今週の明るい彗星 (2021年7月17日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

フィンレー彗星 (15P) 急激に増光した。現在は10.8等と、かなり明るい(7月10日、Carlos Labordena)。8月まで10等を保つ。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 56.87 19 39.4 1.179 0.993 53 10.1 3:16 (261, 23) July 24 4 27.20 21 52.2 1.217 1.004 52 9.9 3:23 (260, 25) パロマー彗星 (C/2020 T2) 現在は10.2等と、かなり明るい(7月11日、宮崎修氏)。春から夏にかけて10等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 14 7.15 2 44.4 1.715 2.056 94 10.1 20:55 ( 55, 43) July 24 14 15.88 -0 21.7 1.779 2.060 90 10.2 20:49 ( 55, 38) タットル彗星 (8P) 現在は16.1等(6月8日、門田健一氏)。急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 6 23.83 32 45.3 2.092 1.204 21 11.7 3:16 (231, 3) July 24 6 48.32 29 13.2 2.039 1.154 21 11.2 3:23 (235, 2) フェイ彗星 (4P) 現在は12.3等(7月8日、Thomas Lehmann)。夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 2 41.74 16 18.4 1.738 1.709 71 11.6 3:16 (275, 36) July 24 3 1.15 17 10.6 1.672 1.688 73 11.4 3:23 (277, 40) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は11.2等と、かなり明るい(7月12日、Chris Wyatt)。8月にかけて、10〜12等の明るさを保つ。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 53.43 -40 48.1 0.522 1.381 124 11.5 3:16 (349, 13) July 24 0 2.14 -43 58.0 0.554 1.420 127 11.6 3:23 (354, 11) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.2等(6月17日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、5月から6月にかけては一時的に超低空になったが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 5 43.96 48 32.5 4.669 3.898 36 12.1 3:16 (223, 18) July 24 5 56.27 48 9.5 4.604 3.873 39 12.0 3:23 (225, 21) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は13.5等(7月12日、Chris Wyatt)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 17 19.30 40 50.9 5.435 5.850 109 12.3 21:37 (180, 84) July 24 17 14.01 39 51.8 5.410 5.791 107 12.3 21:04 (180, 85) テンペル第２彗星 (10P) 春に10.1等まで明るくなった(4月10日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に13.6等まで暗くなった(7月12日、Chris Wyatt)。今後は暗くなっていく様子を、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 32.02 8 11.0 2.066 1.828 62 13.5 3:16 (275, 22) July 24 3 45.03 8 33.4 2.046 1.870 65 13.6 3:23 (278, 26) ニート彗星 (246P) 現在は13.8等(7月6日、Chris Wyatt)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 18 59.51 -34 15.8 1.979 2.967 163 13.8 23:17 ( 0, 21) July 24 18 54.42 -34 44.6 2.015 2.977 157 13.8 22:45 ( 0, 20) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.6等(7月12日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、8月から9月にかけて一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 9 17.56 -22 29.6 5.625 5.021 49 13.9 20:55 ( 81,-28) July 24 9 25.15 -22 20.5 5.646 4.991 45 13.8 20:49 ( 83,-31) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は13.4等と明るい(7月12日、Chris Wyatt)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 13 46.48 -9 51.7 3.237 3.458 93 13.8 20:55 ( 50, 30) July 24 13 43.63 -8 38.6 3.392 3.475 86 14.0 20:49 ( 56, 27) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 明け方の空に現れてきた。現在は16.5等と暗い(7月15日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 4 24.73 29 39.7 6.562 5.897 45 13.9 3:16 (248, 22) July 24 4 29.81 29 54.9 6.483 5.898 51 13.8 3:23 (251, 28) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は15.0等(7月12日、Chris Wyatt)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 1 2.79 1 55.8 1.286 1.761 99 14.5 3:16 (311, 46) July 24 1 18.18 3 27.0 1.183 1.708 101 14.1 3:23 (315, 50) パンスターズ彗星 (C/2020 PV6) 現在は14.9等(6月14日、Michael Jager)。