、写真に写しやすいでしょう。来月は彗星はおひつじ座 に移動します。
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2.6. デビコ彗星(122P)9月に再発見されてから、10月にかけて6等に達した周期74年の大物デビコ彗星 (122P/de Vico)は予想よりも減光が急なようです。夕空にまわってきた11月に は、上旬には7→8等でしたが、中旬には10等になってしまいました。再発見の 頃からの観測データから光度式を求めてみると、
となります。logrの係数が10よりも大きく、減光が少し急であることを表し ています。 さて、彗星は先月下旬から明け方の空のごく低空に13等で見えるようになって いるはずです。今月は徐々に観測条件がよくなっていきますが、明るさの方は 13→14.5等と暗くなっていくでしょう。場所的にもヘルクレス座の頭とへびつ かい座の頭の間で、あたりには明るい星もなく、みつけるのは難しいでしょう。
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2.7. ダレスト彗星(6P)7月27日に近日点を通過したダレスト彗星(6P/d'Arrest)は、8月に8等になった 後、10月中旬に9〜10等、11月中旬に11等と、比較的長い間明るい光度を保っ ています。近日点通過前のデータから求めた光度式を使うと、同じ頃彗星は17〜 19等にまで減光しているはずですが、この彗星はもともと近日点通過の前後で 増光・減光の仕方がまったく異なり、通過後の方がかなり明るいという傾向を 持っていましたので、まあ妥当な光度変化をしている、と言えるでしょう。そ こで、最も明るくなった8月中旬以降のデータのみから光度式を求めてみると、
となります。この式を用いて今月の予報を出してみると、13→14等と減光して いくことになります。ただ、彗星はそろそろ急減光する可能性もありますので、 注意が必要です。 彗星は夕方南の空で、ジャクソン-ネウイミン彗星を追いかけるようにくじら 座を北上していきます。12月31日にはτ星(3.5等)に 2°、1月14日にはζ星 (3.7等)に 2°まで接近しており、中旬までは見つけやすい状態が続きます。 中旬以降は明るい星が近くになくなって、探しにくくなります。
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2.8. コップ彗星(22P)1996年7月2日に近日点を通過するコップ彗星(22P/Kopff)が今月から急激に増 光してきます。現在彗星は明け方のてんびん座にいて、1月中に15等から13等 にまで明るくなってきます。彗星はこの後2月には13→12等、3月に11等、4月には10→9等、5月に8等と増光 して、6〜7月にはほぼ衝の位置で7等になります。近日点通過の頃に衝と、こ の彗星としては最良の条件で観測できます。今年回帰を予想されている彗星の 中で最も期待できるものです。その後は年末でもまだ14等と、今年1年中観測 できます。その後も1997年2月に16等で夕空に沈むまで長期に渡って観測でき る彗星です。 彗星は2月1日にはてんびん座γ星(3.9等)に30′、5日にはη星(5.4等)に 1°、 9日にはθ星(4.2等)に1.5°まで接近しますので、1月30日から2月11日くらい まではこれらの星を頼りすれば探しやすいでしょう。 尚、彗星はこれからしばらくガン彗星とともに動いていきます。来月2月21日 には、ガン彗星と約30′にまで接近します。この時の明るさはコップ彗星が12 等、ガン彗星が13等です。もう少し明るいといいのですが、写真では狙い目で しょう。この前後、15日から25日くらいの間は両彗星は 1°程度の距離を保っ ていますので、コップ彗星がガン彗星を追い抜いていく様子を連続写真で記録 することもできるでしょう。
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2.9. ブラッドフィールド彗星(C/1995Q1)8月にオーストラリアで突然肉眼彗星として発見されたブラッドフィールド彗 星(C/1995Q1 Bradfield)は、8月31日に近日点を通過した後、日本からは9月20 日に6等で見え始めました。そして9月中は7等、10月には7.5等から9.5等まで 減光して、11月下旬には11等にまでなっています。彗星は今月は夕方の北の空高く、天頂付近に見えていて、きりん座→カシオペ ア座→ペルセウス座と移動していきます。光度は13等から15等と急落していき ます。3月には18等にまでなるでしょう。そろそろ観測は終了です。 尚、彗星は1月1日にはカシオペア座のW字の一番左上のε星(3.4等)に 1°ま で接近しますので、この前後3日間くらいはよい目印となります。
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2.10. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)バースト彗星として有名なシュワスマン-ワハマン第1彗星 (29P/Schwassmann-Wachmann 1)の観測条件がよくなってきました。現在彗星は しし座の足もとにいて、今月は未明の2:00頃に南中します。昨年の秋から観測 可能となっていましたが、11月には13.5等と、やはり明るい状態で見えていま した。ここ数年の状態からすると、この程度の明るさを平常光度と思っていた 方がいいようです。尚、彗星は今年6月に西空に沈むまで、ずっとししの足もとに位置しています。 また、光度も不安定ながら13〜14等を保つでしょう。
