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Updated on Dec. 19, 1995 |
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1996年1月に見える彗星のランキングはこのようになりました。
今月は眼視では本田-ムルコス-パジュサコバ彗星とシュワスマン-ワハマン第 3彗星が見える範囲にいますが、本田-ムルコス-パジュサコバ彗星は条件が悪 く、しかも光度が急落していくため、見るのは難しいかもしれません。シュワ スマン-ワハマン第3彗星の方も10等以下と暗めです。一方、写真では13〜14 等程度の彗星が多く見られます。今月は今まで明るかった彗星もこれから明る くなる彗星も共に13等という、新旧交替の月ですね。 ところで、現在バーストしていると思われる彗星に、シュワスマン-ワハマン 第3彗星、ジャクソン-ネウイミン彗星、ダレスト彗星の3つがあります。い ずれも既に近日点を通過しており、今後は暗くなる一方ですが、いつまでもつ か注目です。
第1位 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P) 5.5→10.5等 また、惜しくも太陽に近いために見えませんが、明るさだけは明るいはずの彗 星に次のようなものがあります。 番外1 ヘール-ボップ彗星(1995O1) 10等
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2.1. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)1996年1月の第1位は、先月に引き続き本田-ムルコス-パジュサコバ彗星 (45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova)です。先月までは夕空低く見えていましたが、 12月25日に近日点を通過して、今月下旬には明け方の空にまわってきます。今回帰では予想よりも少し遅れて、10月に初めて確認されました。その時の光 度は21等と、明るさも予想よりも4等程度暗いものでした。その後11月の中旬 には16等でとらえられていますが、この時点でも予想より2等程度暗いままで した。ところが12月に入って、中旬には9等と、ここにきていっきに増光して きました。これらの今回帰の観測から光度式を計算してみると、
さて、彗星はまず12月の24日に金星に約20′にまで接近します。この時の高度 は天文薄明終了時(東京で18:00頃)で約 8°ですが、彗星がこの急激な増光を 続けていると5.5等、悪くても7等にはなっているはずですので、見られる可能 性大です。5.5等というのは、10月初旬にあのデビコ彗星がもっとも明るかっ た頃と同じ光度です。たとえ眼視で見えなくても、金星を中心に写真を撮れば 彗星が写っているかもしれません。彗星は24日を中心として5日間くらいは金 星と 2°以内にいますので、近日点通過時の彗星の姿を探すよい目印となるで しょう。 また、最接近する24日にはちょうどすぐ右上に細い月もあり、晴れていれば夕 焼けの中で三日月と金星が並んでいる美しい景観が見られるでしょう。しかも この月が、ちょうど薄明終了の頃(東京で18:12)にやぎ座β星(3.3等)の食を起 こします。この星食は全国的に見られます。さらに、これらに先立って日没後 約30分くらいの頃(東京で17:05頃)には、地平高度約 5°のところに、水星と 火星が 1°くらいに接近しているのが見られます。この日の光度は、水星が -0.7等、火星が1.2等です。水星が左、火星が右に見えています。 この後彗星は急速に太陽に向かって動き始め、夕空での観測は不可能となりま す。今月に入って 1月26日に、今度は明け方の空に再びその姿を現します。そ の時の光度は、近日点通過前と同じ光度変化をするとすれば既に10等になって しまっているはずです。しかし、この彗星のちょっとした変化によっても、明 け方に現れた時の光度は7〜11等と大きく変わってきてしまいます。そのため、 10等という予報はあまり信じないで、あくまで参考程度に思っておいて下さい。 明るく転べば眼視でも充分見つかる光度ですので、是非自分の眼で確かめてみ て下さい。 また、この頃彗星は地球に約0.2天文単位にまで接近しています。この後彗星 は2月4日に0.17天文単位まで接近し、2月26日まで0.3天文単位以内をキープす るため、天空上をたて座→へび座(尾)→へびつかい座→へび座(頭)→おとめ座 と急速に移動し、また観測条件も日に日に良くなります。但し、明るさの方は 逆で、2月に入って、上旬に11→12等、中旬に13→15等、下旬に16→18等と急 落していきます。事実上、2月半ばで観測期間は終了となってしまうでしょう。 彗星は2月2日にはへびつかい座の球状星団M10、M12に 3°まで接近します。ま た、8日には今度は球状星団M5に 3°まで接近します。
