今週の明るい彗星 (2021年9月25日：北半球版)

English version Home page	Updated on September 29, 2021
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

タットル彗星 (8P) 急激に増光した。現在は8.9等と、かなり明るい(9月11日、Chris Wyatt)。10月にかけて、8〜9等の明るさを保つ。今回帰は条件が悪い。南半球では、今後は暗くなっていく様子を観測できるが、低空。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 10 15.20 -17 9.5 1.828 1.113 31 8.5 4:25 (288, -5) Oct. 2 10 39.55 -22 24.3 1.857 1.157 33 8.7 4:31 (293, -6) フェイ彗星 (4P) 現在は10.7等と明るい(9月16日、宮崎修氏)。夏から秋にかけて、10〜11等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 5 49.21 16 58.3 1.207 1.627 94 10.3 4:25 (315, 66) Oct. 2 6 3.99 16 6.2 1.167 1.636 97 10.3 4:31 (326, 68) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は11.3等と明るい(9月19日、吉田誠一)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 4 32.89 19 53.1 0.531 1.300 112 10.7 4:17 ( 0, 75) Oct. 2 5 3.35 21 41.1 0.495 1.272 111 10.4 4:20 ( 0, 77) ダレスト彗星 (6P) 現在は11.5等と明るい(9月10日、Thomas Lehmann)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 18 21.88 -25 20.3 0.862 1.357 93 10.9 19:17 ( 18, 27) Oct. 2 18 47.20 -27 43.0 0.898 1.365 91 10.6 19:06 ( 15, 25) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は10.8等(9月16日、宮崎修氏)。冬に10等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 7 24.54 43 36.9 3.786 3.685 76 10.9 4:25 (242, 57) Oct. 2 7 30.87 43 2.4 3.676 3.668 81 10.8 4:31 (243, 62) 西村彗星 (C/2021 O1) 7月末から8月初めにかけて、9〜10等で観測された。現在は観測できない。12月に明け方の空に現れるが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 12 27.22 6 59.2 2.091 1.113 9 11.1 19:17 (105, -9) Oct. 2 12 49.61 3 28.0 2.185 1.203 8 11.5 19:06 (101,-10) パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は10.9等と、かなり明るい(9月8日、Chris Wyatt)。今後は減光していく。日本では、夕空で次第に低くなる。南半球では、しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 4.61 -22 32.3 2.538 2.243 61 11.7 19:17 ( 49, 14) Oct. 2 16 19.15 -24 13.8 2.636 2.277 58 11.9 19:06 ( 48, 12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は12.2等(9月4日、Juan Jose Gonzalez)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の秋から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 58.25 27 38.6 5.421 5.255 75 11.9 19:17 ( 88, 56) Oct. 2 16 59.96 26 13.6 5.432 5.195 71 11.8 19:06 ( 88, 52) フィンレー彗星 (15P) 急激に増光して、7月に10.7等まで明るくなった(7月20日、宮崎修氏)。現在は減光中。既に13.5等まで暗くなった(9月19日、吉田誠一)。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 7 55.79 26 35.8 1.492 1.422 66 12.7 4:25 (268, 48) Oct. 2 8 10.57 26 22.0 1.499 1.487 69 13.2 4:31 (270, 51) ボレリー彗星 (19P) 現在は14.6等(9月11日、Chris Wyatt)。急激に増光して、冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 38.05 -58 54.4 1.249 1.955 120 13.3 23:19 ( 0, -4) Oct. 2 23 27.38 -58 42.4 1.233 1.904 116 12.9 22:41 ( 0, -4) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は13.1等(9月20日、門田健一氏)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは、9月に一時的に超低空になるが、12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 11 13.28 38 23.6 2.586 1.944 41 13.5 4:25 (234, 15) Oct. 2 11 19.45 37 37.2 2.420 1.843 44 13.1 4:31 (237, 19) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.6等(7月12日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、8月から9月にかけて一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 10 35.87 -23 44.4 5.566 4.744 31 13.4 4:25 (290,-13) Oct. 2 10 43.56 -24 7.5 5.523 4.718 33 13.3 4:31 (294, -8) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 9月25日に大きなバーストを起こした。