今週の明るい彗星 (2013年8月31日：北半球版)

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リニア彗星 (C/2012 V2) 予想以上に明るくなっている。現在は8.7等と、かなり明るい(8月23日、Willian Souza)。秋にかけて、8〜9等の明るさを保つ。南半球では、今後は、2014年夏に暗くなるまで、ずっと条件良く観測できる。日本からは、二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 8 23.61 -10 12.0 2.123 1.469 38 8.6 4:03 (281, -2) Sept. 7 8 41.85 -14 59.1 2.097 1.487 40 8.7 4:10 (287, -2) レモン彗星 (C/2012 F6) 3月24日に太陽に0.73天文単位まで近づき、4.7等まで明るくなった(3月11日、Michael Mattiazzo)。現在は減光中だが、まだ11.0等と明るい(8月16日、A. Novichonok)。日本からは、今後は減光していく様子を条件良く観測できる。南半球では、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 19 21.80 67 15.4 2.383 2.690 96 10.3 20:41 (180, 58) Sept. 7 19 3.86 65 20.5 2.478 2.778 96 10.5 19:56 (180, 60) アイソン彗星 (C/2012 S1) 日本からは、明け方の空に現れてきた。現在は13.2等(8月31日、Piotr Guzik)。2013年の秋に太陽に0.01天文単位まで大接近し、大彗星になると期待されている。11月から1月にかけて肉眼彗星となり、最大で金星級か、それ以上の明るさになる可能性がある。だが、最近は、当初の予報より2等ほど暗い。日本からは非常に条件が良く、最盛期も、その前後も、ほぼずっと観測できる。南半球では条件が悪く、最盛期の後半はまったく見えず、それ以外の時期も低空になってしまう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 8 40.36 22 14.3 2.995 2.194 31 11.3 4:03 (251, 12) Sept. 7 8 51.10 21 25.2 2.818 2.078 35 10.9 4:10 (255, 17) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪く、ほとんど観測できない。日本からは、秋に16等以下になってから、ようやく観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 9 51.07 18 30.9 2.211 1.262 14 11.7 4:03 (245, -3) Sept. 7 10 14.66 16 57.6 2.253 1.313 15 12.2 4:10 (248, -2) カタリナ彗星 (C/2013 G5) 9月には、太陽に0.9天文単位、地球に0.4天文単位まで接近し、11〜12等まで明るくなると期待されていた。だが、7月12日のMichael Jager氏の観測では、極端に拡散しており、すでに核が崩壊した可能性がある。その後は観測されていない。日本からは、9月半ばまで条件良く観測できる。南半球では、8月からは高くなり、その後はずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 15 4.89 4 44.8 0.476 0.929 66 12.1 19:56 ( 69, 33) Sept. 7 15 26.56 -10 18.3 0.421 0.934 67 11.8 19:45 ( 56, 23) ボリソフ彗星 (C/2013 N4) 明け方の超低空で発見された明るい新彗星。現在は10.8等(8月3日、Bob King)。秋まで11〜13等を保つが、ずっと明け方の超低空。南半球では、11月になるまで観測できない。Juan Jose Gonzalez氏は、8月18日に8.8等と、極めて明るく報告している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 9 31.11 24 40.8 2.091 1.220 22 12.5 4:03 (243, 4) Sept. 7 9 52.32 20 34.8 2.109 1.237 22 12.5 4:10 (248, 4) パンスターズ彗星 (C/2011 L4) 3月10日に近日点を通過し、0〜1等の明るさに達した。現在は減光中。既に11.7等まで暗くなった(8月5日、Sandor Szabo)。日本からは、好条件で観測できる。南半球でも、8月半ばから9月半ばにかけて、超低空に見える。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 15 4.72 40 36.7 3.410 3.153 66 12.7 19:56 (114, 49) Sept. 7 15 11.03 38 34.7 3.547 3.244 64 12.9 19:45 (111, 46) リニア彗星 (C/2010 S1) 現在は12.3等(8月5日、Sandor Szabo)。2014年まで長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは長期に渡って観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 19 36.56 24 46.2 5.311 5.944 124 13.2 20:57 ( 0, 80) Sept. 7 19 31.41 23 19.6 5.373 5.951 120 13.3 20:24 ( 0, 78) パンスターズ彗星 (P/2013 CU129) 8月6日に太陽に0.8天文単位まで近づく。