今週の明るい彗星 (2015年7月11日：北半球版)

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先週 南半球版 来週

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パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 現在は3.9等(7月6日、Thomas Lehmann)。近日点に到達したが、当初の予報より暗い。現在は観測できない。南半球では、7月半ばからは、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 8 20.87 24 35.0 1.216 0.343 14 5.0 21:00 (125, -7) July 18 9 16.35 13 23.4 1.184 0.462 22 6.0 20:55 (112, -8) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 現在は9.2等と明るい(7月11日、Marco Goiato)。秋から冬にかけて、5等級まで明るくなると期待されている。南半球では、秋まで非常に条件良く観測できる。日本からは、まもなく見えなくなり、その後は、11月末まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 23 51.09 -42 40.6 1.557 2.253 120 9.1 3:10 (344, 10) July 18 23 41.42 -48 34.7 1.399 2.162 126 8.7 3:16 (353, 6) ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在は減光中だが、まだ9.4等と明るい(7月10日、Jakub Cerny)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 14 54.52 68 31.0 2.612 2.592 77 9.3 21:00 (167, 55) July 18 14 60.00 64 54.1 2.680 2.667 78 9.5 20:55 (161, 57) マスター彗星 (C/2015 G2) 5月半ばに、6.0等まで明るくなった(5月14日、Chris Wyatt)。現在は減光中だが、まだ9.0等と明るい(6月21日、Marco Goiato)。現在は観測できない。南半球では、9月からは再び観測できるようになるが、13等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 8 14.05 10 48.8 2.120 1.190 17 10.9 21:00 (117,-17) July 18 8 18.53 12 2.0 2.260 1.283 11 11.4 20:55 (121,-20) ジャック彗星 (C/2015 F4) 急激に増光した。現在は11.1等と、かなり明るい(7月10日、Marco Goiato)。7月から8月にかけて、11等まで明るくなる。日本からは条件良く観測できるが、南半球では次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 20 21.36 9 38.2 0.760 1.694 144 11.3 1:09 ( 0, 64) July 18 20 7.19 17 2.4 0.755 1.674 141 11.2 0:28 ( 0, 72) ハウエル彗星 (88P) 現在は9.7等と明るい(6月27日、Chris Wyatt)。南半球では、今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からも、今後は次第に高くなり、暗くなっていく様子を条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 4.71 8 24.4 1.623 1.699 76 11.3 3:10 (284, 33) July 18 2 15.92 9 23.1 1.601 1.741 79 11.5 3:16 (287, 38) ボレリー彗星 (19P) 3月までに、12.8等まで明るくなった(3月21日、Michael Mattiazzo)。5月から6月にかけて10.5等まで明るくなったはずだが、観測できなかった。日本からは、秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 6 58.47 30 28.4 2.432 1.439 9 11.4 3:10 (223, -9) July 18 7 23.73 31 12.4 2.451 1.468 11 11.6 3:16 (224, -7) コプフ彗星 (22P) 現在は12.5等で、眼視でも見えている(7月7日、Con Stoitsis)。2015年の秋に11等まで明るくなる。今回帰は、最盛期まで明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 12 53.58 -0 10.9 1.684 1.878 84 12.2 21:00 ( 64, 31) July 18 13 3.30 -1 29.4 1.717 1.842 80 12.0 20:55 ( 66, 28) チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P) 現在は14.0等(6月27日、Chris Wyatt)。8月から10月にかけて、11等まで明るくなる。日本からは、7月からは次第に高くなり、その後は条件良く観測できる。南半球では、11月までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 4 16.02 19 52.8 1.861 1.308 42 12.4 3:10 (255, 13) July 18 4 43.38 21 22.1 1.831 1.284 42 12.2 3:16 (254, 15) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は13.5等(7月10日、Jakub Cerny)。2015年は、長期に渡って13〜14等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 19 18.49 -9 2.5 2.570 3.567 166 13.1 0:06 ( 0, 46) July 18 19 15.95 -9 23.7 2.589 3.584 166 13.1 23:32 ( 0, 46) マックホルツ第２彗星 (141P) 急激に増光中。現在は14.9等で、眼視でも見えている(7月10日、Jakub Cerny)。夏から秋にかけて、11等まで明るくなると期待されている。日本からは、明け方の空で条件良く観測できる。