今週の明るい彗星 (2011年6月25日：南半球版)

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先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。 方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

ギャラッド彗星 (C/2009 P1) 現在は9.1等(6月25日、Juan Jose Gonzalez)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って6〜8等の明るさを保ち、日本からは好条件で観測できると期待されている。南半球でも、10月に6.5等になるまで条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 22 50.09 1 2.9 2.317 2.810 108 9.3 4:40 (180, 54) July 2 22 42.70 2 52.5 2.141 2.742 115 9.0 4:05 (180, 52) 紫金山第１彗星 (62P) 6月から7月にかけて12等級に達するが、今回帰は条件が悪く、まったく観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 7 12.06 24 55.8 2.352 1.385 13 12.6 18:27 (115, -8) July 2 7 37.93 24 32.2 2.356 1.384 12 12.6 18:29 (114, -8) クロンメリン彗星 (27P) 1984年以来、27年ぶりに戻ってきた。現在は15.0等(6月24日、佐藤英貴氏)。7月から8月にかけて、太陽に0.75天文単位まで接近し、10.5等まで明るくなる。但し、今回帰は条件が悪い。日本からはずっと超低空で、7月中旬までしか見えない。南半球では超低空で、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 3 36.30 33 29.1 1.688 1.046 35 13.5 5:37 (224, 3) July 2 4 17.70 32 51.3 1.640 0.965 33 12.8 5:38 (227, 2) エレーニン彗星 (C/2010 X1) 9月に太陽に0.5天文単位まで接近し、6等まで明るくなると期待されている。現在は12.1等と、急激に明るくなってきた(6月23日、Chris Wyatt)。南半球では、9月初めに7等になるまで観測できる。日本からは、8月には観測できなくなってしまうが、10月に明け方の空に現れた後は、真夜中に非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 10 38.22 7 13.7 1.795 1.655 65 13.5 18:27 (140, 39) July 2 10 44.39 6 37.9 1.766 1.542 60 13.1 18:29 (133, 36) ヒル彗星 (C/2010 G2) 現在は13.2等で、眼視でも見えている(6月21日、Jakub Koukal)。秋に11〜12等まで明るくなる。日本からは、7月にはいったんやや低くなるが、2012年春までずっと良く観測できる。南半球では、11月まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 7 21.68 71 56.9 2.664 2.147 49 13.2 18:27 (159,-30) July 2 7 29.07 69 35.3 2.675 2.117 47 13.2 18:29 (156,-31) ファン・ネス彗星 (213P/2009 B3) 2005年に大バーストを起こし、13等の明るさに達した新周期彗星の初回帰。現在は11.9等とたいへん明るく、眼視でも見えている(6月26日、Chris Wyatt)。夏から冬にかけて非常に条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 23 7.89 -3 53.8 1.599 2.124 106 13.3 4:57 (180, 59) July 2 23 13.02 -2 35.2 1.532 2.126 111 13.3 4:35 (180, 58) マクノート彗星 (C/2009 F4) 現在は13.1等と明るく、眼視でも見えている(6月6日、Chris Wyatt)。これから2013年にかけて、長期に渡って13〜14等の明るさで見える。日本からは観測できないが、南半球では条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 10 59.21 -78 34.3 5.211 5.631 109 13.5 18:27 ( 7, 45) July 2 10 54.22 -77 41.3 5.234 5.618 107 13.5 18:29 ( 10, 45) リニア彗星 (C/2011 M1) 新彗星。14.4等とかなり明るい(6月24日、佐藤英貴氏)。夏から秋にかけて、11.5等に達する。日本からは、8月半ばから9月末にかけては低空になるが、冬まで観測できる。南半球では、11月になるまで見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 0 33.75 42 46.4 1.563 1.557 70 13.9 5:37 (189, 12) July 2 0 55.73 49 49.5 1.455 1.469 70 13.5 5:38 (186, 5) マクノート彗星 (C/2011 L3) 新彗星。13.2等とかなり明るい(6月12日、Artyom Novichonok)。夏に13等で条件良く観測できる。日本からは、秋まで14〜15等で条件良く観測できる。