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2.11. ガン彗星(65P)1996年7月24日に近日点を通過するガン彗星(65P/Gunn)の観測条件もよくなり 始めました。現在彗星はコップ彗星とともに、明け方の東の空で、てんびん座 を横切っています。彗星は1月24日にはてんびん座γ星(3.9等)に 1°、28日にはη星(5.4等)に 1°、 2月6日にはθ星(4.2等)に1.5°まで接近します。1月22日から2月9日までは、 これらの星を頼りに導入できるでしょう。さらに、2月21日にはコップ彗星と 約30′にまで接近します。その時の明るさはコップ彗星が12等、ガン彗星が13 等です。この前後15日から25日くらいの間は約 1°程度の距離を保っています。 この彗星は軌道の形が円に近いので、近日点通過の前後数年の間見ることがで きます。既に1995年前半に15〜16等で観測されています。今月はそれよりも 1等ほど明るく、14等程度でしょう。これから徐々に増光し、近日点通過の頃 はほぼ衝の位置で12等にまで明るくなります。その後は11月に14等で西空に沈 み、今シーズンの観測期間は終了します。が、また1997年には4月頃に15等で 見え始め、1998年2月に17等になるまで観測できます。
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2.12. ウィルド第4彗星(116P)1996年8月31日に近日点を通過するウィルド第4彗星(116P/Wild 4)がそろそろ 明るくなり始めます。現在彗星はふたご座のポルックスのそばで衝になってい て、一晩中観測できます。光度は14等です。この彗星も長期に渡って観測できる彗星です。まず今年は7月に西空に沈むま でずっと12〜13等で見えていて、その後1997年の3月に再び明け方の空に14〜 15等で現れます。そして1997年の夏まで15〜16等で見えているでしょう。 尚、彗星は今月1月18日にふたご座のポルックスに30′弱程度まで接近します。 この前後10日間くらいは 1°以内に接近していますので、写真に撮る時には導 入の目印になるでしょう。また、来月2月7日の夕方には、ふたご座のι星(3.8 等)とほんの 5′にまで接近し、この前後10日間ほどは、この星が目印となり ます。但し、5日が満月ですので、見るのは厳しいかもしれません。
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2.13. コマ-ソラ彗星(32P)6月10日に近日点を通過するコマ-ソラ彗星(32P/Comas Sola)もそろそろ明るく なってきます。既に昨年の秋に19等から16等にまで明るくなってきている様子 が観測されています。現在彗星は夕方の空にあり、うお座で15等です。彗星は1月26日にはうお座η星(4.8等)に20′まで接近しますので、24日から28 日までは導入の目印となります。但し、この日は約 3°離れたところに半月が 輝いていて、実際に見るのは難しいでしょう。また、2月7日にはο星(4.3等) に10′弱にまで接近しますが、この日はちょうど満月となってしまいます。 この後彗星は4月に西に沈むまで観測できます。その頃には14等でしょう。残 念ながら近日点通過の頃は太陽に近く観測できません。近日点通過後には、11 月に再び明け方の空に姿を現します。しかし、その時の光度は17等程度でしょ う。さらに、昨年の秋の観測によると、思ったよりも急激な光度変化を見せて いるので、さらに暗く18〜19等程度になってしまっているかもしれません。
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2.14. キロン彗星(95P)小惑星から彗星になったキロン彗星(95P/Chiron)が来月2月にいよいよ初めて の近日点通過を迎えます。とはいっても、近日点距離が8.5AUもあるので、特 に急に明るくなるという訳ではなく、あいかわらず15.5等程度でしょう。彗星 は現在明け方に見えていて、おとめ座でスピカのすぐ右に10°ほど離れた位置 にいます。が、すぐ近くには明るい星がなく、正確に導入するのは難しいでしょ う。この状態は5月まで続きます。近日点距離が大きいため、彗星はここ数年間はほぼ同じ光度で観測することが できます。今シーズンは8月に西に沈むまでずっと15.5等でしょう。その後太 陽と合になり、また12月頃に明け方にまわってきます。そしてまた来シーズン は春に衝となり、15.5等で観測されるでしょう。
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2.15. ヘール-ボップ彗星(C/1995O1)1995年7月に発見された、世紀の大彗星ヘール-ボップ彗星(C/1995O1 Hale-Bopp) です。発見以来ずっといて座で10等級で見えていましたが、昨年 11月から西空に沈み、しばらく観測はお休みです。次に見えるのは3月中旬で、 明け方の空に8.5〜9等で姿を現します。その時、明け方の空で、天王星・海王 星・ヘール-ボップ彗星・木星が左からこの順で一直線に並んでいますが、天 王星・海王星は高度が低く、見えにくいでしょう。
