今週の明るい彗星 (2024年3月23日：北半球版)

English version Home page	Updated on March 23, 2024
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。現在は5.2等(3月21日、永井佳実氏)。4.5等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、4月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 1 28.33 27 55.1 1.619 0.951 32 5.4 19:38 (115, 13) Mar. 30 2 0.44 24 12.8 1.612 0.885 29 5.1 19:45 (112, 11) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 現在は9.6等(3月15日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 19 7.94 14 2.3 1.307 1.432 75 9.2 4:34 (292, 50) Mar. 30 19 23.86 20 7.9 1.329 1.474 77 9.3 4:24 (285, 54) 串田彗星 (144P) 現在は10.1等(3月12日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 6 42.10 17 27.8 1.056 1.544 97 11.1 19:38 ( 41, 68) Mar. 30 7 3.15 17 10.1 1.128 1.579 95 11.4 19:45 ( 47, 66) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は11.2等(3月19日、宮崎修氏)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 14 46.15 -5 53.9 2.443 3.274 140 11.6 2:44 ( 0, 49) Mar. 30 14 35.85 -5 12.4 2.283 3.186 149 11.3 2:07 ( 0, 50) 紫金山第１彗星 (62P) 12月から1月にかけて、7.4等まで明るくなった(12月24日、宮崎修氏)。現在は11.0等(3月19日、宮崎修氏)。急激に減光中。6月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 12 17.87 10 12.8 0.643 1.632 168 11.4 0:16 ( 0, 65) Mar. 30 12 12.42 9 53.2 0.695 1.681 165 12.0 23:39 ( 0, 65) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。夏に7.5等まで明るくなる。現在は11.4等(3月15日、宮崎修氏)。今後は急激に増光する。日本ではやや低い。南半球では、5月には観測できなくなる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 3 28.29 12 5.6 2.323 1.857 50 12.2 19:38 ( 85, 29) Mar. 30 3 38.05 14 39.5 2.320 1.785 46 11.9 19:45 ( 91, 25) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は12.2等(3月13日、宮崎修氏)。しばらく13等を保つ。南半球では5月には、日本では6月には観測できなくなる。だが、日本では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 7 6.78 29 8.8 3.657 3.985 102 12.5 19:38 ( 55, 80) Mar. 30 7 1.11 29 53.7 3.767 3.962 93 12.6 19:45 ( 78, 73) ニート彗星 (473P/2023 W1) 2001年に10等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は12.8等(3月1日、Alan Hale)。今後は急激に減光する。6月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 1 12.19 44 11.8 1.960 1.446 45 13.1 19:38 (132, 19) Mar. 30 1 32.76 48 15.0 1.972 1.470 46 13.3 19:45 (137, 19) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪い。初夏に10等まで明るくなるが、まったく観測できない。次第に明るくなっていく。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 0 56.80 -0 20.4 2.255 1.296 11 13.6 19:38 ( 96, -9) Mar. 30 1 18.43 2 23.4 2.213 1.247 10 13.1 19:45 (101,-10) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は13.7等(3月5日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、6月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 13 34.29 -38 6.6 1.870 2.695 138 13.5 1:34 ( 0, 17) Mar. 30 13 2.54 -38 54.3 1.825 2.699 144 13.5 0:35 ( 0, 16) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は13.1等(3月5日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 23 59.81 -39 57.3 4.789 4.090 41 13.5 4:34 (297,-36) Mar. 30 0 4.58 -40 19.1 4.798 4.147 44 13.6 4:24 (298,-34) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.8等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 4.04 21 22.6 5.684 6.188 116 13.7 19:59 ( 0, 76) Mar. 30 8 3.90 21 17.2 5.789 6.190 109 13.8 19:45 ( 13, 76) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.7等(3月7日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 12 3.03 -36 49.7 4.310 5.151 144 13.8 0:01 ( 0, 18) Mar. 30 12 0.44 -36 0.3 4.273 5.138 146 13.8 23:27 ( 0, 19) カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4) 初夏に12等まで明るくなると期待されている。現在は13.5等(3月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では超低空。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、4月には観測できなくなる。最盛期は、南半球では観測できない。日本からも低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 2 35.37 6 37.3 2.232 1.554 36 14.2 19:38 ( 88, 15) Mar. 30 2 43.73 10 30.9 2.222 1.483 32 14.0 19:45 ( 95, 12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は13.8等(3月12日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。