今週の明るい彗星 (2017年9月2日：北半球版)

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最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

アサシン彗星 (C/2017 O1) All-Sky Automated Survey for Supernovae (ASASSN)によって発見された明るい新彗星。現在は8.6等と明るい(9月1日、Juan Jose Gonzalez)。10月に7.5等まで明るくなると期待されている。日本からは、長期に渡って非常に条件良く観測できる。南半球では、現在は条件良く観測できるが、9月からは低くなり、10月以降はずっと観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 3 43.37 9 35.5 1.045 1.613 103 8.7 4:05 (331, 62) Sept. 9 3 53.78 14 33.1 0.961 1.580 106 8.4 4:12 (340, 68) ジョンソン彗星 (C/2015 V2) 5月から6月にかけて、7.1等まで明るくなった(6月21日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。だが、まだ10.3等と明るい(8月23日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は条件良く観測できる。日本からは二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 15 14.68 -45 0.4 1.860 1.961 80 10.0 19:53 ( 33, -2) Sept. 9 15 29.05 -47 6.9 1.976 2.012 77 10.2 19:41 ( 32, -4) パンスターズ彗星 (C/2015 ER61) 4月4日に6.2等まで明るくなった(4月7日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に10.8等(9月1日、Juan Jose Gonzalez)、13.1等(8月30日、Chris Wyatt)まで暗くなった。これから長い間観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 3 57.35 23 28.8 1.674 2.063 97 10.8 4:05 (303, 71) Sept. 9 3 58.88 23 22.7 1.670 2.147 103 10.9 4:12 (324, 76) クラーク彗星 (71P) 春から夏にかけて、10等まで明るくなった。現在は減光中。既に12.7等まで暗くなった(8月23日、Chris Wyatt)南半球では非常に条件良く観測できる。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 18 3.57 -37 20.9 1.056 1.698 110 11.5 19:53 ( 7, 17) Sept. 9 18 20.37 -36 55.4 1.127 1.722 107 11.7 19:41 ( 7, 18) リニア彗星 (217P) 現在は12.2等と明るい(8月21日、Juan Jose Gonzalez)。9月にかけて、12等の明るさを保つ。南半球では、明け方の空でずっと同じ高度を保つ。日本からは、ゆっくりと高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 6 24.72 11 57.6 1.477 1.374 63 11.9 4:05 (282, 36) Sept. 9 6 42.98 11 47.4 1.481 1.413 66 12.0 4:12 (285, 39) パンスターズ彗星 (C/2016 R2) 現在は13.9等(8月13日、Thomas Lehmann)。秋から来年の春にかけて、長期に渡って10等の明るさを保つ。南半球では、来年2月まで条件良く観測できる。日本からは、今後は暗くなるまで、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 5 24.69 -3 14.3 3.685 3.655 80 12.5 4:05 (308, 37) Sept. 9 5 28.53 -2 56.3 3.544 3.608 85 12.3 4:12 (316, 42) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 8月27日にバーストを起こした。現在は11.7等と、かなり明るい(9月1日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 21 13.20 -14 28.9 4.881 5.822 156 13.2 22:26 ( 0, 41) Sept. 9 21 10.53 -14 35.9 4.932 5.821 149 13.2 21:56 ( 0, 40) ファン・ネス彗星 (213P) 現在は13.5等と明るい(8月14日、Chris Wyatt)。夏に12等まで明るくなると期待されていたが、実際にはやや暗い。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 18 54.38 -23 56.7 1.254 1.991 122 13.4 20:08 ( 0, 31) Sept. 9 18 59.70 -22 58.5 1.311 1.987 117 13.5 19:46 ( 0, 32) レモン-ヨン-パンスターズ彗星 (C/2015 VL62) 現在は12.9等(8月22日、Marco Goiato)。秋まで13〜14等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 20 49.91 -0 15.2 1.797 2.721 150 13.5 22:01 ( 0, 55) Sept. 9 20 27.16 -3 7.0 1.877 2.723 139 13.6 21:11 ( 0, 52) マスター彗星 (C/2016 N4) 現在は14.8等(8月21日、Gabor Santa)。