現在は11.1等と、かなり明るい(9月29日、Bob King)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 4 57.41 31 45.8 5.575 5.916 105 13.5 4:25 (310, 85) Oct. 2 4 57.75 31 54.5 5.473 5.918 111 13.5 4:16 ( 0, 87) ソニア彗星 (C/2020 J1) 春から夏にかけて、12.3等まで明るくなった(6月15日、Marco Goiato)。現在は観測できない。日本からは11月に、南半球では1月に、14等で再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 13 51.99 -3 15.2 4.540 3.669 26 13.7 19:17 ( 85, 2) Oct. 2 13 54.94 -2 56.3 4.615 3.696 20 13.8 19:06 ( 87, -1) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 6月に9.7等まで明るくなった(6月4日、Michael Jager)。現在は減光中。既に14.1等まで暗くなった(9月11日、Chris Wyatt)。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 21.55 -48 53.4 1.055 1.861 129 14.3 23:03 ( 0, 6) Oct. 2 23 17.82 -47 14.2 1.139 1.914 126 14.6 22:32 ( 0, 8) ニート彗星 (246P) 現在は14.9等(9月6日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 18 56.83 -35 4.6 2.749 3.082 99 14.7 19:17 ( 8, 19) Oct. 2 19 2.68 -34 50.7 2.856 3.096 94 14.8 19:06 ( 10, 19) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は14.6等(9月8日、Chris Wyatt)。10月まで14等を保ち、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 14.59 21 41.0 2.543 2.296 64 14.7 19:17 ( 87, 45) Oct. 2 16 10.87 20 34.2 2.651 2.297 58 14.8 19:06 ( 88, 40) テンペル第２彗星 (10P) 春に10.1等まで明るくなった(4月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に14.7等まで暗くなった(9月3日、Michael Jager)。今後は暗くなっていく様子を、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 4 54.66 7 42.6 1.741 2.261 107 14.8 4:25 (352, 63) Oct. 2 4 55.60 7 18.8 1.704 2.305 114 14.9 4:13 ( 0, 62) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.8等(9月11日、Chris Wyatt)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 22 41.55 -30 29.3 3.747 4.586 142 14.8 22:23 ( 0, 25) Oct. 2 22 36.54 -29 36.3 3.824 4.605 136 14.8 21:51 ( 0, 26) アトラス彗星 (P/2021 Q5) 明るい新周期彗星。現在は13.9等(9月15日、Michael Jager)。長期に渡って条件良く観測できる。11月まで14〜15等の明るさを保つ。Juan Jose Gonzalez氏は、9月17日に11.6等と、かなり明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 8 24.80 15 30.8 1.496 1.271 57 14.9 4:25 (276, 36) Oct. 2 8 46.28 13 13.4 1.497 1.294 58 15.0 4:31 (281, 38) リニア彗星 (252P) 2016年に大バーストを起こして、4等まで明るくなった。今回帰も、8月初めに10.5等まで明るくなった(8月8日、Rob Kaufman)。現在は急激に減光中。既に14.0等まで暗くなった(8月31日、Chris Wyatt)。南半球では、10月まで夕方の低空で観測できる。日本からは、ずっと超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 14 44.55 -9 26.8 2.035 1.424 40 14.9 19:17 ( 72, 9) Oct. 2 15 8.06 -10 53.3 2.117 1.485 39 15.6 19:06 ( 69, 9) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 現在は15.6等(9月5日、Michael Jager)。秋に14〜15等の明るさで、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 0 24.20 0 21.7 0.758 1.760 175 15.2 0:10 ( 0, 56) Oct. 2 0 23.05 -0 38.7 0.743 1.742 175 15.0 23:37 ( 0, 54) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.8等(9月11日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 20 50.06 -81 21.3 3.472 3.696 94 15.1 20:35 ( 0,-26) Oct. 2 20 58.36 -79 47.2 3.527 3.711 92 15.1 20:16 ( 0,-25) シフレオ彗星 (108P) 現在は14.1等(9月15日、Michael Jager)。11月まで15等を保つ。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 6 0.72 24 11.4 1.302 1.667 91 15.1 4:25 (296, 69) Oct. 2 6 16.10 25 13.0 1.257 1.675 95 15.1 4:31 (302, 73) コプフ彗星 (22P) 現在は観測できない。南半球では、1月下旬に11等で明け方の空に現れ、6月まで11等で観測できる。日本からは、12月に明け方の空に現れるが、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 12 58.90 -2 44.9 3.230 2.265 13 15.3 19:17 ( 92, -9) Oct. 2 13 11.91 -4 6.3 3.202 2.223 9 15.1 19:06 ( 92,-10) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.2等(9月8日、Chris Wyatt)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 21.00 -17 30.8 5.349 5.002 64 15.1 19:17 ( 49, 20) Oct. 2 16 22.01 -18 24.1 5.455 4.999 58 15.2 19:06 ( 52, 17) マクノート彗星 (284P) 現在は14.7等(9月11日、Chris Wyatt)。