今週の明るい彗星 (2021年5月1日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

アトラス彗星 (C/2020 R4) 現在は9.0等と、かなり明るい(4月30日、Bob King)。しばらく非常に条件良く観測できる。だが、今後は減光して、5月末には13等まで暗くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 53.40 33 13.4 0.540 1.421 130 9.5 23:06 ( 0, 88) May 8 12 29.76 30 42.7 0.709 1.497 120 10.4 21:20 ( 0, 85) パロマー彗星 (C/2020 T2) 急激に増光した。現在は11.1等と、かなり明るい(4月21日、宮崎修氏)。春から夏にかけて11等の明るさで、長期に渡って条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 45.87 32 23.3 1.424 2.222 131 11.3 23:07 ( 0, 87) May 8 13 41.89 30 54.6 1.416 2.192 128 11.2 22:36 ( 0, 86) テンペル第２彗星 (10P) 現在は11.2等(4月19日、Chris Wyatt)。南半球では、明け方の空に現れてきた。日本からは6月に、ようやく明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 0 23.09 -3 30.9 2.141 1.468 37 11.9 3:36 (271, -4) May 8 0 43.30 -1 57.9 2.138 1.489 38 12.0 3:26 (270, -4) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 現在は13.1等(4月22日、Michael Jager)。急激に増光中。5月から8月にかけて、11等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、7月以降は超低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 19 31.54 4 0.3 0.580 1.275 103 12.8 3:36 (325, 54) May 8 19 57.60 1 33.2 0.540 1.257 104 12.5 3:26 (324, 51) アトラス彗星 (C/2019 L3) 現在は12.9等(4月13日、Thomas Lehmann)。2022年の冬に、10等まで明るくなる。日本からは、5月から6月にかけては一時的に超低空になるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 3 16.37 50 44.2 4.986 4.223 36 12.7 20:18 (144, 13) May 8 3 29.94 50 39.0 4.986 4.190 34 12.7 20:26 (146, 11) ソニア彗星 (C/2020 J1) 現在は12.9等(4月19日、Chris Wyatt)。初夏まで13等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からも、ゆっくりと高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 16 8.33 -34 8.7 2.439 3.357 151 13.0 1:35 ( 0, 21) May 8 15 48.68 -32 11.7 2.389 3.360 161 13.0 0:48 ( 0, 23) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 現在は13.2等(4月21日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年から2023年にかけて、長期に渡って5〜6等で観測できると期待されている。日本からは、2022年の夏から2023年の夏まで、最盛期は観測できない。南半球では、しばらく超低空が続くが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 18 21.28 42 1.0 6.192 6.485 102 13.1 3:36 (195, 83) May 8 18 17.77 42 31.2 6.092 6.428 105 13.0 3:15 (180, 82) スワン彗星 (C/2021 D1) 3月初めに、10.5等まで明るくなった(3月8日、Bob King)。現在は減光中。だが、まだ12.6等と明るい(4月4日、Sandor Szabo)。日本からは6月初めまで、夕方の低空で暗くなっていく様子を観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 4 51.34 34 1.6 2.075 1.401 36 13.5 20:18 (119, 18) May 8 5 21.25 33 20.6 2.185 1.487 35 13.9 20:26 (119, 17) ニート彗星 (246P) 現在は14.4等(4月19日、Chris Wyatt)。2020年から2021年にかけて、13〜14等を保つ。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 19 24.65 -25 58.5 2.361 2.887 111 13.7 3:36 (341, 27) May 8 19 27.68 -26 34.1 2.282 2.892 117 13.7 3:26 (345, 27) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は観測できない。7月に、明け方の空に現れる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 3 19.41 26 23.9 6.839 5.876 15 13.9 20:18 (125, -2) May 8 3 25.50 26 42.8 6.864 5.878 11 14.0 20:26 (130, -7) フェイ彗星 (4P) 夏から秋にかけて、10等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 23 33.53 1 28.3 2.637 2.072 46 14.2 3:36 (274, 9) May 8 23 48.65 2 55.3 2.548 2.032 48 14.0 3:26 (273, 10) アトラス彗星 (C/2019 N1) 冬に11.6等まで明るくなった(2月18日、Thomas Lehmann)。