南半球では、夏から秋にかけて、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 43.14 31 32.6 0.693 1.057 73 13.7 3:10 (260, 49) July 18 2 40.10 35 3.1 0.688 0.986 67 13.1 3:16 (253, 45) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 7月11日にバーストを起こし、13.4等まで明るくなっている(John Drummond)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 17 24.76 -31 11.2 5.103 6.027 153 13.4 22:09 ( 0, 24) July 18 17 21.95 -31 0.1 5.155 6.025 146 13.4 21:38 ( 0, 24) ハリントン彗星 (51P) 予報通り、6月に15.9等まで増光した(6月23日、門田健一氏)。夏から秋にかけて、13等で条件良く観測できると期待されていた。だが、7月になって、彗星が崩壊した様子が、Jean-Gabriel Bosch氏によって捉えられた。現在は18.7等と、極めて暗い(7月13日、Jean-Gabriel Bosch)。5月には、分裂核のD核も21.9等で観測された(5月30日、Pan-STARRS 1)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 0 50.95 -2 6.6 1.276 1.729 97 14.2 3:10 (309, 39) July 18 1 5.20 -1 5.3 1.217 1.718 100 14.0 3:16 (313, 43) ダレスト彗星 (6P) 現在は13.6等(6月27日、Chris Wyatt)。明け方の空で次第に高くなってくる。だが、急激に減光し、8月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 4 1.78 5 15.0 2.444 1.961 50 14.3 3:10 (269, 7) July 18 4 15.03 5 18.0 2.436 2.010 53 14.8 3:16 (272, 12) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は14.1等で、眼視でも見えている(7月10日、Jakub Cerny)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14〜15等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 21 30.02 -0 42.9 4.569 5.403 141 14.6 2:17 ( 0, 54) July 18 21 28.50 -0 53.9 4.492 5.382 148 14.6 1:48 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 急激に増光した。現在は13.8等とかなり明るく、眼視でも見えている(5月11日、Sandor Szabo)。日本からは、既に観測できない。南半球でも、8月初めには見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 10 9.05 2 37.1 4.064 3.431 45 14.6 21:00 ( 93, 0) July 18 10 17.78 1 44.4 4.129 3.435 41 14.7 20:55 ( 94, -3) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は15.1等(4月17日、Taras Prystavski)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは、明け方の空で次第に高くなり、冬まで非常に条件良く観測できる。南半球では、8月半ばから観測できるようになるが、冬までずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 5 26.53 34 27.4 4.746 3.873 27 14.8 3:10 (233, 8) July 18 5 30.25 34 42.8 4.615 3.802 32 14.6 3:16 (237, 13) テンペル第２彗星 (10P) 現在は16.7等(7月10日、J. Gonzalez)。今後は次第に明るくなっていく様子を観測できる。秋から冬にかけて11等まで明るくなるが、その頃は低空にしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 14 0.85 2 0.2 1.454 1.899 98 15.2 21:00 ( 51, 44) July 18 14 5.88 0 29.3 1.482 1.857 94 14.9 20:55 ( 54, 40) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は16.5等(7月10日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなる。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 3 15.01 8 2.9 4.620 4.208 60 15.1 3:10 (273, 19) July 18 3 14.78 8 42.4 4.501 4.201 66 15.0 3:16 (278, 26) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 2014年の秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中。既に15.9等まで暗くなった(6月3日、K. Hills)。南半球では、暗くなるまで条件良く観測できる。日本からも、冬まで観測できるが、やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 0 45.52 -20 28.6 3.934 4.310 104 15.1 3:10 (323, 25) July 18 0 40.94 -21 21.9 3.893 4.381 112 15.2 3:16 (332, 29) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は14.8等(6月24日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 17.29 26 41.1 4.293 4.020 67 15.2 3:10 (262, 40) July 18 2 19.93 28 15.6 4.209 4.036 73 15.2 3:16 (264, 47) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は14.2等(6月14日、Catalina Sky Survey)。