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2.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)10月上旬に6等までバーストしたシュワスマン-ワハマン第3彗星 (73P/Schwassmann-Wachmann 3)は、11月にも中旬に7等、下旬に8等、12月に入っ ても8.5等と引き続き明るく見えています。大バーストしてから、比較的長い 間バーストしたままの光度を保っています。そこで、バースト後の光度データ のみをつかって光度式を計算してみると、
今月は彗星はやぎ座からみずがめ座へ移動していき、あいかわらず夕方の南西 の空に見えています。この彗星の観測期間は西空に沈む来年の2月中旬まで続 きます。その頃彗星は、現在の光度を保ったままだとすると11.5等ですが、元 の明るさに戻っていれば18等になっているはずです。観測終了の頃、1月下旬 から2月上旬にかけては、夕空で金星と土星が接近しているそのすぐ左側に 8°くらい離れて見えています。
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2.3. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)当初はそれほど明るくなるとは思われていなかったジャクソン-ネウイミン彗 星(58P/Jackson-Neujmin)ですが、10月6日に近日点を通過した後も、予想外の 増光を続けています。近日点通過直前の9月には14等から13等にしか明るくなっ ていませんでしたが、通過後は10月に12等、そして11月にはなんと10〜11等級 にまで明るくなりました。近日点通過前の観測からの予報では11月には14〜15 等のはずですので、4等程明るいということになります。しかも、12月に入っ ても11日に11等と明るい状態を保っています。実際には太陽から遠ざかってい ますので、彗星の本体は増光を続けている、ということになります。明らかに バーストしています。今月も彗星は夕方の南の空に見えていて、くじら座を北上していきます。光度 は12→13等と減光していくと思われますが、現在までにいまだ減光する様子を 見せていないので、光度はまったく予想がつきません。うまくいけば10〜11等、 元に戻れば14〜16等程度かもしれません。ですが、シュワスマン-ワハマン第 3彗星も長くバーストしていますので、こちらも期待したいものです。 尚、今月の15日頃にはミラに 2°程度まで接近します。また、同じくじら座に はダレスト彗星も見えています。
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2.4. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)今月17日に近日点を通過するチュリュモフ-ゲラシメンコ彗星 (67P/Churyumov-Gerasimenko)が最も明るい時期を迎えています。今回帰では7 月3日に17等で初めて捕らえられた後、8月から10月にかけて14等、11月に13等 で観測されています。彗星は今月は夕方の南の空で、うお座の中を横切ってい きます。今月の初旬には土星のすぐ左側にいて、だんだん離れていきます。光 度は今月から来月にかけて12.5等を保つでしょう。その後は、彗星は3月に14等、4月に15等、5月に16等、6月に17等と減光して見 えなくなって行きます。
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2.5. デビコ彗星(122P)9月に再発見されてから、10月にかけて6等に達した周期74年の大物デビコ彗星 (122P/de Vico)は予想よりも減光が急なようです。夕空にまわってきた11月に は、上旬には7→8等でしたが、中旬には10等になってしまいました。再発見の 頃からの観測データから光度式を求めてみると、
さて、彗星は先月下旬から明け方の空のごく低空に13等で見えるようになって いるはずです。今月は徐々に観測条件がよくなっていきますが、明るさの方は 13→14.5等と暗くなっていくでしょう。場所的にもヘルクレス座の頭とへびつ かい座の頭の間で、あたりには明るい星もなく、みつけるのは難しいかもしれ ません。
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2.6. ダレスト彗星(6P)7月27日に近日点を通過したダレスト彗星(6P/d'Arrest)は、8月に8等になった 後、10月中旬に9〜10等、11月中旬に11等と、比較的長い間明るい光度を保っ ています。近日点通過前のデータから求めた光度式を使うと、同じ頃彗星は17〜 19等にまで減光しているはずですが、この彗星はもともと近日点通過の前後で 増光・減光の仕方がまったく異なり、通過後の方がかなり明るいという傾向を 持っていましたので、まあ妥当な光度変化をしている、と言えるでしょう。そ こで、最も明るくなった8月中旬以降のデータのみから光度式を求めてみると、
彗星は夕方南の空で、くじら座を北上しています。同じくじら座にジャクソン- ネウイミン彗星も見えています。
