今週の明るい彗星 (2015年3月7日：北半球版)

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ラヴジョイ彗星 (C/2014 Q2) 1月半ばに3.7等まで明るくなり、肉眼彗星になった(1月13日、Marek Biely)。現在もまだ5.7等と明るい(3月6日、Maik Meyer)。近日点を通過した後も増光が続いていたが、今後は次第に減光していく。日本からは、今後は暗くなるまでずっと条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 1 28.00 57 1.7 1.409 1.399 68 5.8 19:23 (139, 37) Mar. 14 1 25.17 59 29.3 1.523 1.442 66 6.1 19:29 (143, 33) ハウエル彗星 (88P) 現在は10.5等と明るい(3月1日、Marco Goiato)。南半球では、今後は次第に高く見えるようになる。日本からは、6月までは超低空で観測困難。6月からは、次第に暗くなっていく様子を条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 20 10.59 -21 51.0 1.895 1.399 45 9.5 4:58 (303, 7) Mar. 14 20 36.53 -20 39.6 1.860 1.383 46 9.3 4:49 (301, 6) ソーホー彗星 (C/2015 D1) 太陽に接近し、9等から2等まで急激に増光する様子が、探査機によって捉えられた。彗星核は崩壊したが、残骸が明るく見えている。現在は8.0等(2月27日、M. Masek, et al.)。日本からは、夕方の空で急速に高く見えるようになる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 0 40.83 27 16.7 0.899 0.649 39 9.5 19:23 (111, 20) Mar. 14 1 33.11 37 48.9 1.031 0.843 49 10.5 19:29 (119, 28) スワン彗星 (C/2015 C2) 明るい新彗星。現在は11.5等(2月26日、Michael Mattiazzo)。南半球では、まもなく観測できなくなる。日本からも、しばらく超低空で観測困難。5月からは次第に高くなるが、15等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 0 57.53 -4 35.2 1.431 0.713 27 11.8 19:23 ( 82, 5) Mar. 14 1 4.95 4 34.6 1.525 0.737 23 12.1 19:29 ( 93, 5) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 近日点の直前になって増光が鈍り、10月下旬には11.6等まで減光した(10月26日、Todd Augustyniak)。だが、11月10〜12日頃にバーストを起こし、2等ほど増光した。現在もまだ11.7等と明るい(2月16日、Jakub Cerny)。日本からは、今後は暗くなっていく様子を非常に条件良く観測できる。南半球でも、4月初めまで明け方の低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 17 53.43 29 39.7 2.201 2.301 82 11.8 4:58 (274, 64) Mar. 14 17 45.49 33 56.2 2.168 2.372 89 11.9 4:49 (267, 71) カタリナ彗星 (C/2013 US10) 当初の予報より明るく、2014年の暮れには、13.6等まで増光した(12月19日、Chris Wyatt)。2015年の秋から冬にかけて、4等級まで明るくなると期待されている。現在は観測できない。南半球では、3月下旬からは、再び条件良く観測できるようになる。日本からは、2015年12月まで、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 22 55.95 -22 8.2 4.698 3.759 16 12.6 4:58 (281,-25) Mar. 14 23 0.57 -21 56.2 4.594 3.681 20 12.5 4:49 (282,-22) ボレリー彗星 (19P) 現在は15.1等(2月1日、Taras Prystavski)。2015年春に10.5等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。日本からは既に観測できない。南半球でも、3月中旬には観測できなくなる。日本からは、2015年の秋からは、暗くなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 0 39.14 -14 50.1 2.499 1.645 24 12.9 19:23 ( 76, -5) Mar. 14 0 56.22 -11 58.7 2.477 1.603 22 12.6 19:29 ( 80, -6) フィンレー彗星 (15P) 12月半ばにバーストを起こし、8.8等まで急増光した(12月19日、Marco Goiato)。その後、10.7等まで減光した(1月14日、Chris Wyatt)が、1月16日に再びバーストを起こし、7.0等まで急増光した(1月17日、Maik Meyer)。現在は11.1等の拡散状(2月15日、Jakub Cerny)。日本からは、3月中は高く見える。