今週の明るい彗星 (2022年4月16日：北半球版)

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パンスターズ彗星 (C/2021 O3) 2月に15.1等まで明るくなった(2月1日、門田健一氏)。4月7〜9日には、SWAN画像で7〜8等の明るさで見えた。現在は観測できない。日本からは、5月半ばに6等で姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 2 22.56 -0 2.5 1.160 0.329 15 5.5 20:01 (101,-15) Apr. 23 3 2.39 5 55.2 0.887 0.294 16 4.4 20:09 (106,-10) 本田-ムルコス-パイドゥシャーコヴァー彗星 (45P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、5月には9等まで明るくなる。今回帰は条件が悪い。日本からは5月半ばから7月半ばまで、南半球では6月初めから8月初めまで、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 1 38.25 8 42.4 1.594 0.591 1 10.0 20:01 (115,-18) Apr. 23 2 23.42 13 11.1 1.552 0.560 5 9.4 20:09 (117,-13) レモン-パンスターズ彗星 (C/2021 F1) 急激に増光して、3月には9.3等まで明るくなった(3月24日、Michael Jager)。現在は観測できない。南半球では、5月下旬に明け方の空に現れて、その後は条件良く観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 1 27.98 19 46.1 1.981 1.008 9 9.6 3:58 (237,-10) Apr. 23 1 42.39 16 23.4 2.027 1.033 6 9.8 3:47 (240,-12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は11.3等(4月7日、宮崎修氏)。当初の予想より、増光が鈍い。2022年から2023年にかけて、長期に渡って7等で観測できると期待されている。日本からは、秋まで条件良く観測できる。だが、秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 18 55.04 11 46.7 3.167 3.447 97 10.1 3:58 (316, 60) Apr. 23 18 53.90 11 47.6 3.004 3.383 103 9.9 3:47 (324, 63) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は10.1等(4月6日、宮崎修氏)。今後は低くなる。日本からは、5月には観測できなくなる。南半球では、7月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 51.88 14 40.7 3.752 3.661 77 10.3 20:01 ( 72, 47) Apr. 23 6 57.08 13 48.2 3.866 3.677 71 10.3 20:09 ( 77, 41) コプフ彗星 (22P) 現在は11.3等(4月2日、Thomas Lehmann)。日本からは春まで超低空が続く。南半球では、6月まで11等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 22 18.07 -10 38.9 1.962 1.580 53 10.9 3:58 (290, 9) Apr. 23 22 36.80 -9 8.9 1.939 1.595 55 11.0 3:47 (288, 10) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は11.6等と明るい(4月5日、Chris Wyatt)。7月まで11〜12等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 11 46.60 -18 3.3 3.351 4.266 152 11.5 22:08 ( 0, 37) Apr. 23 11 45.12 -16 26.5 3.384 4.261 146 11.5 21:39 ( 0, 39) ボレリー彗星 (19P) 現在は10.0等と明るい(4月6日、宮崎修氏)。今後は減光していく。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 5 19.53 40 41.1 1.841 1.562 58 11.6 20:01 (117, 40) Apr. 23 5 46.42 41 51.0 1.917 1.606 56 11.9 20:09 (119, 39) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は10.6等と、かなり明るい(4月2日、Thomas Lehmann)。春から夏にかけて、10〜11等まで明るくなる。南半球では、今後は長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、今後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 21 8.08 -33 15.6 1.886 1.921 76 12.2 3:58 (317, 5) Apr. 23 21 18.17 -37 39.3 1.729 1.889 82 12.0 3:47 (321, 3) テンペル第１彗星 (9P) 現在は14.3等(4月9日、門田健一氏)。しばらく12〜13等を保つ。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、5月まで低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 20 59.29 -21 55.1 1.536 1.598 74 12.3 3:58 (311, 15) Apr. 23 21 17.44 -21 31.9 1.505 1.617 77 12.4 3:47 (311, 15) レナード彗星 (C/2021 A1) 12月中旬から下旬にかけて、3等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.2等まで暗くなった(4月2日、Thomas Lehmann)。南半球では、条件良く観測できる。日本からも、再び観測できるようになってきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 20 42.77 -36 37.9 1.837 1.979 82 12.8 3:58 (323, 6) Apr. 23 20 29.26 -37 18.7 1.784 2.079 92 12.9 3:47 (329, 9) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は14.4等(4月5日、Chris Wyatt)。春に13等まで明るくなると期待されていた。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 43.30 -56 42.1 3.006 3.191 91 13.4 20:01 ( 23, -9) Apr. 23 6 36.59 -54 4.5 3.050 3.179 88 13.4 20:09 ( 29,-11) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は13.2等(4月10日、門田健一氏)。