現在は減光中。既に14.3等まで暗くなった(4月30日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 4 20.81 -58 6.1 2.591 2.550 76 14.2 20:18 ( 39,-34) May 8 4 28.62 -56 27.0 2.669 2.612 75 14.3 20:26 ( 42,-37) アトラス彗星 (C/2019 T4) 現在は14.5等(4月30日、Chris Wyatt)。2022年に11.5等まで明るくなると期待されている。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、5月まで低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 8 10.70 -29 9.8 5.230 5.371 92 14.2 20:18 ( 37, 15) May 8 8 14.82 -28 12.2 5.267 5.337 88 14.2 20:26 ( 43, 12) アトラス-アフリカーノ彗星 (C/2019 F1) 現在は14.9等(4月19日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、当初の予報より暗い。初秋まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、2022年7月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 20 21.74 -73 51.2 3.232 3.628 105 14.5 3:36 (351,-21) May 8 20 41.27 -75 28.7 3.185 3.620 107 14.5 3:26 (351,-22) レモン彗星 (C/2019 T2) 春から夏にかけて、14.5等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って非常に条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 0 41.84 -55 15.2 2.741 2.648 74 14.8 3:36 (318,-32) May 8 1 5.63 -57 44.5 2.663 2.651 78 14.8 3:26 (321,-34) レモン彗星 (C/2018 U1) 現在は14.9等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2022年にかけて、長期に渡って14〜15等の明るさを保つ。今後は明るくなっていく様子をずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 18 7.84 0 42.2 4.555 5.193 124 14.9 3:33 ( 0, 56) May 8 18 2.50 0 18.1 4.452 5.179 131 14.9 3:00 ( 0, 55) マスター彗星 (C/2020 F5) 現在は15.3等(4月19日、Chris Wyatt)。2021年末まで14〜15等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 23 21.49 -37 32.3 4.594 4.337 69 15.0 3:36 (308,-12) May 8 23 26.64 -36 54.9 4.517 4.342 73 15.0 3:26 (309,-10) ネオワイズ彗星 (C/2021 A7) 現在は15.6等(4月12日、Chris Wyatt)。夏にかけて15等を保つ。南半球では、6月まで条件良く観測できる。日本からは、3月から5月にかけて、低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 7 8.18 -15 31.9 2.209 2.170 74 15.1 20:18 ( 57, 16) May 8 7 19.90 -11 48.3 2.250 2.136 70 15.1 20:26 ( 64, 15) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.9等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に13等まで明るくなる。2021年は、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 11.01 -0 3.1 2.704 3.641 154 15.3 22:32 ( 0, 55) May 8 13 7.14 0 3.1 2.734 3.626 147 15.3 22:01 ( 0, 55) アサシン彗星 (C/2018 N2) 現在は15.4等(4月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、ゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 14 43.67 69 11.8 5.590 5.779 95 15.5 0:09 (180, 56) May 8 14 29.18 68 37.1 5.666 5.827 94 15.5 23:21 (180, 57) アトラス彗星 (C/2020 M5) 現在は16.1等(4月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、春から2022年の初めにかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。南半球では、2021年末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 19 27.58 75 12.5 3.223 3.198 79 15.6 3:36 (187, 49) May 8 18 47.61 77 53.0 3.194 3.175 79 15.5 3:26 (181, 47) ホームズ彗星 (17P) 現在は15.8等(1月16日、Slooh.com Canary Islands Observatory)。6月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 1 14.06 18 55.6 3.076 2.150 19 15.6 3:36 (246, -1) May 8 1 28.46 20 48.5 3.068 2.164 21 15.7 3:26 (245, 1) パンスターズ彗星 (C/2017 T2) 2020年に長期に渡って8〜9等で観測された。