今週の明るい彗星 (2025年10月18日：南半球版)

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 Updated on October 17, 2025
先週 北半球版 来週

最適時刻と方位・高度は、南緯35度の地点での値です。
方位は、0度が南、90度が西、180度が北、270度が東を示しています。

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* レモン彗星 (C/2025 A6)

現在は4.8等(10月16日、永井佳実氏)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、11月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  13 23.10   36 39.7   0.612   0.723    46    4.5   3:45 (248,-40)  
Oct. 25  15 17.77   19 54.6   0.623   0.628    37    4.0  19:54 ( 99,-20)

* スワン彗星 (C/2025 R2)

現在は5.8等(10月15日、Chris Wyatt)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  18 14.58  -14 29.9   0.265   0.936    69    6.1  19:45 (104, 43)  
Oct. 25  20 23.62   -7 55.8   0.281   1.056    94    6.8  19:54 (135, 54)

* アトラス彗星 (C/2025 K1)

9月半ばに10.6等まで明るくなった(9月16日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。2月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  12  3.61   -6 57.1   1.155   0.434    21    8.4   3:45 (281, -3)  
Oct. 25  11 49.20   -1 43.1   0.997   0.572    33    9.3   3:35 (272,  1)

* クリステンセン彗星 (210P)

晩秋から初冬にかけて、8等まで明るくなると期待されている。現在は16.3等(10月2日、ATLAS Chile)。8.5等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。日本ではまもなく、南半球では11月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。最近はこの予報よりかなり暗い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  17 40.54  -41 11.0   0.514   0.891    63   11.8  19:45 ( 64, 44)  
Oct. 25  17 13.96  -40  8.7   0.481   0.790    51   10.9  19:54 ( 61, 33)

* 恒星間天体アトラス (3I)

オウムアムア、ボリソフに続く、史上3個目の恒星間天体。離心率が6と極端に大きい。10月末に太陽に1.38天文単位まで接近する。現在は10.8等(10月2日、Thomas Lehmann)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。現在は観測できない。11月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  13 52.85   -8 41.0   2.409   1.420     5   11.4  19:45 ( 68,-15)  
Oct. 25  13 38.94   -7 39.6   2.351   1.366     6   11.2   3:35 (293,-18)

* フィエチジョシュ彗星 (C/2024 E1)

1月に5等まで明るくなると期待されている。現在は13.1等(9月21日、吉田誠一)。今後は急激に増光する。南半球ではまもなく、日本では12月には観測できなくなる。だが、南半球では1月には、日本では2月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  16 29.02   14 59.0   2.352   1.882    50   11.6  19:45 (110,  3)  
Oct. 25  16 37.84   11 36.5   2.313   1.778    46   11.3  19:54 (103, -1)

* ニート彗星 (240P)

当初の予想以上に明るくなっている。現在は13.1等(9月30日、安部裕史氏)。しばらく13等を保つ。条件良く観測できる。秋から冬にかけて12等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。10月3日に19等の分裂核が見つかった。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   4 15.04    0 51.5   1.332   2.179   138   12.5   2:30 (180, 54)  
Oct. 25   4 12.25    1 32.3   1.276   2.167   144   12.4   2:00 (180, 53)

* パンスターズ彗星 (C/2022 N2)

現在は13.9等(9月23日、宮崎修氏)。しばらく14等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   3 34.38   26 32.1   3.019   3.887   146   13.3   1:50 (180, 28)  
Oct. 25   3 32.39   26 32.0   2.984   3.898   153   13.3   1:20 (180, 28)

* シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P)

次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  11  8.07    1  2.3   7.065   6.298    37   14.2   3:45 (266,  4)  
Oct. 25  11 12.06    0 30.6   6.992   6.299    42   14.2   3:35 (265,  7)

* パンスターズ彗星 (C/2023 R1)

2026年の初夏に、13等まで明るくなると期待されている。現在は14.4等(9月12日、Andrew Pearce)。しばらく14等を保つ。今後は次第に低くなり、日本では1月には、南半球では12月には観測できなくなる。だが、日本では1月には、南半球では2月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  19 20.18    7 43.0   3.808   3.914    88   14.3  19:45 (137, 37)  
Oct. 25  19 16.96    6 17.9   3.909   3.889    81   14.4  19:54 (127, 32)

* ショーマス彗星 (24P)

冬に8等まで明るくなり、条件よく観測できる。現在は15.9等(10月1日、Thomas Lehmann)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   7 19.94   19 48.2   1.135   1.583    95   15.3   3:45 (210, 29)  
Oct. 25   7 43.18   20  1.1   1.041   1.529    97   14.4   3:35 (211, 29)

* アトラス彗星 (C/2021 G2)

現在は14.8等(9月27日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。南半球ではまもなく、日本では11月には観測できなくなる。だが、南半球では1月には、日本では12月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  15 50.17   -1 13.3   6.632   5.851    35   14.5  19:45 ( 91,  4)  
Oct. 25  15 55.57   -1 15.6   6.706   5.878    31   14.6  19:54 ( 87, -2)

* アトラス彗星 (C/2022 QE78)

現在は15.6等(9月28日、Alfons Diepvens)。しばらく15等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   9  6.79   19 15.9   5.724   5.483    71   14.7   3:45 (233, 15)  
Oct. 25   9 11.03   19 28.4   5.620   5.485    77   14.6   3:35 (230, 17)

* ハウエル彗星 (88P)

