今週の明るい彗星 (2025年3月22日：北半球版)

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ジャコビニ-ツィナー彗星 (21P) SWANの画像で11等で見えている(1月27日、Vladimir Bezugly)。今後は急激に減光する。現在は観測できない。南半球では7月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 0 7.98 4 9.3 2.002 1.010 3 10.6 19:37 (107,-15) Mar. 29 0 38.48 4 51.3 2.007 1.010 2 10.7 19:44 (108,-15) アトラス彗星 (C/2024 G3) 1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づいて、マイナス2〜3等まで明るくなり、白昼にも捉えられた。1月19日に核が崩壊したが、まだ残骸が見えている。現在は8.5等(2月23日、Marco Goiato)。急激に減光中。日本では、今後は観測できない。南半球ではやや低い。だが、春には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 0 32.64 -42 20.4 2.321 1.736 43 11.2 19:37 ( 59,-33) Mar. 29 0 46.35 -43 2.9 2.401 1.860 46 11.6 19:44 ( 59,-37) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 前方散乱により、10月9日にSOHO探査機のコロナグラフでマイナス3等まで明るくなった(Q.-c. Zhang, Charles S. Morris)。地上からも、0等級の大彗星になった。現在は11.9等(3月9日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 20 25.79 16 51.6 3.542 3.102 56 12.4 4:36 (274, 36) Mar. 29 20 25.97 18 5.0 3.545 3.192 61 12.5 4:26 (275, 40) 小惑星ファエトン (3200) ふたご座流星群の母天体。現在は15.9等(1月12日、E. Prosperi, M. Jaeger)。13.5等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。6月には18等以下になる。現在は観測できない。日本では5月に、南半球では6月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 0 57.48 0 17.0 0.843 0.261 13 15.8 19:37 ( 96, -9) Mar. 29 23 57.89 -0 20.6 0.971 0.154 8 13.6 4:26 (260,-14) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.6等(3月9日、山口義昭氏)。日本では、今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 9 40.48 10 33.9 5.448 6.268 142 13.7 21:40 ( 0, 65) Mar. 29 9 38.60 10 41.3 5.522 6.269 135 13.7 21:11 ( 0, 66) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.8等(3月8日、安部裕史氏)。しばらく14等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 15 34.59 -13 11.4 4.545 5.200 126 13.9 3:37 ( 0, 42) Mar. 29 15 33.85 -12 18.9 4.476 5.216 133 13.9 3:09 ( 0, 43) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は13.7等(2月28日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 1 30.48 48 18.0 4.582 4.034 51 14.1 19:37 (133, 24) Mar. 29 1 32.92 48 3.1 4.678 4.060 46 14.2 19:44 (136, 20) アラン-リゴー彗星 (49P) 現在は14.3等(3月2日、Roland Fichtl)。次第に暗くなっていく。日本では、7月には観測できなくなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 3 13.28 8 14.4 1.919 1.448 47 14.4 19:37 ( 83, 25) Mar. 29 3 33.76 10 42.9 1.938 1.438 46 14.3 19:44 ( 87, 23) ジョンソン彗星 (48P) しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、6月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 23 7.06 -12 2.4 2.928 2.012 19 14.5 4:36 (275,-14) Mar. 29 23 23.27 -10 43.0 2.911 2.017 21 14.4 4:26 (274,-13) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は14.9等(2月4日、Alfons Diepvens)。しばらく14等を保つ。現在は観測できない。5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 0 28.23 6 48.6 4.979 3.997 8 14.5 19:37 (106,-10) Mar. 29 0 36.82 7 46.4 4.973 3.979 4 14.5 19:44 (110,-14) リニア彗星 (217P) 初夏に13等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、7月に姿を現す。南半球では超低空。