南半球では、今後はずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 2 19.57 18 55.8 1.730 1.385 53 12.7 19:23 ( 90, 35) Mar. 14 2 45.29 21 6.5 1.819 1.449 52 13.3 19:29 ( 93, 34) ダレスト彗星 (6P) 春に11等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。南半球では、4月末から明け方の超低空で観測できるようになる。日本からは、7月下旬まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 22 13.37 -11 22.0 2.299 1.362 14 13.2 4:58 (277,-10) Mar. 14 22 37.45 -10 13.3 2.297 1.368 15 12.8 4:49 (275,-11) ポンス-ヴィネッケ彗星 (7P) 12月には16.0等で観測された(12月22日、門田健一氏)。1月から2月にかけて、11等まで明るくなったはずだが、観測されなかった。南半球では、今後は暗くなっていく様子を明け方の空で観測できる。日本からはほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 21 25.34 -20 57.5 2.086 1.313 29 13.0 4:58 (291, -6) Mar. 14 21 50.51 -20 19.1 2.099 1.343 30 13.5 4:49 (290, -7) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 秋に6.9等まで明るくなった(10月17日、Marco Goiato)。現在は減光中だが、まだ12.6等と明るい(2月9日、Chris Wyatt)。南半球では、次第に低くなって、3月には一時的に観測できなくなるが、4月からは再び条件良く観測できる。日本からも、6月半ばには再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 0 24.71 -20 29.7 3.835 2.955 23 13.4 19:23 ( 73,-11) Mar. 14 0 28.15 -19 43.1 3.938 3.035 21 13.6 19:29 ( 77,-17) パンスターズ彗星 (C/2012 F3) 現在は14.5等(1月20日、Taras Prystavski)。2015年は、長期に渡って13等を保ち、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 18 31.57 -12 42.1 3.708 3.468 68 13.7 4:58 (315, 30) Mar. 14 18 39.91 -12 21.6 3.617 3.464 73 13.7 4:49 (317, 31) パンスターズ彗星 (C/2014 Q1) 2015年7月に太陽に0.3天文単位まで接近し、明るくなると期待されている。現在は15.6等(1月13日、井狩康一氏)。今後はしばらく観測困難。南半球では、2015年7月半ばから、暗くなっていく様子を観測できるようになる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 23 47.10 -10 43.7 3.390 2.423 10 14.0 19:23 ( 86,-13) Mar. 14 23 55.52 -9 10.5 3.300 2.321 8 13.7 19:29 ( 91,-17) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は15等(2月26日、Richard Miles)。明け方の空で、次第に高くなってくる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 17 48.88 -30 53.2 6.185 6.063 78 13.8 4:58 (334, 19) Mar. 14 17 51.83 -30 59.4 6.072 6.061 84 13.8 4:49 (338, 20) ボリソフ彗星 (C/2014 R1) 秋から冬にかけて、10.6等まで明るくなった(11月29日、吉田誠一)。現在は12.4等(2月19日、Taras Prystavski)。今後は次第に減光していくが、暗くなるまでずっと観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 17 22.36 -14 28.1 1.860 2.033 85 14.0 4:58 (333, 36) Mar. 14 17 29.46 -14 31.9 1.846 2.102 90 14.3 4:49 (337, 37) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は13.4等(2月15日、Jakub Cerny)。当初の予報より2等ほど暗い。日本からは、2014年の夏から2015年の春にかけて、14等の明るさで、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 11 34.87 20 28.5 1.385 2.354 163 14.2 0:39 ( 0, 75) Mar. 14 11 29.32 20 37.3 1.419 2.385 162 14.3 0:06 ( 0, 76) リニア彗星 (218P) 現在は17.4等(1月18日、Catalina Sky Survey)。