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2.16. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)1989年以来、実に21回目の回帰を迎えたポン-ウィンネッケ彗星 (7P/Pons-Winnecke)が今月近日点を通過します。しかし太陽に近いため、全く 見ることができません。今回の回帰は条件が最悪で、彗星はこの後も太陽を追 いかけるように動いていきますので、ようやく明け方の東の空低く見え始める のは7月中旬となります。その頃には既に18等となってしまいますので、実質 今回帰の観測はできないことになります。
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3.1. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 20 29.91 -20 34.1 0.536 0.595 27 6.7 1996 1 8 20 19.35 -18 47.4 0.599 0.410 15 7.4 1996 1 18 19 31.22 -16 9.1 0.714 0.274 7 8.8 1996 1 28 17 53.74 -9 36.2 0.850 0.190 40 10.3 1996 2 7 15 33.10 2 51.6 0.994 0.171 87 12.1 1996 2 17 13 30.70 12 51.0 1.137 0.218 128 14.4 1996 2 27 12 15.95 16 51.4 1.276 0.309 154 16.6 |
3.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)73P/Schwassmann-Wachmann 3 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 22 23.54 -19 24.3 1.611 1.975 54 8.9 1996 1 8 22 51.77 -16 11.2 1.706 2.134 51 9.3 1996 1 18 23 17.14 -13 5.8 1.800 2.298 48 9.7 1996 1 28 23 40.31 -10 9.8 1.893 2.464 44 10.0 1996 2 7 0 1.74 -7 24.3 1.984 2.630 40 10.4 1996 2 17 0 21.79 -4 49.1 2.074 2.791 35 10.7 1996 2 27 0 40.74 -2 24.2 2.163 2.948 31 10.9 |
3.3. 百武彗星(C/1995Y1)C/1995Y1 Hyakutake 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 14 29.48 -24 19.2 1.408 1.729 54 10.7 1996 1 8 15 9.51 -21 55.2 1.310 1.572 56 10.2 1996 1 18 15 53.43 -18 10.1 1.223 1.434 57 9.7 1996 1 28 16 40.88 -12 52.0 1.150 1.326 57 9.2 1996 2 7 17 30.86 -6 7.3 1.095 1.258 56 8.9 1996 2 17 18 21.81 1 29.1 1.064 1.239 55 8.7 1996 2 27 19 11.81 9 1.7 1.058 1.268 54 8.8 |
3.4. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)58P/Jackson-Neujmin 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 1 51.18 -9 30.9 1.685 1.144 104 11.5 1996 1 8 2 10.83 -6 25.4 1.749 1.277 100 11.9 1996 1 18 2 30.10 -3 29.1 1.817 1.421 96 12.2 1996 1 28 2 49.11 0 44.4 1.887 1.574 92 12.6 1996 2 7 3 7.94 1 47.2 1.959 1.734 87 12.9 1996 2 17 3 26.62 4 4.8 2.032 1.902 82 13.2 1996 2 27 3 45.22 6 8.3 2.106 2.074 78 13.5 |
3.5. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)67P/Churyumov-Gerasimenko 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 23 55.73 -1 20.7 1.321 1.037 81 12.4 1996 1 8 0 22.78 2 59.7 1.305 1.058 79 12.3 1996 1 18 0 52.19 7 27.4 1.300 1.085 77 12.4 1996 1 28 1 23.86 11 53.3 1.306 1.119 76 12.5 1996 2 7 1 57.60 16 7.0 1.323 1.163 75 12.6 1996 2 17 2 33.12 19 57.9 1.349 1.217 74 12.8 1996 2 27 3 10.04 23 16.7 1.385 1.284 73 13.1 |
