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プログラムから直接PAD図を描くこの章では、pad2ps シリーズを使ってC言語等の各種プログラムのPA D図を描かせる方法について説明する。 他人の作ったプログラムはえてして読みにくいものであるが、pad2ps シ リーズを使えば格段に理解しやすくなる。 ところで、プログラムのPAD図を描かせる場合は、pad2ps シリーズの コマンドは内部から各言語ごとのパーサを呼び出して、いったんPADELの文法に 合わせたテキストファイルを作成した後、改めてそれを読みだしてPAD図を描 く、という2段階の処理を行っている。 もしプログラムのPAD図をそのまま描くのではなく、自分で修正したい時には、 プログラムをPADELのファイルに変換し、それを修正するようにすれば、元のプ ログラムには手をつけなくて済む。 各種プログラムをPADELに変換するには、mkpad コマンドを 使う。 例えばC言語なら、
として、この foo.pad を修正し、その後 pad2ps シリーズで変換 する。 ちなみに、pad2ps シリーズでプログラムから直接PAD図を描く場合は、エ ラーになった時に出力される行番号は元のプログラムの行番号ではなく、内部で 呼び出したパーサの出力したPADELファイルの行番号である。 よって、エラーの時は mkpad コマンドを使ってPADELに変換し、その PADELファイルを使ってエラーチェックをするようにしないと行番号が一致しな い。
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