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2.7. コップ彗星(22P)1996年7月2日に近日点を通過するコップ彗星(22P/Kopff)が今月から急激に増 光してきます。現在彗星は明け方のてんびん座にいて、1月中に15等から13等 にまで明るくなってきます。彗星はこの後2月には13→12等、3月に11等、4月には10→9等、5月に8等と増光 して、6〜7月にはほぼ衝の位置で7等になります。近日点通過の頃に衝と、こ の彗星としては最良の条件で観測できます。今年回帰を予想されている彗星の 中で最も期待できるものです。その後は年末でもまだ14等と、今年1年中観測 できます。その後も1997年2月に16等で夕空に沈むまで長期に渡って観測でき る彗星です。 尚、彗星はこれからしばらくガン彗星とともに動いていきます。来月2月21日 には、ガン彗星と約30′にまで接近します。この時の明るさはコップ彗星が12 等、ガン彗星が13等です。もう少し明るいといいのですが、写真では狙い目で しょう。この前後、15日から25日くらいの間は両彗星は 1°程度の距離を保っ ていますので、コップ彗星がガン彗星を追い抜いていく様子を連続写真で記録 することもできるでしょう。
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2.8. ブラッドフィールド彗星(1995Q1)8月にオーストラリアで突然肉眼彗星として発見されたブラッドフィールド彗 星(C/1995Q1 Bradfield)は、8月31日に近日点を通過した後、日本からは9月20 日に6等で見え始めました。そして9月中は7等、10月には7.5等から9.5等まで 減光して、11月下旬には11等にまでなっています。彗星は今月は夕方の北の空高くに見えていて、きりん座→カシオペア座→ペル セウス座と移動していきます。光度も13等から15等と急落していきます。3月 には18等にまでなるでしょう。そろそろ観測は終了です。 尚、彗星は1月1日にはカシオペア座のW字の一番左上のε星(3.4等)に 1°ま で接近します。
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2.9. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)バースト彗星として有名なシュワスマン-ワハマン第1彗星 (29P/Schwassmann-Wachmann 1)の観測条件がよくなってきました。現在彗星は しし座の足もとにいて、今月は未明の2:00頃に南中します。昨年の秋から観測 可能となっていましたが、11月には13.5等と、やはり明るい状態で見えていま した。ここ数年の状態からすると、この程度の明るさを平常光度と思っていた 方がいいようです。尚、彗星は今年6月に西空に沈むまで、ずっとししの足もとに位置しています。 また、光度も不安定ながら13〜14等を保つでしょう。
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2.10. ガン彗星(65P)1996年7月24日に近日点を通過するガン彗星(65P/Gunn)の観測条件もよくなり 始めました。現在彗星はコップ彗星とともに、明け方の東の空で、てんびん座 を横切っています。2月の21日には、コップ彗星と約30′にまで接近します。 その時の明るさはコップ彗星が12等、ガン彗星が13等です。この前後15日から 25日くらいの間は約 1°程度の距離を保っています。この彗星は軌道の形が円に近いので、近日点通過の前後数年の間見ることがで きます。既に1995年前半に15〜16等で観測されています。今月はそれよりも 1等ほど明るく、14等程度でしょう。これから徐々に増光し、近日点通過の頃 はほぼ衝の位置で12等にまで明るくなります。その後は11月に14等で西空に沈 み、今シーズンの観測期間は終了します。が、また1997年には4月頃に15等で 見え始め、1998年2月に17等になるまで観測できます。
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2.11. ウィルド第4彗星(116P)1996年8月31日に近日点を通過するウィルド第4彗星(116P/Wild 4)がそろそろ 明るくなり始めます。現在彗星はふたご座のポルックスのそばで衝になってい て、一晩中観測できます。光度は14等です。この彗星も長期に渡って観測できる彗星です。まず今年は7月に西空に沈むま でずっと13〜14等で見えていて、その後1997年の3月に再び明け方の空に15等 で現れます。そして1997年の夏まで15〜16等で見えているでしょう。 尚、彗星は今月1月18日にふたご座のポルックスに30′弱程度まで接近します。 この前後1週間くらいは 1°以内に接近していますので、写真に撮る時には導 入の助けになるでしょう。また、来月2月7日の夕方には、ふたご座のι星(3.8 等)とほんの 5′にまで接近します。