夏に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、6月に11等になるまで、条件良く観測できるが、最盛期の後は観測できない。南半球では、10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 2 18.80 58 12.3 2.457 1.952 48 13.9 20:01 (148, 20) Apr. 23 2 50.06 58 55.6 2.397 1.871 47 13.6 20:09 (149, 20) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は13.2等(4月8日、門田健一氏)。初夏にかけて、13等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 9 29.10 18 1.7 1.701 2.289 113 13.6 20:01 ( 8, 73) Apr. 23 9 33.29 17 24.6 1.763 2.276 107 13.7 20:09 ( 30, 70) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.0等(4月6日、門田健一氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2022年はずっと超低空だが、2023年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 15 52.04 42 39.1 4.180 4.746 118 13.8 2:17 (180, 82) Apr. 23 15 40.06 43 15.0 4.124 4.708 119 13.7 1:38 (180, 82) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は15.5等(4月5日、Slooh.com Chile Observatory)。夏に12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 22 48.87 -54 19.8 3.471 3.323 73 13.9 3:58 (322,-22) Apr. 23 22 48.30 -54 45.2 3.343 3.292 78 13.8 3:47 (324,-20) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は13.0等(4月10日、吉見政義氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、2023年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 10 55.71 61 32.1 4.331 4.645 102 13.9 21:17 (180, 64) Apr. 23 10 42.12 61 25.8 4.364 4.588 96 13.8 20:36 (180, 64) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.1等(4月14日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏には13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 18 58.50 -27 5.4 2.688 3.067 102 13.9 3:58 (339, 25) Apr. 23 19 2.90 -27 22.4 2.592 3.063 108 13.8 3:47 (342, 25) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は14.3等以下と暗い(3月22日、Chris Wyatt)。南半球では4月まで、日本からは5月まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 4 46.06 29 3.2 6.594 5.976 48 13.9 20:01 (107, 29) Apr. 23 4 51.31 29 4.3 6.677 5.978 42 13.9 20:09 (110, 23) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は14.6等(4月10日、Michael Jager)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月まで条件良く観測できるが、その後は観測できない。南半球では、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 19 2.47 18 36.2 4.575 4.759 94 14.4 3:58 (304, 64) Apr. 23 19 1.37 18 46.9 4.437 4.713 99 14.3 3:47 (311, 67) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 秋から冬にかけて、8.5等まで明るくなった(12月2日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。現在は減光中。既に13.7等まで暗くなった(4月5日、Chris Wyatt)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 8 58.69 21 35.3 1.722 2.209 105 14.6 20:01 ( 35, 74) Apr. 23 9 6.73 20 43.6 1.853 2.263 100 14.9 20:09 ( 50, 69) ソニア彗星 (C/2020 J1) 春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(6月15日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.9等まで暗くなった(4月5日、Chris Wyatt)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 13 0.76 28 59.5 3.884 4.699 140 14.8 23:22 ( 0, 84) Apr. 23 12 50.97 29 57.7 3.983 4.741 134 14.9 22:44 ( 0, 85) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は16.3等(4月2日、佐藤裕久氏)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では条件良く観測できる。日本からは、8月から9月にかけては超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 9 40.41 31 7.5 1.335 1.929 110 15.0 20:03 ( 0, 86) Apr. 23 9 39.05 30 22.1 1.349 1.866 103 14.8 20:09 ( 60, 81) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.8等(4月15日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。