今週の明るい彗星 (2013年9月7日:北半球版)

English version
Home page
Updated on September 15, 2013
先週 南半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、北緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

---------------------------------------------------------------------

* リニア彗星 (C/2012 V2)

予想以上に明るくなっている。現在は8.7等と、かなり明るい(8月23日、Willian Souza)。秋にかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   8 41.85  -14 59.1   2.097   1.487    40    8.7   4:10 (287, -2)  
Sept.14   9  0.65  -19 51.4   2.082   1.510    42    8.8   4:16 (293, -2)  

* アイソン彗星 (C/2012 S1)

明け方の空に現れてきた。現在は12.4等(9月7日、Jakub Cerny)。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。だが、最近は、当初の予報より2等ほど暗い。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   8 51.10   21 25.2   2.818   2.078    35   10.9   4:10 (255, 17)  
Sept.14   9  2.55   20 29.9   2.632   1.958    39   10.5   4:16 (259, 21)  

* レモン彗星 (C/2012 F6)

3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ10.8等と明るい(9月6日、Sandor Szabo)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  19  3.86   65 20.5   2.478   2.778    96   11.4  19:56 (180, 60)  
Sept.14  18 51.89   63 19.8   2.578   2.865    96   11.6  19:34 (176, 62)  

* ボリソフ彗星 (C/2013 N4)

明け方の超低空で発見された明るい新彗星。現在は11.8等(8月30日、門田健一氏)。秋まで11〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。南半球では、11月になるまで観測できない。Juan Jose Gonzalez氏は、8月18日に8.8等と、極めて明るく報告している。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   9 52.32   20 34.8   2.109   1.237    22   11.5   4:10 (248,  4)  
Sept.14  10 11.80   16 27.1   2.130   1.263    22   11.7   4:16 (253,  5)  

* ウィルタネン彗星 (46P)

今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、秋に16等以下になってから、ようやく観測できるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  10 14.66   16 57.6   2.253   1.313    15   12.2   4:10 (248, -2)  
Sept.14  10 36.84   15 20.4   2.294   1.366    17   12.7   4:16 (251, -1)  

* ラヴジョイ彗星 (C/2013 R1)

9月7日に14.4等で発見された、明るい新彗星。現在は12.2等(9月11日、Chris Wyatt)。11月から12月にかけて、地球に0.4天文単位まで接近し、6等級の明るさになると期待されている。日本からは、2014年秋に暗くなるまで、ずっと非常に良い条件で観測できる。南半球では、12月から1月にかけては観測できなくなるが、11月下旬に7等になるまでは、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 57.12   -6 43.4   1.976   2.010    77   13.0   4:10 (309, 33)  
Sept.14   6  7.75   -5 58.8   1.812   1.920    80   12.6   4:16 (314, 37)  

* エンケ彗星 (2P)

急激に増光中。すでに12.2等まで明るくなっている(9月7日、Jakub Cerny)。11月21日に近日点を通過し、7等まで明るくなる。日本からは、明け方の空で急激に明るくなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。南半球では、10月初めまでしか見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   4 22.45   35 24.9   1.032   1.498    94   14.3   4:10 (264, 76)  
Sept.14   4 51.09   37 55.6   0.892   1.402    94   13.2   4:16 (253, 77)  

* リニア彗星 (C/2010 S1)

現在は11.7等(9月6日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  19 31.41   23 19.6   5.373   5.951   120   13.3  20:24 (  0, 78)  
Sept.14  19 27.00   21 51.6   5.447   5.957   116   13.3  19:53 (  0, 77)  

* リニア彗星 (C/2012 L2)

2013年の春に、9〜10等の明るさに達した。現在は減光中。既に14.6等まで暗くなった(8月28日、佐藤英貴氏)。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  10  6.36  -44 22.6   2.687   2.215    52   13.5   4:10 (305,-32)  
Sept.14  10 27.82  -46 57.3   2.754   2.280    52   13.7   4:16 (308,-31)  

* ブルーイントン彗星 (154P)

