■生まれたばかりの星の変光星型 吉田誠一 GCVS Variability Types and Distribution Statistics of Designated Variable Stars According to their Types of Variability http://www.sai.msu.su/groups/cluster/gcvs/gcvs/iii/vartype.txt によると、生まれたばかりの星は I, IA, IB, IN, INA, INB, IS, ISA, ISB, INS, INSA, INSB, IT, INT, INST という変光型に分類されます。 1) 不規則型 取り敢えず、不規則(irregular)な変光を示すので、「I」が付きます。 2) スペクトル型 スペクトル型がO〜Aであれば「A」が付きます。 F〜Mであれば「B」が付きます。但し、5) のおうし座T型に該当すれば、 「B」ではなく「T」が付きます。 3) 星雲 星雲をまとっていれば「N」が付きます。 4) 短時間変光 数時間から数日ほどの短い間に、0.5〜1.0等くらい変光するようなら「S」 が付きます。 5) おうし座T型 スペクトル型がF〜Mで、4046Åと4132ÅにFe IIの輝線があり、6707ÅにLi の吸収線があれば、「T」が付きます。 MisV1147の場合、星雲は見られないので、「N」は付きません。また、短時間 変光がありますので、「S」が付きます。 そのため、ISA, ISB, IST のいずれか、になるかと思います。