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6月上旬に急激に明るくなり、6月10日には8.9等に達した(Juan Jose Gonzalez)。6月12日には、Giovanni Sosteroら多数によって、核が分裂しているのが捉えられた。その後は9等で停滞し、6月17日には9.2等だった(Juan Jose Gonzalez)。日本からはすでに見えない。南半球では、7月上旬までは夕空低くに見える。7月中旬にはいったん見えなくなるが、7月末に再び明け方の空に12等で現れ、その後は高くなる。しかし、急激に暗くなっていくだろう。日本からも9月には再び見えるようになるが、14〜16等になっているだろう。7月5日の近日点通過では、太陽に0.54AUまで近づく。絶対光度が13〜14等と暗い彗星のため、近日点を通過する際に衰退し、通過した後は予報よりはるかに暗くなってしまう可能性もある。なお、分裂核は、6月22日まで見えていたが、23日には見えなくなってしまった(Ernesto Guido, Giovanni Sostero)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 8 33.34 3 53.3 0.909 0.550 32 9.0 18:29 (105, 14)
July 9 8 19.66 -3 29.0 1.066 0.551 30 9.4 18:32 ( 92, 10)
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7月4日のディープ・インパクト・ミッションは成功した。5月から衝突の直前まで、2ヵ月ほど10等の明るさで見えていた。集光はだんだん弱くなってきていた。衝突の直後は、中心が明るく輝く姿が、地上でも見えた。Mike Linnoltは、30分の間に集光度が4から8まで変化するのを捉えた。しかし、全光度は、0.5等しか増光しなかった。核光度は1〜2等ほど増光した。彗星の変化は一時的で、翌日にはほぼ元通りの状態に戻っている。現在は10.0等で、集光度は5(7月5日、Mike Begbie)。彗星への影響が小さかったため、今後は予報通りに暗くなっていくだろう。9月には12等以下になる。南半球では条件が良いが、日本からは8月中旬には高度が20度以下になってしまう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 13 33.85 -8 40.5 0.883 1.507 104 10.2 18:52 (180, 64)
July 9 13 46.80 -11 25.5 0.920 1.507 102 10.3 18:38 (180, 67)
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3月14日には15.2等と暗かった(大島雄二氏)が、4月中に増光し、5月2日には12.3等で眼視でも見え始めた(Juan Jose Gonzalez)。彗星はその後も増光を続け、現在は9.6等に達している(6月16日、Juan Jose Gonzalez)。これから7月まで10等を保つ。しかし、ずっと明け方の空低くにしか見えない。高度は、9月に12等以下になるまで、ずっと20度以下。10月に13等以下になってから、ようやく30度を超えるようになる。8月1日には、P/2005 JQ5と0.5度まで接近する。11等の彗星が2つ、同一視野に見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 3 21.78 21 48.1 1.429 1.038 46 10.2 5:38 (225, 18)
July 9 3 53.22 20 12.7 1.439 1.042 46 10.4 5:37 (226, 19)
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周期が4.4年とかなり短い新周期彗星。現在、地球に0.1AUまで大接近している。5月上旬には17.5等とたいへん暗かったが、6月6日に13.5等、6月12日に12.0〜12.5等(Michael Jager)と急激に明るくなり、6月25日には10.3等と眼視でも明るく見えた(Juan Jose Gonzalez)。地球に接近したため、コマは4〜8分角と非常に淡く大きく拡散している。驚くべきことに、6月24日のサーベイ画像では、8〜9等、視直径20分角という明るく大きな姿で写った(Terry Lovejoy)。すでに観測不可能だが、7月末に再び明け方の空に現れる。明るさの予報は難しいが、11〜14等で、眼視でも見える可能性もある。但し、まだ地球から0.3AUとかなり近いため、淡く大きく拡散して、空の条件が良くないとかなり見づらく、CCDでも写りづらいだろう。8月1日には、21Pと0.5度まで接近する。11等の彗星が2つ、同一視野に見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 8 32.27 17 41.8 0.109 0.920 25 10.4 18:29 (115, 4)
July 9 6 58.21 15 39.0 0.140 0.878 7 10.4 5:37 (259,-12)
