今週の明るい彗星 (2022年4月30日：北半球版)

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パンスターズ彗星 (C/2021 O3) 4月7〜9日には、SWAN画像で7〜8等の明るさで見えた。4等まで明るくなると期待されていたが、近日点通過の際に急減光した。南半球では、4月半ばに超低空で観測できたが、7.6等以下で見えなかった(4月19日、Chris Wyatt)。写真でも9.0等以下で写らなかった(4月22日、Michael Mattiazzo)。日本からは、夕空に姿を現してきた。現在は9.9等(5月2日、Mike Olason)。今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 3 30.00 21 0.6 0.682 0.400 16 9.2 20:17 (119, -2) May 7 3 52.61 41 41.0 0.604 0.553 27 10.3 20:25 (137, 9) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 4月21〜27日に、SOHO LASCOの画像で6.8等とかなり明るく見えた(佐藤裕久氏)。地上からは、まだ観測されていない。今回帰は条件が悪い。日本からは5月半ばから7月半ばまで、南半球では6月初めから8月初めまで、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 3 11.43 17 18.3 1.521 0.565 10 9.2 20:17 (118, -8) May 7 4 1.13 20 42.5 1.504 0.605 16 9.6 20:25 (119, -3) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は10.1等(4月30日、Marco Goiato)。当初の予想より、増光が鈍い。2022年から2023年にかけて、長期に渡って7等で観測できると期待されている。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 18 51.55 11 44.1 2.844 3.320 109 9.7 3:37 (334, 65) May 7 18 47.86 11 34.2 2.688 3.257 115 9.5 3:28 (346, 66) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 急激に増光して、3月には9.3等まで明るくなった(3月24日、Michael Jager)。現在は観測できない。南半球では、5月下旬に明け方の空に現れて、その後は条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 1 55.78 13 5.2 2.060 1.071 7 10.2 3:37 (243,-13) May 7 2 8.45 9 49.4 2.078 1.120 13 10.6 3:28 (246,-14) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は10.3等(5月2日、Chris Wyatt)。今後は低くなる。日本からは、5月には観測できなくなる。南半球では、7月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 7 2.73 12 56.5 3.978 3.694 66 10.4 20:17 ( 81, 35) May 7 7 8.76 12 5.1 4.086 3.711 61 10.5 20:25 ( 85, 28) コプフ彗星 (22P) 現在は11.2等(4月17日、Thomas Lehmann)。日本からは春まで超低空が続く。南半球では、6月まで11等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 22 54.84 -7 39.1 1.916 1.613 57 11.1 3:37 (287, 10) May 7 23 12.15 -6 10.8 1.893 1.633 59 11.2 3:28 (286, 11) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は11.4等と、かなり明るい(4月30日、Marco Goiato)。春から夏にかけて、10〜11等まで明るくなる。南半球では、今後は長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 21 29.71 -42 59.4 1.582 1.861 89 11.7 3:37 (325, 0) May 7 21 43.72 -49 25.8 1.451 1.837 94 11.4 3:28 (330, -5) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は11.2等と明るい(4月29日、Carlos Labordena)。7月まで11〜12等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 11 44.23 -14 51.5 3.430 4.256 140 11.5 21:11 ( 0, 40) May 7 11 43.98 -13 20.1 3.489 4.251 133 11.5 20:43 ( 0, 42) ボレリー彗星 (19P) 現在は10.9等と明るい(4月30日、宮崎修氏)。今後は減光していくが、もうしばらく、この予報より明るいかもしれない。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 6 13.35 42 36.6 1.996 1.652 55 12.2 20:17 (120, 38) May 7 6 40.01 42 59.4 2.078 1.699 54 12.4 20:25 (121, 36) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は12.9等と明るい(4月21日、Michael Jager)。夏に9〜10等まで明るくなると期待されている。日本からは、6月に10等になるまで、条件良く観測できるが、最盛期の後は観測できない。南半球では、10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 3 24.54 59 21.6 2.337 1.790 45 12.6 20:17 (149, 20) May 7 4 1.89 59 23.0 2.278 1.711 44 12.3 20:25 (149, 21) テンペル第１彗星 (9P) 現在は13.4等(4月17日、Thomas Lehmann)。しばらく12〜13等を保つ。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、5月まで低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 21 34.59 -21 8.7 1.473 1.639 80 12.5 3:37 (311, 16) May 7 21 50.65 -20 47.0 1.442 1.662 83 12.5 3:28 (311, 16) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.2等まで暗くなった(4月2日、Thomas Lehmann)。南半球では、条件良く観測できる。