急激に増光中。既に14.2等まで明るくなっている(9月5日、Alan Hale)。秋から冬にかけて、10等に達すると期待されている。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  22 27.44  -12 37.4   0.919   1.918   169   14.0  23:20 (  0, 43)  
Sept.14  22 19.13  -11 15.9   0.898   1.879   161   13.5  22:44 (  0, 44)  

* 小惑星シーラ (596)

1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   0 56.02  -16  0.6   2.118   3.036   150   13.6   1:53 (  0, 39)  
Sept.14   0 51.07  -16 38.3   2.102   3.047   155   13.5   1:20 (  0, 38)  

* ロニオス彗星 (C/2006 S3)

2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.7等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。日本からは既に観測できない。南半球でも、9月下旬には観測できなくなる。だが、12月からは、再び14等で観測できるようになる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  13 12.60  -10 35.6   7.163   6.381    36   13.7  19:45 ( 78, -2)  
Sept.14  13 13.81  -10 48.6   7.261   6.411    30   13.8  19:34 ( 80, -5)  

* パンスターズ彗星 (P/2013 CU129)

8月6日に太陽に0.8天文単位まで近づいて、急激に増光した。現在は13.2等と、かなり明るい(8月27日、Taras Prystavski)。南半球では、9月にかけて、夕空で13等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  14 40.17  -34 29.6   0.636   0.942    65   13.9  19:45 ( 46, -1)  
Sept.14  15 37.49  -39 48.9   0.622   1.002    71   14.5  19:34 ( 37,  1)  

* パンスターズ彗星 (C/2011 L4)

3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に13.2等まで暗くなった(9月6日、Sandor Szabo)。日本からは、好条件で観測できる。南半球では観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  15 11.03   38 34.7   3.547   3.244    64   13.9  19:45 (111, 46)  
Sept.14  15 17.51   36 43.1   3.681   3.333    62   14.2  19:34 (110, 44)  

* シュヴァスマン-ヴァハマン第1彗星 (29P)

現在は13.0等と明るい(8月28日、Taras Prystavski)。日本からは既に観測できない。南半球では、10月初めまで観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  14  0.72  -21 25.8   6.771   6.197    51   14.1  19:45 ( 63,  1)  
Sept.14  14  5.22  -21 42.3   6.851   6.196    46   14.1  19:34 ( 64, -1)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 K1)

現在は14.0等で、眼視でも見えている(9月6日、Sandor Szabo)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。日本からは、11月下旬には一時的に観測できなくなるが、長期に渡って条件良く観測できる。南半球では、9月下旬には観測できなくなり、その後は、2014年2月まで見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  15 35.83   16 12.3   4.976   4.685    67   14.2  19:45 ( 79, 43)  
Sept.14  15 35.60   15 29.4   4.999   4.615    62   14.1  19:34 ( 82, 39)  

* リニア彗星 (C/2011 J2)

現在は14.5等(6月11日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  10  7.31   54 49.6   4.154   3.588    49   14.5   4:10 (217, 21)  
Sept.14  10 15.47   55 52.8   4.063   3.571    54   14.4   4:16 (218, 25)  

* リニア彗星 (C/2012 X1)

2014年の春に11等に達し、条件良く観測できると期待されている。日本からは、8月から9月は超低空だが、10月からは明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  11 25.75   31  0.4   3.547   2.672    25   15.0  19:45 (127,  2)  
Sept.14  11 40.10   30  8.2   3.465   2.607    26   14.9  19:34 (126,  1)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 S3)

7月に14.5等まで明るくなった(7月16日、M. Brusa, L. Sempio)。現在は減光中。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、10月には観測できなくなる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  18 20.55  -31 10.9   1.763   2.309   109   14.9  19:45 (  7, 23)  
Sept.14  18  9.94  -33 47.2   1.904   2.313   100   15.0  19:34 ( 13, 20)  

* ヘリン-ローマン-アルー第1彗星 (117P)

現在は14.3等(7月8日、Chris Wyatt)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは、9月下旬には低空となる。南半球では、10月下旬まで観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  14 51.37  -16 46.8   3.574   3.210    61   14.9  19:45 ( 58, 13)  
Sept.14  14 59.51  -17 32.1   3.646   3.200    56   14.9  19:34 ( 59, 11)  