夏に14〜15等で、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 0 7.58 3 39.3 1.231 1.788 104 15.2 3:10 (316, 50) July 18 0 15.72 4 26.1 1.191 1.805 109 15.2 3:16 (325, 55) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 2015年の秋から2016年の夏にかけて、長期に渡って13等を保つ。日本からは、ずっと条件良く観測できる。南半球ではずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 5 15.25 41 15.0 4.466 3.646 32 15.6 3:10 (229, 14) July 18 5 23.49 42 32.3 4.362 3.600 36 15.5 3:16 (231, 19) マクノート-ハートレー彗星 (318P/2014 M6) 1994年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は16.0等(6月27日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏から秋にかけて、15等まで明るくなり、南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 23 3.69 -33 36.9 1.849 2.618 129 15.6 3:10 (351, 21) July 18 23 5.88 -34 5.8 1.780 2.596 134 15.5 3:16 (358, 21) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は16.0等(5月26日、井狩康一氏)。秋まで15〜16等で条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 18 5.68 -23 27.2 7.007 7.985 163 15.8 22:49 ( 0, 32) July 18 18 0.75 -23 48.1 7.082 8.016 155 15.8 22:17 ( 0, 31) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に15.5等まで暗くなった(5月11日、Sandor Szabo)。南半球でも、8月上旬には観測できなくなる。だが、冬から来年の春にかけて、再び16等で条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 10 56.76 -3 47.0 10.256 9.774 59 15.9 21:00 ( 81, 6) July 18 10 57.50 -3 48.0 10.392 9.812 52 15.9 20:55 ( 84, 2) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 2016年まで、長期に渡って15〜16等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 4 39.00 46 22.0 5.963 5.228 40 16.1 3:10 (228, 22) July 18 4 45.62 47 26.9 5.893 5.222 44 16.0 3:16 (229, 27) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 2014年に13等まで明るくなった。現在は16.7等(6月3日、Taras Prystavski)。今後はゆっくりと減光していく。2015年は、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 31.28 1 54.1 3.658 3.734 86 16.1 3:10 (296, 35) July 18 1 34.81 2 8.1 3.572 3.750 92 16.1 3:16 (303, 41) シャイン-シャルダハ彗星 (61P) 現在は18.0等(6月27日、M. Jaeger, E. Prosperi, S. Prosperi, W. Vollmann)。秋に15等で条件良く観測できる。だが、最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 20.71 7 9.3 2.016 2.208 86 16.3 3:10 (294, 41) July 18 1 31.31 7 50.5 1.928 2.193 90 16.2 3:16 (298, 46) ラインムート第２彗星 (44P) 2014年には16.4等まで明るくなった(11月14日、J. F. Hernandez)。現在は17.5等(6月28日、B. Lutkenhoner, M. Kumrucu-Lohmiller, P. Cox)。2015年には、夏から秋にかけて、再び16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 53.74 21 57.3 2.589 2.275 60 16.2 3:10 (263, 30) July 18 3 5.72 22 53.4 2.538 2.294 64 16.2 3:16 (265, 35) スワン彗星 (C/2015 C2) 3月には9.2等まで明るくなった(3月9日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。既に17.6等まで暗くなった(7月9日、A. Diepvens)。日本からは、今後は次第に高く見えるようになる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 13 20.48 87 45.6 2.478 2.296 67 16.3 21:00 (178, 37) July 18 14 15.20 83 41.3 2.542 2.389 69 16.6 20:55 (175, 40) カタリナ-マクノート彗星 (319P/2015 G1) 2008年に発見された周期彗星の、初回帰。現在は16.8等(6月21日、J. Nicolas, C. Rinner, F. Kugel, A. Klotz)。春から夏にかけて地球に接近し、急激に増光する。16等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 40.30 -4 29.6 0.703 1.203 86 16.3 3:10 (300, 29) July 18 2 5.67 -4 37.0 0.713 1.215 87 16.4 3:16 (302, 31) リニア彗星 (218P) 現在は14.8等と明るい(6月21日、安部裕史氏)。