急激に増光し、3月から5月にかけて、13等の明るさで条件良く観測できると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 15 48.14 -18 18.2 0.610 1.308 106 14.8 4:51 ( 0, 37) Mar. 14 16 21.03 -19 9.1 0.565 1.273 106 14.4 4:49 (358, 36) パンスターズ彗星 (C/2014 W11) 急激に増光中。現在は14.5等とかなり明るく、眼視でも見えている(2月7日、Mike Wolle)。冬から春にかけて、15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 8 48.82 10 18.7 2.650 3.511 145 14.7 21:49 ( 0, 65) Mar. 14 8 46.92 10 14.5 2.698 3.500 137 14.6 21:20 ( 0, 65) コプフ彗星 (22P) 現在は15.6等(1月19日、Catalina Sky Survey)。2015年の秋に11等まで明るくなる。今回帰は、最盛期まで明るくなっていく様子を観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 13 11.56 -0 32.5 1.723 2.621 148 15.3 2:15 ( 0, 54) Mar. 14 13 8.38 0 7.6 1.638 2.579 156 15.0 1:45 ( 0, 55) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。既に16.0等まで暗くなった(2月14日、Taras Prystavski)。2015年の夏まで15等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 11 35.35 -8 49.2 8.141 9.100 164 15.1 0:40 ( 0, 46) Mar. 14 11 31.02 -8 25.8 8.160 9.137 168 15.2 0:08 ( 0, 46) テナグラ彗星 (C/2013 C2) 遠方の彗星だが、2月20日にバーストを起こし、15.8等まで明るくなっている(2月24日、Jean-Francois Soulier)。眼視でも14.0等で見えている(2月27日、Marco Goiato)。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 12 16.92 -23 44.4 8.314 9.155 146 15.2 1:21 ( 0, 31) Mar. 14 12 15.09 -23 36.1 8.265 9.153 151 15.2 0:52 ( 0, 31) ネオワイズ彗星 (C/2014 N3) 現在は15.3等(1月7日、Taras Prystavski)。2014年から2015年にかけて、長期に渡って15等を保つ。南半球では2014年に、日本からは2015年に、非常に条件良く観測できる。3月から5月にかけては、一時的に観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 0 46.10 -0 56.5 4.760 3.883 24 15.3 19:23 ( 86, 4) Mar. 14 0 51.39 0 39.3 4.804 3.882 19 15.3 19:29 ( 91, 0) パンスターズ彗星 (C/2014 W9) 急激に増光した。現在は15.7等と、当初の予報よりかなり明るい(1月31日、佐藤英貴氏)。3月中は15等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 15 42.32 -19 52.2 0.993 1.606 107 15.4 4:45 ( 0, 35) Mar. 14 15 54.31 -21 56.5 0.964 1.622 111 15.4 4:30 ( 0, 33) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。今回帰は12.6等まで明るくなった(6月25日、Taras Prystavski)。いったん17〜18等まで暗くなったが、1月26日にバーストを起こし、13.2等まで明るくなった(1月29日、Uwe Pilz)。現在は14.7等(2月7日、Sandor Szabo)。日本からはしばらく条件良く観測できる。南半球では、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 4 35.49 38 34.8 3.051 3.162 87 15.4 19:23 (107, 69) Mar. 14 4 43.54 38 4.1 3.176 3.191 81 15.8 19:29 (106, 63) ソニア彗星 (C/2014 A4) 現在は15.8等(2月22日、Taras Prystavski)。2015年から2016年にかけて、14等まで明るくなる。南半球では条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 2 47.64 -8 54.0 4.954 4.452 54 15.5 19:23 ( 60, 23) Mar. 14 2 47.75 -7 38.0 5.028 4.432 48 15.5 19:29 ( 67, 18) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は14.5等(11月19日、Taras Prystavski)。2015年には再び、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 18 59.85 -17 10.3 7.869 7.450 61 15.6 4:58 (312, 22) Mar. 14 19 0.47 -17 24.6 7.785 7.478 68 15.6 4:49 (316, 24) ボリソフ彗星 (C/2013 V2) 現在は15.4等(2月21日、Taras Prystavski)。