今後は次第に低くなり、5月には観測できなくなる。だが、南半球では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 5 8.50 8 30.7 5.502 5.328 74 14.1 19:38 ( 63, 46) Mar. 30 5 10.37 9 16.0 5.672 5.388 68 14.2 19:45 ( 70, 40) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.1等(3月12日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 27.95 28 0.9 2.206 2.041 67 14.1 19:38 ( 94, 49) Mar. 30 4 43.70 28 40.3 2.263 2.034 63 14.1 19:45 ( 97, 45) ニート彗星 (207P) 現在は13.8等(3月14日、Thomas Lehmann)。急激に減光中。5月には18等以下になる。条件良く観測できる。Vladimir Bezugly氏は、1月下旬にSWANの画像で約12等で見えたと報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 54.62 -1 41.2 0.294 1.211 131 14.2 20:53 ( 0, 53) Mar. 30 9 36.21 1 7.4 0.355 1.275 135 14.8 21:06 ( 0, 56) エレーニン彗星 (479P/2023 WM26) 2011年に、近日点通過の半年後に発見された新周期彗星の初回帰。現在は14.5等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 7 42.46 -3 19.7 0.629 1.373 113 14.4 19:38 ( 0, 51) Mar. 30 7 47.17 -5 17.4 0.628 1.337 108 14.2 19:45 ( 11, 49) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.3等(3月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 7 40.53 -41 1.7 4.410 4.808 107 14.3 19:38 ( 1, 14) Mar. 30 7 34.31 -39 52.6 4.510 4.846 103 14.4 19:45 ( 9, 14) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光中。現在は観測できない。南半球では4月に、日本では5月に姿を現す。初夏に11.5等まで明るくなるが、最盛期はかなり低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 23 20.70 -4 28.9 2.760 1.804 13 15.0 4:34 (267,-11) Mar. 30 23 36.98 -1 59.3 2.709 1.767 15 14.5 4:24 (265,-10) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.7等(3月7日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 10 50.94 -53 47.3 6.946 7.559 124 14.6 22:45 ( 0, 1) Mar. 30 10 47.11 -53 28.5 6.979 7.604 125 14.6 22:14 ( 0, 1) レモン彗星 (C/2021 T4) 2023年の7月下旬に7.8等まで明るくなった(2023年7月20日、Thomas Lehmann)。現在は16.5等(3月18日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 13 42.53 15 43.1 2.429 3.339 151 14.7 1:41 ( 0, 71) Mar. 30 13 26.59 17 38.6 2.477 3.409 155 14.8 0:58 ( 0, 72) アトラス彗星 (C/2023 C2) 夏に12.5等まで明るくなると期待されている。現在は15.2等(3月16日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。最盛期は、南半球では条件良く観測できるが、日本からはかなり低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 16 39.09 -73 0.9 3.219 3.490 97 15.0 4:34 ( 0,-18) Mar. 30 16 47.68 -74 1.1 3.109 3.438 100 14.8 4:19 ( 0,-19) カタリナ-リニア彗星 (227P) 現在は14.7等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。6月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 7.83 32 19.7 0.945 1.630 114 15.0 20:04 ( 0, 87) Mar. 30 8 20.79 30 43.7 0.995 1.638 110 15.1 19:49 ( 0, 86) アトラス彗星 (C/2024 C4) 現在は15.9等(3月10日、Jean-Claude Merlin)。今後は急激に減光する。6月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 16 59.66 -23 22.2 1.063 1.649 106 15.3 4:34 (354, 31) Mar. 30 16 52.26 -16 7.6 1.003 1.694 115 15.3 4:23 ( 0, 39) スペースウォッチ彗星 (125P) 現在は16.1等(3月14日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 19 18.59 -11 54.2 1.489 1.535 73 15.5 4:34 (313, 30) Mar. 30 19 37.56 -11 1.8 1.456 1.543 75 15.5 4:24 (312, 30) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は15.1等(3月12日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 29.93 -55 5.7 4.426 4.311 76 15.5 19:38 ( 26, -9) Mar. 30 4 37.41 -52 56.4 4.488 4.355 75 15.6 19:45 ( 30,-10) ガン彗星 (65P) 現在は16.5等(3月18日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 13 5.57 3 44.9 2.610 3.583 165 15.6 1:04 ( 0, 59) Mar. 30 13 0.98 4 9.2 2.580 3.567 169 15.5 0:32 ( 0, 59) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は15.6等(3月15日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 17 46.35 25 22.1 6.538 6.694 94 15.6 4:34 (298, 72) Mar. 30 17 47.38 26 17.9 6.507 6.734 98 15.7 4:24 (304, 76) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 2025年の秋に11.