南半球では、8月からは低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 22 16.10 -4 0.9 1.315 2.008 118 14.1 4:06 (180, 59) July 2 21 59.95 0 59.7 1.207 1.985 126 13.9 3:23 (180, 54) ロニオス彗星 (C/2006 S3) 現在は13.4等で、眼視でも見えている(6月24日、Jakub Koukal)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って13〜14等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 19 37.69 -5 14.2 4.675 5.598 152 14.0 1:28 (180, 60) July 2 19 28.82 -5 30.7 4.615 5.577 159 13.9 0:52 (180, 60) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.5等と明るく、眼視でも見えている(6月23日、Chris Wyatt)。夕空に低くなり、日本からは7月初めには、南半球でも8月半ばには、観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 10 51.50 0 57.7 6.515 6.258 70 14.0 18:27 (139, 46) July 2 10 54.48 0 41.8 6.617 6.258 65 14.1 18:29 (131, 42) 小惑星シャイラ (596) 1906年に発見された巨大な小惑星。12月11日に、突如として彗星活動を見せた。小天体が衝突したと思われる。眼視では11.5等と、かなり明るく観測された(12月17日、Juan Jose Gonzalez)。1月9日にもまだダストのコマが広がって見えていた(Joseph Brimacombe)。現在は13.8等の恒星状(4月5日、Juan Jose Gonzalez)。夕空に低くなり、8月には見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 10 11.32 24 33.8 3.266 2.793 54 14.6 18:27 (144, 21) July 2 10 20.84 23 23.6 3.324 2.781 49 14.6 18:29 (139, 19) マクノート彗星 (C/2011 C1) 4月半ばに0.88天文単位まで太陽に近づき、8.6等まで明るくなった(4月13日、Juan Jose Gonzalez)。現在は減光中。CCDでは、すでに14.8等まで暗くなった(6月20日、佐藤英貴氏)。だが、眼視ではまだ11.3等と、かなり明るい(6月28日、Jakub Koukal)。今後は急激に拡散、減光すると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 1 56.89 16 30.4 1.683 1.469 60 14.8 5:37 (216, 30) July 2 2 9.14 16 41.3 1.710 1.559 63 15.5 5:38 (212, 32) エケクルス彗星 (174P/(60558)) 2006年1月にバーストを起こし、14等に達した。5月末に再びバーストを起こし、現在、14.3等まで明るくなっている(6月4日、Juan Jose Gonzalez)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 16 8.07 -16 13.1 7.558 8.453 149 14.9 21:55 (180, 71) July 2 16 6.23 -16 9.8 7.602 8.434 142 15.0 21:25 (180, 71) カタリナ彗星 (C/2009 Y1) ゆっくりと減光中だが、まだ14.0等と明るい(6月15日、佐藤英貴氏)。9月半ばまで14〜15等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 23 57.99 7 26.5 2.779 2.967 90 15.0 5:37 (184, 47) July 2 23 56.55 5 37.7 2.688 3.005 98 15.0 5:19 (180, 49) シュヴァスマン-ヴァハマン第３彗星 (73P) 現在は15.2等(6月24日、佐藤英貴氏)。秋には12等に達するが、観測条件は悪い。日本からは、6月に15等になる頃には、高度は20度以下となり、8月には観測できなくなる。その後は、近日点通過後の12月から2月にかけて、夕方の超低空にわずかに観測できるだけである。南半球ではずっと観測できるが、超低空にしか見えない。B核は、20等以下で写らない(5月14日、佐藤英貴氏)。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 9 57.11 21 58.2 2.213 1.768 51 15.5 18:27 (140, 21) July 2 10 9.72 20 26.8 2.204 1.702 48 15.2 18:29 (135, 20) ギブス彗星 (C/2011 A3) 現在は15.3等(6月26日、Jakub Cerny)。2011年の夏から2012年の夏にかけて、15等を保つ。但し、近日点の頃は観測できない。2011年は日本で条件が良く、2012年は南半球で条件が良い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 13 12.85 23 9.3 2.784 3.022 93 15.5 19:00 (180, 32) July 2 13 16.37 21 56.5 2.816 2.976 88 15.5 18:36 (180, 33) ゲーレルス第２彗星 (78P) すでに15.6等と明るい(6月26日、Tzec Maun Observatory)。秋から冬にかけて12等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 23 34.39 3 54.5 2.221 2.556 97 15.9 5:24 (180, 51) July 2 23 40.68 4 43.2 2.108 2.526 102 15.6 5:03 (180, 50) テンペル第１彗星 (9P) 現在は15.4等(5月14日、門田健一氏)。次第に減光し、9月には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 0 16.09 -11 39.2 1.824 2.148 93 15.6 5:37 (197, 66) July 2 0 22.01 -11 39.1 1.785 2.189 99 15.8 5:38 (184, 67) ジョンソン彗星 (48P) 現在は15.8等(6月24日、J. F. Hernandez)。