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2.12. コマ-ソラ彗星(32P)6月10日に近日点を通過するコマ-ソラ彗星(32P/Comas Sola)もそろそろ明るく なってきます。既に昨年の秋に19等から16等にまで明るくなってきている様子 が観測されています。現在彗星は夕方の空にあり、うお座で15等です。この後彗星は4月に西に沈むまで観測できます。その頃には14等でしょう。残 念ながら近日点通過の頃は太陽に近く観測できません。近日点通過後には、11 月に再び明け方の空に姿を現します。しかし、その時の光度は17等程度でしょ う。さらに、昨年の秋の観測によると、思ったよりも急激な光度変化を見せて いるので、さらに暗く18〜19等程度になってしまっているかもしれません。
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2.13. ウエスト-ハートレー彗星(123P)1990年に発見されたウエスト-ハートレー彗星(123P/West-Hartley)の初回帰で す。近日点通過は5月ですが、衝の位置にいる今月から来月にかけてがもっと も明るい時期です。既に昨年の秋に18等で検出されています。ほぼ予想どおり の明るさといっていいでしょう。現在彗星は冬の北の空高く、ふたご座のポルックス・カストルとぎょしゃ座の カペラのちょうど真中あたりにいて、16等です。彗星が暗い上、あたりには特 に目印となるような星もないので、見つけるのはかなり困難でしょう。
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2.14. ラインムート第1彗星(30P)既に昨年の9月3日に近日点を通過したラインムート第1彗星(30P/Reinmuth 1) が明け方のおとめ座で16等で見えています。既に近日点通過前の昨年2月に17 等で観測されています。近日点通過の頃は太陽に近く見えませんでしたが、11 月頃から再び明け方の空にまわってきています。光度の方は2月よりは1等程明 るいはずですが、それでも16等程度でしかありません。また、既に近日点を通 過していますので、これから徐々に減光していきます。
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2.15. キロン彗星(95P)小惑星から彗星になったキロン彗星(95P/Chiron)が来月2月にいよいよ初めて の近日点通過を迎えます。とはいっても、近日点距離が8.5AUもあるので、特 に急に明るくなるという訳ではなく、あいかわらず16等程度でしょう。彗星は 現在明け方に見えていて、おとめ座でスピカのすぐ右に10°ほど離れた位置に います。近日点距離が大きいため、彗星はここ数年間はほぼ同じ光度で観測することが できます。今シーズンは8月に西に沈むまでずっと16等でしょう。その後太陽 と合になり、また12月頃に明け方にまわってきます。そしてまた来シーズンは 春に衝となり、16等で観測されるでしょう。
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2.16. ヘール-ボップ彗星(1995O1)1995年7月に発見された、世紀の大彗星ヘール-ボップ彗星(C/1995O1 Hale-Bopp) です。発見以来ずっといて座で10等級で見えていましたが、昨年 11月から西空に沈み、しばらく観測はお休みです。次に見えるのは3月中旬で、 明け方の空に8.5〜9等で姿を現します。その時、明け方の空で、天王星・海王 星・ヘール-ボップ彗星・木星が左からこの順で一直線に並んでいますが、天 王星・海王星は高度が低く、見えにくいでしょう。ところで、この彗星は発見の2年以上前の1993年4月27日に、オーストラリアで 18等で写真に写っていたのがみつかっています。ところが、現在雑誌などでよ くみかける光度式
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2.17. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)1989年以来、実に21回目の回帰を迎えたポン-ウィンネッケ彗星 (7P/Pons-Winnecke)が今月近日点を通過します。しかし太陽に近いため、全く 見ることができません。今回の回帰は条件が最悪で、彗星はこの後も太陽を追 いかけるように動いていきますので、ようやく明け方の東の空低く見え始める のは7月中旬となります。その頃には既に18等となってしまいますので、実質 今回帰の観測はできないことになります。
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3.1. 本田-ムルコス-パジュサコバ彗星(45P)45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 20 14.07 -22 23.4 0.553 0.804 34 6.4 1995 12 29 20 29.91 -20 34.1 0.536 0.595 27 5.3 1996 1 8 20 19.35 -18 47.4 0.599 0.410 15 6.2 1996 1 18 19 31.22 -16 9.1 0.714 0.274 7 8.0 1996 1 28 17 53.74 -9 36.2 0.850 0.190 40 9.9 1996 2 7 15 33.10 2 51.6 0.994 0.171 87 12.1 1996 2 17 13 30.70 12 51.0 1.137 0.218 128 14.7 |
