今週の明るい彗星 (2021年7月24日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

西村彗星 (C/2021 O1) 明るい新彗星。現在は9.4等(7月26日、Michael Jager)。日本からは、北の空の超低空に見えている。南半球では観測できない。日本からも、まもなく観測できなくなる。その後は、12月に15等以下になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 6 45.48 31 0.1 1.730 0.883 22 9.6 3:23 (234, 4) July 31 7 31.28 31 30.4 1.706 0.834 20 9.4 3:30 (233, 3) フィンレー彗星 (15P) 急激に増光した。現在は10.7等と、かなり明るい(7月20日、宮崎修氏)。8月まで10等を保つ。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 27.20 21 52.2 1.217 1.004 52 9.9 3:23 (260, 25) July 31 4 56.49 23 37.3 1.258 1.024 52 9.9 3:30 (259, 27) パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は10.2等と、かなり明るい(7月11日、宮崎修氏)。春から夏にかけて10等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 14 15.88 -0 21.7 1.779 2.060 90 10.2 20:49 ( 55, 38) July 31 14 25.43 -3 22.3 1.847 2.068 87 10.3 20:41 ( 55, 34) タットル彗星 (8P) 現在は16.1等(6月8日、門田健一氏)。急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 6 48.32 29 13.2 2.039 1.154 21 11.2 3:23 (235, 2) July 31 7 12.09 25 14.5 1.989 1.110 21 10.7 3:30 (240, 2) フェイ彗星 (4P) 現在は11.6等(7月20日、宮崎修氏)。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 3 1.15 17 10.6 1.672 1.688 73 11.4 3:23 (277, 40) July 31 3 20.80 17 53.4 1.608 1.669 75 11.2 3:30 (278, 43) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は11.2等と、かなり明るい(7月12日、Chris Wyatt)。8月にかけて、10〜12等の明るさを保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 0 2.14 -43 58.0 0.554 1.420 127 11.6 3:23 (354, 11) July 31 0 6.70 -46 39.1 0.589 1.462 129 11.8 3:30 ( 0, 9) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は11.7等(7月18日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 5 56.27 48 9.5 4.604 3.873 39 12.0 3:23 (225, 21) July 31 6 8.21 47 44.6 4.533 3.848 42 12.0 3:30 (228, 25) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は13.5等(7月12日、Chris Wyatt)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 17 14.01 39 51.8 5.410 5.791 107 12.3 21:04 (180, 85) July 31 17 9.34 38 45.4 5.393 5.732 104 12.2 20:41 (155, 86) テンペル第２彗星 (10P) 春に10.1等まで明るくなった(4月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に13.6等まで暗くなった(7月16日、門田健一氏)。今後は暗くなっていく様子を、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 3 45.03 8 33.4 2.046 1.870 65 13.6 3:23 (278, 26) July 31 3 57.18 8 49.2 2.022 1.912 69 13.8 3:30 (282, 31) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は14.2等(7月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 1 18.18 3 27.0 1.183 1.708 101 14.1 3:23 (315, 50) July 31 1 34.36 5 1.8 1.084 1.655 103 13.8 3:30 (320, 54) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.6等(7月12日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、8月から9月にかけて一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 9 25.15 -22 20.5 5.646 4.991 45 13.8 20:49 ( 83,-31) July 31 9 32.87 -22 15.7 5.662 4.962 42 13.8 20:41 ( 85,-33) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は16.1等と暗い(7月22日、J. Drummond)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 29.81 29 54.9 6.483 5.898 51 13.8 3:23 (251, 28) July 31 4 34.59 30 9.5 6.397 5.900 56 13.8 3:30 (254, 34) ニート彗星 (246P) 現在は13.6等(7月16日、門田健一氏)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 18 54.42 -34 44.6 2.015 2.977 157 13.8 22:45 ( 0, 20) July 31 18 50.07 -35 6.4 2.063 2.987 150 13.9 22:13 ( 0, 20) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は13.4等と明るい(7月12日、Chris Wyatt)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 43.63 -8 38.6 3.392 3.475 86 14.0 20:49 ( 56, 27) July 31 13 41.88 -7 36.4 3.547 3.492 78 14.1 20:41 ( 61, 24) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は14.5等(7月25日、R. Naves, M. Campas)。