現在は減光中。既に16.4等まで暗くなった(3月27日、Thomas Lehmann)。今後は、南半球では条件良く観測できる。日本からは、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 17 31.79 -42 56.6 3.766 4.510 132 15.6 2:57 ( 0, 12) May 8 17 25.55 -43 48.4 3.762 4.574 139 15.7 2:24 ( 0, 11) ロニオス彗星 (201P) 今回帰はまだ観測されていない。今回帰は条件が悪く、春に15.5等まで明るくなるが、秋に19等以下になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 2 24.88 15 24.3 2.265 1.258 1 15.8 3:36 (237,-16) May 8 2 50.25 17 41.9 2.247 1.239 2 15.7 3:26 (234,-16) アトラス彗星 (C/2020 H6) 現在は15.7等(4月4日、Michael Jager)。2021年から2022年にかけて、16等で観測できる。池村俊彦氏と佐藤裕久氏の観測では、4月19日に14.2等と、かなり明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 58.66 -12 17.2 3.858 4.856 171 15.7 23:20 ( 0, 43) May 8 13 54.32 -10 42.6 3.869 4.843 162 15.7 22:48 ( 0, 44) タットル彗星 (8P) 急激に増光中。9月から10月にかけて、8.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは、7月まで超低空にしか見えない。南半球では、8月下旬から観測できるようになるが、しばらく低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 1 33.49 44 37.0 2.727 1.950 32 16.1 3:36 (223, 11) May 8 1 57.66 45 6.5 2.670 1.877 30 15.7 3:26 (222, 11) フィンレー彗星 (15P) 現在は17〜17.5等(4月10日、Alan Hale)、14.5等(4月12日、Thomas Lehmann)。急激に増光して、7月から8月にかけて、10等まで明るくなる。明け方の空で、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 22 17.96 -18 1.9 1.388 1.423 70 16.4 3:36 (301, 11) May 8 22 45.44 -15 26.7 1.308 1.360 70 15.7 3:26 (298, 11) スミス彗星 (C/2019 K7) 現在は16.1等(4月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。6月まで15〜16等を保つ。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、春に超低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 19 7.24 48 15.4 5.012 5.152 92 15.8 3:36 (214, 73) May 8 19 0.64 50 2.8 5.000 5.180 94 15.8 3:26 (198, 74) エラスムス彗星 (C/2020 S3) 12月初めに、5.6等まで増光した(12月9日、Marco Goiato)。12月中旬には、SOHO探査機の画像で、約3等の明るさで見えていた(12月18日、佐藤裕久氏)。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 23 49.87 12 54.7 3.309 2.612 39 15.8 3:36 (262, 12) May 8 23 56.40 13 51.9 3.339 2.707 44 15.9 3:26 (263, 15) ハウエル彗星 (88P) 秋に8.2等まで明るくなった(10月13日、Chris Wyatt)。2月には13.0等まで暗くなった(2月14日、Sandor Szabo)。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 2 26.21 13 24.6 3.490 2.483 2 15.8 3:36 (238,-18) May 8 2 38.10 14 26.6 3.530 2.528 5 16.0 3:26 (239,-16) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 現在は16.0等(4月4日、Michael Jager)。池村俊彦氏と佐藤裕久氏の観測では、4月18日に14.7等と明るい。2022年に13等まで明るくなると期待されている。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、6月まで観測できるが、最盛期は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 12 51.17 -20 52.6 4.002 4.935 155 15.9 22:12 ( 0, 34) May 8 12 42.87 -20 48.1 4.008 4.889 147 15.9 21:37 ( 0, 34) ラッセル-リニア彗星 (156P) 急激に増光して、11月に9.7等まで明るくなった(11月15日、Chris Wyatt)。現在は減光中。既に14.9等まで暗くなった(4月4日、Sandor Szabo)。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、今後は超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 7 1.38 38 7.0 2.458 2.192 62 16.0 20:18 (112, 44) May 8 7 18.31 37 18.4 2.573 2.243 59 16.3 20:26 (112, 40) レモン彗星 (C/2020 S8) 急激に明るくなった。現在は15.5等と明るい(4月5日、Sandor Szabo)。今後は減光して、7月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 37.52 10 16.2 1.441 2.374 151 16.1 22:57 ( 0, 65) May 8 13 10.32 7 56.2 1.497 2.383 143 16.2 22:03 ( 0, 63) ネオワイズ彗星 (C/2021 A4) 急激に増光して、2月初めに12.5等まで明るくなった(2月8日、Michael Jager)。