今回帰から太陽に1.17天文単位まで近づくようになり、3月から5月にかけて13等まで明るくなると期待されていた。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 21 39.46 -7 41.8 0.565 1.507 143 16.6 2:27 ( 0, 47) July 18 21 33.50 -8 33.9 0.587 1.557 151 16.9 1:53 ( 0, 47) リニア彗星 (221P) 現在は16.7等(6月12日、津村光則氏)。5月から7月にかけて、16.5等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 16 24.89 -6 52.7 0.883 1.758 135 16.7 21:09 ( 0, 48) July 18 16 29.27 -6 38.9 0.924 1.759 130 16.8 20:55 ( 3, 48) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は16.4等(6月12日、織部隆明氏)。減光中だが、晩秋にかけて、17等で条件良く観測できる。B核とC核は、既に20等以下(6月12日、織部隆明氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 23 43.57 11 15.4 5.611 5.988 107 16.8 3:10 (317, 60) July 18 23 40.85 10 43.6 5.542 6.033 114 16.8 3:16 (335, 64) マクノート彗星 (320P/2015 HC10) 現在は19等(6月13日、WISE)。急激に増光し、8月には15等まで明るくなると期待されている。南半球では条件が良いが、日本からは8月まではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 12 24.71 -9 21.8 0.466 1.052 81 17.2 21:00 ( 62, 20) July 18 12 40.16 -9 45.4 0.429 1.019 78 16.8 20:55 ( 63, 18) 楊-高彗星 (325P/2015 J4) 2009年に12等まで明るくなった新周期彗星の、初回帰。現在は18.3等(6月10日、佐藤英貴氏)。この予報より1等ほど暗い。今回帰は17〜18等止まり。南半球では条件良く観測できる。日本からは、6月以降はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 11 31.25 -8 40.2 1.502 1.483 69 16.9 21:00 ( 72, 10) July 18 11 51.40 -9 26.4 1.518 1.464 67 16.9 20:55 ( 71, 9) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は16.2等(6月21日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。春から夏にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 16 39.22 -24 28.9 2.344 3.218 143 16.9 21:23 ( 0, 31) July 18 16 37.72 -24 2.9 2.413 3.226 136 17.0 20:55 ( 0, 31) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 1月から2月にかけて、11等まで明るくなったはずだが、観測されなかった。現在は16.9等(7月9日、A. Maury, J.-G. Bosch, T. Noel)。南半球では、今後は暗くなっていく様子を明け方の空で観測できる。日本からは，7月からは高くなってくるが、17等以下。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 27.69 -9 21.3 2.145 2.173 77 17.0 3:10 (295, 17) July 18 2 35.61 -9 34.9 2.121 2.227 82 17.1 3:16 (300, 22) マスター彗星 (C/2015 K1) 現在は16.5等(6月3日、Taras Prystavski)。今後は暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。2014年には14等で、南半球で条件良く見えていたはず。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 0 51.53 -0 23.1 3.518 3.770 96 17.0 3:10 (307, 41) July 18 0 52.47 0 10.4 3.465 3.819 102 17.0 3:16 (316, 46) パンスターズ彗星 (C/2014 S2) 秋から来年の春にかけて、15等まで明るくなり、日本からは、非常に条件良く観測できると期待されている。南半球では、ずっと観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 9.88 39 25.4 2.971 2.731 66 17.2 3:10 (247, 45) July 18 2 17.04 42 23.8 2.843 2.682 70 17.1 3:16 (244, 51) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は17.4等(6月12日、津村光則氏)。2016年に14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 12 42.83 1 29.3 3.325 3.324 81 17.1 21:00 ( 68, 30) July 18 12 47.80 0 51.9 3.388 3.291 75 17.1 20:55 ( 71, 27) リニア彗星 (230P) 現在は19.6等(6月22日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。急激に増光し、秋に13.5等で条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 35.19 -5 9.1 1.730 1.979 88 17.4 3:10 (302, 30) July 18 1 49.74 -4 48.5 1.628 1.937 91 17.1 3:16 (305, 33) ポローニア彗星 (C/2015 F2) 地球に接近し、4月から5月にかけて、12.0等まで明るくなった(4月24日、Taras Prystavski)。