3.6. デビコ彗星(122P)122P/de Vico 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 17 45.49 18 40.6 1.694 2.270 43 12.7 1996 1 8 17 59.88 18 2.4 1.839 2.410 44 13.3 1996 1 18 18 12.01 17 47.0 1.981 2.529 46 13.8 1996 1 28 18 22.13 17 51.5 2.121 2.624 49 14.3 1996 2 7 18 30.32 18 13.0 2.259 2.698 53 14.7 1996 2 17 18 36.59 18 49.0 2.394 2.751 58 15.1 1996 2 27 18 40.87 19 37.3 2.527 2.785 64 15.4 |
3.7. ダレスト彗星(6P)6P/d'Arrest 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 1 35.84 -15 47.8 2.128 1.751 98 12.9 1996 1 8 1 47.39 -13 3.0 2.199 1.923 92 13.2 1996 1 18 1 59.63 -10 25.5 2.271 2.100 86 13.6 1996 1 28 2 12.44 -7 56.3 2.342 2.281 81 13.9 1996 2 7 2 25.71 -5 36.0 2.413 2.464 75 14.2 1996 2 17 2 39.36 -3 24.9 2.484 2.646 69 14.5 1996 2 27 2 53.31 -1 23.4 2.553 2.827 64 14.7 |
3.8. コップ彗星(22P)22P/Kopff 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 14 31.15 -10 41.2 2.344 2.711 58 14.8 1996 1 8 14 49.62 -11 56.1 2.284 2.546 63 14.4 1996 1 18 15 8.51 -13 4.6 2.225 2.380 68 13.9 1996 1 28 15 27.76 -14 5.6 2.166 2.214 74 13.5 1996 2 7 15 47.34 -14 58.3 2.109 2.050 79 13.0 1996 2 17 16 7.18 -15 41.8 2.052 1.889 84 12.5 1996 2 27 16 27.19 -16 15.3 1.996 1.732 90 12.0 |
3.9. ブラッドフィールド彗星(C/1995Q1)C/1995Q1 Bradfield 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 2 11.30 65 48.4 2.313 1.642 121 13.0 1996 1 8 1 57.13 59 28.1 2.455 1.878 114 13.6 1996 1 18 1 54.21 54 36.4 2.595 2.140 106 14.2 1996 1 28 1 56.46 50 58.6 2.731 2.418 97 14.8 1996 2 7 2 1.45 48 18.3 2.864 2.704 89 15.3 1996 2 17 2 8.05 46 21.7 2.996 2.991 80 15.7 1996 2 27 2 15.68 44 58.4 3.124 3.275 72 16.2 |
3.10. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)29P/Schwassmann-Wachmann 1 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 10 33.04 5 52.2 6.242 5.705 119 13.7 1996 1 8 10 31.53 5 49.5 6.244 5.571 129 13.7 1996 1 18 10 29.05 5 52.6 6.245 5.456 140 13.6 1996 1 28 10 25.72 6 1.3 6.247 5.365 151 13.6 1996 2 7 10 21.73 6 14.4 6.248 5.302 162 13.6 1996 2 17 10 17.33 6 31.0 6.249 5.268 172 13.6 1996 2 27 10 12.78 6 49.6 6.251 5.266 173 13.6 |