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 22 33.36 -11 10.6 2.302 1.467 25 14.9 4:36 (279, -6) Mar. 29 22 56.68 -9 31.8 2.243 1.422 26 14.6 4:26 (277, -6) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は14.7等(2月27日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 19.77 12 26.8 5.472 5.622 93 14.7 19:37 ( 42, 62) Mar. 29 6 22.14 13 3.7 5.568 5.611 87 14.7 19:44 ( 55, 57) P/2023 S1彗星 (P/2023 S1) 現在は14.2等(3月4日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 8 32.97 17 11.9 1.923 2.624 124 14.8 20:33 ( 0, 72) Mar. 29 8 34.44 16 46.3 2.000 2.627 118 14.9 20:07 ( 0, 72) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 J2) 急激に増光した。現在は14.6等(1月31日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 23 27.32 21 14.3 2.690 1.811 22 14.9 4:36 (245, 2) Mar. 29 23 44.01 20 16.4 2.717 1.815 20 14.9 4:26 (246, 1) アトラス彗星 (C/2023 C2) 昨年の夏に12.7等まで明るくなった(8月7日、Thomas Lehmann)。現在は14.2等(12月10日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 22 11.41 12 31.5 3.552 2.741 30 14.9 4:36 (263, 12) Mar. 29 22 20.57 14 50.1 3.551 2.780 33 15.0 4:26 (262, 15) アトラス彗星 (C/2024 L5) 現在は15.2等(3月9日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 13 46.12 -28 37.6 2.587 3.434 142 15.1 1:50 ( 0, 26) Mar. 29 13 27.10 -27 10.9 2.520 3.437 152 15.0 1:04 ( 0, 28) ヒル彗星 (496P/2024 S3) 2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.3等(3月10日、Alfons Diepvens)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 4 50.22 34 6.3 1.582 1.627 74 15.3 19:37 (101, 56) Mar. 29 5 13.11 34 59.8 1.632 1.635 72 15.3 19:44 (103, 54) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.1等(3月1日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 3 43.75 -66 43.9 15.509 15.321 77 15.3 19:37 ( 21,-21) Mar. 29 3 47.26 -66 27.0 15.475 15.298 77 15.3 19:44 ( 24,-23) フルス彗星 (C/2023 T3) 現在は15.6等(3月9日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 13 19.75 -35 41.7 2.757 3.584 140 15.4 1:23 ( 0, 19) Mar. 29 13 17.86 -35 15.0 2.721 3.594 146 15.4 0:54 ( 0, 20) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は15.9等(2月23日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 3 14.86 17 30.3 3.161 2.629 49 15.6 19:37 ( 91, 30) Mar. 29 3 26.53 17 59.5 3.211 2.612 45 15.5 19:44 ( 95, 26) レモン彗星 (C/2023 H5) 現在は14.9等(3月7日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 11 38.12 62 18.3 3.849 4.392 116 15.8 23:37 (180, 63) Mar. 29 11 27.47 63 29.1 3.905 4.381 112 15.8 22:59 (180, 62) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) 冬に13.8等まで明るくなった(12月30日、Thomas Lehmann)。現在は16.1等(3月9日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、4月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 8 1.83 58 53.5 2.420 2.834 104 15.8 20:03 (180, 66) Mar. 29 8 9.22 56 38.6 2.509 2.865 100 16.0 19:44 (180, 69) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は15.9等(2月28日、Andrew Pearce)。しばらく16等を保つ。日本では、6月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 12 3.88 -45 51.3 4.454 5.203 134 15.9 0:08 ( 0, 9) Mar. 29 11 51.05 -44 50.6 4.427 5.207 137 15.9 23:22 ( 0, 10) ガン彗星 (65P) 現在は16.7等(3月4日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 18 27.56 -25 41.6 2.872 2.957 85 16.0 4:36 (332, 24) Mar. 29 18 34.94 -25 56.0 2.773 2.953 90 15.9 4:26 (334, 24) アトラス彗星 (C/2024 A1) 現在は15.5等(2月26日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 30.33 0 0.0 3.706 3.944 96 16.0 19:37 ( 28, 52) Mar. 29 6 30.14 1 59.9 3.806 3.933 89 16.1 19:44 ( 41, 50) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。