夏に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 19 27.65 31 37.4 1.673 2.424 126 14.3 23:42 ( 0, 87) July 24 18 54.01 32 33.4 1.678 2.401 124 14.2 22:42 ( 0, 88) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.8等(7月12日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 0 17.72 -86 34.5 3.089 3.602 112 14.6 3:16 (359,-32) July 24 0 15.34 -87 7.4 3.111 3.607 111 14.6 3:23 (359,-32) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は14.9等(7月12日、Chris Wyatt)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 38.50 -34 12.4 3.737 4.429 127 14.6 3:16 (350, 20) July 24 23 34.93 -34 8.1 3.682 4.441 133 14.6 3:23 (359, 21) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は15.0等(7月5日、Chris Wyatt)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 16 48.31 -7 39.2 4.290 5.063 135 14.7 21:06 ( 0, 47) July 24 16 42.16 -8 41.4 4.366 5.054 127 14.7 20:49 ( 6, 46) ダレスト彗星 (6P) 現在は16.7等(7月11日、門田健一氏)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 16 9.83 9 36.4 0.756 1.531 118 15.5 20:55 ( 15, 64) July 24 16 12.09 6 34.7 0.750 1.497 115 15.0 20:49 ( 23, 59) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 8 19.81 -64 12.0 2.681 2.795 85 15.1 20:55 ( 31,-46) July 24 8 50.13 -62 22.8 2.764 2.820 82 15.2 20:49 ( 34,-45) ニオワイズ彗星 (C/2021 A7) 初夏に14.2等まで明るくなった(6月10日、Thomas Lehmann)。現在は観測できない。今後は減光する。日本からは、10月に16等で明け方の空に現れる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 9 29.40 12 36.4 2.826 1.968 26 15.2 20:55 (110, -6) July 24 9 43.04 14 0.9 2.872 1.971 22 15.2 20:49 (112, -6) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は15.8等(6月30日、Thomas Lehmann)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 12 22.63 57 21.7 3.379 3.023 61 15.4 20:55 (138, 43) July 24 12 22.47 54 9.1 3.431 3.016 57 15.4 20:49 (134, 40) シュスター彗星 (106P) 現在は16.7等(6月11日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からも、次第に高く見えるようになり、夏以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 43.81 12 0.4 1.844 1.568 58 15.5 3:16 (270, 21) July 24 4 3.31 14 4.9 1.795 1.553 59 15.4 3:23 (270, 26) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.8等(7月10日、Thomas Lehmann)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、14〜15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 13 10.68 -3 34.3 3.444 3.476 83 15.4 20:55 ( 62, 28) July 24 13 15.19 -4 18.3 3.527 3.461 77 15.4 20:49 ( 65, 25) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に15.2等まで暗くなった(6月22日、Thomas Lehmann)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 5 27.49 -54 33.4 3.247 3.253 81 15.4 3:16 (317,-32) July 24 5 30.33 -55 31.6 3.286 3.318 82 15.5 3:23 (320,-28) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は15.6等(6月26日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。秋まで15〜16等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 16 35.98 -16 35.5 4.099 4.874 135 15.6 20:55 ( 0, 38) July 24 16 33.33 -15 35.7 4.182 4.870 127 15.7 20:49 ( 8, 39) レナード彗星 (C/2021 A1) 現在は17.0等(6月16日、Michael Jager)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。最近はこの予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 10 30.05 48 41.3 3.554 2.890 42 15.9 20:55 (133, 25) July 24 10 32.26 47 28.3 3.511 2.801 39 15.7 20:49 (134, 21) マクノート彗星 (284P) 現在は17.0等(6月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 18.56 -5 35.7 1.582 2.330 126 15.8 3:16 (351, 49) July 24 23 21.43 -6 6.8 1.514 2.323 132 15.7 3:15 ( 0, 49) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 12 0.25 -21 6.6 4.586 4.439 75 15.8 20:55 ( 61, 4) July 24 12 0.13 -21 28.0 4.651 4.395 69 15.8 20:49 ( 64, 0) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は16.2等(6月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 13 39.57 0 25.1 4.657 4.741 88 16.0 20:55 ( 60, 36) July 24 13 41.43 0 58.0 4.764 4.735 82 16.0 20:49 ( 64, 33) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.7等(7月1日、Thomas Lehmann)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 16 42.73 49 8.0 6.154 6.389 98 16.0 21:00 (180, 76) July 24 16 35.16 48 19.1 6.154 6.345 96 16.0 20:49 (164, 76) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は17.3等(6月13日、Francois Kugel)。