10月まで15等の明るさを保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 6.21 -15 36.4 1.337 2.297 157 15.4 22:48 ( 0, 39) Oct. 2 23 3.97 -16 21.1 1.375 2.300 150 15.4 22:19 ( 0, 39) テンペル第１彗星 (9P) 冬から春にかけて、12等まで明るくなる。現在は観測できない。日本からは、11月に14等で明け方の空に現れる。南半球では、1月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 11 44.16 9 26.1 3.114 2.141 11 15.6 4:25 (253, -7) Oct. 2 11 58.34 7 50.4 3.058 2.102 14 15.4 4:31 (257, -5) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は16.0等(8月16日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、9月から10月にかけて一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、しばらく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 12 18.47 -28 7.0 4.881 4.019 27 15.5 19:17 ( 75,-30) Oct. 2 12 21.77 -29 14.7 4.856 3.979 25 15.4 4:31 (287,-29) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.7等(8月30日、Thomas Lehmann)。日本からは、現在は観測できない。南半球でも、まもなく観測できなくなる。1月に15等で明け方の空に現れ、2022年夏には13等まで明るくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 14 18.06 -12 8.5 4.115 3.337 34 15.5 19:17 ( 74, 2) Oct. 2 14 26.96 -13 3.4 4.154 3.324 29 15.5 19:06 ( 74, 0) シュスター彗星 (106P) 現在は15.8等(9月3日、Michael Jager)。9月まで15等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 7 4.51 28 59.1 1.451 1.579 77 15.6 4:25 (271, 59) Oct. 2 7 23.50 30 12.9 1.420 1.600 80 15.7 4:31 (271, 62) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は16.6等(9月12日、J. Drummond)。2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 3 27.54 -70 21.1 4.199 4.511 101 15.7 3:12 ( 0,-15) Oct. 2 3 8.68 -72 22.2 4.177 4.464 100 15.6 2:26 ( 0,-17) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.4等(9月8日、Thomas Lehmann)。日本からは、9月から10月にかけて一時的に超低空になるが、2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 12 49.64 31 26.5 3.808 3.026 33 15.6 19:17 (122, 9) Oct. 2 12 53.57 29 34.1 3.820 3.035 33 15.6 19:06 (122, 6) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 初夏に14.2等まで明るくなった(6月10日、Thomas Lehmann)。現在は観測できない。今後は減光する。日本からは、10月に16等で明け方の空に現れる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 11 51.66 23 16.1 3.026 2.152 24 15.7 4:25 (241, 0) Oct. 2 12 6.84 24 11.2 3.016 2.187 28 15.8 4:31 (243, 4) ホームズ彗星 (17P) 8月初めにバーストを起こした。現在は15.7等(9月9日、Thomas Lehmann)。日本からは、条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 5 46.03 44 35.3 2.354 2.626 94 15.8 4:25 (228, 74) Oct. 2 5 52.01 45 18.2 2.299 2.655 99 16.0 4:31 (213, 77) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は15.9等(8月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 5.46 38 28.6 6.265 5.949 67 15.9 19:17 (111, 49) Oct. 2 16 5.80 37 25.5 6.272 5.905 64 15.8 19:06 (110, 45) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は16.3等(9月12日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。急激に増光して、冬には15等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 7 34.11 25 22.8 2.602 2.460 70 16.0 4:25 (272, 52) Oct. 2 7 44.98 24 41.3 2.518 2.458 75 15.9 4:31 (277, 56) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は16.4等(9月9日、Michael Jager)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 18 39.74 18 18.9 3.276 3.558 98 16.1 19:17 ( 39, 69) Oct. 2 18 37.19 15 51.4 3.310 3.494 92 16.0 19:06 ( 45, 65) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は15.7等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋まで15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 40.24 -9 37.2 5.143 4.867 68 16.1 19:17 ( 51, 29) Oct. 2 16 43.83 -9 10.9 5.246 4.870 62 16.1 19:06 ( 54, 28) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、17.7等と暗い(7月4日、Mount John Observatory, Lake Tekapo)。