昨年の初夏に6.2等まで明るくなった(7月1日、Virgilio Gonano)。現在は14.6等(2月8日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 18 43.25 -21 18.1 3.585 3.571 81 16.0 4:36 (326, 26) Mar. 29 18 45.43 -21 47.1 3.540 3.639 87 16.2 4:26 (330, 27) カタリナ彗星 (P/2025 A5) 3月に地球に0.3天文単位まで接近する。現在は16.5等(3月14日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。5月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 4 23.32 54 6.6 0.345 0.967 75 16.0 19:37 (137, 52) Mar. 29 5 17.20 65 51.6 0.361 0.999 79 16.3 19:44 (155, 50) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.1等(3月9日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 41.65 -20 58.2 6.424 6.650 98 16.3 19:37 ( 15, 33) Mar. 29 6 43.28 -19 56.6 6.495 6.643 94 16.3 19:44 ( 24, 31) アトラス彗星 (C/2024 J3) 2026年に13等まで明るくなる。現在は16.9等(3月5日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 19 43.45 -24 47.3 6.690 6.383 67 16.4 4:36 (316, 15) Mar. 29 19 45.39 -24 18.9 6.536 6.340 74 16.3 4:26 (319, 18) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.0等(2月22日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 5 23.17 -42 32.8 7.096 7.039 82 16.3 19:37 ( 24, 7) Mar. 29 5 22.60 -41 38.2 7.194 7.084 79 16.4 19:44 ( 30, 4) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は15.8等(2月27日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。5月には観測できなくなる。だが、日本では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 5 22.50 23 38.6 8.357 8.246 80 16.5 19:37 ( 78, 59) Mar. 29 5 23.43 23 50.2 8.527 8.298 73 16.6 19:44 ( 84, 52) ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75) 冬に15.2等まで明るくなった(12月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は16.1等(3月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 19.94 11 58.9 3.608 3.803 93 16.6 19:37 ( 42, 61) Mar. 29 6 24.58 12 13.6 3.728 3.824 87 16.7 19:44 ( 53, 57) シンガー・ブルースター彗星 (105P) しばらく17等を保つ。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 19 15.79 -13 55.3 2.164 2.099 72 16.6 4:36 (315, 28) Mar. 29 19 28.13 -13 3.7 2.105 2.111 76 16.6 4:26 (315, 29) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 E1) 2026年1月に5等まで明るくなると期待されている。現在は16.9等(3月9日、Alfons Diepvens)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 18 24.00 47 23.7 4.438 4.486 86 16.8 4:36 (230, 66) Mar. 29 18 26.28 48 31.7 4.328 4.411 88 16.6 4:26 (225, 68) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2024年2月25日、Thomas Lehmann)。現在は16.8等(3月9日、Alfons Diepvens)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 22 50.39 33 37.8 5.751 4.997 37 16.7 4:36 (239, 16) Mar. 29 22 56.91 34 12.2 5.814 5.062 37 16.8 4:26 (240, 18) レモン彗星 (C/2024 B1) 秋に13.1等まで明るくなった(11月1日、Thomas Lehmann)。現在は16.2等(3月5日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 18 7.77 13 55.1 2.490 2.668 89 16.7 4:36 (309, 60) Mar. 29 18 6.13 13 44.3 2.457 2.733 95 16.8 4:26 (317, 63) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は15.8等(12月7日、A. Pearce)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 22 4.62 -61 6.6 7.335 6.986 65 16.8 4:36 (327,-27) Mar. 29 22 8.49 -61 32.2 7.313 7.039 70 16.8 4:26 (329,-26) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.3等(2月25日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 5 33.62 -26 56.3 6.829 6.786 83 16.8 19:37 ( 30, 