今週の明るい彗星 (2023年7月22日：北半球版)

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レモン彗星 (C/2021 T4) 現在は8.3等(7月15日、Michael Mattiazzo)。今後は急激に減光する。日本では超低空。南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 19 18.34 -55 51.7 0.544 1.489 143 7.9 23:04 ( 0, -1) July 29 16 53.14 -47 15.0 0.626 1.484 127 8.2 20:44 ( 4, 8) アトラス彗星 (C/2023 E1) 急激に増光した。現在は9.0等(7月22日、吉田誠一)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 19 40.97 76 1.1 0.506 1.083 83 9.2 23:46 (180, 49) July 29 20 37.26 69 40.2 0.457 1.124 91 9.4 0:10 (180, 55) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.5等(7月15日、Michael Mattiazzo)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 12.51 8 57.1 2.520 2.386 70 9.8 3:20 (281, 31) July 29 3 11.51 6 23.5 2.406 2.415 78 9.7 3:28 (290, 36) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11等(7月15日、Michael Mattiazzo)。しばらく12等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 6 19.62 -9 39.0 3.863 3.145 39 11.5 3:20 (269,-18) July 29 6 25.31 -9 13.3 3.892 3.208 41 11.6 3:28 (273,-12) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は11.9等(7月22日、宮崎修氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 18 16.30 55 50.1 3.554 3.869 100 11.6 22:15 (180, 69) July 29 18 4.92 55 44.0 3.500 3.797 99 11.8 21:36 (180, 69) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.6等(7月22日、吉田誠一)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 0 46.97 30 15.3 2.297 2.592 95 11.8 3:20 (277, 70) July 29 0 39.99 28 39.2 2.228 2.653 103 11.9 3:28 (297, 78) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなると期待されている。現在は13.9等(7月16日、津村光則氏)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 23 42.61 24 40.9 0.834 1.520 110 12.9 3:20 (330, 78) July 29 0 1.55 27 56.8 0.750 1.461 110 12.3 3:28 (344, 83) リニア彗星 (237P) 予報通りに急激に増光した。現在は12.3等(7月22日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 19 40.17 0 36.0 1.082 2.060 158 12.5 23:40 ( 0, 56) July 29 19 35.71 0 50.4 1.106 2.076 156 12.7 23:08 ( 0, 56) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は14.1等(6月19日、Chris Wyatt)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 7 35.15 -24 8.9 3.710 3.078 45 12.7 3:20 (273,-41) July 29 7 47.53 -24 34.5 3.639 3.005 44 12.6 3:28 (276,-37) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、8月には観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 10 22.53 -9 50.6 4.405 3.767 45 12.6 20:51 ( 86,-11) July 29 10 24.04 -10 43.2 4.496 3.785 40 12.7 20:44 ( 87,-16) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗い。現在は12.7等(7月15日、Michael Mattiazzo)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 5 39.29 21 16.1 1.601 0.940 33 12.8 3:20 (249, 8) July 29 6 11.80 20 3.1 1.643 0.961 32 12.9 3:28 (251, 8) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.1等(7月22日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 11 10.93 -82 56.8 2.729 3.157 105 12.8 20:51 ( 9,-34) July 29 11 7.29 -80 53.9 2.806 3.174 101 12.9 20:44 ( 11,-35) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 9 50.76 -30 47.3 6.468 5.982 57 13.0 20:51 ( 70,-28) July 29 9 56.38 -31 9.0 6.565 6.027 54 13.1 20:44 ( 72,-31) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は13.3等(7月13日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 22 33.48 63 1.2 1.023 1.460 91 13.7 2:39 (180, 62) July 29 21 36.57 58 5.9 0.906 1.492 101 13.5 1:15 (180, 66) アイラス彗星 (126P) 現在は13.6等(7月16日、津村光則氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 2 15.63 18 43.9 1.561 1.720 80 13.7 3:20 (280, 47) July 29 2 23.07 23 0.5 1.504 1.730 84 13.7 3:28 (280, 55) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は13.0等(7月22日、Chris Wyatt)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 15 12.65 21 7.9 5.156 5.388 97 13.7 20:51 ( 63, 64) July 29 15 13.79 20 47.4 5.276 5.422 92 13.8 20:44 ( 69, 61) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) しばらく14等を保つ。