日本からは、夏から冬にかけて14等まで明るくなり、非常に条件良く観測できる。南半球では、今後はずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 23 32.31 67 11.8 2.800 3.202 104 13.8 0:50 (180, 58) Sept. 9 23 5.59 68 59.1 2.779 3.200 105 13.8 23:48 (180, 56) マックホルツ第１彗星 (96P) 現在は17.5等(8月6日、Jean-Francois Soulier)。10月27日に近日点を通過する。南半球では、10月上旬に9等になるまで、明るくなっていく様子を観測できる。日本からは、今回帰はまったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 14 4.81 -68 15.0 1.092 1.407 83 14.7 19:53 ( 23,-25) Sept. 9 13 55.12 -63 48.4 1.081 1.285 75 14.2 19:41 ( 28,-25) リニア-ニート彗星 (355P/2017 M2) 現在は18.8等(8月2日、Mike Olason)。2004年に13等まで明るくなった新周期彗星の回帰。秋に非常に条件良く観測できる。発見時と同じ明るさを保っていれば、14等まで明るくなると期待されている。だが、実際には、ほとんど増光してきていない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 2 31.22 0 12.1 0.992 1.757 122 14.7 3:47 ( 0, 55) Sept. 9 2 37.57 0 58.8 0.936 1.744 127 14.6 3:26 ( 0, 56) パンスターズ彗星 (C/2015 O1) 現在は14.1等(8月14日、Chris Wyatt)。2017年から2018にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 16 13.96 21 39.9 4.071 4.022 80 14.6 19:53 ( 77, 55) Sept. 9 16 10.80 21 10.8 4.151 3.999 74 14.6 19:41 ( 80, 51) ガン彗星 (65P) 現在は14.1等(6月30日、Chris Wyatt)。春から夏にかけて、14等を保つ。日本からはやや低い。今回から、近日点距離が2.4天文単位から2.9天文単位まで遠くなり、これまでほどは明るくならない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 16 9.88 -24 53.7 2.816 2.919 85 14.6 19:53 ( 36, 20) Sept. 9 16 17.45 -25 18.9 2.905 2.916 80 14.7 19:41 ( 37, 19) パンスターズ彗星 (C/2016 M1) 現在は14.7等(8月22日、嶋邦博氏)。2018年の夏に、9等まで明るくなると期待されている。日本からは、2018年の夏まで、明るくなっていく様子を観測できる。南半球では、2017年はほとんど観測できないが、2018年には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 17 3.84 38 9.9 4.171 4.272 88 15.0 19:53 (106, 71) Sept. 9 17 3.10 35 58.1 4.172 4.215 85 14.9 19:41 (100, 67) ニート彗星 (240P) 7月には17.7等と暗かった(7月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)が、現在は13.9等と、かなり明るい(8月28日、佐藤英貴氏)。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からは、しばらく低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 0 40.86 -34 6.5 1.979 2.847 142 15.1 1:57 ( 0, 21) Sept. 9 0 36.52 -34 60.0 1.938 2.817 144 14.9 1:25 ( 0, 20) パンスターズ彗星 (C/2016 N6) 現在は15.0等(8月18日、Gabor Santa)。2018年から2019年にかけて、11〜12等まで明るくなると期待されている。日本からは、次第に明るくなっていく様子を条件良く観測できる。南半球では、2018年10月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 14 55.29 53 32.3 4.447 4.168 67 15.0 19:53 (133, 47) Sept. 9 14 53.68 52 27.5 4.432 4.118 65 15.0 19:41 (132, 44) ショーマス彗星 (24P) 現在は19.0等(7月26日、Jean-Gabriel Bosch)。急激に増光し、10月から12月にかけて、10等まで明るくなる。日本からは条件良く観測できる。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 7 13.56 21 43.8 1.936 1.544 52 15.9 4:05 (264, 31) Sept. 9 7 38.71 21 34.3 1.855 1.493 53 15.2 4:12 (266, 33) パンスターズ彗星 (C/2015 V1) 現在は15.3等(8月22日、嶋邦博氏)。2017年から2018年にかけて、長期に渡って16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 2 22.42 27 30.2 3.814 4.358 116 15.3 3:39 ( 0, 83) Sept. 9 2 15.00 26 28.8 3.691 4.347 124 15.2 3:04 ( 0, 82) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は15.4等(8月19日、Gabor Santa)。