* ニート彗星 (246P/2010 V2)

2012年には12等まで明るくなった。現在も13.3等と明るい(7月1日、佐藤英貴氏)。秋まで13〜14等の明るさを保つ。日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  19 14.73  -36 21.9   2.478   3.108   120   14.9  20:08 (  0, 19)  
Sept.14  19 16.70  -36 10.2   2.575   3.121   113   15.0  19:43 (  0, 19)  

* マクノート彗星 (P/2013 J2)

急激に増光した。現在は12.3等と、かなり明るく、眼視でも見えている(8月28日、Marco Goiato)。秋にかけて、非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  21 11.87    3 53.1   1.217   2.153   150   15.1  22:05 (  0, 59)  
Sept.14  21 10.51    4 10.7   1.256   2.158   144   15.1  21:36 (  0, 59)  

* マクノート彗星 (C/2009 F4)

現在は15.5等(8月25日、門田健一氏)。2013年いっぱいは15等を保ち、条件良く観測できる。日本からはやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   4 11.35  -24 41.0   6.707   7.022   104   15.2   4:10 (345, 29)  
Sept.14   4  9.84  -24 56.8   6.659   7.052   109   15.2   4:16 (354, 30)  

* 岩本彗星 (C/2013 E2)

ゆっくりと減光中。現在は14.5等(9月7日、Sandor Szabo)。12月に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   1 16.21    4 53.4   1.913   2.797   144   15.4   2:13 (  0, 60)  
Sept.14   1 11.82    3 32.6   1.936   2.868   153   15.5   1:41 (  0, 59)  

* ホームズ彗星 (17P)

2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば、14等止まりだろう。だが実際には、予報より明るい。すでに、15.6等まで明るくなっている(8月3日、Taras Prystavski)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  17 10.62  -38  6.0   2.251   2.552    95   16.0  19:45 ( 20, 13)  
Sept.14  17 18.45  -37 10.8   2.309   2.524    90   15.9  19:34 ( 22, 14)  

* イェーガー彗星 (290P/2013 N1)

1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は15.0等(9月5日、Michael Jager)。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。当初の予報より暗いが、12等級になりそう。南半球ではやや低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 33.90   40 10.2   2.732   2.744    80   16.1   4:10 (249, 62)  
Sept.14   5 45.44   40 29.7   2.615   2.707    84   15.9   4:16 (248, 66)  

* 高見沢彗星 (98P)

異常な速度で急激に明るくなってきた。現在は15.6等と明るい(8月11日、高橋俊幸氏)。既に近日点を通過しているが、もうしばらく16等を保ちそう。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  16 54.30  -21 42.7   1.368   1.705    90   16.0  19:45 ( 30, 27)  
Sept.14  17 12.02  -22 59.1   1.433   1.719    87   16.1  19:34 ( 29, 26)  

* サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1)

現在は16.8等(7月24日、佐藤英貴氏)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 37.68  -21 47.8   5.077   5.075    84   16.3   4:10 (323, 24)  
Sept.14   5 37.50  -23  3.3   4.924   5.010    89   16.2   4:16 (332, 26)  

* カタリナ彗星 (257P/2012 F4)

現在は16.9等(9月4日、D. buczynski)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   0 30.69   20 17.3   1.343   2.249   145   16.4   1:27 (  0, 75)  
Sept.14   0 28.11   18 59.3   1.324   2.267   153   16.4   0:57 (  0, 74)  

* リニア彗星 (C/2012 A2)

2012年には、15〜16等で観測された。現在はゆっくりと減光中。すでに16.5等まで暗くなった(8月8日、S. Shurpakov)。年末には18等以下になる。南半球では低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   1 43.01   34 58.3   3.825   4.469   124   16.6   2:40 (180, 90)  
Sept.14   1 34.60   33 52.9   3.769   4.506   132   16.6   2:04 (  0, 89)  

* リニア彗星 (C/2011 F1)