日本からは、2015年の初夏まで長期に渡って15〜16等を保ち、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 13 27.71 34 48.2 2.964 3.746 136 15.6 2:32 ( 0, 90) Mar. 14 13 23.29 34 50.6 2.961 3.769 139 15.6 2:00 ( 0, 90) スペースウォッチ彗星 (C/2011 KP36) 現在は16.7等(9月23日、Taras Prystavski)。遠方の彗星だが、2015年から2016年にかけて、長期に渡って14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 20 43.34 -5 13.6 6.607 5.833 36 15.8 4:58 (285, 12) Mar. 14 20 48.79 -4 51.1 6.518 5.807 41 15.7 4:49 (286, 14) ロニオス彗星 (201P) 現在は15.3等(2月23日、津村光則氏)。日本からは、しばらく条件良く観測できるが、次第に減光していく。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 3 38.85 26 14.6 1.409 1.464 72 15.7 19:23 ( 87, 54) Mar. 14 4 4.52 27 34.5 1.473 1.497 71 16.0 19:29 ( 91, 53) ハートレー第３彗星 (110P) 現在は13.8等と明るい(2月15日、Jakub Cerny)。2月にかけて14〜15等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 6 26.89 20 38.1 1.999 2.522 110 15.8 19:28 ( 0, 76) Mar. 14 6 31.92 20 12.8 2.090 2.531 104 15.9 19:29 ( 21, 74) 小島彗星 (70P) 現在は16.2等(2月23日、津村光則氏)。しばらく条件良く観測できるが、今後は次第に減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 12 12.58 8 49.6 1.316 2.285 163 16.0 1:17 ( 0, 64) Mar. 14 12 7.90 9 38.6 1.327 2.311 169 16.1 0:45 ( 0, 65) パンスターズ彗星 (C/2013 X1) 現在は15.7等(1月16日、Taras Prystavski)。2016年の春から夏にかけて地球に接近し、6〜7等の明るさで条件良く観測できると期待されている。日本からは、まずは2015年春に15.5等になるまで、条件良く観測できる。南半球では、2016年の春までずっと低空が続く。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 4 48.99 34 37.4 5.006 5.091 89 16.1 19:23 ( 96, 71) Mar. 14 4 46.79 34 21.0 5.068 5.026 81 16.0 19:29 ( 98, 64) カタリナ彗星 (C/2013 V4) 現在は15.8等(1月11日、Y. Sugiyama)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って15〜16等で観測できる。日本からは、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 3 0.88 31 33.0 5.748 5.432 66 16.1 19:23 (100, 48) Mar. 14 3 3.73 32 8.8 5.832 5.416 60 16.2 19:29 (104, 42) ヴィルト第４彗星 (116P) 現在は17.6等(2月23日、津村光則氏)。2016年に13等まで明るくなる。日本からは、この冬は非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。最近はこの予報より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 5 45.32 27 28.4 2.621 2.971 100 16.3 19:23 ( 49, 79) Mar. 14 5 49.18 27 21.4 2.692 2.945 94 16.3 19:29 ( 66, 74) エレーニン彗星 (P/2014 X1) 急激に増光した。現在は15.6等と明るい(2月12日、Catalina Sky Survey)。日本からは非常に条件良く観測できるが、今後は減光し、5月には18等以下になる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 5 59.79 54 50.0 1.449 1.919 101 16.5 19:23 (171, 70) Mar. 14 6 18.51 54 21.0 1.525 1.944 98 16.6 19:29 (165, 70) ジェディキ彗星 (269P/2012 R2) 現在は16.1等(2月22日、Taras Prystavski)。