2017年末まで16等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 3 38.08 3 17.9 5.538 5.895 105 15.4 4:05 (338, 56) Sept. 9 3 39.04 2 55.5 5.468 5.922 112 15.4 4:12 (353, 58) ジャック彗星 (C/2017 K6) 現在は17.0等(5月29日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。冬に14.5等まで明るくなる。南半球では、2018年の春まで非常に条件良く観測できる。日本からは、2018年になるまで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 3 17.12 -78 59.6 2.068 2.482 101 15.5 4:05 (359,-24) Sept. 9 3 27.95 -79 45.2 2.053 2.435 99 15.4 4:12 ( 0,-25) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は16.8等(8月10日、Alexander Baransky)。2016年には17等で観測された。2017年は、夏から秋にかけて、15.5等で条件良く観測できる。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 1 43.45 16 21.5 2.110 2.859 129 15.6 3:00 ( 0, 71) Sept. 9 1 41.63 16 53.3 2.052 2.866 136 15.6 2:30 ( 0, 72) スキッフ彗星 (352P/2017 L1) 2000年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は17.1等(8月10日、Alexander Baransky)。急激に増光し、7月から9月にかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されている。だが実際には、この予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 1 13.83 -8 33.1 1.731 2.609 142 15.8 2:30 ( 0, 47) Sept. 9 1 10.14 -8 11.8 1.702 2.623 149 15.8 1:59 ( 0, 47) アトラス彗星 (C/2017 K4) 現在は15.5等(8月9日、大島雄二氏)。2018年の夏まで、長期に渡って16等を保つ。南半球では、秋まで非常に条件良く観測できる。日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 17 1.22 -29 51.3 2.629 2.939 97 15.8 19:53 ( 23, 21) Sept. 9 17 8.04 -29 14.5 2.689 2.910 92 15.8 19:41 ( 25, 21) シューメーカー-レヴィ第５彗星 (145P) 現在は16.0等(8月19日、Gabor Santa)。急激に増光し、秋には15等で、日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 4 29.64 24 19.9 1.615 1.904 89 16.1 4:05 (289, 66) Sept. 9 4 42.41 25 37.2 1.554 1.906 93 15.9 4:12 (294, 71) パンスターズ彗星 (C/2014 OE4) 現在は16.0等(8月22日、嶋邦博氏)。2016年から2017年にかけて、16等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 17 46.68 64 18.5 6.435 6.504 89 16.6 19:53 (169, 60) Sept. 9 17 47.01 63 47.4 6.452 6.517 89 16.6 19:41 (165, 59) バロス彗星 (C/2017 D2) 現在は15.6等(8月22日、嶋邦博氏)。夏に16等まで明るくなる。南半球では、非常に条件良く観測できる。日本からも、明け方の空で次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 21 14.72 -23 11.3 1.599 2.543 153 16.7 22:27 ( 0, 32) Sept. 9 21 10.42 -21 19.0 1.656 2.560 147 16.9 21:56 ( 0, 34) 紫金山第１彗星 (62P) 現在は18.5等(8月13日、Francois Kugel)。急激に増光し、秋から冬にかけて、11等まで明るくなる。日本からは条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 6 48.08 19 58.3 1.898 1.614 58 17.1 4:05 (270, 36) Sept. 9 7 10.81 19 55.8 1.824 1.577 59 16.7 4:12 (271, 38) 小惑星2008 GO98 (457175) ヒルダ族の小惑星だが、7月3日に彗星活動が捉えられた。現在は16.2等と明るい(8月22日、嶋邦博氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 20 56.12 -0 9.3 2.497 3.420 151 16.8 22:09 ( 0, 55) Sept. 9 20 53.52 -0 57.9 2.558 3.438 145 16.9 21:39 ( 0, 54) ニート彗星 (189P) 現在は19.3等(8月23日、Michael Jager)。8月に16.5〜17等まで明るくなり、条件良く観測できる。だが実際は、この予報よりかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 18 1.33 10 22.8 0.506 1.255 107 17.0 19:53 ( 21, 64) Sept. 9 18 24.45 12 27.5 0.547 1.279 106 17.2 19:41 ( 19, 67) 小惑星イダルゴ (944) 現在は17.9等(6月2日、MASTER-OAFA Observatory)。