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 11 12.31 -52 8.0 3.608 3.103 52 16.2 4:25 (315,-32) Oct. 2 11 21.05 -51 48.5 3.680 3.141 50 16.3 4:31 (316,-28) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に15.4等まで暗くなった(8月20日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 4 41.94 -68 12.1 3.652 3.904 97 16.3 4:25 ( 0,-13) Oct. 2 4 22.63 -69 16.5 3.709 3.968 97 16.4 3:40 ( 0,-14) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.6等(9月2日、Michael Jager)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 15 41.86 66 26.9 3.299 3.226 77 16.4 19:17 (151, 44) Oct. 2 15 39.10 65 18.8 3.278 3.198 76 16.3 19:06 (149, 42) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.3等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 21 50.74 36 40.1 5.401 6.121 132 16.3 21:33 (180, 88) Oct. 2 21 45.64 35 6.9 5.439 6.133 130 16.4 21:00 (180, 90) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は16.7等(9月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。10月まで16.5等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 17 8.43 -20 1.7 1.675 1.733 76 16.4 19:17 ( 38, 25) Oct. 2 17 25.99 -20 28.3 1.722 1.726 73 16.4 19:06 ( 37, 25) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は17.5等(9月5日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬に16等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 6 28.75 1 38.7 3.933 3.965 84 16.5 4:25 (317, 48) Oct. 2 6 32.65 1 26.9 3.833 3.960 89 16.4 4:31 (327, 52) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は16.4等(8月30日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 17 26.26 32 8.5 6.212 6.150 81 16.4 19:17 ( 93, 63) Oct. 2 17 27.46 30 48.1 6.230 6.101 78 16.4 19:06 ( 92, 60) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は15.3等(9月9日、Sandor Szabo)。今後は減光して、11月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 1 10.68 -12 24.3 1.892 2.853 159 16.4 0:57 ( 0, 43) Oct. 2 1 7.68 -13 13.4 1.920 2.885 161 16.5 0:26 ( 0, 42) コワル第２彗星 (104P) 現在は18.2等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光して、12月から2月にかけて、12〜13等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 21 54.76 -4 17.8 0.800 1.728 146 16.8 21:37 ( 0, 51) Oct. 2 21 48.14 -5 34.9 0.784 1.669 138 16.4 21:03 ( 0, 49) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は15.7等(9月2日、Michael Jager)。10月まで16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 4.49 1 0.1 1.197 2.180 164 16.5 22:46 ( 0, 56) Oct. 2 23 0.13 1 13.8 1.229 2.186 156 16.6 22:15 ( 0, 56) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.6等(9月8日、Michael Jager)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 18 20.45 49 30.7 8.791 8.896 92 16.6 19:17 (143, 70) Oct. 2 18 19.66 49 6.1 8.835 8.901 90 16.7 19:06 (137, 68) クリステンセン彗星 (422P/2021 L1) 2006年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(9月7日、J. L. Virlichie, P. Traverse)。2021年から2022年にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 21 31.37 -65 1.7 2.736 3.199 108 16.8 21:14 ( 0,-10) Oct. 2 21 29.75 -63 28.6 2.779 3.188 104 16.8 20:45 ( 0, -8) ハリントン-エーベル彗星 (52P) 現在は17.0等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋から冬にかけて、17等で観測できる。日本からは条件良く観測できる。