しばらく16〜17等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 7 52.90 13 53.5 3.406 4.129 131 16.6 20:54 ( 0, 69) Mar. 14 7 52.58 14 0.2 3.492 4.135 124 16.6 20:26 ( 0, 69) フェイ彗星 (4P) 現在は14.4等(2月15日、Taras Prystavski)。今後はゆっくりと減光していく様子を、長期に渡って観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 9 13.15 5 20.7 2.070 2.979 151 16.6 22:13 ( 0, 60) Mar. 14 9 10.13 6 4.0 2.159 3.020 144 16.8 21:43 ( 0, 61) ウカイメデン彗星 (C/2013 V5) 9月には6.5等まで明るくなった(9月21日、Marco Goiato)。現在は急激に減光中。既に17.7等以下まで暗くなった(2月15日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 15 15.05 15 36.1 2.129 2.747 118 16.7 4:19 ( 0, 70) Mar. 14 15 1.32 18 12.2 2.125 2.837 126 16.8 3:38 ( 0, 73) テナグラ彗星 (C/2013 G9) 現在は16.1等(2月15日、Taras Prystavski)。2014年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 12 21.51 -23 53.2 4.504 5.351 145 16.8 1:26 ( 0, 31) Mar. 14 12 11.44 -23 35.9 4.457 5.355 152 16.7 0:48 ( 0, 31) ドゥ・トイト-ニェウイミン-デルポルト彗星 (57P) 現在は19.2等(2月21日、Jean-Francois Soulier)。夏に15等まで明るくなり、非常に条件良く観測できると期待されているが、この予報よりやや暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 19 30.39 -19 29.7 2.253 1.864 54 17.1 4:58 (308, 15) Mar. 14 19 49.02 -18 40.1 2.180 1.842 57 16.9 4:49 (307, 16) ヴァイサラ第１彗星 (40P) 秋から冬にかけて、15.5等まで明るくなった(11月25日、Taras Prystavski)。現在は減光中。既に16.6等まで暗くなった(2月15日、Taras Prystavski)。しばらく条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 17 23.28 -10 50.0 1.966 2.127 85 16.9 4:58 (331, 40) Mar. 14 17 32.47 -10 34.4 1.923 2.162 89 16.9 4:49 (334, 41) パンスターズ彗星 (C/2014 W2) 現在は16.8等(1月23日、Catalina Sky Survey)。2015年から2016年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球では、2015年3月半ばまでしか観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 3 40.54 24 41.6 4.726 4.532 72 16.9 19:23 ( 85, 54) Mar. 14 3 41.87 25 23.2 4.787 4.481 66 16.9 19:29 ( 91, 47) パンスターズ彗星 (C/2013 G3) 現在は17.7等(1月20日、Taras Prystavski)。2014年の夏に17等で観測された。日本からは、2015年も17.5等で、非常に条件良く観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 20 30.60 36 59.5 4.440 3.974 56 17.2 4:58 (246, 36) Mar. 14 20 41.51 38 2.7 4.442 3.990 57 17.2 4:49 (246, 37) ギブス彗星 (C/2014 R4) 秋に15.4等まで明るくなった(11月19日、Taras Prystavski)が、極めて拡散していた。12月以降は20等と、極めて暗く報告されている。南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 8 24.87 -38 43.3 1.810 2.481 121 17.2 21:25 ( 0, 16) Mar. 14 8 22.43 -38 7.5 1.892 2.537 119 17.4 20:55 ( 0, 17) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.5等(12月1日、Alexander Baransky)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って17〜18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 17 24.20 54 53.8 6.489 6.602 92 17.3 4:58 (211, 65) Mar. 14 17 21.32 56 18.5 6.467 6.612 94 17.3 4:49 (203, 66) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P/2014 D2) 現在は17.6等(1月22日、A. Maury, J.