現在は減光中。既に14.9等まで暗くなった(4月12日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は減光していく様子を観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 4 15.24 -15 27.5 1.929 1.320 39 16.3 20:18 ( 83,-17) May 8 4 16.93 -17 4.5 2.004 1.376 39 17.1 20:26 ( 86,-25) パンスターズ彗星 (C/2017 Y2) 現在は17.1等(4月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年の春から2021年の夏にかけて、16.5等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 17 12.27 -15 20.8 4.013 4.843 141 16.4 2:38 ( 0, 40) May 8 17 3.18 -15 52.3 3.956 4.859 150 16.4 2:01 ( 0, 39) アトラス彗星 (C/2019 T3) 現在は16.5等(4月20日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16等で観測できる。南半球では、夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 23 16.47 43 9.1 6.554 5.961 50 16.5 3:36 (237, 32) May 8 23 18.04 43 23.7 6.511 5.965 53 16.5 3:26 (238, 35) アマラウ彗星 (C/2020 O2) 現在は16.6等(4月21日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。10月まで16.5〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 17 28.59 -28 58.6 4.165 4.951 137 16.5 2:54 ( 0, 26) May 8 17 24.55 -28 0.9 4.081 4.941 144 16.5 2:22 ( 0, 27) ロニオス-ヒル彗星 (409P/2020 V1) 2006年に14〜15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.7等(4月14日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。今後は急激に減光し、6月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 16.22 21 29.8 1.146 2.018 138 16.6 22:38 ( 0, 76) May 8 13 16.80 20 53.9 1.217 2.055 134 16.8 22:11 ( 0, 76) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は17.0等(4月1日、Michael Jager)。2023年に11等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 18 17.40 47 58.6 6.638 6.879 99 16.7 3:36 (185, 77) May 8 18 11.20 48 46.1 6.558 6.834 101 16.6 3:08 (180, 76) パロマー彗星 (C/2019 O3) 現在は16.3等(4月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2020年から2021年にかけて、16〜17等を保つ。日本では、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 19 45.38 43 49.4 8.804 8.825 87 16.7 3:36 (237, 70) May 8 19 43.63 44 50.7 8.754 8.827 90 16.6 3:26 (230, 73) ネオワイズ彗星 (C/2021 A2) 2月初めに、10.5等まで明るくなった(2月6日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に16.6等まで暗くなった(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、今後は長期に渡って観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 5 17.39 55 4.3 2.440 1.970 51 16.8 20:18 (138, 31) May 8 5 24.64 56 19.3 2.569 2.035 47 17.2 20:26 (141, 28) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は17.0等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に10等まで明るくなると期待されている。日本からは、2023年の秋まで条件良く観測できる。南半球では、7月半ばまで超低空に見えた後は、しばらく観測できなくなる。だが、2023年の夏からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 12 24.34 38 51.3 6.863 7.395 118 16.9 21:46 (180, 86) May 8 12 19.72 38 59.2 6.894 7.343 112 16.9 21:14 (180, 86) ラーソン彗星 (413P/2020 W4) 2014年に16等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は16.0等(4月4日、Sandor Szabo)。7月まで16〜17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 12 12.24 9 43.9 1.377 2.225 137 16.9 21:34 ( 0, 65) May 8 12 9.71 8 33.4 1.415 2.211 130 16.9 21:04 ( 0, 63) パンスターズ彗星 (C/2020 N1) 現在は17.0等(4月14日、Thomas Lehmann)。