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 18 54.01 32 33.4 1.678 2.401 124 14.2 22:42 ( 0, 88) July 31 18 21.48 32 36.1 1.714 2.380 119 14.2 21:42 ( 0, 88) ダレスト彗星 (6P) 現在は13.9等(7月17日、Thomas Lehmann)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 12.09 6 34.7 0.750 1.497 115 15.0 20:49 ( 23, 59) July 31 16 16.75 3 13.4 0.747 1.465 111 14.5 20:41 ( 27, 55) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.6等(7月17日、Thomas Lehmann)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 34.93 -34 8.1 3.682 4.441 133 14.6 3:23 (359, 21) July 31 23 30.51 -34 2.6 3.638 4.455 139 14.6 2:57 ( 0, 21) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.8等(7月12日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 0 15.34 -87 7.4 3.111 3.607 111 14.6 3:23 (359,-32) July 31 23 53.02 -87 32.4 3.137 3.612 109 14.7 3:21 ( 0,-32) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.0等(7月5日、Chris Wyatt)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 42.16 -8 41.4 4.366 5.054 127 14.7 20:49 ( 6, 46) July 31 16 36.75 -9 43.7 4.455 5.046 120 14.8 20:41 ( 14, 44) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 8 50.13 -62 22.8 2.764 2.820 82 15.2 20:49 ( 34,-45) July 31 9 15.68 -60 35.8 2.854 2.846 79 15.3 20:41 ( 37,-45) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 初夏に14.2等まで明るくなった(6月10日、Thomas Lehmann)。現在は観測できない。今後は減光する。日本からは、10月に16等で明け方の空に現れる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 9 43.04 14 0.9 2.872 1.971 22 15.2 20:49 (112, -6) July 31 9 56.78 15 18.2 2.913 1.977 18 15.3 20:41 (114, -7) シュスター彗星 (106P) 現在は15.6等(7月16日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、15等を保つ。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、次第に高く見えるようになり、夏以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 3.31 14 4.9 1.795 1.553 59 15.4 3:23 (270, 26) July 31 4 23.12 16 5.7 1.749 1.542 61 15.3 3:30 (271, 30) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.4等(7月17日、Thomas Lehmann)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 12 22.47 54 9.1 3.431 3.016 57 15.4 20:49 (134, 40) July 31 12 23.50 51 4.3 3.484 3.011 54 15.4 20:41 (131, 36) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.8等(7月10日、Thomas Lehmann)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 15.19 -4 18.3 3.527 3.461 77 15.4 20:49 ( 65, 25) July 31 13 20.29 -5 4.7 3.609 3.447 72 15.5 20:41 ( 67, 21) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は16.1等(7月16日、門田健一氏)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 10 32.26 47 28.3 3.511 2.801 39 15.7 20:49 (134, 21) July 31 10 35.12 46 17.4 3.457 2.710 36 15.5 20:41 (134, 18) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(6月22日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 5 30.33 -55 31.6 3.286 3.318 82 15.5 3:23 (320,-28) July 31 5 32.21 -56 39.3 3.323 3.383 84 15.6 3:30 (323,-24) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は15.8等(7月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。秋まで15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 33.33 -15 35.7 4.182 4.870 127 15.7 20:49 ( 8, 39) July 31 16 31.40 -14 40.2 4.274 4.867 120 15.7 20:41 ( 14, 39) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、しばらく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 12 0.13 -21 28.0 4.651 4.395 69 15.8 20:49 ( 64, 0) July 31 12 0.58 -21 54.0 4.712 4.352 63 15.8 20:41 ( 66, -4) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は16.7等(7月17日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 15 17.16 -14 4.1 1.288 1.889 109 16.0 20:49 ( 30, 35) July 31 15 24.25 -14 37.8 1.327 1.864 104 15.9 20:41 ( 33, 34) ボレリー彗星 (19P) 現在は17.4等(7月20日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。