3.2. シュワスマン-ワハマン第3彗星(73P)73P/Schwassmann-Wachmann 3 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 21 51.66 -22 40.8 1.516 1.824 56 9.1 1995 12 29 22 23.54 -19 24.3 1.611 1.975 54 9.5 1996 1 8 22 51.77 -16 11.2 1.706 2.134 51 10.0 1996 1 18 23 17.14 -13 5.8 1.800 2.298 48 10.4 1996 1 28 23 40.31 -10 9.8 1.893 2.464 44 10.9 1996 2 7 0 1.74 -7 24.3 1.984 2.630 40 11.2 1996 2 17 0 21.79 -4 49.1 2.074 2.791 35 11.6 |
3.3. ジャクソン-ネウイミン彗星(58P)58P/Jackson-Neujmin 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 1 31.00 -12 41.7 1.624 1.022 108 11.6 1995 12 29 1 51.18 -9 30.9 1.685 1.144 104 12.0 1996 1 8 2 10.83 -6 25.4 1.749 1.277 100 12.4 1996 1 18 2 30.10 -3 29.1 1.817 1.421 96 12.7 1996 1 28 2 49.11 0 44.4 1.887 1.574 92 13.1 1996 2 7 3 7.94 1 47.2 1.959 1.734 87 13.4 1996 2 17 3 26.62 4 4.8 2.032 1.902 82 13.7 |
3.4. チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星(67P)67P/Churyumov-Gerasimenko 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 23 31.21 -5 26.7 1.347 1.018 84 12.5 1995 12 29 23 55.73 -1 20.7 1.321 1.037 81 12.5 1996 1 8 0 22.78 2 59.7 1.305 1.058 79 12.5 1996 1 18 0 52.19 7 27.4 1.300 1.085 77 12.5 1996 1 28 1 23.86 11 53.3 1.306 1.119 76 12.6 1996 2 7 1 57.60 16 7.0 1.323 1.163 75 12.7 1996 2 17 2 33.12 19 57.9 1.349 1.217 74 12.9 |
3.5. デビコ彗星(122P)122P/de Vico 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 17 28.34 19 45.5 1.547 2.107 43 12.0 1995 12 29 17 45.49 18 40.6 1.694 2.270 43 12.7 1996 1 8 17 59.88 18 2.4 1.839 2.410 44 13.3 1996 1 18 18 12.01 17 47.0 1.981 2.529 46 13.8 1996 1 28 18 22.13 17 51.5 2.121 2.624 49 14.3 1996 2 7 18 30.32 18 13.0 2.259 2.698 53 14.7 1996 2 17 18 36.59 18 49.0 2.394 2.751 58 15.1 |
3.6. ダレスト彗星(6P)6P/d'Arrest 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 1 25.13 -18 38.5 2.056 1.585 103 12.5 1995 12 29 1 35.84 -15 47.8 2.128 1.751 98 12.9 1996 1 8 1 47.39 -13 3.0 2.199 1.923 92 13.2 1996 1 18 1 59.63 -10 25.5 2.271 2.100 86 13.6 1996 1 28 2 12.44 -7 56.3 2.342 2.281 81 13.9 1996 2 7 2 25.71 -5 36.0 2.413 2.464 75 14.2 1996 2 17 2 39.36 -3 24.9 2.484 2.646 69 14.5 |