2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。だが、近日点通過の頃に、予想外に急減光した。現在は、当初の予報より4〜5等級も暗い。既に17.6等まで暗くなった(8月31日、A. Maury, J. F Soulier, T. Noel, J. G. Bosch)。南半球では、今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   4  5.64  -50 40.6   3.012   3.395   103   16.7   4:10 (352,  4)  
Sept.14   4  3.10  -51 34.2   3.047   3.458   105   16.8   4:16 (358,  3)  

* フェイ彗星 (4P)

2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は15.7等(8月26日、J. Aledo)。冬に15〜16等になるまでは、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  19  8.89  -11  1.2   2.214   2.880   122   16.9  20:02 (  0, 44)  
Sept.14  19  8.56  -11 29.4   2.256   2.838   115   16.8  19:35 (  0, 44)  

* ギクラス彗星 (84P)

現在は16.4等(8月19日、A. Klotz, F. Kugel, J. Nicolas, J. Caron))。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 30.89   16 20.8   1.748   1.884    81   17.0   4:10 (293, 54)  
Sept.14   5 43.86   16 26.2   1.698   1.898    85   16.9   4:16 (298, 58)  

* カタリナ彗星 (C/2012 J1)

2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は15.3等(8月17日、佐藤英貴氏)。今後は減光していくが、2013年末に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 58.61   10 38.7   4.224   4.083    75   16.9   4:10 (293, 45)  
Sept.14   6  2.90    9 47.4   4.164   4.123    80   17.0   4:16 (301, 50)  

* パーカー-ハートレー彗星 (119P)

現在は18.0等(9月1日、J. Aledo)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   2 15.50   18 12.8   2.514   3.217   126   17.1   3:12 (  0, 73)  
Sept.14   2 15.13   18 11.8   2.430   3.205   133   17.0   2:44 (  0, 73)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 S4)

現在は17.3等(8月5日、A. Waszczak)。2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  23 50.73    5 14.3   3.413   4.388   163   17.1   0:48 (  0, 60)  
Sept.14  23 42.11    3  9.0   3.397   4.396   172   17.1   0:12 (  0, 58)  

* パンスターズ彗星 (P/2012 F2)

現在は17.2等(8月1日、M. Casali, A. Coffano. W. Marinello, M. Micheli, G. Pizzetti)。今後は減光し、10月末には18等以下になる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  18 28.09   -6 43.4   2.580   3.100   111   17.2  19:45 (  8, 48)  
Sept.14  18 31.96   -7  3.4   2.682   3.119   106   17.3  19:34 ( 13, 47)  

* レモン彗星 (C/2012 K8)

現在は17.8等(7月31日、W. Hasubick)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  18 45.42   26 11.0   6.463   6.872   109   17.4  19:45 (  9, 81)  
Sept.14  18 42.13   25 52.0   6.525   6.856   105   17.4  19:34 ( 33, 79)  

* マクノート彗星 (P/2005 L1)

2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  16 56.00  -16 47.4   3.010   3.178    90   17.4  19:45 ( 33, 31)  
Sept.14  17  1.79  -17 14.9   3.102   3.175    84   17.5  19:34 ( 35, 30)  

* マクノート彗星 (C/2012 C1)

現在は17.6等(8月9日、K. Hills)。2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からはまったく見えない。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  22 41.44  -77 12.2   4.701   5.117   108   17.5  23:32 (  0,-22)  
Sept.14  22  8.13  -76 23.6   4.761   5.135   106   17.5  22:32 (  0,-21)  

* シューメーカー第1彗星 (102P)

現在は17.5等(8月16日、Michael Jager)。夏から秋にかけて、17等に達し、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   0 22.51   21 32.6   1.051   1.969   146   17.6   1:19 (  0, 77)  
Sept.14   0 14.11   23 46.2   1.033   1.971   150   17.5   0:44 (  0, 79)  

* ニート彗星 (291P/2013 N2)

現在は17.8等(9月1日、Catalina Sky Survey)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   3  4.82   21 29.5   2.102   2.682   114   17.6   4:01 (  0, 77)  
Sept.14   3  8.15   21 38.6   2.015   2.670   120   17.5   3:37 (  0, 77)  