急激に増光して、冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 0 11.24 -45 8.9 1.692 2.425 125 16.3 3:23 (353, 9) July 31 0 15.23 -47 2.6 1.611 2.374 127 15.9 3:30 (358, 8) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.4等(7月17日、Thomas Lehmann)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 35.16 48 19.1 6.154 6.345 96 16.0 20:49 (164, 76) July 31 16 28.43 47 23.6 6.158 6.301 93 15.9 20:41 (147, 75) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.2等(6月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 41.43 0 58.0 4.764 4.735 82 16.0 20:49 ( 64, 33) July 31 13 43.83 1 26.1 4.869 4.729 76 16.1 20:41 ( 68, 30) シフレオ彗星 (108P) 現在は16.7等(7月18日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。急激に増光して、秋に15等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 3 24.02 12 33.9 1.802 1.727 69 16.2 3:23 (278, 33) July 31 3 41.67 14 6.9 1.737 1.709 71 16.0 3:30 (279, 37) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は16.0等(7月20日、Thomas Lehmann)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 30.68 55 10.3 6.671 6.357 67 16.1 20:49 (136, 50) July 31 13 32.06 53 50.8 6.763 6.405 65 16.2 20:41 (134, 47) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(7月7日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 22 52.83 45 3.1 5.679 6.031 105 16.3 2:47 (180, 80) July 31 22 46.33 44 44.0 5.606 6.040 110 16.3 2:13 (180, 80) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は16.7等(7月22日、Thomas Lehmann)。2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 3 55.99 -51 12.3 4.827 4.942 90 16.4 3:23 (324,-14) July 31 3 58.68 -52 56.7 4.727 4.894 93 16.3 3:30 (328,-11) マクノート彗星 (284P) 現在は16.3等(7月14日、J.-G. Bosch, F. Kugel)。秋にかけて16等の明るさで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 21.43 -6 6.8 1.514 2.323 132 16.4 3:15 ( 0, 49) July 31 23 23.16 -6 48.7 1.453 2.316 138 16.3 2:49 ( 0, 48) 小惑星2004 XM199 明るいセントール型の小惑星として公表されたが、佐藤英貴氏によって、この天体は土星の衛星フォエベと判明した。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 20 54.57 -18 12.8 8.869 9.871 170 16.5 0:49 ( 0, 37) July 31 20 52.63 -18 21.7 8.858 9.872 177 16.4 0:20 ( 0, 37) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.2等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 18 53.52 51 41.1 8.517 8.856 106 16.4 22:43 (180, 73) July 31 18 48.00 51 43.5 8.530 8.859 105 16.4 22:10 (180, 73) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.5等(7月18日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと減光中。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 52.29 57 5.5 5.369 5.505 92 16.4 20:49 (178, 68) July 31 16 42.93 56 30.3 5.438 5.537 90 16.5 20:41 (167, 68) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は16.2等(7月9日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。