22) Mar. 29 5 34.82 -25 49.4 6.953 6.834 79 16.9 19:44 ( 37, 19) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は17.1等(12月30日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 12 16.66 -60 19.8 9.331 9.869 120 16.8 0:20 ( 0, -5) Mar. 29 12 12.60 -60 14.9 9.335 9.913 122 16.9 23:44 ( 0, -5) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は17.2等(2月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 17 14.97 -51 4.7 4.221 4.473 98 16.9 4:36 (353, 3) Mar. 29 17 11.93 -51 19.9 4.183 4.540 104 17.0 4:26 (357, 4) ヒル彗星 (195P) 現在は17.2等(3月6日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 23.09 -6 54.3 4.292 4.484 94 17.1 19:37 ( 26, 45) Mar. 29 6 25.66 -6 34.4 4.380 4.479 89 17.1 19:44 ( 36, 42) アトラス彗星 (C/2024 G2) 現在は17.1等(3月10日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、7月には観測できなくなる。だが、3月には再び観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 11 55.11 -43 57.1 4.617 5.384 136 17.1 23:54 ( 0, 11) Mar. 29 11 46.68 -42 31.9 4.579 5.378 139 17.1 23:18 ( 0, 12) アトラス彗星 (C/2024 X2) 現在は17.2等(3月11日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 7 29.62 -50 50.2 3.432 3.792 103 17.3 19:37 ( 1, 4) Mar. 29 7 26.72 -47 36.0 3.443 3.778 101 17.3 19:44 ( 8, 7) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、4月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 21 35.67 -23 13.4 3.718 3.070 43 17.4 4:36 (297, -2) Mar. 29 21 46.02 -22 21.7 3.638 3.055 47 17.3 4:26 (297, 0) ハウエル彗星 (88P) 2026年の春に9等まで明るくなる。現在は17.3等(3月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 10 36.21 15 5.4 2.405 3.325 153 17.5 22:35 ( 0, 70) Mar. 29 10 30.70 15 29.1 2.421 3.289 145 17.5 22:02 ( 0, 70) 小惑星2005 WY3 (308607) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.5等(2月24日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 4 28.63 -5 6.7 2.228 2.040 66 17.5 19:37 ( 58, 30) Mar. 29 4 41.58 -3 57.4 2.247 2.007 63 17.5 19:44 ( 63, 28) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は17.0等(3月7日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。4月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 6 12.53 -28 32.5 4.435 4.579 91 17.5 19:37 ( 20, 23) Mar. 29 6 10.33 -26 58.7 4.572 4.630 87 17.6 19:44 ( 29, 22) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は17.4等(9月20日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 20 49.61 -4 39.6 3.699 3.137 48 17.5 4:36 (289, 18) Mar. 29 20 58.20 -3 51.6 3.642 3.151 53 17.5 4:26 (290, 20) 小惑星2008 HW1 (465402) 1月29日に太陽に0.1天文単位まで、3月初めに地球に0.1天文単位まで接近して、14.4等まで明るくなった(3月6日、Alfons Diepvens)今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 10 0.94 36 9.6 0.429 1.328 133 17.6 22:00 (180, 89) Mar. 29 9 56.33 31 54.9 0.589 1.445 129 18.4 21:29 ( 0, 87) ボリソフ彗星 (C/2024 V1) 現在は17.4等(3月1日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。