南半球では、11月まで超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 9 20.09 21 26.7 2.318 1.780 46 16.8 4:25 (262, 28) Oct. 2 9 38.10 19 46.1 2.273 1.777 48 16.8 4:31 (266, 30) パンスターズ彗星 (C/2020 U5) 現在は17.6等(9月11日、Catalina Sky Survey)。2022年に16等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、2023年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 8 41.93 54 13.1 4.455 4.204 69 17.0 4:25 (226, 45) Oct. 2 8 50.52 55 45.3 4.334 4.177 74 16.9 4:31 (223, 48) マクノート彗星 (254P) 現在は16.9等(9月19日、門田健一氏)。近日点を通過した後も、増光が続いてる。しばらく17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 5 10.25 -12 27.9 3.292 3.661 103 17.0 4:25 (350, 42) Oct. 2 5 11.52 -13 10.0 3.233 3.678 108 17.0 4:29 ( 0, 42) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.7等(5月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、秋から冬にかけて、超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 9 4.22 -22 20.3 5.944 5.345 49 17.1 4:25 (302, 5) Oct. 2 9 6.11 -23 44.9 5.874 5.342 53 17.0 4:31 (308, 9) 小惑星2012 US136 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。9月から10月にかけて、17等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 8 33.81 74 34.8 0.522 1.061 81 17.1 4:25 (198, 42) Oct. 2 8 8.78 85 60.0 0.594 1.180 91 17.2 4:31 (184, 38) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.9等(8月29日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 13.61 50 18.0 6.013 5.799 72 17.1 19:17 (129, 51) Oct. 2 16 14.32 49 39.4 6.075 5.833 71 17.2 19:06 (128, 48) フルス彗星 (P/2021 N2) 現在は17.2等(9月2日、Michael Jager)。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 2 30.49 18 1.4 2.979 3.808 140 17.2 2:16 ( 0, 73) Oct. 2 2 28.75 17 36.3 2.919 3.805 148 17.1 1:47 ( 0, 73) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.9等(8月21日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後はゆっくりと減光していく。10月から12月にかけては、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 15 10.09 -24 30.5 5.879 5.294 50 17.2 19:17 ( 56, 4) Oct. 2 15 11.37 -25 1.5 5.995 5.320 43 17.3 19:06 ( 58, 1) リニア彗星 (241P) 現在は17.2等(9月8日、Catalina Sky Survey)。日本からは、冬にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 7 58.64 33 27.0 2.165 2.006 67 17.2 4:25 (258, 49) Oct. 2 8 12.88 32 22.9 2.119 2.027 70 17.2 4:31 (261, 53) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は17.4等(9月3日、Michael Jager)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 5 23.77 39 3.1 2.356 2.699 98 17.3 4:25 (242, 80) Oct. 2 5 26.26 39 46.9 2.323 2.754 104 17.2 4:31 (208, 85) 小島彗星 (70P) 現在は17.4等(8月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬に15.5等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 8 41.64 16 52.4 2.464 2.034 53 17.4 4:25 (272, 34) Oct. 2 8 57.31 16 4.6 2.398 2.026 56 17.3 4:31 (276, 37) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は17.7等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 52.01 -10 37.3 8.358 8.096 71 17.3 19:17 ( 48, 30) Oct. 2 16 52.22 -10 34.5 8.498 8.123 64 17.3 19:06 ( 51, 28) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 2020年12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は16.5等(9月5日、Thomas Lehmann)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 27.77 16 3.2 3.439 4.403 161 17.4 23:09 ( 0, 71) Oct. 2 23 22.41 15 10.8 3.530 4.480 159 17.5 22:37 ( 0, 70) パンスターズ彗星 (C/2020 U4) 現在は18.1等(9月11日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 5 27.44 33 17.7 5.306 5.545 98 17.5 4:25 (276, 80) Oct. 2 5 22.36 33 36.0 5.166 5.532 106 17.4 4:31 (305, 88) リニア彗星 (230P) 現在は17.0等(8月26日、J. Drummond)。冬に16.5〜17等まで明るくなる。前回2015年の回帰では、13等まで明るくなった。