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 15 11.70 -13 36.3 1.252 1.915 114 16.1 20:55 ( 26, 37) July 24 15 17.16 -14 4.1 1.288 1.889 109 16.0 20:49 ( 30, 35) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.7等(6月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 13 29.97 56 31.6 6.577 6.308 70 16.1 20:55 (139, 52) July 24 13 30.68 55 10.3 6.671 6.357 67 16.1 20:49 (136, 50) シフレオ彗星 (108P) 現在は17.1等(6月10日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。急激に増光して、秋に15等まで明るくなる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 6.57 10 57.7 1.869 1.747 67 16.4 3:16 (277, 28) July 24 3 24.02 12 33.9 1.802 1.727 69 16.2 3:23 (278, 33) ボレリー彗星 (19P) 現在は18.6等(6月25日、L. Buzzi, L. Demetz, N. Paul, A. Aletti)。急激に増光して、冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 0 6.00 -43 23.0 1.781 2.477 122 16.6 3:16 (347, 10) July 24 0 11.24 -45 8.9 1.692 2.425 125 16.3 3:23 (353, 9) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.6等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 22 58.74 45 14.2 5.759 6.023 100 16.3 3:16 (184, 80) July 24 22 52.83 45 3.1 5.679 6.031 105 16.3 2:47 (180, 80) アトラス彗星 (C/2020 R4) 4月に8.9等まで明るくなった(4月12日、Carlos Labordena)。現在は減光中。既に16.0等まで暗くなった(7月8日、Thomas Lehmann)。今後は急激に暗く低くなり、7月には17等で観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 10 58.18 14 30.6 2.901 2.318 46 16.3 20:55 ( 99, 13) July 24 11 0.61 13 44.2 3.081 2.400 40 16.6 20:49 (101, 8) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.0等(6月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと減光中。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 17 2.97 57 32.4 5.303 5.474 94 16.3 21:20 (180, 68) July 24 16 52.29 57 5.5 5.369 5.505 92 16.4 20:49 (178, 68) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月に、SOHO探査機の画像で、3等まで明るくなった(12月18日、佐藤裕久氏)。現在は15.6等(6月15日、Michael Jager)。今後は暗くなっていく様子を、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 0 19.23 19 59.6 3.260 3.600 101 16.4 3:16 (303, 66) July 24 0 16.68 20 8.5 3.238 3.684 108 16.4 3:23 (321, 72) アトラス彗星 (C/2020 R7) 現在は16.9等(7月7日、Thomas Lehmann)。2022年の夏に、12.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、2022年8月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 52.75 -49 36.9 4.931 4.991 87 16.4 3:16 (319,-17) July 24 3 55.99 -51 12.3 4.827 4.942 90 16.4 3:23 (324,-14) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.2等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 18 59.22 51 32.5 8.509 8.852 106 16.4 23:16 (180, 73) July 24 18 53.52 51 41.1 8.517 8.856 106 16.4 22:43 (180, 73) アトラス彗星 (C/2021 K1) 現在は16.1等(6月17日、ATLAS-HKO, Haleakala)。8月まで16.5等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 0 54.00 -4 9.8 2.167 2.598 103 16.4 3:16 (318, 42) July 24 1 0.34 -4 33.8 2.109 2.617 108 16.4 3:23 (327, 45) 小惑星2004 XM199 明るいセントール型の小惑星として公表されたが、佐藤英貴氏によって、この天体は土星の衛星フォエベと判明した。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 20 56.44 -18 4.1 8.894 9.870 162 16.5 1:18 ( 0, 37) July 24 20 54.57 -18 12.8 8.869 9.871 170 16.5 0:49 ( 0, 37) リニア-ニート彗星 (193P) 現在は18.1等(6月18日、W. Hasubick)。