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Updated on November 29, 1997 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
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活動期間 | 極大日 | λ | α | δ | 速度 |
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1983年5月に、アイラス-荒貴-オルコック彗星 C/1983 H1 (IRAS-Araki-Alcock) の地球接近に際して出現した突発流星群。 1983年にのみ集中的に観測され、若干の出現があったとされている。
輻射点はこと座のベガ付近。 宵の頃に北東の空から昇って来て、明け方3時頃に天頂付近に位置する。
輻射点位置がこと座α流星群の出現位置に極めて近いが、微光のこと座α流星 群に対して、明るい流星が多かったとされている。
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q | e | ω | Ω | i | a | P | |
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C/1983 H1 | 0.99 | 0.99 | 193 | 49 | 73 | 100 | 1000 |
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1983年 |
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1983年 |
5月7日〜5月11日(λ=47〜51)の平均HR=1.1(観測時間4,273分、群流星数75)。 平均光度は2.2等(豆田勝彦氏)、3.2等(川崎康寛氏)。 (259〜282,+35〜+46)に38個以上の流星から10個の輻射点が報告されている (B1950.0、d=1〜2.5°、Wt=P、速度rR)。 下田力氏、小野和幸氏のFROでは、5月10日7:00〜7:30(JST)にHR=70の突発的ピー ク(バックグラウンドはHR=40)。 但し、前日、翌日には出現は見られなかった。
- 参考文献:
- 天文回報 No.492