急激に増光し、7月から10月にかけて、15等で条件良く観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 20 43.33 -16 58.8 1.493 2.393 144 15.8 2:33 (180, 72) July 2 20 42.20 -17 52.9 1.438 2.381 151 15.6 2:05 (180, 73) ギブス彗星 (C/2010 M1) 2011年夏から2012年夏にかけて、長期に渡って14〜15等を保つと期待されている。南半球では条件が良く、ずっと観測できる。日本からは、2011年春に低空に見えた後、2012年8月まで観測できない。但し、2010年6月に2日間しか観測されていないため、軌道はきわめて不確か。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 17 18.54 -45 40.1 2.434 3.384 155 15.7 23:04 ( 0, 79) July 2 17 3.48 -47 3.6 2.419 3.332 148 15.6 22:22 ( 0, 78) リニア彗星 (C/2010 S1) 急激に増光中。現在は15.4等(6月25日、Tzec Maun Observatory, Mayhill)。眼視では14.2等と明るく見えている(6月26日、Jakub Cerny)。2013年に13等に達し、条件良く観測できると期待されている。日本からはずっと観測できる。南半球では見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 2 6.85 58 32.7 8.140 7.610 55 15.8 5:37 (197, -8) July 2 2 6.97 59 14.5 8.046 7.581 59 15.7 5:38 (194, -7) ニート彗星 (240P/2010 P1) 12月には14.0等に達し、眼視でも見えた(12月17日、Juan Jose Gonzalez)。その後は減光し、3月31日には18.3等まで暗くなった(井狩康一氏)。だが、4月5日にバーストを起こし、16等になった。その後も増光を続けて、14.7等に達した(5月28日、佐藤英貴氏)。現在もまだ15.1等と明るい(6月22日、佐藤英貴氏)。南半球では超低空で観測できない。日本からも、まもなく見えなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 9 23.73 34 19.0 3.539 2.877 42 15.8 18:27 (141, 7) July 2 9 35.94 33 19.6 3.621 2.908 39 16.0 18:29 (138, 6) カーディナル彗星 (C/2010 B1) 2010年の秋から冬にかけて、14等に達した。現在は減光中。南半球では、次第に減光していく様子を条件良く観測できる。日本からは二度と見えない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 5 32.13 -27 41.8 3.770 3.245 52 15.9 5:37 (291, 18) July 2 5 38.36 -29 19.1 3.757 3.275 54 15.9 5:38 (290, 23) レモン-サイディング・スプリング彗星 (C/2008 FK75) 現在は15.9等(6月27日、P. Dupouy)。今後はゆっくりと暗くなっていく。日本からは、2012年春に17〜18等になるまで、ずっと観測できる。南半球では、ほとんど観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 22 55.25 50 36.8 5.013 5.001 83 16.0 4:45 (180, 4) July 2 22 56.74 51 17.1 4.973 5.025 87 16.0 4:19 (180, 4) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 現在は15.0等(6月26日、Tzec Maun Observatory)。当初の予報よりも明るい。夏から秋にかけて、15〜16等で条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 23 0.35 -14 9.3 1.494 2.098 111 16.2 4:50 (180, 69) July 2 23 7.21 -14 10.9 1.431 2.099 117 16.1 4:29 (180, 69) モーリー彗星 (115P) 現在は15.8等(6月2日、J. F. Soulier and A. Novichonok)。夏から秋にかけて16等に達し、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 16 12.08 -1 13.8 1.322 2.222 143 16.3 21:59 (180, 56) July 2 16 10.00 -1 28.5 1.341 2.199 137 16.3 21:29 (180, 57) クリステンセン彗星 (C/2006 W3) 2009年夏に7.7等に達した(2009年8月13日、Chris Wyatt)。現在は減光中。すでに15.5等まで暗くなった(5月31日、佐藤英貴氏)。日本からは二度と見えない。南半球では、2011年秋に18等以下になるまで、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 16 11.97 -65 1.8 6.280 7.024 134 16.3 21:58 ( 0, 60) July 2 16 0.59 -64 37.3 6.365 7.072 130 16.4 21:20 ( 0, 60) ガン彗星 (65P) 2010年には12等まで明るくなった。現在は減光中。明け方の空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 1 53.28 3 5.1 3.839 3.546 65 16.3 5:37 (224, 42) July 2 1 58.91 3 29.7 3.766 3.566 70 16.3 5:38 (217, 45) リニア彗星 (C/2011 F1) 2012年から2013年にかけて、9等に達すると期待されている。