急激に増光してきた。現在は13.2等と、かなり明るい(8月3日、Taras Prystavski)。南半球では、9月にかけて、夕空で13等で条件良く観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 53.01 -28 6.9 0.670 0.889 59 13.5 19:56 ( 55, -1) Sept. 7 14 40.17 -34 29.5 0.636 0.942 65 13.9 19:45 ( 46, -1) 小惑星シーラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。2010年12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。すでに、元の恒星状の姿に戻っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 1 0.14 -15 20.0 2.146 3.025 144 13.7 2:24 ( 0, 40) Sept. 7 0 56.04 -16 0.3 2.118 3.036 150 13.6 1:53 ( 0, 39) リニア彗星 (C/2011 J2) 現在は14.5等(6月11日、Sandor Szabo)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13等を保ち、日本からは条件良く観測できる。南半球では、2014年秋まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 9 59.56 53 55.3 4.237 3.607 45 13.7 4:03 (216, 17) Sept. 7 10 7.31 54 49.6 4.154 3.588 49 13.6 4:10 (217, 21) ニート彗星 (246P/2010 V2) 2012年には12等まで明るくなった。現在も13.3等と明るい(7月1日、佐藤英貴氏)。秋まで13〜14等の明るさを保つ。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 19 13.98 -36 29.7 2.388 3.095 126 13.7 20:35 ( 0, 19) Sept. 7 19 14.73 -36 21.9 2.478 3.108 120 13.8 20:08 ( 0, 19) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 2012年には、11〜12等まで明るくなった。現在も13.7等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。日本からは既に観測できない。南半球でも、9月下旬には観測できなくなる。だが、12月からは、再び14等で観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 11.60 -10 23.9 7.052 6.351 42 13.7 19:56 ( 76, 1) Sept. 7 13 12.60 -10 35.6 7.163 6.381 36 13.7 19:45 ( 78, -2) リニア彗星 (C/2012 L2) 現在は11.2等と、かなり明るい(7月3日、Con Stoitsis)。今後は減光していく。南半球では、低空ながらも、暗くなるまでずっと観測できる。日本からは、二度と観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 9 45.41 -41 37.8 2.625 2.151 51 13.9 4:03 (301,-34) Sept. 7 10 6.35 -44 22.5 2.687 2.215 52 14.1 4:10 (305,-32) ブルーイントン彗星 (154P) 急激に増光中。7月6日には20.5等以下と、たいへん暗かった(佐藤英貴氏)。だが、現在は15.7等まで明るくなっている(8月16日、吉本勝己氏)。秋から冬にかけて、10等に達すると期待されている。日本からは、暗くなるまで非常に条件良く観測できる。南半球では、2013年中は条件良く観測できるが、2014年には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 22 35.85 -13 48.6 0.951 1.958 174 14.5 0:01 ( 0, 41) Sept. 7 22 27.45 -12 37.5 0.919 1.918 169 14.0 23:20 ( 0, 43) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.2等と明るい(7月24日、Taras Prystavski)。日本からは既に観測できない。南半球では、10月初めまで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 56.46 -21 11.2 6.683 6.197 57 14.1 19:56 ( 61, 3) Sept. 7 14 0.69 -21 25.9 6.770 6.196 51 14.1 19:45 ( 63, 1) イェーガー彗星 (290P/2013 N1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。発見時は10等級まで明るくなった。現在は16.5〜17.0等(8月17日、Michael Jager)。この予報より暗い。日本からは、秋から春にかけて、非常に条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 22.03 39 48.1 2.851 2.781 75 14.4 4:03 (249, 58) Sept. 7 5 33.91 40 10.1 2.733 2.744 80 14.2 4:10 (249, 62) パンスターズ彗星 (C/2012 K1) 現在は14.1等で、眼視でも見えている(8月11日、Todd Augustyniak)。