3.7. コップ彗星(22P)22P/Kopff 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 14 13.09 -9 20.7 2.404 2.872 52 15.2 1995 12 29 14 31.15 -10 41.2 2.344 2.711 58 14.8 1996 1 8 14 49.62 -11 56.1 2.284 2.546 63 14.4 1996 1 18 15 8.51 -13 4.6 2.225 2.380 68 13.9 1996 1 28 15 27.76 -14 5.6 2.166 2.214 74 13.5 1996 2 7 15 47.34 -14 58.3 2.109 2.050 79 13.0 1996 2 17 16 7.18 -15 41.8 2.052 1.889 84 12.5 |
3.8. ブラッドフィールド彗星(1995Q1)C/1995Q1 Bradfield 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 2 57.46 73 27.5 2.167 1.446 125 12.4 1995 12 29 2 11.30 65 48.4 2.313 1.642 121 13.0 1996 1 8 1 57.13 59 28.1 2.455 1.878 114 13.6 1996 1 18 1 54.21 54 36.4 2.595 2.140 106 14.2 1996 1 28 1 56.46 50 58.6 2.731 2.418 97 14.8 1996 2 7 2 1.45 48 18.3 2.864 2.704 89 15.3 1996 2 17 2 8.05 46 21.7 2.996 2.991 80 15.7 |
3.9. シュワスマン-ワハマン第1彗星(29P)29P/Schwassmann-Wachmann 1 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 10 33.52 6 1.0 6.241 5.853 108 13.8 1995 12 29 10 33.04 5 52.2 6.242 5.705 119 13.7 1996 1 8 10 31.53 5 49.5 6.244 5.571 129 13.7 1996 1 18 10 29.05 5 52.6 6.245 5.456 140 13.6 1996 1 28 10 25.72 6 1.3 6.247 5.365 151 13.6 1996 2 7 10 21.73 6 14.4 6.248 5.302 162 13.6 1996 2 17 10 17.33 6 31.0 6.249 5.268 172 13.6 |
3.10. ガン彗星(65P)65P/Gunn 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 14 44.09 -9 56.2 2.783 3.387 45 14.2 1995 12 29 14 59.34 -11 11.6 2.758 3.262 51 14.1 1996 1 8 15 14.39 -12 21.3 2.733 3.130 57 13.9 1996 1 18 15 29.11 -13 25.0 2.709 2.991 64 13.8 1996 1 28 15 43.34 -14 22.7 2.686 2.847 70 13.6 1996 2 7 15 56.91 -15 14.5 2.663 2.700 77 13.4 1996 2 17 16 9.62 -16 0.7 2.642 2.551 84 13.3 |
3.11. ウィルド第4彗星(116P)116P/Wild 4 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 8 8.95 25 46.3 2.707 1.826 147 15.0 1995 12 29 8 2.96 26 18.5 2.665 1.725 158 14.7 1996 1 8 7 54.64 26 51.5 2.624 1.650 169 14.5 1996 1 18 7 44.85 27 20.4 2.582 1.603 172 14.3 1996 1 28 7 34.81 27 40.6 2.542 1.585 162 14.1 1996 2 7 7 25.90 27 49.6 2.501 1.593 150 14.0 1996 2 17 7 19.27 27 47.2 2.461 1.625 139 13.9 |