日本からも、再び観測できるようになってきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 20 12.62 -38 0.6 1.734 2.177 101 13.1 3:37 (335, 11) May 7 19 52.56 -38 38.0 1.691 2.274 112 13.2 3:28 (342, 14) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.8等(5月2日、Chris Wyatt)。春に13等まで明るくなると期待されていた。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 6 32.35 -51 37.0 3.098 3.168 84 13.5 20:17 ( 35,-13) May 7 6 29.96 -49 21.6 3.149 3.158 81 13.5 20:25 ( 41,-17) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.5等(4月5日、Slooh.com Chile Observatory)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 22 46.41 -55 22.3 3.211 3.263 83 13.7 3:37 (326,-18) May 7 22 42.79 -56 11.6 3.077 3.234 89 13.5 3:28 (328,-16) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.1等(4月14日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏には13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 19 6.30 -27 41.7 2.500 3.059 114 13.7 3:37 (346, 26) May 7 19 8.62 -28 3.4 2.413 3.055 120 13.6 3:28 (349, 26) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.7等(5月2日、Chris Wyatt)。初夏にかけて、13等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 9 38.70 16 41.7 1.827 2.264 102 13.7 20:17 ( 45, 66) May 7 9 45.21 15 53.5 1.894 2.253 97 13.7 20:25 ( 56, 61) コワル第２彗星 (104P) 急激に増光して、冬に9.2等まで明るくなった(1月31日、Chris Wyatt)。現在は減光中。だが、まだ12.6等と明るい(4月5日、Chris Wyatt)。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 8 27.76 14 9.0 1.465 1.726 86 13.7 20:17 ( 65, 52) May 7 8 45.86 13 27.5 1.580 1.786 84 14.2 20:25 ( 69, 48) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は13.4等(4月21日、Michael Jager)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 10 30.06 61 7.8 4.401 4.531 90 13.8 20:17 (174, 64) May 7 10 19.74 60 40.5 4.440 4.474 85 13.7 20:25 (162, 62) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.9等(4月21日、Michael Jager)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2022年はずっと超低空だが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 15 27.13 43 37.5 4.082 4.671 120 13.9 0:58 (180, 81) May 7 15 13.60 43 44.6 4.053 4.633 119 13.9 0:17 (180, 81) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は16.7等と暗い(4月30日、Jean-Francois Soulier)。南半球では、既に観測できない。日本からも、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 4 56.81 29 5.7 6.751 5.981 37 14.0 20:17 (114, 18) May 7 5 2.52 29 7.3 6.816 5.983 31 14.0 20:25 (117, 12) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は14.6等(4月10日、Michael Jager)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球では、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 18 59.45 18 55.0 4.300 4.667 105 14.2 3:37 (321, 70) May 7 18 56.66 18 59.4 4.168 4.621 110 14.1 3:28 (335, 73) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近するが、その頃は観測できない。日本からは、6月に16等で明け方の空に姿を現す。南半球では、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 3 52.86 17 28.9 1.331 0.526 20 15.2 20:17 (112, -1) May 7 4 4.33 16 44.7 1.143 0.339 16 14.4 20:25 (115, -6) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は16.1等(4月28日、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 9 39.81 29 25.7 1.363 1.802 97 14.6 20:17 ( 74, 74) May 7 9 42.60 28 19.5 1.377 1.738 92 14.4 20:25 ( 80, 67) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.8等(4月15日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 16 40.01 -47 23.6 4.391 5.176 137 14.9 2:11 ( 0, 8) May 7 16 29.22 -48 23.0 4.351 5.191 142 14.8 1:33 ( 0, 7) フルス彗星 (C/2021 T2) 初夏に13.