現在は観測できない。8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 7 39.35 24 24.4 7.127 6.119 6 14.2 3:20 (229,-11) July 29 7 45.04 24 7.7 7.112 6.121 11 14.2 3:28 (234, -7) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.4等(7月16日、安部裕史氏)。しばらく14等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 2 32.54 6 48.7 3.283 3.277 80 14.2 3:20 (290, 37) July 29 2 27.26 7 8.5 3.154 3.288 88 14.2 3:28 (299, 45) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 当初の予報より、増光が鈍い。現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 8 32.48 -42 49.7 2.518 2.258 63 14.3 20:51 ( 62,-47) July 29 8 58.58 -44 12.7 2.561 2.295 63 14.3 20:44 ( 60,-46) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14等(7月15日、Michael Mattiazzo)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 6 20.30 -25 44.8 3.433 2.928 52 14.3 3:20 (284,-27) July 29 6 24.80 -27 34.5 3.460 3.006 55 14.5 3:28 (289,-22) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は14.1等(7月15日、W. Pei)。今後は急激に減光する。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 16 55.87 -19 11.0 1.701 2.533 136 14.4 20:57 ( 0, 36) July 29 16 56.10 -19 26.0 1.806 2.575 129 14.6 20:44 ( 4, 35) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.5等(7月17日、L. Grazzini)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 17 58.23 -28 13.1 1.984 2.913 150 14.6 21:59 ( 0, 27) July 29 17 55.24 -29 7.0 2.033 2.911 143 14.6 21:28 ( 0, 26) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.8等(7月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 15 46.09 15 48.7 3.165 3.600 107 14.7 20:51 ( 41, 66) July 29 15 37.06 14 7.8 3.226 3.555 100 14.7 20:44 ( 51, 60) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は14.9等(7月13日、Taras Prystavski)。次第に暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 14 1.49 -54 7.1 1.597 2.118 106 14.8 20:51 ( 24, -6) July 29 13 54.74 -47 38.1 1.698 2.097 98 14.7 20:44 ( 31, -3) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は14.7等(7月15日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 1 27.18 -2 14.7 1.855 2.253 99 14.9 3:20 (314, 42) July 29 1 31.09 -2 8.5 1.811 2.292 104 15.1 3:28 (323, 46) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、まもなく観測できなくなる。だが、9月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 9 9.25 2 23.0 6.081 5.171 24 15.0 20:51 (107,-19) July 29 9 12.12 2 39.8 6.079 5.130 19 15.0 20:44 (110,-22) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は14.7等(7月10日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 23 59.07 -25 7.5 2.101 2.819 125 15.1 3:20 (349, 29) July 29 0 0.83 -25 31.9 2.067 2.841 131 15.1 3:28 (358, 30) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月13日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 9 45.62 -26 50.1 6.445 5.896 53 15.3 20:51 ( 75,-28) July 29 9 52.21 -26 49.2 6.471 5.868 49 15.2 20:44 ( 77,-30) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.7等(7月16日、安部裕史氏)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 0 47.81 -4 49.9 3.056 3.525 109 15.3 3:20 (327, 45) July 29 0 49.06 -4 54.5 2.980 3.540 115 15.3 3:28 (338, 48) ロングモア彗星 (77P) 現在は14.9等(7月14日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。