3.12. コマ-ソラ彗星(32P)32P/Comas Sola 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 1 1.56 0 40.0 2.432 1.953 107 15.7 1995 12 29 1 5.24 0 53.5 2.379 2.026 98 15.6 1996 1 8 1 11.48 2 38.7 2.326 2.101 90 15.4 1996 1 18 1 20.06 4 33.4 2.275 2.175 82 15.3 1996 1 28 1 30.79 6 35.8 2.226 2.247 76 15.2 1996 2 7 1 43.47 8 44.1 2.178 2.316 69 15.1 1996 2 17 1 57.97 10 56.4 2.132 2.379 63 15.0 |
3.13. ウエスト-ハートレー彗星(123P)123P/West-Hartley 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 7 17.75 42 6.2 2.410 1.490 153 16.6 1995 12 29 7 9.58 43 38.7 2.376 1.436 158 16.4 1996 1 8 6 59.51 44 50.4 2.345 1.407 157 16.3 1996 1 18 6 49.22 45 34.0 2.315 1.402 151 16.2 1996 1 28 6 40.63 45 47.6 2.286 1.420 143 16.1 1996 2 7 6 35.34 45 34.6 2.260 1.458 134 16.1 1996 2 17 6 34.20 45 1.0 2.236 1.511 125 16.1 |
3.14. ラインムート第1彗星(30P)30P/Reinmuth 1 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 13 38.82 -3 34.5 2.092 2.354 62 16.2 1995 12 29 13 56.23 -4 39.9 2.131 2.288 68 16.2 1996 1 8 14 12.31 -5 32.3 2.172 2.219 74 16.3 1996 1 18 14 26.84 -6 10.8 2.214 2.146 80 16.3 1996 1 28 14 39.56 -6 35.0 2.258 2.070 87 16.4 1996 2 7 14 50.21 -6 45.0 2.304 1.993 95 16.4 1996 2 17 14 58.49 -6 40.9 2.351 1.918 103 16.5 |
3.15. キロン彗星(95P)95P/Chiron 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 12 42.90 -7 29.7 8.457 8.677 73 16.5 1995 12 29 12 45.44 -7 45.6 8.456 8.513 83 16.4 1996 1 8 12 47.32 -7 57.4 8.455 8.346 93 16.4 1996 1 18 12 48.48 -8 4.6 8.455 8.180 102 16.3 1996 1 28 12 48.90 -8 7.0 8.454 8.021 112 16.3 1996 2 7 12 48.59 -8 4.6 8.454 7.874 123 16.3 1996 2 17 12 47.57 -7 57.3 8.454 7.743 133 16.2 |
3.16. ヘール-ボップ彗星(1995O1)C/1995O1 Hale-Bopp 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 18 45.09 -25 38.6 5.858 6.809 13 9.8 1995 12 29 18 51.34 -25 10.2 5.766 6.744 5 9.8 1996 1 8 18 57.78 -24 40.6 5.673 6.653 4 9.7 1996 1 18 19 4.30 -24 9.6 5.579 6.534 12 9.5 1996 1 28 19 10.77 -23 37.1 5.484 6.390 21 9.4 1996 2 7 19 17.08 -23 3.1 5.389 6.222 29 9.3 1996 2 17 19 23.11 -22 27.4 5.293 6.031 38 9.1 |
3.17. ポン-ウィンネッケ彗星(7P)7P/Pons-Winnecke 年 月 日 α δ r Δ Elong m1 1995 12 19 17 16.70 -18 43.2 1.268 2.234 8 13.3 1995 12 29 17 55.13 -20 56.7 1.257 2.222 8 13.2 1996 1 8 18 34.58 -22 36.9 1.258 2.219 9 13.2 1996 1 18 19 14.46 -23 40.3 1.270 2.226 10 13.3 1996 1 28 19 54.08 -24 6.4 1.294 2.241 11 13.4 1996 2 7 20 32.75 -23 57.4 1.328 2.264 13 13.6 1996 2 17 21 9.93 -23 17.8 1.371 2.293 16 13.9 |