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、5月に明け方の空に現れ、その後は条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 2 17.44 -11 50.3 2.207 1.382 26 15.1 3:37 (261,-33) May 7 2 27.57 -14 3.3 2.093 1.340 31 14.9 3:28 (264,-33) ソニア彗星 (C/2020 J1) 2021年の春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(2021年6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.0等まで暗くなった(4月28日、W. Pei)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 12 41.79 30 42.7 4.097 4.784 128 15.0 22:08 ( 0, 86) May 7 12 33.41 31 15.4 4.225 4.826 121 15.1 21:32 ( 0, 86) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は15.4等(4月24日、門田健一氏)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月下旬から2023年2月初めまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 20 13.74 13 3.2 3.523 3.665 90 15.4 3:37 (300, 54) May 7 20 12.03 14 54.6 3.349 3.591 95 15.2 3:28 (303, 59) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 秋から冬にかけて、8.5等まで明るくなった(12月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に13.7等まで暗くなった(4月5日、Chris Wyatt)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 9 15.12 19 50.7 1.988 2.317 95 15.2 20:17 ( 60, 64) May 7 9 23.77 18 56.7 2.124 2.371 91 15.5 20:25 ( 67, 59) アトラス彗星 (C/2020 M5) 近日点を通過した後に明るくなって、2022年の初めに、13.4等まで明るくなった(1月7日、安部裕史氏)。現在は減光中。既に15.4等まで暗くなった(5月2日、Chris Wyatt)。夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 10 36.49 4 59.0 3.282 3.877 119 15.7 20:17 ( 7, 60) May 7 10 31.66 4 13.3 3.430 3.919 111 15.9 20:25 ( 25, 57) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は15.7等(4月19日、吉見政義氏)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 16 7.40 37 26.3 4.369 4.989 122 15.8 1:37 (180, 88) May 7 16 2.94 38 47.9 4.395 5.007 122 15.9 1:05 (180, 86) カタリナ彗星 (C/2021 U5) 現在は16.5等(4月10日、ATLAS Chile, Rio Hurtado)。近日点通過後も増光が続いた。現在は減光中。7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 10 36.76 4 20.9 1.926 2.578 119 15.9 20:17 ( 6, 59) May 7 10 42.91 5 50.9 2.033 2.610 113 16.1 20:25 ( 21, 59) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.5等(4月13日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年の冬に、11.5等まで明るくなる。ゆっくりと明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 4 36.31 20 1.4 3.409 2.600 31 16.1 20:17 (108, 9) May 7 4 48.16 20 28.3 3.415 2.558 27 15.9 20:25 (112, 5) 楊-高彗星 (325P) 現在は17.8等(4月21日、J.-C. Merlin)。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、予報より2〜3等も暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 20 33.70 -16 4.6 1.031 1.474 92 16.1 3:37 (320, 28) May 7 20 46.53 -13 5.3 1.008 1.494 95 16.1 3:28 (319, 31) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.5等(4月24日、門田健一氏)。春から夏にかけて、16等まで明るくなる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 19 51.15 -22 7.4 2.753 3.148 103 16.5 3:37 (333, 28) May 7 19 54.75 -22 17.3 2.668 3.155 109 16.4 3:28 (336, 29) パロマー彗星 (C/2020 T2) 2021年の初夏に9.5等まで明るくなった(6月27日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に18.2等まで暗くなった(4月18日、E. Cortes)。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 22 49.67 -30 52.4 4.083 3.845 69 16.5 3:37 (306, -3) May 7 22 56.38 -31 4.6 4.051 3.904 74 16.6 3:28 (307, -2) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.5等(4月24日、門田健一氏)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 18 45.98 19 10.7 4.818 5.219 108 16.6 3:37 (329, 72) May 7 18 44.19 20 42.9 4.770 5.239 112 16.6 3:28 (343, 75) マスター彗星 (C/2020 F5) 2021年に14等まで明るくなった。現在は減光中。明け方の空に現れてきた。