2014年秋に、5〜6等まで明るくなると期待されている。2013年は、秋に13〜14等になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 15 36.69 16 55.7 4.948 4.754 73 14.2 19:56 ( 77, 46) Sept. 7 15 35.82 16 12.3 4.976 4.685 67 14.2 19:45 ( 79, 43) エンケ彗星 (2P) 現在は17.3等(8月18日、A. Klotz, F. Kugel)。11月21日に近日点を通過し、7等まで明るくなる。日本からは、明け方の空で急激に明るくなっていく様子を、非常に条件良く観測できる。南半球では、10月初めまでしか見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 59.67 33 7.3 1.177 1.590 92 15.2 4:03 (271, 73) Sept. 7 4 22.34 35 24.5 1.032 1.498 94 14.3 4:10 (264, 76) パンスターズ彗星 (C/2012 S3) 現在は15.0等で、眼視でも見えている(8月5日、Sandor Szabo)。7月から8月にかけて、14等に達する。南半球では、暗くなるまでずっと観測できる。日本からも、9月までは条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 34.18 -28 1.7 1.633 2.308 119 14.7 19:56 ( 0, 27) Sept. 7 18 20.56 -31 10.8 1.763 2.309 109 14.9 19:45 ( 7, 23) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は14.3等(7月8日、Chris Wyatt)。2013年から2014年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさを保つ。日本からは、9月下旬には低空となる。南半球では、10月下旬まで観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 14 43.73 -16 1.8 3.497 3.219 65 14.9 19:56 ( 57, 15) Sept. 7 14 51.36 -16 46.7 3.573 3.209 61 14.9 19:45 ( 58, 13) リニア彗星 (C/2012 X1) 2014年の春に11等に達し、条件良く観測できると期待されている。日本からは、8月から9月は超低空だが、10月からは明け方の空で、次第に高くなっていく。南半球では、2014年2月まで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 11 11.90 31 50.1 3.625 2.738 24 15.2 19:56 (127, 3) Sept. 7 11 25.75 31 0.4 3.547 2.672 25 15.0 19:45 (127, 2) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は16.4等(8月7日、K. Hills)。2013年いっぱいは15等を保つ。だが、最近はこの予報より暗い。南半球では好条件。日本からも、8月からは条件良く観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 12.31 -24 25.2 6.761 6.993 99 15.2 4:03 (336, 27) Sept. 7 4 11.35 -24 40.8 6.709 7.024 104 15.2 4:10 (345, 29) 岩本彗星 (C/2013 E2) ゆっくりと減光中。現在は14.2等(8月4日、Todd Augustyniak)。長期に渡って、明け方の空に見え続ける。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 1 19.80 6 11.1 1.901 2.726 136 15.2 2:44 ( 0, 61) Sept. 7 1 16.21 4 53.4 1.912 2.797 144 15.4 2:13 ( 0, 60) マクノート彗星 (P/2013 J2) 急激に増光した。現在は12.3等と、かなり明るく、眼視でも見えている(8月28日、Marco Goiato)。秋にかけて、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 21 14.46 3 28.2 1.187 2.149 156 15.6 22:35 ( 0, 59) Sept. 7 21 11.87 3 53.1 1.217 2.153 150 15.6 22:05 ( 0, 59) マクノート彗星 (C/2011 R1) 2012年夏から2013年夏にかけて、長期に渡って11〜13等の明るさを保った。現在は減光中。既に17.1等まで暗くなった(8月3日、高橋俊幸氏)。日本からは、暗くなるまでずっと観測できる。南半球では、8月末には低空となり、その後はほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 32.30 20 25.8 4.715 4.047 43 15.9 19:56 ( 99, 23) Sept. 7 13 36.26 20 20.2 4.828 4.106 39 16.1 19:45 (101, 20) ホームズ彗星 (17P) 2007年に大バーストを起こし、2等級まで明るくなった。2014年に再び戻ってくる。通常であれば、14等止まりだろう。だが実際には、予報より明るい。