長期に渡って15〜16等を保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 16 57.87 -45 6.6 4.517 5.149 124 14.9 3:24 ( 0, 10) Apr. 23 16 49.60 -46 17.5 4.447 5.163 130 14.9 2:48 ( 0, 9) コワル第２彗星 (104P) 急激に増光して、冬に9.2等まで明るくなった(1月31日、Chris Wyatt)。現在は減光中。だが、まだ12.6等と明るい(4月5日、Chris Wyatt)。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 7 47.79 15 12.6 1.248 1.607 90 15.1 20:01 ( 58, 58) Apr. 23 8 8.47 14 44.5 1.354 1.666 88 15.8 20:09 ( 62, 55) フルス彗星 (C/2021 T2) 初夏に13.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、5月に明け方の空に現れ、その後は条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 2 0.11 -8 11.6 2.394 1.483 19 15.6 20:01 ( 98,-25) Apr. 23 2 8.36 -9 54.3 2.308 1.430 22 15.4 20:09 (100,-31) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.1等(4月5日、Chris Wyatt)。近日点を通過した後に明るくなった。今後は減光して、夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 10 50.12 6 28.5 3.013 3.796 135 15.4 21:12 ( 0, 61) Apr. 23 10 42.62 5 44.1 3.142 3.837 127 15.6 20:37 ( 0, 61) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 現在は15.9等(4月10日、Michael Jager)。2023年2月に地球に0.29天文単位まで接近して、5等まで明るくなると期待されている。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では、9月下旬から2023年2月初めまでは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 20 14.19 9 41.7 3.877 3.813 78 15.8 3:58 (295, 45) Apr. 23 20 14.41 11 18.9 3.700 3.739 84 15.6 3:47 (297, 50) カタリナ彗星 (C/2021 U5) 現在は15.7等(3月28日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。近日点通過後も増光が続いている。しばらく15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 10 26.69 0 27.3 1.737 2.521 131 15.6 20:49 ( 0, 55) Apr. 23 10 31.32 2 33.2 1.827 2.549 125 15.7 20:26 ( 0, 58) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は15.7等(4月10日、Michael Jager)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 16 14.69 34 15.8 4.350 4.953 121 15.8 2:40 ( 0, 89) Apr. 23 16 11.35 35 55.1 4.354 4.971 122 15.8 2:09 (180, 89) 小惑星ファエトン (3200) 5月15日に太陽に0.14天文単位まで接近するが、その頃は観測できない。日本からは、6月に16等で明け方の空に姿を現す。南半球では、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 3 23.96 18 8.9 1.576 0.829 27 16.3 20:01 (107, 8) Apr. 23 3 38.30 17 55.1 1.470 0.687 24 15.8 20:09 (110, 3) 楊-高彗星 (325P) 現在は19.2等(3月28日、Slooh.com Chile Observatory)。春に16等で、条件良く観測できると期待されていた。だが実際は、予報より3等も暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 20 2.25 -21 49.3 1.085 1.445 87 16.1 3:58 (322, 23) Apr. 23 20 18.93 -19 0.3 1.057 1.458 89 16.1 3:47 (321, 25) フェイ彗星 (4P) 秋に10.6等まで明るくなった(10月10日、宮崎修氏)。現在は減光中。既に14.4等まで暗くなった(4月4日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 7 19.87 14 50.9 2.514 2.604 83 16.2 20:01 ( 66, 53) Apr. 23 7 29.19 14 52.7 2.644 2.647 79 16.5 20:09 ( 72, 48) パロマー彗星 (C/2020 T2) 2021年の初夏に9.5等まで明るくなった(6月27日、Marco Goiato)。現在は減光中。秋には12.7等まで暗くなった(11月22日、Thomas Lehmann)。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは、6月に17等になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 22 34.48 -30 41.9 4.136 3.727 59 16.3 3:58 (303, -6) Apr. 23 22 42.36 -30 45.0 4.112 3.786 64 16.4 3:47 (304, -5) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は16.4等(3月22日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 12 43.20 45 11.3 2.480 3.149 123 16.5 23:03 (180, 80) Apr. 23 12 20.95 44 19.0 2.588 3.198 118 16.7 22:14 (180, 81) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.6等(4月12日、佐藤裕久氏)。2021年に15等で観測された。現在は減光中。