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光度式の複数登録登録する軌道要素の項目のうち、最も特徴的なのが、光度式を複数登録できるこ とである。 一般のソフトでは1つの軌道に対して1つの光度式しか設定できないが、ある時期 ごとに異なった光度変化を見せる彗星は多い。 また、バーストを起こした場合にも、それ以前と以後では光度式はまったく異なっ てくる。 そういう場合、今までは光度変化の異なる境の時期、またはバーストを起こした 時に、軌道要素ファイルを書き換えてやらないといけなかった。 だが、それではそれ以前の時期の光度式が消えてしまうし、全体としてどういう 光度変化をしたのかを把握できなくなる。 そのためComet for Windowsでは、光度式にそれが有効である定義域を設 けて、例えば近日点通過の前後で異なった光度変化をする彗星については の時と の時の2つの光度式を登録し、時期に合 わせてこれらを使い分けるようにした。 これについては、第 3節で詳しく述べる。
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