* リニア彗星 (C/2011 O1)

現在は17.1等(7月12日、佐藤英貴氏)。南半球では、ゆっくりと減光していく様子を、条件良く観測できる。日本からは、ずっと超低空。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   5 50.90  -42 55.0   5.057   5.077    85   17.6   4:10 (332,  4)  
Sept.14   5 52.11  -43 24.9   5.049   5.113    87   17.6   4:16 (338,  7)  

* ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3)

現在は17.7等(7月20日、A. Novichonok, T. Prystavski)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。南半球では低い。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   3 11.11   26 31.2  13.618  14.020   111   17.6   4:07 (  0, 82)  
Sept.14   3 10.33   26 40.1  13.485  13.991   118   17.6   3:39 (  0, 82)  

* パンスターズ彗星 (P/2013 O2)

現在は18.2等(8月14日、V. Gerke, S. Plaksa)。秋から冬にかけて16.5等に達し、条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   3  4.22   18  9.3   1.656   2.280   115   17.9   4:00 (  0, 73)  
Sept.14   3  9.61   17 44.8   1.571   2.263   121   17.7   3:38 (  0, 73)  

* ヘリン-ローレンス彗星 (152P)

2012年の夏に、15.5等に達した。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となる傾向がある。現在は17.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  22 10.37  -23 28.3   2.830   3.786   158   17.8  23:03 (  0, 32)  
Sept.14  22  6.60  -23 44.0   2.887   3.804   151   17.9  22:32 (  0, 31)  

* リー彗星 (292P/2013 O1)

1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は17.5等(8月31日、佐藤英貴氏)。当初の予報より2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   2 13.92  -23 17.3   2.042   2.807   130   18.0   3:10 (  0, 32)  
Sept.14   2 13.88  -24  6.2   1.980   2.783   134   17.9   2:43 (  0, 31)  

* ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3)

現在は18.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。2009年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測された。2013年も18等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  21 35.03    5 55.1   8.483   9.406   155   17.9  22:28 (  0, 61)  
Sept.14  21 31.04    5 27.6   8.547   9.428   149   17.9  21:56 (  0, 60)  

* ハグ-ベル彗星 (178P)

現在は18.1等(8月25日、G. Hug)。秋から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   6  3.47   16  6.4   2.003   1.973    73   18.0   4:10 (286, 48)  
Sept.14   6 16.73   16 14.0   1.948   1.985    77   17.9   4:16 (290, 52)  

* カタリナ彗星 (C/2013 G5)

9月には、太陽に0.9天文単位、地球に0.4天文単位まで接近し、11〜12等まで明るくなると期待されていた。だが、7月12日のMichael Jager氏の観測では、極端に拡散しており、すでに核が崩壊した可能性がある。その後は観測されていない。日本からは、9月半ばまで条件良く観測できる。南半球では、8月からは高くなり、その後はずっと条件良く観測できる。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  15 26.56  -10 18.3   0.421   0.934    67   18.3  19:45 ( 56, 23)  
Sept.14  15 53.54  -28  1.9   0.401   0.955    71   18.5  19:34 ( 41, 11)  

* ロヴァシュ第2彗星 (184P)

予報では16等と明るいはずだったが、実際には18.5等と、2〜3等も暗い(8月17日、Michael Jager)。夏から秋にかけて条件良く観測できるが、18〜19等止まり。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7   4 26.28   23 57.2   0.970   1.467    95   18.6   4:10 (300, 71)  
Sept.14   4 40.51   24 26.9   0.953   1.492    99   18.6   4:16 (309, 74)  

* パンスターズ彗星 (C/2012 V1)

2013年の夏に15等に達すると期待されていた。だが実際には、19.5等と、予報より4等も暗い(7月2日、J. F. Soulier)。

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Sept. 7  18  5.82   -6 50.6   1.652   2.165   106   20.0  19:45 ( 17, 47)  
Sept.14  17 51.93   -9 29.1   1.831   2.188    96   20.3  19:34 ( 26, 42)  

---------------------------------------------------------------------

Copyright(C) Seiichi Yoshida (comet@aerith.net). All rights reserved.