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Updated on November 29, 1997 |
太陽黄経順インデックス 出現年月日順インデックス |
プロフィール
鋭い極大で有名。 たくさんの流星が流れるのは太陽黄経283.1°〜283.4°付近の数時間の間のみ で、それを逃すと出現数は半分以下に落ち込んでしまう。 極大の前日や翌日にはHRは数個程度とほとんど出現しない。 明るい流星も多い。 輻射点はうしかい座頭部の北にある。 日本では、宵の頃は北の空の地平線の辺りに位置し、真夜中過ぎには北東の空 で高度が高くなり始め、明け方には頭上高く見えることになる。 FROでは、南中時には顕著なK効果が現れる。 定常的に出現数は多いが、稀に突発的に大出現する。 最近では1975年、1987年に突発出現した。 この群は1825年に流星雨となり初めて観測された。1863年には再び突発出現し、 それ以降は定常的に出現が確認されている。 この群は7月のみずがめ座δ流星群等とともに「しぶんぎ複合群」を形成する と」言われている。 1500年前に遡ると、しぶんぎ座流星群の軌道がみずがめ座δ流星群の軌道と一 致するようだ。 母彗星候補はマックホルツ 第1周期彗星 96P/Machholz 1。 |
軌道要素
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出現記録
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出現詳細
1月1日〜1月4日(λ=281〜284)の平均HR'=7.7(観測数81、群流星数622、散在数 551、散在比110%)。 1月3.847日〜1月3.854日(λ=282.80〜282.81)の平均HR'=18(観測数11、群流星 数194、散在数93、散在比210%)。 極大前の観測。 下田力氏のFRO観測では、1月4日13時(JST、λ=283.1)にHR=80(推定)の極大。
12月31日〜1月7日(λ=280〜287)の平均HR'=3.8(観測数32、群流星数120、散在 数289、散在比42%)。 1月3.65日〜1月4.81日(λ=282.86〜284.05)の平均HR'=7.2(観測数5、群流星数 36、散在数49、散在比73%)。 極大日は悪天候で2観測のみ(最大HR=8.0、ZHR=190)。 下田力氏のFRO観測では、1月4日0:00〜2:00(JST、λ=283.3)にHR=110の極大 (平年の2〜3割増)。
1月2日〜1月4日(λ=282.2〜284.3)の平均HR'=21(観測数92、群流星数1,968、 散在数767、散在比260%)。 1月3.77日〜1月3.87日(λ=283.23〜283.31)の平均HR'=39(観測数41、群流星数 1,600、散在数459、散在比350%)。 突発極大と通常極大の間の観測。 前田幸治氏のFRO観測では、1月3.79日(λ=283.3)にHR=400の極大を捉えた。 極大日は月明あり。
1月2日〜1月3日(λ=282.5〜283.6)の平均HR'=12(観測数46、群流星数557、散 在数362、散在比150%)。 1月3.77日〜1月3.86日(λ=283.51〜283.60)の平均HR'=20(観測数21、群流星数 416、散在数189、散在比220%)。 極大後の観測。
1月1日〜1月4日(λ=281〜284)の平均HR'=16(観測数62、群流星数992、散在数 430、散在比230%)。 1月3.81日〜1月4.34日(λ=282.79〜283.43)の平均HR'=27(観測数26、群流星数 707、散在数157、散在比450%)。 前田幸治氏のFRO観測では、1月4日10:00〜11:00(JST、λ=283.04)にHR=400の 極大。
1月3日〜1月4日(λ=283〜284)の平均HR'=9.3(観測数33、群流星数308、散在数 74、散在比420%)。 1月3.76日〜1月3.85日(λ=283.0〜283.1)の平均HR'=12(観測数18、群流星数 224、散在数55、散在比410%)。 満月すぎの月明あり。
12月31日〜1月4日(λ=280〜284)の平均HR'=13(観測数84、群流星数1,112、散 在数452、散在比250%)。 1月3.76日〜1月3.86日(λ=283.26〜283.37)の平均HR'=23(観測数39、群流星数 885、散在数233、散在比380%)。 1月4日3時(λ=283.28)に極大(HR=28、ZHR=150)。 FROでは、1月4日2:40〜5:00にHR=200に達する大出現。
1月2日〜1月5日(λ=282〜286)の平均HR'=10(観測数53、群流星数545、散在数 323、散在比170%)。 1月3.69日〜1月3.85日(λ=283.45〜283.62)の平均HR'=13(観測数40、群流星数 511、散在数239、散在比210%)。 極大は1月4日0:30(λ=283.4、HR=10、ZHR=138)で、極大後の観測。
1月3日にHR=3、ZHR=9。 極大日は満月、悪天候。
1月4日3:00〜6:00(JST、λ=283.01〜283.14)に日本でZHR=100弱の突発出現。 FROでも5:00にHR=130を記録。 全観測報告の平均HR=39(観測時間3,350分、群流星数2,186)。
極大日は悪天候で全く観測なし。 1月2日にZHR=0〜18、1月4日にZHR=0〜12。
12月31日〜1月4日(λ=280〜285)の平均HR=5.2(観測時間1,655分、群流星数 143)。 1月3.65日〜1月3.85日(λ=283.4〜283.7)の平均HR=7.8(観測時間720分、群流 星数94)。
1月3.73日〜1月3.87日(λ=283.5〜283.7)の平均ZHR=17。
1月3.85日にZHR=32。 極大満月。
1月3.79日(λ=283.3)にZHR=69の極大。
1月3.81日にZHR=42。
1月3.85日にZHR=58。 月明あり。
1月3.73日〜1月3.85にZHR=60。
λ=283.15に日本でZHR=100の突発出現。
イギリスでA. S. HerschelがZHR=130の出現を観測。
イタリアでA. Brucalassiが流星雨を観測。
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