3.11. ガン彗星(65P)65P/Gunn 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 14 59.34 -11 11.6 2.758 3.262 51 14.1 1996 1 8 15 14.39 -12 21.3 2.733 3.130 57 13.9 1996 1 18 15 29.11 -13 25.0 2.709 2.991 64 13.8 1996 1 28 15 43.34 -14 22.7 2.686 2.847 70 13.6 1996 2 7 15 56.91 -15 14.5 2.663 2.700 77 13.4 1996 2 17 16 9.62 -16 0.7 2.642 2.551 84 13.3 1996 2 27 16 21.21 -16 42.1 2.621 2.403 91 13.1 |
3.12. ウィルド第4彗星(116P)116P/Wild 4 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 8 2.96 26 18.5 2.665 1.725 158 14.3 1996 1 8 7 54.64 26 51.5 2.624 1.650 169 14.1 1996 1 18 7 44.85 27 20.4 2.582 1.603 172 13.8 1996 1 28 7 34.81 27 40.6 2.542 1.585 162 13.6 1996 2 7 7 25.90 27 49.6 2.501 1.593 150 13.5 1996 2 17 7 19.27 27 47.2 2.461 1.625 139 13.3 1996 2 27 7 15.72 27 34.9 2.422 1.675 128 13.2 |
3.13. コマ-ソラ彗星(32P)32P/Comas Sola 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 1 5.24 0 53.5 2.379 2.026 98 15.6 1996 1 8 1 11.48 2 38.7 2.326 2.101 90 15.4 1996 1 18 1 20.06 4 33.4 2.275 2.175 82 15.3 1996 1 28 1 30.79 6 35.8 2.226 2.247 76 15.2 1996 2 7 1 43.47 8 44.1 2.178 2.316 69 15.1 1996 2 17 1 57.97 10 56.4 2.132 2.379 63 15.0 1996 2 27 2 14.19 13 10.9 2.089 2.437 58 14.8 |
3.14. キロン彗星(95P)95P/Chiron 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 12 45.44 -7 45.6 8.456 8.513 83 15.6 1996 1 8 12 47.32 -7 57.4 8.455 8.346 93 15.6 1996 1 18 12 48.48 -8 4.6 8.455 8.180 102 15.5 1996 1 28 12 48.90 -8 7.0 8.454 8.021 112 15.5 1996 2 7 12 48.59 -8 4.6 8.454 7.874 123 15.4 1996 2 17 12 47.57 -7 57.3 8.454 7.743 133 15.4 1996 2 27 12 45.93 -7 45.6 8.454 7.632 144 15.4 |
3.15. ヘール-ボップ彗星(C/1995O1)C/1995O1 Hale-Bopp 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 18 51.34 -25 10.2 5.766 6.744 5 9.8 1996 1 8 18 57.78 -24 40.6 5.673 6.653 4 9.7 1996 1 18 19 4.30 -24 9.6 5.579 6.534 12 9.5 1996 1 28 19 10.77 -23 37.1 5.484 6.390 21 9.4 1996 2 7 19 17.08 -23 3.1 5.389 6.222 29 9.3 1996 2 17 19 23.11 -22 27.4 5.293 6.031 38 9.1 1996 2 27 19 28.70 -21 50.0 5.197 5.818 47 9.0 |
3.16. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)7P/Pons-Winnecke 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 29 17 55.13 -20 56.7 1.257 2.222 8 13.2 1996 1 8 18 34.58 -22 36.9 1.258 2.219 9 13.2 1996 1 18 19 14.46 -23 40.3 1.270 2.226 10 13.3 1996 1 28 19 54.08 -24 6.4 1.294 2.241 11 13.4 1996 2 7 20 32.75 -23 57.4 1.328 2.264 13 13.6 1996 2 17 21 9.93 -23 17.8 1.371 2.293 16 13.9 1996 2 27 21 45.22 -22 13.5 1.422 2.326 18 14.1 |