8月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 1 0.34 -4 33.8 2.109 2.617 108 16.4 3:23 (327, 45) July 31 1 5.71 -5 5.9 2.055 2.638 114 16.5 3:30 (337, 48) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は17.2等(7月10日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 0 16.68 20 8.5 3.238 3.684 108 16.4 3:23 (321, 72) July 31 0 13.25 20 10.3 3.221 3.767 115 16.5 3:30 (352, 75) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 現在は17.9等(7月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光して、秋に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 57.46 2 44.9 1.293 2.009 120 16.9 3:23 (347, 57) July 31 0 4.26 3 12.0 1.205 1.975 125 16.5 3:30 ( 0, 58) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.7等(7月20日、Thomas Lehmann)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月まで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 12 2.14 36 22.4 7.331 6.758 52 16.6 20:49 (115, 32) July 31 12 3.49 36 0.0 7.343 6.704 47 16.6 20:41 (116, 28) コプフ彗星 (22P) 現在は18.1等(6月29日、Thomas Lehmann)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 11 20.80 7 59.4 3.235 2.647 46 16.7 20:49 ( 93, 9) July 31 11 30.00 6 58.5 3.258 2.605 42 16.6 20:41 ( 94, 7) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は16.8等(7月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 17 44.42 43 23.1 6.200 6.587 108 16.8 21:34 (180, 82) July 31 17 39.79 42 24.1 6.179 6.538 106 16.7 21:02 (180, 83) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は17.0等(7月18日、Thomas Lehmann)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 19 51.71 36 29.0 3.484 4.131 123 16.9 23:41 (180, 89) July 31 19 40.85 35 20.7 3.406 4.067 124 16.8 23:03 (180, 90) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.6等(7月9日、ATLAS-HKO, Haleakala)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 18 53.45 73 54.7 3.454 3.519 85 16.9 22:40 (180, 51) July 31 18 17.45 74 23.2 3.430 3.482 84 16.8 21:36 (180, 51) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.8等まで暗くなった(7月9日、Thomas Lehmann)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 16 11.66 -46 8.8 4.622 5.266 124 16.8 20:49 ( 8, 8) July 31 16 9.27 -45 57.3 4.770 5.328 118 16.9 20:41 ( 12, 8) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は16.8等(4月11日、J. Drummond)。冬に16等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 5 32.28 2 18.0 4.705 4.023 43 16.9 3:23 (268, 1) July 31 5 39.88 2 23.4 4.637 4.015 47 16.9 3:30 (272, 6) ホームズ彗星 (17P) 現在は16.5等(7月19日、吉本勝己氏)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。Thomas Lehmann氏は、7月18日に15.4等と、明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 7.04 37 1.2 2.805 2.386 55 17.0 3:23 (246, 35) July 31 4 20.61 38 3.0 2.764 2.410 59 17.1 3:30 (247, 39) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.5等(7月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は減光して、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 15 24.39 -20 38.1 4.592 5.075 112 17.0 20:49 ( 25, 30) July 31 15 19.72 -21 0.3 4.735 5.097 105 17.1 20:41 ( 31, 27) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 1 46.34 20 17.1 1.388 1.708 89 17.0 3:23 (287, 57) July 31 1 58.65 22 8.1 1.349 1.722 92 17.0 3:30 (290, 62) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は17.2等(7月17日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。秋に16.5等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 36.69 -3 39.4 1.405 2.181 127 17.2 3:23 (357, 51) July 31 23 37.39 -2 48.2 1.344 2.176 134 17.1 3:04 ( 0, 52) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は16.7等(7月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 5.94 31 10.8 2.606 2.208 56 17.1 3:23 (253, 33) July 31 4 18.31 32 15.3 2.591 2.261 59 17.1 3:30 (254, 38) リニア彗星 (241P) 明け方の空に現れてきた。現在は18.4等(7月10日、Palomar Mountain--ZTF)。日本からは、冬にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 5 7.81 37 50.3 2.517 1.918 43 17.2 3:23 (240, 24) July 31 5 29.33 38 1.4 2.481 1.918 45 17.2 3:30 (241, 27) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は18.9等(7月12日、W. Hasubick)。