2022年は、しばらく16〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 18 47.50 16 1.9 4.936 5.181 98 16.6 3:58 (314, 65) Apr. 23 18 47.08 17 36.7 4.874 5.200 103 16.6 3:47 (320, 68) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.1等(4月2日、A. Maury, G. Attard, D. Parrott)。春から夏にかけて、16等まで明るくなる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 19 41.22 -21 56.5 2.930 3.135 92 16.6 3:58 (327, 26) Apr. 23 19 46.61 -22 0.6 2.841 3.141 97 16.6 3:47 (330, 27) 小島彗星 (70P) 現在は16.1等(4月2日、吉見政義氏)。今後は減光し、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 11 22.27 13 58.4 1.537 2.388 139 16.6 21:44 ( 0, 69) Apr. 23 11 22.11 13 45.9 1.619 2.417 132 16.8 21:17 ( 0, 69) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在はゆっくりと減光中。2022年は、16.5〜17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 23 34.72 -16 55.0 4.258 3.550 40 16.6 3:58 (284,-10) Apr. 23 23 43.04 -16 18.6 4.213 3.568 44 16.6 3:47 (284, -8) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は17.1等(4月2日、D. Buczynski)。2023年の初めに、14等まで明るくなる。5月にはいったん観測できなくなるが、8月には再び明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 4 55.08 12 11.7 4.933 4.342 49 16.6 20:01 ( 89, 23) Apr. 23 5 1.73 12 47.1 4.970 4.303 43 16.6 20:09 ( 94, 17) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は16.6等(4月9日、佐藤裕久氏)。6月には観測できなくなるが、秋から冬にかけて、再び17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 26.32 16 5.2 4.215 4.000 70 16.6 20:01 ( 79, 43) Apr. 23 6 32.39 16 39.0 4.319 4.007 65 16.7 20:09 ( 84, 38) ニオワイズ彗星 (C/2022 F2) 現在は16.4等(4月15日、ATLAS Chile)。4月は16〜17等で観測できるが、急激に暗くなり、5月末には18等以下になる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 20 20.33 -78 54.8 1.140 1.615 97 16.9 3:58 (352,-26) Apr. 23 0 51.32 -85 21.9 1.159 1.635 97 17.0 3:47 (354,-36) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は16.9等(4月12日、Catalina Sky Survey)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 14 2.83 0 59.3 7.852 8.833 167 16.9 0:29 ( 0, 56) Apr. 23 13 58.14 1 31.2 7.851 8.831 166 16.9 23:52 ( 0, 56) コワル第１彗星 (99P) 現在は16.7等(3月25日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。しばらく17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 13 24.99 -8 26.6 3.704 4.706 177 17.0 23:46 ( 0, 46) Apr. 23 13 21.53 -8 10.7 3.715 4.706 169 17.0 23:15 ( 0, 47) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.7等(4月3日、Catalina Sky Survey)。ゆっくりと減光中。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 19 23.87 60 0.0 9.194 9.124 82 17.0 3:58 (207, 59) Apr. 23 19 22.28 61 4.0 9.187 9.134 83 17.0 3:47 (202, 60) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.4等(4月7日、ATLAS Chile)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは超低空で、4月までしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 40.50 -42 47.4 5.412 5.451 86 17.1 20:01 ( 31, 2) Apr. 23 6 40.09 -42 17.1 5.477 5.462 83 17.1 20:09 ( 37, -2) ハートレー第３彗星 (110P) 急激に増光して、冬に14.5等まで明るくなった(2月9日、高橋俊幸氏)。現在は急激に減光中。既に17.0等まで暗くなった(3月30日、D. Buczynski)。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 8 10.26 11 56.5 2.381 2.685 96 17.1 20:01 ( 46, 59) Apr. 23 8 16.74 11 34.3 2.486 2.701 91 17.3 20:09 ( 56, 55) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は16.8等(4月16日、ATLAS Chile)。2024年から2025年にかけて、13〜14等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 7 12.83 -26 54.9 8.063 8.118 89 17.1 20:01 ( 34, 19) Apr. 23 7 14.78 -26 25.2 8.100 8.080 85 17.1 20:09 ( 41, 15) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は16.8等(4月6日、門田健一氏)。近日点の前から減光し始めている。長期に渡って16等を保つと予想されていたが、秋には18等以下になるだろう。