現在は16.7等(6月19日、高橋俊幸氏)。日本からは、2012年の秋に10等級になるまで、ずっと観測できる。南半球では、近日点通過前はほとんど観測できないが、近日点通過後の2013年以降は条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 11 36.61 59 52.1 6.544 6.190 65 16.5 18:27 (172, -6) July 2 11 40.07 58 54.3 6.536 6.133 62 16.5 18:29 (169, -6) クラーク彗星 (71P) 現在は17.1等(6月24日、J. F. Hernandez)。来年の冬に13等に達するが、今回帰は条件が悪く、近日点の頃は見えない。日本からは7月に16等になるまで、南半球では9月に15等になるまで、観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 10 59.04 14 11.9 2.390 2.214 67 16.6 18:27 (150, 36) July 2 11 8.17 12 47.9 2.426 2.175 63 16.5 18:29 (144, 34) スミルノワ-チェルヌイフ彗星 (74P) 現在は16.9等(6月17日、K. Hills)。2009年から2010年にかけて、16等で観測された。2011年は、春から秋にかけて17等で観測できる。日本からはやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 17 7.11 -23 34.0 3.170 4.160 164 16.9 22:54 (180, 79) July 2 17 2.88 -23 35.3 3.212 4.169 157 16.9 22:22 (180, 79) マクノート彗星 (C/2011 L2) 新彗星。現在は17.6等(6月6日、R. H. McNaught)。南半球では、夏から冬にかけて、長期に渡って16〜17等で観測できる。日本からは観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 22 43.38 -39 25.8 1.804 2.491 121 17.2 4:33 ( 0, 86) July 2 22 42.92 -44 52.9 1.691 2.441 126 17.0 4:05 ( 0, 80) ボアッティーニ彗星 (C/2008 S3) 現在は17.3等(6月26日、佐藤英貴氏)。2011年から2012年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 1 5.13 18 43.2 8.290 8.019 71 17.1 5:37 (202, 33) July 2 1 4.02 18 53.2 8.172 8.019 77 17.1 5:38 (194, 35) マクノート彗星 (C/2011 L1) 新彗星。現在は16.6等(6月24日、佐藤英貴氏)。南半球では好条件。日本からも高くなってくるが、今後は急激に暗くなる。7月末には18等以下になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 15 45.16 -25 9.4 2.021 2.922 146 17.2 21:32 (180, 80) July 2 15 41.28 -22 40.8 2.125 2.964 138 17.4 21:01 (180, 78) リニア彗星 (C/2010 R1) 現在は16.9等(5月4日、佐藤英貴氏)。2011年から2013年にかけて、長期に渡って17等で観測できる。2011年は、夏に好条件で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 17 24.71 3 56.7 5.199 6.102 150 17.4 23:11 (180, 51) July 2 17 16.74 3 57.7 5.215 6.083 145 17.4 22:35 (180, 51) アラン-リゴー彗星 (49P) 明け方の空に現れてきた。急激に増光し、秋には14等で条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 3 11.52 2 29.5 2.397 1.886 48 17.6 5:37 (243, 29) July 2 3 29.31 3 26.1 2.312 1.841 50 17.4 5:38 (240, 31) フォーブズ彗星 (37P) 現在は17.4等(6月24日、J. F. Hernandez)。秋から冬にかけて15等に達するが、今回帰は条件が悪く、近日点の頃は観測できない。今後は夕空に低くなっていくが、南半球では9月に16等になる頃までは観測できる。日本からは、7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 11 31.73 -6 32.4 2.115 2.236 83 17.6 18:27 (147, 58) July 2 11 39.48 -7 9.3 2.156 2.195 78 17.5 18:29 (138, 55) レモン彗星 (C/2009 UG89) 現在は16.6等(6月21日、佐藤英貴氏)。日本からは、夏にかけて17等で条件良く観測できる。南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 15 13.23 41 32.6 3.920 4.263 102 17.6 20:59 (180, 14) July 2 15 1.65 40 43.9 4.021 4.287 98 17.7 20:20 (180, 14) 小惑星2009 YS6 彗星のような逆行の軌道を持つ特異小惑星。現在は17.7等(6月22日、Siding Spring Survey)。6月から7月にかけて衝となり、17.5等で観測できる。すでに近日点は1月に通過している。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) June 25 20 8.22 -14 39.9 1.655 2.594 151 17.8 1:59 (180, 70) July 2 19 40.87 -14 19.9 1.665 2.656 163 17.7 1:05 (180, 69)