すでに、15.6等まで明るくなっている(8月3日、Taras Prystavski)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 17 3.96 -39 3.7 2.195 2.580 100 16.1 19:56 ( 18, 13) Sept. 7 17 10.62 -38 6.0 2.251 2.552 95 16.0 19:45 ( 20, 13) グリグ-シェレルップ彗星 (26P) 近日点の近くで、予報通りに急増光して、13.5等に達した(8月11日、Todd Augustyniak)。今後は急激に暗くなり、9月中旬には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 14 52.52 1 54.3 1.381 1.303 63 16.0 19:56 ( 70, 29) Sept. 7 15 19.51 0 50.8 1.438 1.352 64 17.5 19:45 ( 67, 30) サイディング・スプリング彗星 (C/2013 A1) 現在は16.8等(7月24日、佐藤英貴氏)。2014年の夏から秋にかけて、7.5等に達し、南半球では非常に条件良く観測できると期待されている。日本からは条件が悪い。2014年10月には、火星に大接近する。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 37.19 -20 38.3 5.231 5.139 79 16.4 4:03 (316, 20) Sept. 7 5 37.68 -21 47.8 5.077 5.075 84 16.3 4:10 (323, 24) カタリナ彗星 (257P/2012 F4) 現在は17.2等(8月5日、D. buczynski)。夏から秋にかけて、16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 0 32.35 21 18.9 1.372 2.233 138 16.4 1:56 ( 0, 76) Sept. 7 0 30.69 20 17.3 1.343 2.249 145 16.4 1:27 ( 0, 75) ヴィルト第１彗星 (63P) 今回帰は、活発にバーストを繰り返している。7月下旬にもバーストを起こした。現在は約13.1等と、かなり明るい(8月3日、Taras Prystavski)。日本からは、今後は観測できない。南半球でも、次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 13 11.81 -20 0.2 2.944 2.385 47 16.6 19:56 ( 68, -4) Sept. 7 13 24.93 -21 31.4 3.034 2.422 44 16.9 19:45 ( 67, -6) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年秋に9.0等まで明るくなった(11月4日、Juan Jose Gonzalez)。だが、近日点通過の頃に、予想外に急減光した。現在は、当初の予報より4〜5等級も暗い。現在は17.4等(8月8日、A. Maury, J. F. Soulier)。南半球では、今後は、ゆっくりと減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 6.53 -49 43.6 2.980 3.332 101 16.6 4:03 (346, 3) Sept. 7 4 5.64 -50 40.6 3.012 3.395 103 16.7 4:10 (352, 4) シューメーカー第１彗星 (102P) 現在は17.5等(8月16日、Michael Jager)。夏から秋にかけて、17等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 0 29.33 19 6.1 1.080 1.968 140 16.8 1:54 ( 0, 74) Sept. 7 0 22.50 21 32.5 1.051 1.969 146 16.8 1:19 ( 0, 77) カタリナ彗星 (C/2012 J1) 2012年の秋から冬にかけて、12〜13等に達した。現在は15.3等(8月17日、佐藤英貴氏)。今後は減光していくが、2013年末に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 53.67 11 27.7 4.282 4.043 69 16.9 4:03 (286, 40) Sept. 7 5 58.61 10 38.7 4.224 4.083 75 16.9 4:10 (293, 45) ギクラス彗星 (84P) 現在は17.5等(8月4日、J. Gonzalez)。近日点を通過して、4ヶ月も後に最大光度となる。秋から冬にかけて15.5等に達し、非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 17.08 16 11.1 1.799 1.872 78 17.2 4:03 (288, 50) Sept. 7 5 30.89 16 20.8 1.748 1.884 81 17.0 4:10 (293, 54) リニア彗星 (C/2011 O1) 現在は17.1等(7月12日、佐藤英貴氏)。南半球では、ゆっくりと減光していく様子を、条件良く観測できる。日本から、ずっと超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 5 48.86 -42 27.1 5.064 5.041 82 17.0 4:03 (327, 1) Sept. 7 5 50.89 -42 54.9 5.058 5.077 85 17.1 4:10 (332, 4) パンスターズ彗星 (P/2012 F2) 現在は16.4等(7月12日、W. Hasubick)。