ペルセウス座ε流星群 (εPerseids)

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Updated on November 29, 1997
太陽黄経順インデックス
出現年月日順インデックス

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・ プロフィール

活動期間 極大日 λ α δ 速度
9月中旬


51
+35
59km/s

8月のペルセウス座γ流星群に似た、高速の小流星群。 1877年にDenningによって初めて観測された。 日本では1970年代以降観測されているが、近年の出現数は極めて少ない。

輻射点位置はペルセウス座のアルゴルの南東の辺り。 日本では21時頃に北東の空から昇って来て、夜明け前に天頂近くまで達する。

この群はε群とκ群の2つに分離できるとも言われているが、出現数が少なく はっきりしない。

・ 軌道要素


q e ω Ω i a P
ペルセウス座ε流星群 0.45 0.99 275 189 123 54 390
参考文献:
塩井宏幸,重野好彦: 流星群カタログ 第2版, 流星物理セミナー・ワーキ ンググループ, 1995.

・ 出現記録

* 1993年
9月18日
最大HR=7.3

* 1935年
9月16日
HR=7

・ 出現詳細

* 1993年
9月18日
最大HR=7.3
9月18日(λ=175.9)に、長田和弘氏が6個(HR=7.3)の流星を捉えた。
参考文献:
天文回報 No.617


* 1935年
9月16日
HR=7
9月16日に、C. HoffmeisterがHR=7の出現を観測、(52.9,+40.8)に輻射点を検 出。
参考文献:
天文回報 No.613

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