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 21 48.88 -32 56.0 1.469 2.276 133 17.6 21:31 ( 0, 22) Oct. 2 21 45.80 -33 6.0 1.490 2.234 126 17.6 21:01 ( 0, 22) パンスターズ彗星 (C/2021 O3) 現在は18.2等(9月7日、吉本勝己氏)。2022年4月に、4.5等まで明るくなると期待されている。だが、最盛期は観測できない。日本からは、2月初めに14等になるまで観測できる。その後は、5月半ばに6等で姿を現し、その後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、12月に16等になるまで観測できるが、その後は、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 22 31.80 23 47.9 2.713 3.599 147 17.7 22:13 ( 0, 79) Oct. 2 22 23.97 22 19.8 2.655 3.512 143 17.6 21:38 ( 0, 77) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は17.9等(8月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年の冬に、15等まで明るくなる。2021年は、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 22 31.72 -18 42.7 2.212 3.119 149 17.6 22:14 ( 0, 36) Oct. 2 22 28.02 -18 59.6 2.241 3.093 142 17.6 21:43 ( 0, 36) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は18.2等(9月6日、W. Hasubick)。急激に増光して、冬から春にかけて、13.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 8 36.63 21 48.9 3.356 2.915 55 17.7 4:25 (268, 37) Oct. 2 8 46.67 21 16.1 3.249 2.889 60 17.6 4:31 (272, 42) ラ・サグラ彗星 (424P/2021 L5) 2012年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.1等(8月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、夏に17.5等で非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 20 1.01 -37 52.9 0.719 1.434 111 17.7 19:45 ( 0, 17) Oct. 2 20 15.38 -36 17.7 0.727 1.410 108 17.7 19:32 ( 0, 19) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は17.4等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 19 8.45 -18 59.3 3.732 4.096 104 17.7 19:17 ( 7, 36) Oct. 2 19 11.36 -18 59.1 3.829 4.092 98 17.7 19:06 ( 11, 35) マクノート彗星 (378P/2019 E2) 現在は18.2等(8月28日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年10月に近日点を通過した。2005年の発見時には、近日点を通過した後に、数年間に渡って明るい状態が続いた。今回も、2021年から2024年にかけて、18等で観測できるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 26.58 -29 27.7 3.094 3.982 148 17.8 23:08 ( 0, 26) Oct. 2 23 23.13 -29 32.7 3.158 4.004 143 17.8 22:38 ( 0, 26) スコッティ彗星 (P/2021 Q2) 2011年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.2等(9月16日、Catalina Sky Survey)。2022年の春にかけて、17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 9 12.37 19 3.9 2.201 1.687 47 18.0 4:25 (266, 29) Oct. 2 9 32.52 17 41.8 2.137 1.663 49 17.9 4:31 (269, 31) アトラス彗星 (C/2021 P4) 現在は17.8等(9月12日、S. Shurpakov)。2022年の夏に、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2022年6月に11等になるまで、条件良く観測できるが、最盛期の後は観測できない。南半球では、2022年10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 0 16.41 62 47.3 3.634 4.198 117 18.0 0:03 (180, 62) Oct. 2 0 2.49 63 12.1 3.534 4.127 120 17.9 23:16 (180, 62) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に18.3等まで暗くなった(8月19日、J. Drummond)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 16 20.41 -45 8.5 6.062 5.814 71 17.9 19:17 ( 32, -1) Oct. 2 16 24.63 -45 10.7 6.217 5.874 65 18.0 19:06 ( 33, -3) パンスターズ彗星 (C/2020 S4) 現在は18.3等(9月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年の初めに、14等まで明るくなる。春まで長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 4 54.14 3 57.3 5.189 5.584 108 18.0 4:25 (353, 59) Oct. 2 4 54.84 3 43.8 5.049 5.538 114 17.9 4:13 ( 0, 59) 小惑星2005 QN173 (248370) 現在は18.2等(9月8日、Michael Jager)。メインベルトの小惑星だが、10分角の長い尾を伸ばしている(9月4日、Michael Jager)。冬まで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept.25 23 50.60 -1 1.7 1.473 2.474 175 19.0 23:32 ( 0, 54) Oct. 2 23 45.62 -1 34.2 1.498 2.485 167 19.3 23:00 ( 0, 54)