現在は急激に減光中。既に17.9等まで暗くなった(7月1日、W. Hasubick)。7月下旬には18等以下になる。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 22 5.22 33 12.2 0.951 1.630 111 17.1 2:52 ( 0, 88) July 18 21 58.74 35 14.7 0.991 1.698 115 17.6 2:18 (180, 90) カタリナ彗星 (C/2014 AA52) 冬に15.3等まで明るくなった(1月17日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に17.8等まで暗くなった(6月3日、Taras Prystavski)。南半球では、良い条件で観測できる。日本からも、今後は条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 0 10.07 -15 39.9 2.000 2.553 111 17.2 3:10 (329, 33) July 18 23 55.74 -15 11.5 1.930 2.603 121 17.2 3:16 (342, 38) アラン彗星 (50P) 現在は20.2等(6月15日、Jean-Francois Soulier)。急激に増光し、夏から冬にかけて、16等で条件良く観測できると期待されているが、実際は、この予報よりかなり暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 23 35.49 -15 35.9 1.979 2.631 119 17.4 3:10 (338, 37) July 18 23 37.08 -15 13.1 1.871 2.595 125 17.2 3:16 (348, 39) パンスターズ彗星 (P/2015 F1) 現在は17.7等(7月4日、B. Lutkenhoner, P. Cox)。7月まで17等を保つ。南半球では非常に条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 16 3.65 -23 21.7 1.806 2.627 135 17.5 21:00 ( 3, 32) July 18 16 4.02 -23 22.9 1.880 2.637 128 17.6 20:55 ( 9, 31) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.7等(5月10日、A. Maury, J.-F. Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。現在は近日点にいる。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 23 29.36 -2 22.6 5.309 5.829 116 17.6 3:10 (334, 50) July 18 23 29.43 -2 24.4 5.218 5.832 122 17.5 3:16 (347, 52) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.4等(6月14日、A. Diepvens)。2014年の夏に17等で観測された。日本からは、2015年も17.5等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 22 20.77 54 30.7 4.179 4.369 93 17.5 3:08 (180, 70) July 18 22 19.28 54 51.9 4.150 4.397 97 17.5 2:39 (180, 70) ジャコビニ彗星 (205P) 現在は17.0等(6月20日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。2008年に112年ぶりに再発見された彗星の、初回帰。2008年には、12等まで明るくなった。今回は、春から夏にかけて、15等まで明るくなると期待されていたが、予報より暗い。しばらくは、明け方の低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 2 46.33 13 31.2 1.799 1.650 64 17.5 3:10 (272, 28) July 18 3 3.11 13 40.9 1.774 1.676 67 17.6 3:16 (275, 31) マクノート彗星 (220P) 現在は17.2等(6月13日、iTelescope Observatory, Siding Spring)。夏に17.5等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 1 44.53 7 48.8 1.372 1.576 81 17.7 3:10 (288, 37) July 18 2 1.04 8 31.9 1.338 1.589 83 17.7 3:16 (291, 40) ブレッシ彗星 (C/2015 H1) 現在は17.9等(6月28日、J. Nicolas, C. Rinner, F. Kugel, A. Klotz)。夏にかけて、17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 16 25.36 31 59.8 1.707 2.288 111 17.8 21:07 ( 0, 87) July 18 16 1.35 30 12.4 1.848 2.332 105 18.0 20:55 ( 61, 80) パロマー彗星 (C/2012 LP26) 遠方の彗星。現在は18.6等(6月17日、K. Sarneczky)。夏から秋にかけて、18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 19 57.09 -2 24.0 5.586 6.541 158 17.9 0:44 ( 0, 53) July 18 19 55.03 -2 41.8 5.568 6.539 161 17.9 0:15 ( 0, 52) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星だが、2月20日にバーストを起こし、15等まで明るくなった。眼視では11.8等と、極めて明るく報告された(3月11日、Marco Goiato)。だが、既に17.8等まで暗くなった(5月16日、K. Hills)。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 11 12 7.36 -19 9.8 9.224 9.133 81 17.9 21:00 ( 58, 10) July 18 12 9.51 -19 6.3 9.330 9.132 75 18.0 20:55 ( 61, 6)