今後は減光していく。日本からは、5月には観測できなくなる。南半球では、今後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 6 53.76 2 31.7 1.620 1.512 65 16.9 20:18 ( 74, 25) May 8 7 15.72 0 37.1 1.693 1.564 65 17.1 20:26 ( 75, 22) パンスターズ彗星 (C/2017 U7) 現在は16.7等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 18 11.84 -15 33.2 6.903 7.556 127 17.0 3:36 ( 0, 39) May 8 18 7.47 -15 10.7 6.834 7.580 134 17.0 3:05 ( 0, 40) レオナード彗星 (C/2021 A1) 現在は16.7等(4月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。12月に地球に0.2天文単位まで接近して、4等まで明るくなると期待されている。日本からは12月まで、明るくなっていく様子を、ずっと条件良く観測できる。南半球では、12月半ばまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 11 31.92 61 24.5 3.581 3.815 95 17.1 20:53 (180, 64) May 8 11 16.72 60 45.9 3.588 3.735 90 17.0 20:26 (175, 64) アトラス彗星 (C/2020 M3) 11月に7.3等まで明るくなった(11月7日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に18.2等まで暗くなった(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 7 58.78 41 30.4 2.916 2.808 73 17.1 20:18 (114, 55) May 8 8 10.49 40 40.9 3.068 2.880 69 17.4 20:26 (113, 51) マクノート彗星 (284P) 夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、条件良く観測できる。南半球では、既に高い。日本からも、次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 21 53.50 -8 40.0 2.572 2.474 73 17.4 3:36 (298, 22) May 8 22 3.94 -8 0.1 2.475 2.457 77 17.3 3:26 (299, 24) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は18.5等(4月11日、Taras Prystavski)。冬に9等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 22 40.46 -12 5.9 2.635 2.364 63 17.6 3:36 (293, 11) May 8 22 52.34 -10 59.6 2.506 2.310 67 17.3 3:26 (293, 13) アトラス彗星 (C/2020 F2) 現在は17.1等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2024年まで、長期に渡って17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 15 4.55 -9 12.2 8.185 9.179 170 17.5 0:30 ( 0, 46) May 8 14 59.97 -8 45.7 8.168 9.168 171 17.5 23:54 ( 0, 46) レモン彗星 (C/2020 F7) 現在は17.1等(4月9日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光した。2021年から2022年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、5月までしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 8 15.87 -7 25.0 5.472 5.528 87 17.5 20:18 ( 50, 33) May 8 8 15.53 -7 34.5 5.567 5.514 81 17.5 20:26 ( 57, 27) アトラス彗星 (C/2019 C1) 現在は17.5等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。ゆっくりと減光中。2021年は、初夏まで17〜18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 12 58.34 -15 17.1 6.063 7.003 157 17.6 22:20 ( 0, 40) May 8 12 56.94 -14 42.3 6.123 7.019 150 17.7 21:51 ( 0, 40) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 現在は17.6等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年に16等まで明るくなる。2021年は、9月まで18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 31.93 3 56.2 2.438 3.382 155 17.7 22:53 ( 0, 59) May 8 13 28.02 4 0.6 2.462 3.368 149 17.7 22:22 ( 0, 59) パンスターズ彗星 (P/2020 U2) かなり急激に増光して、15.0等まで明るくなった(2月4日、Michael Jager)。現在は減光中。