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Updated on May 26, 1997 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
プロフィール
1935年にM.ウィッコムによって観測された中速の突発群。 その後しばらくこの群の明確な活動はなかったが、1965年には日本で小突発が 観測された。 輻射点位置はくじら座頭部。 1時頃に南中するため、ほぼ一晩中観測できる。 10月のくじら座周辺では、くじら座γ、くじら座ξの2つの突発流星群が活動 したとされている。 しかし、10月〜11月に活動するおうし座南/北流星群の輻射点が、10月にはこ の2群のすぐ近くにある。 さらに、衝の位置の黄道付近であるため、黄道系散在が混入してしまう。 そのため、くじら座γ、くじら座ξの2群は、大きな突発出現をしない限り、 群活動の検出は難しい。 |
出現記録
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出現詳細
10月16日〜10月22日に、原口孝昭氏がHR=10の出現を観測、(38〜45,+0〜+8)に 輻射点を検出。 極大は10月20日。 緩〜やや速な微光の流星。
M.ウィッコムが、10月19日にHR=100以上の突発出現を観測、(40,-5)に輻射点 を検出。 中速で痕を残す。
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