2022年は、16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 23 55.29 2 48.6 6.157 5.417 39 16.6 3:37 (269, 4) May 7 23 58.78 3 45.5 6.116 5.450 45 16.6 3:28 (271, 8) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 23 51.05 -15 45.2 4.162 3.586 49 16.6 3:37 (285, -6) May 7 23 58.74 -15 15.1 4.105 3.604 53 16.6 3:28 (286, -3) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 2021年の夏に、14.2等まで明るくなった(2021年7月18日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.2等まで暗くなった(1月27日、SONEAR Observatory, Oliveira)。南半球では、3月から4月にかけて超低空になったが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 1 30.03 -29 9.0 5.179 4.536 45 16.7 3:37 (285,-32) May 7 1 36.42 -28 21.1 5.173 4.573 48 16.7 3:28 (286,-29) フェイ彗星 (4P) 秋に10.6等まで明るくなった(10月10日、宮崎修氏)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(4月18日、Catalina Sky Survey)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 7 38.75 14 50.1 2.774 2.691 74 16.7 20:17 ( 77, 43) May 7 7 48.51 14 43.2 2.903 2.734 70 17.0 20:25 ( 81, 38) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は16.7等(4月22日、門田健一氏)。6月には観測できなくなるが、秋から冬にかけて、再び17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 6 38.90 17 9.4 4.419 4.014 60 16.8 20:17 ( 89, 32) May 7 6 45.81 17 36.6 4.515 4.022 55 16.8 20:25 ( 94, 26) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は16.8等(4月28日、J.-G. Bosch)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 13 53.47 2 1.6 7.868 8.828 161 16.9 23:20 ( 0, 57) May 7 13 48.89 2 29.9 7.902 8.826 154 16.9 22:48 ( 0, 57) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 2021年に13.9等まで明るくなった(2021年8月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に17.4等まで暗くなった(4月4日、井狩康一氏)。6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 12 1.99 43 4.3 2.713 3.247 113 16.9 21:28 (180, 82) May 7 11 46.40 41 35.2 2.852 3.297 107 17.2 20:45 (180, 84) 小島彗星 (70P) 現在は16.1等(4月9日、Thomas Lehmann)。今後は減光し、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 11 23.10 13 24.3 1.709 2.445 126 17.0 20:50 ( 0, 68) May 7 11 25.20 12 54.7 1.806 2.474 120 17.1 20:25 ( 0, 68) コワル第１彗星 (99P) 現在は16.7等(4月21日、Michael Jager)。しばらく17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 13 18.25 -7 55.8 3.740 4.707 161 17.0 22:45 ( 0, 47) May 7 13 15.28 -7 42.7 3.778 4.707 154 17.0 22:14 ( 0, 47) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.5等(4月21日、Catalina Sky Survey)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 19 19.84 62 6.6 9.181 9.144 84 17.1 3:37 (197, 61) May 7 19 16.50 63 7.1 9.176 9.155 85 17.1 3:28 (192, 61) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.7等(4月18日、ATLAS South Africa)。2024年から2025年にかけて、13〜14等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 7 17.12 -25 57.3 8.136 8.043 81 17.1 20:17 ( 47, 11) May 7 7 19.84 -25 31.7 8.172 8.006 77 17.1 20:25 ( 53, 6) ニオワイズ彗星 (C/2022 F2) 現在は16.4等(4月15日、ATLAS Chile)。4月は16〜17等で観測できるが、急激に暗くなり、5月末には18等以下になる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 5 10.79 -79 29.5 1.210 1.660 96 17.1 20:17 ( 13,-33) May 7 6 3.45 -71 45.3 1.288 1.689 93 17.3 20:25 ( 21,-30) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.8等(4月22日、ATLAS Chile)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 6 40.42 -41 51.0 5.541 5.474 80 17.2 20:17 ( 42, -6) May 7 6 41.42 -41 29.5 5.602 5.485 78 17.2 20:25 ( 46,-10) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 今回帰はまだ観測されていない。明け方の空に現れてきた。