秋に15〜16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 34.62 -4 35.0 1.472 2.187 121 16.7 3:16 (345, 49) July 24 23 36.69 -3 39.4 1.405 2.181 127 16.5 3:23 (357, 51) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は16.6等(6月29日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 12 1.19 36 45.0 7.311 6.812 57 16.7 20:55 (113, 35) July 24 12 2.14 36 22.4 7.331 6.758 52 16.6 20:49 (115, 32) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.8等まで暗くなった(7月9日、Thomas Lehmann)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 16 15.06 -46 19.7 4.482 5.204 130 16.7 20:55 ( 4, 8) July 24 16 11.66 -46 8.8 4.622 5.266 124 16.8 20:49 ( 8, 8) コプフ彗星 (22P) 現在は18.1等(6月29日、Thomas Lehmann)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 11 12.05 8 57.1 3.206 2.689 51 16.9 20:55 ( 92, 12) July 24 11 20.80 7 59.4 3.235 2.647 46 16.7 20:49 ( 93, 9) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は16.7等(6月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 17 49.57 44 15.1 6.228 6.635 109 16.8 22:07 (180, 81) July 24 17 44.42 43 23.1 6.200 6.587 108 16.8 21:34 (180, 82) ホームズ彗星 (17P) 現在は17.0等(6月24日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。Thomas Lehmann氏は、7月9日に15.0等と、明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 53.14 35 55.3 2.843 2.361 52 16.8 3:16 (245, 31) July 24 4 7.04 37 1.2 2.805 2.386 55 17.0 3:23 (246, 35) ＺＴＦ彗星 (C/2021 D2) 現在は17.4等(6月21日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。冬に15.5等まで明るくなる。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球ではまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 19 26.83 72 52.8 3.482 3.556 85 16.9 23:41 (180, 52) July 24 18 53.45 73 54.7 3.454 3.519 85 16.9 22:40 (180, 51) ＺＴＦ彗星 (C/2021 E3) 現在は17.1等(6月27日、ATLAS-HKO, Haleakala)。2022年の春から夏にかけて、11等まで明るくなると期待されている。南半球では、2021年はやや低いが、最盛期には長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 20 2.42 37 19.4 3.575 4.194 121 17.0 0:24 (180, 88) July 24 19 51.71 36 29.0 3.484 4.131 123 16.9 23:41 (180, 89) ヘリン-ローマン-アルー第２彗星 (132P) 現在は19.7等(6月12日、Francois Kugel)。急激に増光して、秋に14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 49.98 2 10.2 1.386 2.044 115 17.2 3:16 (335, 55) July 24 23 57.46 2 44.9 1.293 2.009 120 16.9 3:23 (347, 57) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は16.4等(6月28日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は減光して、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 15 30.00 -20 16.2 4.456 5.053 120 16.9 20:55 ( 19, 32) July 24 15 24.39 -20 38.1 4.592 5.075 112 17.0 20:49 ( 25, 30) リニア彗星 (402P/2020 Q3) 2003年から2004年にかけて16等で観測された新周期彗星の初回帰。現在は16.8等(4月11日、J. Drummond)。冬に16等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 5 24.49 2 9.5 4.767 4.031 39 17.0 3:16 (264, -5) July 24 5 32.28 2 18.0 4.705 4.023 43 16.9 3:23 (268, 1) ニェウイミン第１彗星 (28P) 現在は16.0等(6月25日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 3 52.94 30 1.3 2.619 2.156 52 17.0 3:16 (252, 28) July 24 4 5.94 31 10.8 2.606 2.208 56 17.1 3:23 (253, 33) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 1 33.25 18 19.5 1.429 1.696 86 17.1 3:16 (285, 51) July 24 1 46.34 20 17.1 1.388 1.708 89 17.0 3:23 (287, 57) リニア彗星 (241P) 明け方の空に現れてきた。