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具体的な使用例

一番身近な使用例は、早稲田大学情報学科の講義に於いてである。 アルゴリズムについての講義がいくつかで、その説明にPADが使われており、そ の講義で出される課題では必ずPAD図の提出も義務づけられている。 その講義を担当している二村良彦教授の話では、100人強の生徒の多数が本ソフ トウェアを使用しているとのことだ。 PADを描くためには、本ソフトウェアを用いるという方法以外に、普通のドロー 系ツールを使用するという手段もあり、実際私が本ソフトウェアを完成させるま ではほぼ全員がドロー系ツール、もしくは手書きという手段でいたことを考える と、本ソフトウェアがドロー系ツールに対して優位にあることを裏付けていると 考えられる。

また、本ソフトウェアを NetNews で公開し始めて以来、いろいろな大学の学生 や、それ以上に会社の業務に利用しているという報告をメイルで受け取っている。 実際に企業活動の中で利用していると明言された方は少ない(例えば、ダイキン 工業(株) CAEセンターなど)が、日常的に使っているというメイルは結構届いて いる。それらの多くがコンピュータ系の企業であるのは、予想された通りだ。 また、富士通(株)でワークステーション開発をしている方からは、その機種で動 作するように修正し、その機種の利用者に対して ftp を通じて公開させて欲し いという依頼を受けたこともある。 他には、大学のような教育機関の方の利用者も多い。 中には、プログラミングではなく、知識の構造化、学習の支援のような分野への PADの応用を研究されている方が本ソフトウェアを利用しているというケースも あった。

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Sat Mar 15 01:58:22 JST 1997