既に17.8等まで暗くなった(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 6 39.84 26 43.6 2.506 2.156 58 17.7 20:18 (100, 36) May 8 6 55.84 26 10.3 2.599 2.187 55 17.9 20:26 (102, 31) コワル第１彗星 (99P) 現在は17.1等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2021年から2023年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 10 36.64 12 13.0 4.362 4.882 115 17.7 20:18 ( 12, 67) May 8 10 36.96 12 3.8 4.453 4.875 108 17.7 20:26 ( 32, 64) ダレスト彗星 (6P) 現在は19.3等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。急激に増光して、10月から12月にかけて、10等で条件良く観測できる。日本からは、最盛期はやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 16 52.26 12 37.9 1.176 2.024 135 17.9 2:17 ( 0, 68) May 8 16 51.06 14 7.1 1.102 1.975 138 17.7 1:49 ( 0, 69) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は17.5等(4月11日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2023年に12等まで明るくなると期待されている。日本からは、2021年は条件良く観測できるが、2022年11月までしか観測できない。南半球では、2021年は超低空だが、最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 18 45.24 45 9.0 6.971 7.166 97 17.8 3:36 (210, 78) May 8 18 42.34 45 35.4 6.878 7.118 99 17.7 3:26 (192, 79) コプフ彗星 (22P) 現在は18.0等(4月18日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。2022年の冬から春にかけて、11等で観測できる。2021年は、7月〜8月に16〜17等になるまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 10 18.82 14 58.9 2.634 3.133 110 17.8 20:18 ( 25, 68) May 8 10 19.36 14 51.3 2.692 3.094 103 17.8 20:26 ( 43, 64) シュスター彗星 (106P) 今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて、15等まで明るくなる。南半球では、長期に渡って観測できる。日本からは、6月下旬まで観測できないが、その後は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 0 29.22 -11 25.8 2.556 1.904 40 18.0 3:36 (277,-10) May 8 0 45.62 -9 26.6 2.481 1.864 42 17.8 3:26 (275, -9) ギブス彗星 (P/2014 W12) 2014年に17等で観測された新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて17等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 22 42.48 -6 48.6 1.988 1.740 61 17.9 3:36 (289, 14) May 8 22 59.20 -4 33.3 1.925 1.723 63 17.8 3:26 (287, 16) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 今回帰はまだ観測されていない。夏から秋にかけて、15.5等まで明るくなる。長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 15 41.98 -16 16.5 1.289 2.272 163 18.2 1:08 ( 0, 39) May 8 15 37.18 -15 45.5 1.234 2.236 170 17.9 0:35 ( 0, 39) パンスターズ彗星 (C/2016 Q2) 現在は18.2等(4月19日、池村俊彦氏、佐藤裕久氏)。日本からは、2021年から2022年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 17 57.20 52 27.7 6.847 7.082 99 17.9 3:22 (180, 73) May 8 17 49.61 53 27.6 6.826 7.082 100 17.9 2:47 (180, 72) アトラス彗星 (C/2021 C4) 現在は17.5等(3月15日、Giuseppe Pappa)。春に18等で観測できる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 13 10.93 -32 9.9 3.652 4.583 154 17.9 22:32 ( 0, 23) May 8 13 1.74 -30 5.5 3.691 4.593 150 18.0 21:55 ( 0, 25) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は18.6等(4月4日、Michael Jager)。遠日点の近くにいるが、予報よりかなり明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 10 43.34 10 38.3 4.873 5.416 117 18.4 20:18 ( 8, 65) May 8 10 42.70 10 31.9 4.976 5.418 110 18.5 20:26 ( 27, 63) パンスターズ彗星 (C/2020 K5) 春から夏にかけて、13等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19.0等と極端に暗い(3月22日、A. C. Gilmore, P. M. Kilmartin)。南半球では、長期に渡って条件良く観測できる。日本からは、8月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) May 1 23 46.19 -45 52.2 1.619 1.613 71 18.4 3:36 (312,-20) May 8 0 29.83 -46 24.3 1.578 1.586 71 18.5 3:26 (311,-24)