今後は減光し、10月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 25.10 -6 22.8 2.483 3.083 117 17.1 19:56 ( 4, 49) Sept. 7 18 28.09 -6 43.4 2.580 3.100 111 17.2 19:45 ( 8, 48) パンスターズ彗星 (C/2012 S4) 現在は17.3等(8月5日、A. Waszczak)。2012年には18等で観測された。2013年には17等で、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 23 59.07 7 14.6 3.450 4.381 154 17.1 1:24 ( 0, 62) Sept. 7 23 50.73 5 14.3 3.413 4.388 163 17.1 0:48 ( 0, 60) パーカー-ハートレー彗星 (119P) 現在は18.3等(8月7日、P. Bacci, L. Tesi, G. Fagioli)。2013年夏から2015年初めにかけて、長期に渡って17等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 14.90 18 8.1 2.605 3.229 119 17.2 3:39 ( 0, 73) Sept. 7 2 15.51 18 12.8 2.514 3.217 126 17.1 3:12 ( 0, 73) 高見沢彗星 (98P) 異常な速度で急激に明るくなってきた。現在は15.6等と明るい(8月11日、高橋俊幸氏)。今後は減光していく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 16 37.33 -20 15.1 1.306 1.693 93 17.2 19:56 ( 31, 28) Sept. 7 16 54.30 -21 42.7 1.368 1.705 90 17.4 19:45 ( 30, 27) マクノート彗星 (P/2005 L1) 2005年に発見された新周期彗星の初回帰。2013年から2014年にかけて、長期に渡って17等で観測できると予想されていたが、いまだに検出されていない。実際には20等以下と、予報よりかなり暗い(8月6日、Jean-Francois Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 16 51.00 -16 19.4 2.917 3.181 95 17.4 19:56 ( 30, 33) Sept. 7 16 56.00 -16 47.4 3.009 3.178 90 17.4 19:45 ( 33, 31) マクノート彗星 (C/2012 C1) 現在は17.6等(8月9日、K. Hills)。2012年から2013年にかけて、長期に渡って17等を保ち、南半球では条件良く観測できる。日本からはまったく見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 23 19.03 -77 33.9 4.651 5.099 110 17.4 0:45 ( 0,-22) Sept. 7 22 41.44 -77 12.2 4.701 5.117 108 17.5 23:32 ( 0,-22) リニア彗星 (C/2012 A2) 2012年には、15〜16等で観測された。現在は減光中。すでに16.5等まで暗くなった(8月8日、S. Shurpakov)。秋には18等以下になる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 1 50.68 35 53.3 3.892 4.432 116 17.5 3:15 (180, 89) Sept. 7 1 42.99 34 58.6 3.825 4.469 124 17.5 2:40 (180, 90) ボアッティーニ彗星 (C/2010 U3) 現在は17.7等(7月20日、A. Novichonok, T. Prystavski)。近日点を通過する2019年には、14等まで明るくなる。2013年は、夏から冬にかけて、17.5等で条件良く観測できる。南半球では低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 11.64 26 21.5 13.758 14.049 104 17.7 4:03 (319, 79) Sept. 7 3 11.11 26 31.2 13.619 14.021 111 17.6 4:07 ( 0, 82) ニート彗星 (291P/2013 N2) 現在は18.0等(8月14日、V. Gerke, S. Plaksa)。秋から冬にかけて、17等で非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 3 0.45 21 14.9 2.195 2.695 108 17.8 4:03 (340, 76) Sept. 7 3 4.82 21 29.5 2.102 2.682 114 17.6 4:01 ( 0, 77) コワルスキー彗星 (C/2012 Q1) 非常に遠方の彗星のため、ゆっくりと減光していく。だが、最近は19.2等と、この予報より暗い(8月1日、J. Jahn)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 23 17.73 9 41.9 8.864 9.812 158 17.7 0:42 ( 0, 65) Sept. 7 23 16.05 9 19.0 8.847 9.820 164 17.7 0:13 ( 0, 64) パンスターズ彗星 (P/2013 O2) 現在は18.2等(8月14日、V. Gerke, S. Plaksa)。秋から冬にかけて16.5等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 57.80 18 24.1 1.743 2.296 110 17.8 4:03 (345, 73) Sept. 7 3 4.24 18 9.3 1.653 2.278 115 17.7 4:00 ( 0, 73) ヘリン-ローレンス彗星 (152P) 2012年の夏に、15.5等に達した。