日本では、9月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 13 45.70 -34 24.9 2.101 2.458 97 15.4 20:51 ( 37, 8) July 29 13 53.95 -34 54.1 2.191 2.471 93 15.5 20:44 ( 38, 6) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、18.5等以下で写らない(7月18日、Martin Masek)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 16 41.56 -32 52.4 1.328 2.160 133 15.7 20:51 ( 2, 22) July 29 16 42.58 -31 57.0 1.364 2.139 127 15.5 20:44 ( 6, 23) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は16.3等(7月16日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 14 4.88 2 29.3 5.860 5.939 89 16.1 20:51 ( 59, 40) July 29 14 3.73 2 10.3 5.910 5.872 82 16.0 20:44 ( 63, 36) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は17.9等(6月25日、A. Hale)。急激に増光中。南半球では9月には、日本では10月には観測できなくなる。だが、日本では7月には再び観測できるようになる。Thomas Lehmann氏は、7月17日に14.1等と、明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 22.01 26 27.2 1.892 1.710 63 17.0 3:20 (261, 37) July 29 3 41.55 28 0.8 1.745 1.623 66 16.3 3:28 (261, 41) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は16.3等(7月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 15 32.25 33 40.5 3.971 4.198 95 16.4 20:51 ( 91, 74) July 29 15 27.53 33 17.7 4.104 4.243 90 16.5 20:44 ( 93, 69) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は17.8等(7月9日、Jean-Claude Merlin)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 27.91 -59 52.1 17.263 17.426 97 16.4 3:20 (332,-18) July 29 3 29.71 -60 17.7 17.207 17.401 99 16.4 3:28 (335,-15) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.1等(7月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。次第に暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 21 37.65 -10 24.6 3.484 4.427 155 16.4 1:42 ( 0, 45) July 29 21 34.15 -10 32.1 3.461 4.440 162 16.5 1:11 ( 0, 45) リニア彗星 (219P) 現在は16.5等(7月16日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 17 47.49 -10 30.5 1.802 2.704 145 16.6 21:48 ( 0, 44) July 29 17 44.45 -10 28.7 1.833 2.684 139 16.6 21:17 ( 0, 45) パンスターズ彗星 (364P) 4月に地球に0.12天文単位まで接近して、11.5等まで明るくなった(4月8日、宮崎修氏)。現在は15等(7月15日、Michael Mattiazzo)。急激に減光中。8月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 2 33.97 -0 16.0 0.968 1.313 82 16.7 3:20 (296, 32) July 29 2 38.28 0 6.4 0.978 1.387 88 17.1 3:28 (303, 38) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.0等(5月11日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 5 41.30 -68 22.4 10.238 10.332 92 16.8 3:20 (334,-34) July 29 5 43.96 -68 48.4 10.232 10.330 92 16.8 3:28 (335,-32) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.2等(7月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 6.79 -3 8.0 4.986 4.846 76 16.9 3:20 (293, 24) July 29 3 6.35 -2 55.9 4.919 4.892 82 16.9 3:28 (299, 31) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.9等(7月12日、A. Brossel)。しばらく17等を保つ。日本では、10月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 16 59.94 -41 9.4 5.876 6.647 136 17.1 21:01 ( 0, 14) July 29 16 52.84 -41 1.6 5.931 6.616 128 17.1 20:44 ( 3, 14) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14等まで明るくなると期待されている。現在は17.8等(7月6日、John Maikner)。次第に明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 2 45.69 10 41.8 3.115 3.040 76 17.3 3:20 (284, 37) July 29 2 52.99 11 17.9 2.986 3.003 81 17.1 3:28 (289, 43) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.4等(2月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 4 27.31 35 40.7 7.393 6.775 49 17.3 3:20 (244, 28) July 29 4 32.41 36 4.8 7.304 6.768 54 17.3 3:28 (247, 34) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は18.2等(7月15日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 22.79 7 26.0 4.769 4.502 68 17.4 3:20 (281, 28) July 29 3 25.67 6 33.7 4.607 4.452 74 17.3 3:28 (287, 33) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.4等(7月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。