2018年の秋から冬にかけて、14等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できる。2017年は、17等の明るさで、南半球で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 0 1.64 -45 59.7 3.275 4.086 138 17.1 1:18 ( 0, 9) Sept. 9 23 53.87 -46 15.8 3.238 4.044 138 17.0 0:43 ( 0, 9) アトラス彗星 (C/2017 M4) 現在は17.1等(8月22日、嶋邦博氏)。2018年から2019年にかけて、13〜14等まで明るくなると期待されている。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球では、2018年の夏まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 18 55.46 65 40.7 5.383 5.569 95 17.1 20:07 (180, 59) Sept. 9 18 45.88 64 6.6 5.338 5.523 95 17.1 19:41 (177, 61) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 2019年に近日点を通過するが、2010年の発見以来、ほとんど増光していない。日本からは、条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 6 30.60 66 30.8 9.285 9.029 72 17.1 4:05 (208, 45) Sept. 9 6 36.82 67 6.9 9.194 9.015 76 17.1 4:12 (206, 48) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 現在は17.9等(5月27日、T. Ikemura, H. Sato)。秋に16.5〜17等になるまで、ゆっくりと増光していく。日本からは、次第に低くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 15 8.00 -18 8.3 2.298 2.173 70 17.2 19:53 ( 52, 17) Sept. 9 15 19.32 -19 5.7 2.343 2.144 66 17.1 19:41 ( 52, 15) ゲーレルス第１彗星 (90P) 現在は18.0等(8月22日、嶋邦博氏)。日本からは、秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 5 9.22 29 57.7 3.018 3.022 80 17.4 4:05 (270, 60) Sept. 9 5 16.98 30 30.3 2.936 3.031 85 17.3 4:12 (273, 66) ヴィルト第２彗星 (81P) 2016年の春から夏にかけて、11等まで明るくなった。現在は17.4等(7月14日、門田健一氏)。今後は長期に渡って観測できるが、10月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 19 31.40 -20 52.0 2.815 3.567 131 17.4 20:45 ( 0, 34) Sept. 9 19 30.28 -20 59.5 2.931 3.601 124 17.5 20:16 ( 0, 34) リニア-ミュラー彗星 (188P) 2016年には17等で観測された。2017年も17等を保つ。日本からは条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 6 27.61 32 37.8 3.185 2.888 63 17.4 4:05 (257, 45) Sept. 9 6 37.66 32 49.1 3.121 2.909 68 17.4 4:12 (259, 50) 小惑星2016 ND21 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。8月から9月にかけて、18等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 22 31.10 17 57.2 2.832 3.764 153 17.7 23:43 ( 0, 73) Sept. 9 22 27.16 17 54.3 2.830 3.764 154 17.7 23:12 ( 0, 73) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 3月末から4月初めにかけて、11.5等まで明るくなった(3月24日、Andrew Pearce)。現在は減光中。既に17.3等まで暗くなった(8月24日、Michael Jager)。2月10日に12等の明るい分裂核(BT核)が発見されたが、現在は18.9等と暗い(6月2日、CAO, San Pedro de Atacama)。9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 3 14.37 6 36.0 1.686 2.255 111 17.8 4:05 (347, 61) Sept. 9 3 12.52 6 19.4 1.661 2.314 118 18.0 4:01 ( 0, 61) パンスターズ彗星 (C/2015 H2) 現在は18.3等(6月20日、P. Camilleri, H. Williams)。春から夏にかけて、18等で観測できる。南半球では非常に条件が良い。日本からは低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 2 22 1.11 -33 37.9 4.741 5.655 152 17.9 23:14 ( 0, 21) Sept. 9 21 57.45 -33 17.6 4.805 5.680 147 18.0 22:43 ( 0, 22)