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。ゆっくりと明るくなっていく。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 22 10.83 -10 43.4 6.499 5.675 31 15.9 4:34 (282, -1) Mar. 30 22 16.26 -10 9.4 6.398 5.634 37 15.8 4:24 (284, 2) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は15.6等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。日本では5月には、南半球では6月には観測できなくなる。だが、南半球では6月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 38.22 -4 5.8 7.031 6.711 67 15.8 19:38 ( 58, 32) Mar. 30 4 41.30 -3 24.6 7.093 6.683 62 15.8 19:45 ( 65, 27) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(3月4日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 3 4.36 -62 6.2 16.857 16.563 71 15.8 19:38 ( 28,-22) Mar. 30 3 7.39 -61 53.7 16.823 16.538 71 15.8 19:45 ( 31,-25) レモン彗星 (C/2022 S4) 現在は16.1等(2月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。当初の予報より増光が鈍い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 2 11.03 -31 18.2 3.661 3.015 43 15.9 19:38 ( 60,-12) Mar. 30 2 18.05 -31 37.3 3.638 2.987 43 15.8 19:45 ( 63,-17) ハートレー第２彗星 (103P) 昨年の秋に地球に0.38天文単位まで接近し、8.0等まで明るくなった(9月29日、Virgilio Gonano)。現在は16.1等(3月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光する。5月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 8.79 0 53.4 1.551 2.222 119 15.9 20:04 ( 0, 56) Mar. 30 8 13.93 1 47.9 1.677 2.281 114 16.2 19:45 ( 1, 57) レモン彗星 (C/2022 T1) 現在は16.9等(3月17日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 14 15.57 -28 8.7 2.642 3.460 139 16.2 2:14 ( 0, 27) Mar. 30 14 14.78 -27 38.9 2.591 3.466 146 16.2 1:45 ( 0, 27) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。現在は15.2等(3月18日、E. Cortes)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 21 52.96 -16 42.4 2.514 1.834 37 16.5 4:34 (290, -1) Mar. 30 22 10.98 -15 18.8 2.471 1.828 40 16.4 4:24 (289, 0) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 2023年の初めに、13等まで明るくなった。しばらく17等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 16 31.59 -47 12.5 3.745 4.149 107 16.5 4:30 ( 0, 8) Mar. 30 16 27.38 -46 53.3 3.702 4.209 114 16.5 3:58 ( 0, 8) 西村彗星 (C/2023 P1) 2023年9月半ばに太陽に0.23天文単位まで接近し、2.5等まで明るくなった(2023年9月18日、Juan Jose Gonzalez)。現在は16.6等(3月15日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。5月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 18.78 -43 53.5 2.845 3.368 113 16.5 20:13 ( 0, 11) Mar. 30 8 13.52 -41 28.4 2.973 3.456 110 16.8 19:45 ( 1, 14) アトラス彗星 (C/2024 A2) 現在は16.9等(3月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では5月には、南半球では6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 5 33.73 -51 35.8 1.742 1.934 85 16.6 19:38 ( 20, -1) Mar. 30 5 32.55 -44 9.1 1.788 1.916 81 16.6 19:45 ( 29, 3) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は17.1等(3月19日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 16 36.32 -49 44.4 5.360 5.709 105 16.7 4:34 ( 0, 5) Mar. 30 16 28.79 -50 28.2 5.231 5.688 112 16.6 4:00 ( 0, 4) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は16.7等(3月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく16等を保つ。5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 2 59.40 11 42.2 2.843 2.229 43 16.8 19:38 ( 89, 23) Mar. 30 3 12.15 12 52.4 2.866 2.196 39 16.7 19:45 ( 93, 19) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.1等(2月28日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 2 20.18 -65 44.0 10.622 10.336 70 16.8 19:38 ( 28,-28) Mar. 30 2 23.04 -65 10.6 10.608 10.338 71 16.8 19:45 ( 29,-31) ロニオス彗星 (150P) 現在は16.5等(3月15日、杉山行浩氏)。ゆっくりと暗くなっていく。5月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 8 41.59 -16 24.9 0.960 1.749 126 16.8 20:37 ( 0, 39) Mar. 30 8 46.76 -16 6.7 1.000 1.754 122 17.0 20:14 ( 0, 39) レモン彗星 (C/2023 S3) 冬に11等まで明るくなったはずだが、最盛期は太陽に近すぎて観測できなかった。現在は16.1等(3月17日、ATLAS Chile)。急激に減光中。