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明け方の低空に姿を現してきた5月12日には、14等で観測された(Michael Mattiazzo)。その後も順調に増光して、近日点を通過した6月中旬には11.3等で見えた(6月16日、Juan Jose Gonzalez)。発見時は近日点を過ぎてから予想外の増光をし、近日点通過の45日後に最大光度となった。今回も、近日点を過ぎた後も明るくなり、現在は10.2等に達している(7月2日、Juan Jose Gonzalez)。視直径は、6月中旬には1.5分角と小さかったが、7月初めには5分角と、急に大きく見えるようになった。期待通りに、7月から8月にかけて9等になりそう。日本では、今後はずっと観測可能。南半球では暗くなるまで見えない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 2 33.10 64 2.1 1.501 1.285 57 11.2 5:38 (194,-12)
July 9 3 19.84 72 35.7 1.478 1.300 59 11.0 5:37 (192,-21)
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1月上旬の最盛期には、3.5等、視直径30分角という巨大な姿が、頭上高く、たいへん明るく見えた。その後は次第に暗くなってきており、現在は10.6等(6月26日、Juan Jose Gonzalez)。視直径は約4分角と、だいぶ暗く小さくなったが、望遠鏡ではまだ良く見えている。日本からは、10月に14等になるまで、眼視で見える時期はずっと好条件で観測できる。5月下旬には、Dennis Persykによって、27分角にも及ぶ長いアンチ・テールが捉えられた。長いアンチ・テールは現在も見えており、地球が彗星軌道面を通過したのが6月下旬なので、もうしばらく見えるだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 13 16.51 32 17.9 2.447 2.554 84 11.0 18:35 (180, 23)
July 9 13 23.97 29 42.8 2.585 2.632 81 11.3 18:32 (176, 25)
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発見以来、4月初めに近日点を通過するまで、ずっと、ふつうの彗星より鈍い増光が続いてしまった。3月中旬から5月初めまで8等を保ったが、5月中旬には8.4等と、予報通り、少し暗くなり始めたようだ(5月12日、Michael Mattiazzo)。今後、日本からは、9月下旬に明け方の超低空に14等で現れるまで観測できない。南半球でも、7月上旬まではずっと高度が20度以下と低くなってしまう。その間に、彗星は12等まで、急激に暗くなってしまうだろう。しかし、5月中旬以降の観測がなく、減光の様子が良く分からない。軌道計算では、異常に大きな非重力効果が現れているが、その意味はまだ明らかにされていない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 6 11.76 -34 9.1 2.062 1.745 57 11.3 5:38 (298, 20)
July 9 6 25.91 -33 43.1 2.177 1.838 57 11.5 5:37 (297, 22)
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日本から見えていた1月は11等台で小さい姿だったが、南天に去った後の3月から4月にかけて、8.0等と双眼鏡でも見える明るさになった(3月4日及び4月7日、Alexandre Amorim)。予報では、4月中旬から減光していくはずだったが、5月12日にもまだ8.9等(Michael Mattiazzo)と、予報よりも1等ほど明るい状態を保っていた。その後は、南半球でも高度が低かったが、5月31日に10〜10.5等、6月15日に約11等と、次第に暗くなってきている(Terry Lovejoy)。近日点通過前には急激に増光したが、通過後はごくふつうのペースで減光している。現在は11.1等(7月2日、Juan Jose Gonzalez)。日本からも、久しぶりに明け方の空に現れて来た。今後は冬に18等以下になるまで、ずっと条件良く観測できる。6月25日には、核が分裂しているのが見つかった。副核は主核より0.7等ほど暗く、CCDでも2つの核が写る。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 1 56.65 8 32.8 1.707 1.662 70 11.5 5:38 (213, 41)
July 9 1 52.66 11 22.2 1.680 1.751 76 11.7 5:37 (202, 41)
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1月には19等と暗かったが、予報通りに増光して、6月7日には12.5等で眼視でも見え始めた(John Drummond)。現在は11.7等(7月1日、Nicolas Biver)。9月まで12等で見える。なお、前回の回帰では、眼視ではこの予報より1.5等ほど明るかった。今回も、眼視では11.0等前後に達する可能性もある。南半球では好条件だが、日本からはずっと南に低い。今後は少しずつ高くなるが、30度を超えるのは9月になってから。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 15 50.18 -36 38.5 0.683 1.603 140 12.3 21:08 ( 0, 88)
July 9 15 56.24 -35 22.5 0.697 1.590 135 12.2 20:47 ( 0, 90)