2022年の冬に、14.5等まで明るくなる。2021年は、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 7.37 -13 22.1 2.530 3.353 137 17.4 3:01 ( 0, 42) July 31 23 5.68 -13 53.8 2.445 3.327 144 17.3 2:32 ( 0, 41) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.6等(7月9日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 14 22.27 -5 31.7 8.928 9.057 94 17.4 20:49 ( 50, 35) July 31 14 20.89 -5 26.1 9.043 9.048 87 17.4 20:41 ( 55, 32) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.8等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 17 9.99 -11 39.3 7.101 7.856 135 17.4 21:01 ( 0, 43) July 31 17 6.06 -11 27.4 7.218 7.882 127 17.5 20:41 ( 4, 43) カタリナ-ニート彗星 (395P/2020 H1) 現在は16.9等(7月19日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 19 16.26 -18 15.8 3.155 4.150 166 17.4 23:07 ( 0, 37) July 31 19 12.85 -18 22.6 3.178 4.143 159 17.4 22:36 ( 0, 37) パンスターズ彗星 (C/2020 T4) 現在は20.5等と、極めて暗い(6月17日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2020年の秋から冬にかけて、19等で観測された。2021年の夏に17.5等まで明るくなると予想されていたが、実際はかなり暗い。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 11 14.36 74 49.4 2.530 2.203 59 17.4 20:49 (161, 35) July 31 12 4.34 71 3.8 2.527 2.212 60 17.5 20:41 (156, 37) ハウエル彗星 (88P) 2020年の秋に、8.2等まで明るくなった(2020年10月13日、Chris Wyatt)。現在は18.9等(7月15日、Palomar Mountain--ZTF)。2021年は18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 4 30.72 21 40.2 3.516 2.994 51 17.5 3:23 (259, 24) July 31 4 38.64 22 0.5 3.473 3.034 56 17.5 3:30 (263, 30) ラ・サグラ彗星 (P/2021 L5) 2012年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.4等(7月7日、L. S. Amaral)。南半球では、夏に17.5等で非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 19 53.49 -39 10.0 0.809 1.798 160 17.5 23:44 ( 0, 16) July 31 19 47.01 -40 10.1 0.774 1.748 155 17.5 23:10 ( 0, 15) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.9等(7月5日、Thomas Lehmann)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 5.33 -9 11.7 2.115 2.140 77 17.6 20:49 ( 62, 20) July 31 13 15.76 -10 55.8 2.188 2.141 73 17.7 20:41 ( 63, 17) フルス彗星 (P/2021 N2) 現在は17.9等(7月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 2 12.21 18 9.6 3.841 3.871 84 17.8 3:23 (284, 50) July 31 2 17.00 18 26.0 3.736 3.865 89 17.7 3:30 (291, 56) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.6等(7月5日、W. Hasubick)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 13 36.49 -1 46.3 3.213 3.232 82 17.8 20:49 ( 63, 30) July 31 13 41.90 -2 41.3 3.295 3.222 76 17.8 20:41 ( 65, 27) クリステンセン彗星 (P/2021 L1) 2006年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(6月15日、Taras Prystavski)。2021年から2022年にかけて、18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 22 44.90 -68 26.9 2.626 3.328 126 17.8 2:39 ( 0,-13) July 31 22 38.30 -69 5.8 2.610 3.311 126 17.8 2:05 ( 0,-14) マクノート彗星 (378P/2019 E2) 2020年の春に、18.5等まで明るくなった(2020年4月2日、W. Hasubick)。現在は19.3等(7月16日、J. P. Desgrees, J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。2020年10月に近日点を通過した。2005年の発見時には、近日点を通過した後に、数年間に渡って明るい状態が続いた。今回も、2021年から2024年にかけて、18等で観測できるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 23 51.40 -24 5.0 3.070 3.799 129 17.9 3:23 (354, 31) July 31 23 51.02 -24 49.9 3.027 3.818 135 17.8 3:17 ( 0, 30) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。秋まで18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 24 0 49.38 20 40.2 7.905 8.163 101 17.9 3:23 (304, 67) July 31 0 48.32 21 2.4 7.840 8.206 107 17.9 3:30 (322, 73)