4月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 18 37.76 -22 24.4 1.078 1.387 83 16.9 4:34 (329, 26) Mar. 30 18 8.28 -18 21.2 0.967 1.477 97 17.5 4:24 (338, 34) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は17.2等(3月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 54.72 26 34.1 5.128 4.928 72 16.9 19:38 ( 89, 53) Mar. 30 4 59.91 26 9.2 5.219 4.918 67 17.0 19:45 ( 92, 47) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.7等(3月16日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 55.97 -31 24.8 7.622 7.427 74 17.0 19:38 ( 36, 13) Mar. 30 4 59.24 -30 34.8 7.658 7.405 71 17.0 19:45 ( 42, 10) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P) 現在は16.6等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 16 2.17 -29 46.3 2.573 3.162 117 17.1 4:00 ( 0, 25) Mar. 30 16 3.35 -29 53.3 2.488 3.160 124 17.0 3:34 ( 0, 25) フルス彗星 (C/2023 T3) 現在は16.6等(3月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 7 42.77 -7 37.7 3.999 4.487 113 17.2 19:38 ( 0, 47) Mar. 30 7 43.69 -7 14.3 4.046 4.451 107 17.2 19:45 ( 12, 47) レモン彗星 (C/2023 H5) 現在は16.9等(3月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 10 27.62 10 39.8 4.809 5.710 152 17.3 22:22 ( 0, 66) Mar. 30 10 23.48 11 49.7 4.837 5.675 143 17.2 21:50 ( 0, 67) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.0等(3月2日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。南半球では4月には、日本では6月には観測できなくなる。だが、日本では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 48.93 39 11.8 6.917 6.710 73 17.2 19:38 (110, 55) Mar. 30 4 53.42 39 5.3 7.021 6.713 68 17.3 19:45 (111, 50) アトラス彗星 (C/2024 A1) 現在は17.8等(3月16日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、4月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。2024年の暮れから2026年の初めにかけて、長期に渡って15等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 6 2.15 -50 2.9 5.331 5.417 89 17.5 19:38 ( 16, 2) Mar. 30 6 3.60 -48 10.7 5.326 5.378 87 17.4 19:45 ( 22, 2) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 15 34.47 -9 49.3 2.212 2.936 128 17.6 3:32 ( 0, 45) Mar. 30 15 34.92 -9 0.5 2.136 2.928 134 17.5 3:05 ( 0, 46) フォーブズ彗星 (37P) 夏から秋にかけて、14等まで明るくなる。現在は18.2等(3月17日、ATLAS Chile)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。最盛期は、南半球では条件良く観測できるが、日本からは超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 13 13.42 -21 39.9 1.505 2.441 154 17.8 1:12 ( 0, 33) Mar. 30 13 7.62 -21 46.5 1.436 2.400 160 17.5 0:39 ( 0, 33) アトラス彗星 (478P/2023 Y3) 現在は17.4等(3月6日、A. Diepvens)。ゆっくりと暗くなっていく。5月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 7 1.94 22 54.6 1.999 2.408 101 17.5 19:38 ( 39, 75) Mar. 30 7 9.13 23 15.2 2.078 2.403 96 17.6 19:45 ( 56, 71) アトラス彗星 (C/2023 K1) 昨年の初夏に14.9等まで明るくなった(2023年7月13日、Taras Prystavski)。現在は19.9等(3月13日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。次第に暗くなっていく。4月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 13 37.11 36 21.8 2.245 3.055 137 17.6 1:36 (180, 89) Mar. 30 13 17.87 39 12.2 2.315 3.111 135 17.7 0:49 (180, 86) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.4等(3月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 11 51.99 20 29.4 8.575 9.507 158 17.6 23:46 ( 0, 75) Mar. 30 11 47.52 20 54.5 8.623 9.522 152 17.6 23:14 ( 0, 76) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.7等(1月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 22 48.37 37 53.9 4.899 4.202 41 17.7 4:34 (236, 19) Mar. 30 22 49.67 38 23.7 4.889 4.202 42 17.7 4:24 (237, 22) ラッセル第２彗星 (89P) 夏に16等まで明るくなる。ゆっくりと明るくなっていく。日本では超低空。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 21 5.23 -26 22.4 2.690 2.222 52 17.8 4:34 (304, 2) Mar. 30 21 20.65 -25 39.6 2.631 2.222 55 17.7 4:24 (304, 3) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は17.9等(3月16日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 23 4 18.44 -63 34.9 4.088 4.019 78 17.7 19:38 ( 21,-17) Mar. 30 4 16.51 -62 22.5 4.127 4.043 78 17.8 19:45 ( 25,-19)