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2006年春に9等に達する。南半球では、それまでずっと観測可能。日本では、8月末から9月上旬にかけて、明け方の超低空で12等で見える以外は、2006年3月までずっと見えない。2006年3月以降は、暗くなっていく様子をずっと観測できるようになる。3月5日には15.1等(津村光則氏)と、順調に明るくなってきていた。だが、3月中旬以降の観測がなく、現在の様子は不明。南半球でもしばらく超低空だったが、7月以降は再び高く見えるようになる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 5 5.73 -18 10.8 3.788 3.194 47 13.4 5:38 (275, 25)
July 9 5 11.58 -19 19.1 3.663 3.127 51 13.3 5:37 (274, 30)
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1月初めには7.5等と、双眼鏡で楽に見える明るさだったが、その後は夕空で急激に拡散、減光した。眼視では3月15日に10.7等(Alexandre Amorim)、CCDでは4月4日に11.5等(津村光則氏)まで暗くなり、西空に沈んだ。南半球では、6月中旬から明け方の空に現れて来ているが、まだ観測されていない。日本では、8月には明け方の空に現れるが、その頃もまだ13等台を保ち、眼視で見える可能性もある。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 4 26.25 -3 53.3 4.417 3.739 43 13.4 5:38 (256, 25)
July 9 4 28.45 -3 59.4 4.418 3.814 48 13.4 5:37 (252, 30)
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3月に発見された頃は16.4等だった(3月12日、R. H. McNaught)が、6月6日には14.4等まで増光してきている(大島雄二氏)。2006年の初めに10等に達すると期待されている。南半球では、11月までずっと高い位置で、明るくなっていく様子を観測できるが、日本からは、9月までずっと高度が15度ほどで、高くならないので、眼視ではなかなか観測できないかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 20 28.67 -39 8.9 2.411 3.347 152 13.6 1:49 ( 0, 86)
July 9 20 23.20 -39 32.5 2.317 3.278 157 13.4 1:16 ( 0, 85)
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明け方の空に現れて来た。2004年は、シーズンを通して常に13等より明るく見えていた。2005年は、夏から冬にかけて、日本では天頂付近と非常に良い条件で見られる。2004年同様の活動を見せれば、長期に渡って良い観測対象となりそう。5月31日に14.2等(門田健一氏)。6月中は核光度で16等と暗く報告されている。しかし、6月29日には12.8等と明るく、視直径2.5分角の淡く集光のない姿が捉えられている(Jiri Srba)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 2 5.91 21 48.2 6.127 5.748 63 13.6 5:38 (208, 28)
July 9 2 9.42 22 16.3 6.029 5.749 69 13.6 5:37 (202, 29)
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長い間行方不明だった彗星。1978年に再発見された後も、2回の回帰で出現せず、再び行方不明となっている。おそらく、ふだんは相当に暗く、稀に大増光した時にだけ観測されているのだろう。彗星はおおよそ予報通りの位置にいると思われるが、この予報よりはるかに暗いと思われる。今回帰は条件が悪く、ずっと超低空に位置するため、再発見は不可能だろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 4 41.22 22 10.1 1.562 0.824 28 14.4 5:38 (238, 6)
July 9 5 15.62 23 59.2 1.634 0.862 26 15.0 5:37 (238, 3)
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11月からずっと12.5〜13.0等を保ち、5月4日にもまだ12.7等で眼視で見えていた(吉田誠一)。その後は高度がどんどん低くなっている。まもなく見えなくなり、その後、今回帰はもう観測不可能。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 9 13.42 25 52.3 2.789 2.027 33 14.4 18:29 (129, 7)
July 9 9 30.79 24 30.4 2.851 2.055 31 14.6 18:32 (126, 6)
