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クラスタリングクラスタリングの手法としては、ニューラルネットワークの1手法であるコホー ネンの自己組織化[3]が用いられることが多い。 自己組織化とは、雑多に分布した要素の集合の中の偏りを検出し、指定した制約 条件に合うように要素を複数のグループに分類することである。 これは既に広く一般に知られた方法であり、現在では、自己組織化の手法を用い てデータを分類する方法について解説した書籍も存在している[4]。 また、自己組織化以外の手法としては、空間分割法を利用した研究もある [5]。 クラスタリングを行うと文書を最適に分類することができる。 しかし、本研究の目的は、何らかの最適でない基準に基づいて分類されている文 書集合からそのルールを導出することであり、クラスタリングの考えとは逆の立 場に立つ。
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