すでに近日点を通過しているが、近日点の後に最大光度となる傾向がある。現在は17.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 22 14.59 -23 6.4 2.785 3.768 164 17.8 23:35 ( 0, 32) Sept. 7 22 10.42 -23 28.1 2.830 3.786 158 17.8 23:03 ( 0, 32) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は18.1等(8月9日、Catalina Sky Survey)。2009年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測された。2013年も18等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 21 39.25 6 21.7 8.435 9.385 159 17.9 22:59 ( 0, 61) Sept. 7 21 35.05 5 55.1 8.483 9.406 155 17.9 22:28 ( 0, 61) フェイ彗星 (4P) 2014年の春に12等に達するが、今回は条件が悪く、最盛期は低空にしか見えない。現在は17.0等(8月14日、井狩康一氏)。冬に15〜16等になるまでは、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 19 10.51 -10 32.1 2.177 2.921 129 18.0 20:31 ( 0, 44) Sept. 7 19 8.92 -11 1.2 2.214 2.879 122 17.9 20:02 ( 0, 44) レモン彗星 (C/2012 K8) 現在は17.8等(7月31日、W. Hasubick)。2013年から2016年にかけて、長期に渡って18等で観測できる。日本からはずっと高く見える。南半球ではずっと低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 49.30 26 27.8 6.407 6.888 114 17.9 20:10 ( 0, 81) Sept. 7 18 45.42 26 11.0 6.463 6.872 109 17.9 19:45 ( 9, 81) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 現在は17.5等(8月5日、Jean-Francois Soulier)。2006年1月と2011年5月の二度に渡ってバーストを起こし、14等まで明るくなった。2015年に近日点を通過する。今後しばらくは、17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 49.05 -18 37.1 5.850 6.468 123 17.9 20:10 ( 0, 36) Sept. 7 18 48.78 -18 42.6 5.932 6.454 117 18.0 19:45 ( 1, 36) リー彗星 (292P/2013 O1) 1998年に発見された新周期彗星の初回帰。現在は18.6等(7月24日、Siding Spring Survey)。当初の予報より2等ほど暗い。2013年の秋から2014年の初めにかけて、15.5等で条件良く観測できると期待されていたが、実際には17等止まりだろう。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 2 12.77 -22 27.7 2.112 2.832 126 18.2 3:36 ( 0, 33) Sept. 7 2 13.92 -23 17.3 2.042 2.807 130 18.0 3:10 ( 0, 32) ロヴァシュ第２彗星 (184P) 予報では16等と明るいはずだったが、実際には18.5等と、2〜3等も暗い(8月17日、Michael Jager)。夏から秋にかけて条件良く観測できるが、18〜19等止まり。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 4 10.24 23 17.7 0.988 1.444 92 18.6 4:03 (295, 67) Sept. 7 4 26.25 23 57.2 0.970 1.467 95 18.6 4:10 (300, 71) ブランペン彗星 (289P) 1819年に発見され、2003年に再発見された。予報では26等と極めて暗いはずだったが、7月初めにバーストを起こし、17.5等まで明るくなった(7月6日、佐藤英貴氏)。だが、7月中旬以降は、観測されていない。2014年8月に近日点を通過し、太陽に0.96天文単位まで近づく。予報では23等止まりだが、彗星活動が続いていれば、もう少し明るく観測されるかもしれない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 53.78 -28 8.7 2.922 3.587 124 19.5 20:15 ( 0, 27) Sept. 7 18 51.34 -28 5.9 2.977 3.548 116 19.7 19:45 ( 0, 27) パンスターズ彗星 (C/2012 V1) 2013年の夏に15等に達すると期待されていた。だが実際には、19.5等と、予報より4等も暗い(7月2日、J. F. Soulier)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Aug. 31 18 24.62 -3 35.4 1.487 2.145 117 19.7 19:56 ( 5, 51) Sept. 7 18 5.82 -6 50.6 1.652 2.165 106 20.0 19:45 ( 17, 47)