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南半球では、すでに明け方の低空に現れて来ている。5月12日には13.6等と、ほぼ予報通りの明るさだった(Michael Mattiazzo)。日本でもそろそろ明け方の空に現れてくる。今後は暗くなっていく。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 3 34.74 9 36.8 2.511 1.967 47 14.5 5:38 (236, 26)
July 9 3 48.08 10 9.6 2.498 2.010 50 14.6 5:37 (233, 28)
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2003年末から2005年までの1年間に、18等から15等まで増光した。これは、ふつうの彗星と比べて、かなり増光のペースが速い。その後は5月まで、15〜15.5等を保った。しばらく観測できないが、8月には再び明け方の空で高くなってくる。冬には13等に達し、眼視でも見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 7 16.21 45 30.4 6.527 5.609 23 14.9 18:29 (130,-23)
July 9 7 25.49 45 24.7 6.510 5.589 23 14.8 18:32 (128,-27)
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2004年春に発見された明るい新周期彗星。2004年の春から夏にかけて、15.0〜15.5等と明るく観測された。計算上は遠日点でも19等と明るいはずだが、2004年まで発見されなかったことを考えると、一時的に明るくなっていたのかもしれない、とも思われた。だが、2005年になっても同じ明るさを保っている。現在は14.8等(5月15日、中村彰正氏)。秋まで14.5等で観測できると思われる。但し、日本からの高度はずっと20度前後で、かなり低いため、眼視で見るのは難しいだろう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 20 24.45 -33 21.9 2.064 3.020 155 14.9 1:45 (180, 88)
July 9 20 19.92 -34 14.5 2.051 3.031 161 14.9 1:13 (180, 89)
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2月までは大きく、集光も強くて見やすかったが、3月には拡散状になってきた。5月4日でもまだ12.8等と、眼視では明るく見えていた(吉田誠一)。近日点通過後の減光は緩やかで、もうしばらく14等で見られそう。だが、5月中旬以降の眼視観測は報告されていない。今後はゆっくりと夕空に低くなっていくが、8月中旬でもまだ高度は20度以上を保つ。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 9 43.38 59 12.0 3.718 3.129 47 14.9 18:29 (155,-13)
July 9 10 1.02 57 21.5 3.802 3.185 46 15.0 18:32 (153,-13)
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2004年初めには19等から17等まで一気に増光したが、その後は落ち着いており、緩やかに増光してきている。2007年初めまで、長期に渡って15〜16等を保つ。あまり高度は高くならないが眼視でも見えている。眼視の明るさは、5月7日に14.3等(Juan Jose Gonzalez)、6月7日に14.2等(John Drummond)で、視直径は0.2〜0.6分角とかなり小さい。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 15 20.99 -20 4.3 2.370 3.152 132 15.2 20:38 (180, 75)
July 9 15 20.16 -20 14.7 2.435 3.143 126 15.2 20:10 (180, 75)
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2月初めには16.5等だったが、4月末には15.2等(4月27日、門田健一氏)と、順調に明るくなってきた。7月中旬まで、14.5〜15等で条件良く観測できる。高度が高いので、透明度が良ければ、大口径なら眼視でも見えるだろう。5月7日には、眼視で15.0等と観測されている(村上茂樹氏)。6月13日には、CCDで14.1等と、さらに1等ほど明るくなっている(江崎裕介氏)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 14 37.68 16 44.9 2.948 3.399 107 15.2 19:54 (180, 38)
July 9 14 26.64 16 12.0 3.072 3.399 100 15.3 19:16 (180, 39)
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1月上旬まではとても集光が強かったが、1月下旬からは拡散状になった。1月は11等台、2月は12等台と減光し、3月8日にもまだ12.6等と明るかった(吉田誠一)。近日点通過前の増光はたいへん急激だったが、予報通り、近日点通過後の減光は緩やかだった。今回帰はもう観測不可能。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 8 0.17 15 49.9 3.702 2.763 19 15.3 18:29 (110, 1)