日本からは、冬にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では、しばらく超低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 4 46.16 37 27.0 2.554 1.919 41 17.3 3:16 (239, 22) July 24 5 7.81 37 50.3 2.517 1.918 43 17.2 3:23 (240, 24) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.8等(6月10日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 17 14.36 -11 52.9 6.997 7.830 142 17.3 21:32 ( 0, 43) July 24 17 9.99 -11 39.3 7.101 7.856 135 17.4 21:01 ( 0, 43) ハウエル彗星 (88P) 2020年の秋に、8.2等まで明るくなった(2020年10月13日、Chris Wyatt)。2021年は18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 4 22.30 21 17.3 3.552 2.954 47 17.4 3:16 (256, 18) July 24 4 30.72 21 40.2 3.516 2.994 51 17.5 3:23 (259, 24) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.4等(6月26日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 14 24.02 -5 39.2 8.815 9.066 101 17.4 20:55 ( 44, 39) July 24 14 22.27 -5 31.7 8.928 9.057 94 17.4 20:49 ( 50, 35) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は20等(5月28日、Giuseppe Pappa)。2022年の冬に、14.5等まで明るくなる。2021年は、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 8.36 -12 55.8 2.621 3.375 130 17.5 3:16 (355, 42) July 24 23 7.60 -13 22.3 2.526 3.349 137 17.4 3:01 ( 0, 42) パンスターズ彗星 (C/2020 T4) 現在は20.5等と、極めて暗い(6月17日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi)。2020年の秋から冬にかけて、19等で観測された。2021年の夏に17.5等まで明るくなると予想されていたが、実際はかなり暗い。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 10 1.65 77 42.1 2.544 2.196 58 17.4 20:55 (165, 33) July 24 11 14.36 74 49.4 2.530 2.203 59 17.4 20:49 (161, 35) ラ・サグラ彗星 (P/2021 L5) 2012年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は18.3等(6月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。南半球では、夏に17.5等で非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 19 59.50 -37 59.0 0.853 1.848 162 17.6 0:22 ( 0, 17) July 24 19 53.49 -39 10.0 0.809 1.798 160 17.5 23:44 ( 0, 16) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.9等(7月5日、Thomas Lehmann)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 12 55.54 -7 27.0 2.043 2.140 81 17.5 20:55 ( 62, 23) July 24 13 5.33 -9 11.7 2.115 2.140 77 17.6 20:49 ( 62, 20) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.5等(6月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 13 31.71 -0 53.4 3.129 3.243 87 17.8 20:55 ( 60, 34) July 24 13 36.49 -1 46.3 3.213 3.232 82 17.8 20:49 ( 63, 30) フルス彗星 (P/2021 N2) 現在は17.8等(7月11日、N. Paul)。秋に17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 2 6.90 17 49.6 3.946 3.877 78 17.9 3:16 (279, 44) July 24 2 12.21 18 9.6 3.841 3.871 84 17.8 3:23 (284, 50) クリステンセン彗星 (P/2021 L1) 2006年に17等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(6月15日、Taras Prystavski)。2021年から2022年にかけて、18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 22 49.20 -67 38.0 2.650 3.345 125 17.9 3:11 ( 0,-12) July 24 22 44.90 -68 26.9 2.626 3.328 126 17.8 2:39 ( 0,-13) マクノート彗星 (378P/2019 E2) 2020年の春に、18.5等まで明るくなった(2020年4月2日、W. Hasubick)。2020年10月に近日点を通過した。2005年の発見時には、近日点を通過した後に、数年間に渡って明るい状態が続いた。今回も、2021年から2024年にかけて、18等で観測できるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 23 50.91 -23 22.8 3.122 3.780 123 17.9 3:16 (345, 30) July 24 23 51.40 -24 5.0 3.070 3.799 129 17.9 3:23 (354, 31) リニア彗星 (C/2017 B3) 2019年の秋に、13.8等まで明るくなった(2019年9月3日、Chris Wyatt)。現在はゆっくりと減光中。秋まで18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 0 50.04 20 15.8 7.972 8.120 94 17.9 3:16 (292, 61) July 24 0 49.38 20 40.2 7.905 8.163 101 17.9 3:23 (304, 67) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、17.9等と極端に暗い(4月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, J. P. Desgrees)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 17 5 28.57 -29 13.7 1.886 1.639 60 19.6 3:16 (291,-23) July 24 5 42.08 -27 46.3 1.931 1.674 60 19.7 3:23 (292,-18)