-F. Soulier, J.-G. Bosch, T. Noel)。春から夏にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 16 58.50 -28 52.6 2.990 3.140 89 17.3 4:58 (345, 24) Mar. 14 17 4.59 -28 59.2 2.894 3.141 95 17.3 4:49 (348, 25) オルボルセン彗星 (C/2013 U2) 現在は17.8等(1月6日、B. Lutkenhoner)。2014年の初めに、17〜18等で観測された。2014年の秋から2015年の春にかけて、再び17〜18等で、日本からは非常に条件良く観測できる。南半球からは見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 10 9.46 55 59.6 4.541 5.214 128 17.5 23:10 (180, 69) Mar. 14 10 4.18 55 18.0 4.596 5.224 124 17.5 22:37 (180, 70) ガン彗星 (65P) 現在は17.6等(1月21日、Catalina Sky Survey)。現在は遠日点の近くにいる。冬から春にかけて、日本からは18等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 8 35.48 29 20.0 3.792 4.567 136 17.6 21:36 ( 0, 84) Mar. 14 8 32.78 29 19.3 3.859 4.557 129 17.6 21:06 ( 0, 84) カタリナ彗星 (C/2014 W6) 現在は18.0等(1月23日、K. Hills)。冬から春にかけて、17等で観測できる。南半球では好条件だが、日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 11 5.45 -27 28.4 2.210 3.090 146 17.6 0:10 ( 0, 28) Mar. 14 10 55.20 -28 44.7 2.206 3.088 147 17.6 23:27 ( 0, 26) 小惑星1998 HO121 (347449) 特異小惑星1998 HO121の初回帰。2015年から2016年にかけて、17〜18等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 6 53.90 10 4.5 2.544 3.122 116 17.7 19:55 ( 0, 65) Mar. 14 6 56.33 10 36.8 2.613 3.108 110 17.8 19:30 ( 0, 66) ファン・ビースブルック彗星 (53P) 現在は20.0等(12月27日、織部隆明氏)。2016年に14等まで明るくなり、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 13 6.19 -1 8.3 3.046 3.935 149 17.9 2:10 ( 0, 54) Mar. 14 13 3.31 -0 37.2 2.964 3.901 157 17.7 1:40 ( 0, 54) パンスターズ彗星 (C/2014 Y1) 2016年の春に14等まで明るくなる。現在は17.1等(1月22日、Mt. Lemmon Survey)。2015年は、日本からは春まで条件良く観測できる。南半球では、2015年は観測できないが、2016年の最盛期は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 7 15.94 39 38.4 3.510 4.070 117 17.8 20:17 (180, 85) Mar. 14 7 15.18 39 11.9 3.545 4.013 111 17.8 19:49 (180, 86) スペースウォッチ彗星 (C/2013 TW5) 現在は17.0等(12月30日、Space Surveillance Telescope, Atom Site)。2014年から2015年にかけて18等を保つ。2015年は、冬から春にかけて条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 10 39.73 -10 57.1 5.049 6.001 162 17.8 23:40 ( 0, 44) Mar. 14 10 36.63 -10 59.3 5.068 6.013 160 17.8 23:09 ( 0, 44) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は17.2等(1月10日、高橋俊幸氏)。2013年から2014年の初めにかけて、17等で観測された。2014年の秋から冬にかけて、17.5等で再び条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 7 56.88 14 32.6 2.740 3.485 132 17.8 20:58 ( 0, 70) Mar. 14 7 56.35 14 41.7 2.833 3.501 125 17.9 20:30 ( 0, 70) テナグラ彗星 (C/2014 F2) 2014年から2015年にかけて、日本からはずっと18等で観測できる。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Mar. 7 15 11.61 65 4.9 3.951 4.346 106 17.9 4:15 (180, 60) Mar. 14 14 56.15 67 33.2 3.961 4.353 106 17.9 3:32 (180, 58)