4月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 8 2.00 38 42.0 1.757 2.323 112 17.6 20:02 (180, 87) Mar. 29 8 1.80 35 1.7 1.828 2.319 106 17.7 19:44 ( 82, 88) シャルネツキー彗星 (C/2024 N4) 現在は17.3等(2月25日、Alfons Diepvens)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 7 30.44 63 35.6 5.179 5.423 98 17.6 19:37 (179, 62) Mar. 29 7 32.59 62 19.4 5.262 5.429 94 17.7 19:44 (171, 62) スパール彗星 (242P) 現在は17.5等(3月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく18等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 4 17.82 -7 56.3 4.334 3.992 63 17.7 19:37 ( 58, 27) Mar. 29 4 24.19 -7 12.4 4.412 3.996 59 17.7 19:44 ( 63, 22) フルス彗星 (C/2023 U1) 現在は17.3等(3月6日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、5月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 2 54.56 -50 0.1 5.512 5.123 62 17.7 19:37 ( 39,-15) Mar. 29 2 55.58 -49 20.6 5.541 5.136 61 17.7 19:44 ( 43,-19) レモン彗星 (C/2023 V1) 現在は18.1等(10月11日、Erik Bryssinck)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 19 35.46 52 49.5 5.313 5.165 76 17.9 4:36 (226, 54) Mar. 29 19 32.94 54 5.8 5.267 5.156 78 17.9 4:26 (223, 56) パンスターズ彗星 (C/2024 PN7) 近日点通過後も明るい状態が続いている。現在は17.7等(3月2日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 15 41.47 52 29.0 1.506 2.076 110 17.9 3:45 (180, 73) Mar. 29 14 56.76 53 42.0 1.509 2.137 115 18.0 2:33 (180, 71) アトラス彗星 (C/2024 M1) ほぼ恒星状。11月末から12月初めにかけて、13.7等まで明るくなった(12月5日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は17.9等(3月2日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 2 54.85 59 12.9 2.468 2.279 67 17.9 19:37 (142, 39) Mar. 29 3 6.56 60 39.1 2.582 2.334 64 18.0 19:44 (144, 37) アトラス彗星 (C/2024 G6) 現在は18.6等(8月31日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 17 21.30 -26 52.5 6.576 6.818 99 17.9 4:36 (348, 27) Mar. 29 17 19.20 -26 25.6 6.439 6.803 107 17.9 4:26 (353, 28) ランキン彗星 (P/2024 T2) 近日点通過後も急激な増光が続いた。現在は17.2等(3月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 7 59.95 29 1.2 1.617 2.225 114 17.9 20:01 ( 0, 84) Mar. 29 8 8.17 28 55.2 1.718 2.257 109 18.1 19:44 ( 4, 84) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.8等(11月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 19 45.61 14 15.1 5.480 5.147 65 17.9 4:36 (283, 42) Mar. 29 19 45.10 14 31.0 5.417 5.179 71 17.9 4:26 (286, 46) アトラス彗星 (P/2025 C1) 明るい新周期彗星。15.9等まで明るくなった(2月7日、P. Sicoli)。アウトバーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。現在は17.3等(3月8日、ATLAS Chile)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 14 24.37 -17 48.4 1.908 2.759 141 18.0 2:27 ( 0, 37) Mar. 29 14 21.68 -18 1.5 1.859 2.763 148 18.3 1:57 ( 0, 37) ダニエル彗星 (33P) 急激に増光して、冬に16.6等まで明るくなった(1月4日、D. Buczynski)。現在は17.8等(2月24日、ATLAS-HKO, Haleakala)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 7 11.51 46 33.1 2.059 2.453 101 18.1 19:37 (160, 78) Mar. 29 7 20.88 45 48.7 2.155 2.474 96 18.3 19:44 (143, 76) ソーホー彗星 (P/2008 Y12 = P/2014 K3) 3月3日に太陽に0.07天文単位まで接近した。南半球では明け方の空に現れてきた。日本では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 22 2.58 -29 44.7 0.914 0.688 41 18.2 4:36 (299,-11) Mar. 29 21 52.09 -33 53.6 0.940 0.860 52 19.2 4:26 (305, -8) ソーホー彗星 (323P) 2月半ばに地球に0.2天文単位まで近づいて、20.4等で観測された(2月8日、Steward Observatory, Mt. Lemmon Station)。3月14日に太陽に0.04天文単位まで接近した。夕方の超低空に現れてくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 1 25.26 10 26.0 1.005 0.388 22 18.7 19:37 (100, 5) Mar. 29 2 36.93 17 7.1 1.063 0.607 34 21.3 19:44 (101, 16) 小惑星2008 HE (431760) 3月9日に太陽に0.11天文単位まで接近した。3月にはいったん観測できなくなるが、4月には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 22 1 2.61 -0 17.8 0.556 0.478 14 23.2 19:37 ( 94, -6) Mar. 29 2 5.68 1 12.7 0.386 0.665 23 22.1 19:44 ( 91, 1)