9月には観測できなくなる。だが、日本では10月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 12 14.79 14 7.8 9.540 9.076 60 17.3 20:51 ( 90, 25) July 29 12 14.88 13 59.6 9.649 9.086 53 17.4 20:44 ( 93, 21) ヒル彗星 (P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.2等(6月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 2 59.71 22 48.6 2.573 2.417 69 17.4 3:20 (268, 40) July 29 3 10.78 22 44.7 2.511 2.433 73 17.4 3:28 (272, 45) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は17.8等(2月26日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 4 38.39 -8 55.5 8.286 7.799 58 17.5 3:20 (283, 3) July 29 4 41.81 -9 0.3 8.175 7.766 62 17.5 3:28 (288, 9) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.6等(7月17日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 13 52.88 42 35.9 3.002 2.901 74 17.5 20:51 (116, 55) July 29 14 2.51 40 41.7 3.037 2.899 72 17.5 20:44 (113, 53) レモン彗星 (C/2018 U1) 2021年に13.6等まで明るくなった(2021年6月17日、R. Carstens)。現在は17.3等(6月9日、D. Husar, M. Junius, S. Messner)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 11 1.96 -61 36.1 6.772 6.838 89 17.5 20:51 ( 33,-29) July 29 11 4.02 -61 4.1 6.873 6.872 85 17.6 20:44 ( 34,-31) ソーホー彗星 (322P) 8月21日に太陽に0.05天文単位まで接近し、5.5等まで明るくなる。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本ではまもなく、南半球では8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 11 41.29 -12 52.9 0.806 0.970 63 18.4 20:51 ( 72, 3) July 29 11 26.05 -8 41.4 0.816 0.813 51 17.6 20:44 ( 81, -2) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰する。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。今回帰はまだ観測されていない。今後は急激に増光する。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 59.37 -13 42.2 4.581 4.321 68 17.8 3:20 (292, 7) July 29 4 4.44 -13 49.1 4.436 4.257 73 17.7 3:28 (297, 13) ヴィルト第４彗星 (116P) 昨年の初めに、12.7等まで明るくなった(2022年2月27日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.1等(7月14日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 19 31.58 -27 6.0 2.184 3.190 170 17.8 23:32 ( 0, 28) July 29 19 25.90 -27 13.1 2.231 3.216 162 17.9 22:59 ( 0, 28) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.9等(7月16日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 3 11.34 8 44.6 3.139 2.969 71 17.9 3:20 (281, 31) July 29 3 19.39 8 55.3 3.059 2.976 75 17.8 3:28 (286, 36) パンスターズ彗星 (P/2014 OL465) 2023年に彗星活動を見せて、急激に増光した。現在は17.4等(6月22日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。8月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 14 26.06 -38 39.9 3.010 3.446 106 17.8 20:51 ( 28, 9) July 29 14 31.24 -38 5.9 3.102 3.453 101 17.9 20:44 ( 30, 8) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は17.8等(7月16日、井狩康一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 14 53.12 78 21.3 10.378 10.119 72 17.9 20:51 (172, 45) July 29 14 45.55 77 46.7 10.400 10.138 72 17.9 20:44 (170, 44) クリステンセン彗星 (287P) 現在は17.7等(7月4日、Observatoire SADR, Poroto)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 23 12.48 -10 12.5 2.246 3.035 133 18.0 3:16 ( 0, 45) July 29 23 12.20 -10 59.5 2.185 3.037 140 17.9 2:48 ( 0, 44) コワル第１彗星 (99P) 2022年の春に、15.9等まで明るくなった(5月5日、高橋俊幸氏)。現在は17.3等(7月14日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 15 51.40 -23 35.0 4.398 5.012 122 17.9 20:51 ( 15, 30) July 29 15 51.53 -23 33.6 4.500 5.020 115 18.0 20:44 ( 21, 28) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 2023年に16等まで明るくなると予想されていた。だが実際は、18.8等とかなり暗い(6月26日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 22 18 47.32 -73 28.2 2.890 3.582 125 18.5 22:49 ( 0,-18) July 29 18 37.14 -71 48.7 2.935 3.610 124 18.5 22:11 ( 0,-17)