秋に15等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 22 59.02 -4 46.2 2.930 2.497 55 17.4 3:37 (284, 11) May 7 23 10.52 -3 42.7 2.836 2.472 58 17.3 3:28 (284, 13) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 現在は17.5等(4月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に12.5等まで明るくなると期待されている。7月に17等で、いったん観測できなくなる。日本からは、10月に再び観測できるようになり、その後は条件良く観測できる。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 10 37.16 -0 33.8 3.254 3.874 121 17.4 20:17 ( 6, 54) May 7 10 33.27 1 8.5 3.298 3.810 113 17.4 20:25 ( 23, 54) ハートレー第３彗星 (110P) 急激に増光して、冬に14.5等まで明るくなった(2月9日、高橋俊幸氏)。現在は急激に減光中。既に17.7等まで暗くなった(4月16日、Y. Sugiyama)。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 8 23.87 11 9.2 2.591 2.718 86 17.5 20:17 ( 63, 49) May 7 8 31.57 10 41.2 2.696 2.735 81 17.6 20:25 ( 69, 44) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.7等(4月30日、D. Buczynski)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 0 19.59 76 34.5 4.084 3.756 64 17.5 3:37 (196, 33) May 7 0 20.52 77 21.1 4.094 3.757 63 17.5 3:28 (195, 34) スミス彗星 (C/2019 K7) 2021年の夏から秋にかけて、14.2等まで明るくなった(9月3日、C. S. Morris)。現在は17.3等(4月13日、Catalina Sky Survey)。ゆっくりと減光中。日本からは、条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 15 54.78 69 16.3 6.778 6.934 94 17.6 1:25 (180, 56) May 7 15 39.36 69 41.7 6.842 6.973 93 17.6 0:42 (180, 55) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 現在は17.6等(4月21日、ATLAS Chile)。2023年に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 9 36.17 -16 24.3 3.748 4.202 110 17.6 20:17 ( 22, 36) May 7 9 35.65 -16 26.6 3.799 4.163 104 17.6 20:25 ( 32, 32) アトラス彗星 (C/2020 P3) 現在は17.8等(4月28日、W. Hasubick)。2021年に長期に渡って17.5等を保った。今後はゆっくりと減光していく。日本からは、条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 11 42.90 67 58.9 7.131 7.240 92 17.6 21:10 (180, 57) May 7 11 38.71 66 59.4 7.204 7.256 88 17.7 20:38 (180, 58) 小惑星A/2021 X1 (A/2021 X1) 現在は17.1等(4月17日、ATLAS South Africa)。2023年に、15〜16等まで明るくなる。Cristovao Jacques氏は12月12日に、Luca Buzzi氏とAndrea Aletti氏は2月23日に、彗星活動を捉えた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 6 16.82 -12 57.6 5.211 4.838 63 17.7 20:17 ( 67, 10) May 7 6 16.99 -12 16.5 5.256 4.794 57 17.7 20:25 ( 73, 3) ハートレー第１彗星 (100P) 現在は17.8等(4月25日、J.-G. Bosch)。春から夏にかけて、17等で観測できる。日本からは、夏には低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 11 12.28 29 16.0 1.531 2.166 115 17.9 20:39 ( 0, 84) May 7 11 11.87 27 0.3 1.575 2.148 110 17.8 20:25 ( 20, 81) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.1等(2月28日、佐藤英貴氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 14 25.76 -42 30.5 5.345 6.253 152 17.8 23:52 ( 0, 12) May 7 14 16.23 -42 21.1 5.372 6.288 153 17.8 23:15 ( 0, 13) アトラス彗星 (C/2019 T3) 2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 22 25.93 15 22.5 7.115 6.640 58 17.8 3:37 (271, 29) May 7 22 26.73 15 23.2 7.040 6.661 64 17.8 3:28 (274, 33) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は17.9等(4月17日、W. Hasubick)。2024年から2025年にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 9 57.43 -25 29.5 7.465 7.961 116 17.9 20:17 ( 13, 28) May 7 9 55.55 -24 37.0 7.509 7.917 110 17.9 20:25 ( 23, 27) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は18.0等(4月12日、門田健一氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 14 7.61 47 11.0 7.739 8.260 118 17.9 23:33 (180, 78) May 7 14 2.55 46 55.4 7.825 8.307 115 17.9 23:01 (180, 78) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.3等(4月22日、ATLAS Chile)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 30 7 26.82 -64 13.6 10.579 10.743 96 17.9 20:17 ( 21,-17) May 7 7 26.86 -63 46.8 10.586 10.733 95 17.9 20:25 ( 24,-19)