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 0 13.37 75 27.1 4.043 3.757 66 17.4 3:58 (197, 31) Apr. 23 0 17.07 75 56.3 4.067 3.756 65 17.4 3:47 (196, 32) スミス彗星 (C/2019 K7) 2021年の夏から秋にかけて、14.2等まで明るくなった(9月3日、C. S. Morris)。現在は17.3等(4月13日、Catalina Sky Survey)。ゆっくりと減光中。日本からは、条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 16 22.38 67 50.0 6.667 6.857 96 17.5 2:47 (180, 57) Apr. 23 16 9.25 68 38.7 6.720 6.896 95 17.5 2:06 (180, 56) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 現在は17.5等(4月9日、門田健一氏)。冬に12.5等まで明るくなると期待されている。7月に17等で、いったん観測できなくなる。日本からは、10月に再び観測できるようになり、その後は条件良く観測できる。南半球では、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 10 47.61 -4 15.2 3.200 4.003 138 17.5 21:09 ( 0, 51) Apr. 23 10 41.96 -2 22.2 3.220 3.938 129 17.5 20:36 ( 0, 53) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 今回帰はまだ観測されていない。明け方の空に現れてきた。秋に15等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 22 35.71 -6 52.6 3.113 2.549 47 17.6 3:58 (284, 8) Apr. 23 22 47.41 -5 49.6 3.023 2.523 51 17.5 3:47 (284, 9) アトラス彗星 (C/2020 P3) 現在は17.6等(4月10日、門田健一氏)。2021年に長期に渡って17.5等を保った。今後はゆっくりと減光していく。日本からは、条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 11 55.10 69 42.9 6.993 7.210 98 17.6 22:17 (180, 55) Apr. 23 11 48.36 68 53.7 7.060 7.225 95 17.6 21:42 (180, 56) パンスターズ彗星 (C/2021 C5) 現在は17.7等(4月6日、ATLAS Chile)。2023年に16等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 9 39.78 -16 24.7 3.659 4.282 122 17.6 20:02 ( 0, 38) Apr. 23 9 37.55 -16 23.9 3.700 4.242 116 17.6 20:09 ( 11, 38) 小惑星A/2021 X1 (A/2021 X1) 現在は16.7等(3月25日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。2023年に、15〜16等まで明るくなる。Cristovao Jacques氏は12月12日に、Luca Buzzi氏とAndrea Aletti氏は2月23日に、彗星活動を捉えた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 18.11 -14 32.0 5.105 4.928 74 17.7 20:01 ( 53, 21) Apr. 23 6 17.17 -13 42.9 5.160 4.883 68 17.7 20:09 ( 60, 16) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.1等(2月28日、佐藤英貴氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。5月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 14 44.88 -42 27.2 5.343 6.184 144 17.7 1:11 ( 0, 12) Apr. 23 14 35.38 -42 32.6 5.336 6.218 148 17.7 0:34 ( 0, 12) アトラス彗星 (C/2019 T3) 2020年から2021年にかけて、16等で観測された。現在は減光中。夏には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 22 23.21 15 19.1 7.240 6.598 47 17.8 3:58 (267, 23) Apr. 23 22 24.74 15 21.0 7.182 6.619 52 17.8 3:47 (269, 26) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は18.0等(4月12日、門田健一氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 14 18.22 47 23.5 7.592 8.167 121 17.8 0:44 (180, 78) Apr. 23 14 12.87 47 20.4 7.661 8.214 120 17.8 0:11 (180, 78) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は17.5等(3月31日、J. McCormick)。2024年から2025年にかけて、12〜13等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 10 2.65 -27 16.3 7.404 8.050 127 17.9 20:25 ( 0, 28) Apr. 23 9 59.80 -26 22.8 7.430 8.006 121 17.9 20:09 ( 4, 28) アトラス彗星 (C/2019 E3) 現在は17.2等(4月11日、ATLAS Chile)。非常に遠方の彗星。2021年から2026年にかけて、長期に渡って18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 7 28.85 -65 11.3 10.573 10.764 98 17.9 20:01 ( 14,-13) Apr. 23 7 27.47 -64 41.9 10.575 10.754 97 17.9 20:09 ( 17,-15) トンボー-テナグラ彗星 (274P) 現在は17.4等(3月30日、D. Buczynski)。日本からは条件が良いが、南半球では低い。まもなく18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 16 6 36.44 33 0.1 2.564 2.454 72 17.9 20:01 (100, 53) Apr. 23 6 49.19 32 55.5 2.643 2.455 68 18.0 20:09 (102, 48)