July 9 8 12.08 15 15.2 3.761 2.796 15 15.5 18:32 (107, -3)
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2006年1月まで長期に渡って15.5等を保つ。南半球では好条件だが、日本からは見えない。日本からは、2006年8月にようやく観測できるようになるが、その頃には16.5〜17等まで暗くなってしまう。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 0 6.05 -61 29.9 3.431 3.964 114 15.5 5:26 ( 0, 64)
July 9 0 15.49 -63 10.6 3.388 3.946 116 15.4 5:08 ( 0, 62)
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6月26日に15.7等(Giovanni Sostero)と、発見時の報告より1等ほど明るい。鋭く集光しており、細く長い尾も見えている。2005年の夏と2006年の夏に15.5等に達する。南下していくため、日本からは2005年の方が条件が良い。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 16 46.34 59 17.1 3.696 3.904 94 15.8 22:03 (180, -4)
July 9 16 39.54 57 23.9 3.679 3.884 94 15.7 21:29 (180, -2)
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今後は北上して高く見えるようになる。7月から11月にかけて、15.5等で条件良く観測できる。もしかしたら、眼視でも見えるかもしれない。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 1 22.86 5 12.1 1.437 1.595 79 16.0 5:38 (204, 47)
July 9 1 39.69 8 11.4 1.380 1.577 80 15.9 5:37 (199, 45)
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2004年春に発見された小惑星2004 FS101の再発見。1月中旬には18等だったが、5月中旬には16〜16.5等まで増光してきている。これは、ふつうの彗星と比べて、やや増光のペースが速い。2006年1月頃には、日本からは低いが、14.5等になりそう。2005年春から2006年暮れにかけて、長い間15〜16等で見える。北天を移動するため、日本からはずっと観測できる。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 13 9.65 49 42.5 4.015 3.906 76 16.0 18:29 (180, 5)
July 9 13 9.66 49 27.4 4.049 3.869 72 16.0 18:32 (175, 5)
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しばらく低かったが、再び高く見えるようになってきた。ゆっくりと減光中だが、まだ16等と明るい。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 2 3.53 59 52.4 5.729 5.300 60 16.7 5:38 (193, -7)
July 9 2 5.87 60 28.7 5.731 5.367 64 16.8 5:37 (190, -7)
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9月から12月にかけて15.5等に達する。今回帰はまだ観測されていないが、すでに明け方の空に高くなり、急激に明るくなってきているはず。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 0 5.99 -2 26.3 2.420 2.779 99 17.2 5:26 (180, 57)
July 9 0 12.10 -2 4.0 2.307 2.749 104 17.1 5:04 (180, 57)
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短周期彗星のような軌道を持つ特異小惑星。5月から6月にかけて地球に接近し、14等に達した。現在は、急激に減光中。7月中旬には18等以下になってしまう。4月初めに近日点を通過した際も18.5等と極めて暗かったことから、この天体は小惑星であろう。Michael Mattiazzoの観測では、5月29日に完全に恒星状。6月6日には、14.0等以下で見えなかった(吉田誠一)。
Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h)
July 2 15 44.34 8 26.0 0.729 1.561 125 17.1 21:02 (180, 46)
July 9 15 46.24 11 12.5 0.858 1.619 119 17.6 20:36 (180, 44)
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