現在は17.7等(7月24日、Thomas Lehmann)。今後は急激に増光する。現在は観測できない。南半球では1月に、日本では12月に姿を現す。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  13 36.39   -8 24.7   3.053   2.058     1   15.0  19:45 ( 65,-18)  
Oct. 25  13 51.06   -9 55.4   3.004   2.011     2   14.7   3:35 (297,-18)

* アトラス彗星 (C/2024 J3)

2026年に13等まで明るくなる。現在は15.4等(10月2日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。だが、日本では1月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  18 33.57  -10 16.2   5.347   5.168    74   15.0  19:45 (110, 42)  
Oct. 25  18 35.56   -9 50.6   5.417   5.131    68   15.0  19:54 (104, 35)

* ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271)

非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(9月29日、Andrew Pearce)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   5 41.99  -72 47.8  14.626  14.636    88   15.0   3:45 (359, 52)  
Oct. 25   5 40.50  -73 13.8  14.620  14.614    87   15.0   3:26 (  0, 52)

* ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P)

現在は16.3等(9月28日、Alfons Diepvens)。しばらく15等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   9 55.96    4 50.0   2.929   2.501    55   15.0   3:45 (252, 16)  
Oct. 25  10  6.32    3 33.0   2.868   2.513    59   15.0   3:35 (252, 18)

* アトラス彗星 (C/2022 E2)

2024年に長期に渡って12〜13等で観測された。現在は14.8等(10月2日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、12月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  22 57.95   48 56.3   4.358   5.049   129   15.2  21:09 (180,  6)  
Oct. 25  22 49.35   47  2.9   4.423   5.089   127   15.3  20:33 (180,  8)

* アトラス彗星 (C/2024 T5)

現在は15.1等(10月2日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では超低空。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。2026〜2027年の冬に12等まで明るくなると期待されている。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   3 13.34  -45 47.1   5.528   6.090   120   15.5   1:28 (  0, 79)  
Oct. 25   3  9.49  -46  1.1   5.492   6.048   119   15.5   0:57 (  0, 79)

* アトラス彗星 (C/2025 L1)

2026年の春に13.5等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は16.8等(8月12日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  13 52.07  -57  2.7   2.557   2.026    47   15.6  19:45 ( 31, 17)  
Oct. 25  14  8.30  -54 56.3   2.585   1.977    43   15.5  19:54 ( 31, 14)

* ゲーレルス第２彗星 (78P)

2026年の夏に12等まで明るくなる。現在は16.2等(9月18日、Francois Kugel)。ゆっくりと明るくなっていく。今後は次第に低くなり、南半球では1月には、日本では2月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  20  0.95  -13 53.0   2.502   2.772    94   15.9  19:45 (130, 60)  
Oct. 25  20  6.28  -13 55.0   2.566   2.740    89   15.9  19:54 (120, 55)

* アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P)

現在は15.5等(9月29日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、2月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  22 38.67  -10  4.4   2.033   2.808   132   16.0  20:51 (180, 65)  
Oct. 25  22 38.02   -9 32.4   2.105   2.808   126   16.1  20:22 (180, 64)

* ステレオ彗星 (414P)

急激に増光した。現在は15.0等(9月23日、門田健一氏)。急激に減光中。まもなく18等以下になる。今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  12 26.99  -13 43.6   1.589   0.690    16   16.1   3:45 (289, -3)  
Oct. 25  12 58.75  -17 17.6   1.699   0.784    15   17.7   3:35 (294, -4)

* アトラス彗星 (C/2023 C2)

2024年の夏に12.7等まで明るくなった(2024年8月7日、Thomas Lehmann)。現在は15.7等(9月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  22 19.90   56 18.4   3.636   4.228   120   16.1  20:31 (180, -1)  
Oct. 25  22 17.60   55 27.3   3.707   4.283   119   16.2  20:02 (180, -1)

* ガン彗星 (65P)

現在は16.3等(9月25日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。1月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  18 59.43  -30 39.5   3.025   2.990    78   16.2  19:45 ( 87, 58)  
Oct. 25  19  8.48  -30 19.2   3.123   2.997    73   16.2  19:54 ( 84, 52)

* アトラス彗星 (C/2024 A1)

現在は16.6等(10月3日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、12月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   8 49.44   33 52.5   4.091   4.029    79   16.3   3:45 (220,  7)  
Oct. 25   8 52.33   35 25.8   3.991   4.046    86   16.3   3:35 (217,  8)

* パンスターズ彗星 (C/2022 R6)

現在は16.6等(10月2日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   8 49.92  -11 23.5   6.868   6.575    68   16.4   3:45 (255, 39)  
Oct. 25   8 52.48  -11 34.7   6.777   6.578    74   16.3   3:35 (253, 42)

* ラーソン彗星 (261P)

現在は16.7等(9月18日、Francois Kugel)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、2月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  20 11.36  -15 14.5   1.716   2.088    97   16.5  19:45 (132, 63)  
Oct. 25  20 20.68  -14 39.8   1.778   2.075    92   16.5  19:54 (123, 58)

* レモン彗星 (C/2023 H5)

現在は16.7等(9月30日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  14 29.29   63 20.8   4.582   4.407    73   16.5  19:45 (147,-38)  
Oct. 25  14 49.81   63 24.1   4.552   4.419    76   16.5  19:54 (147,-40)

* リニア彗星 (217P)

初夏に12.1等まで明るくなった(6月10日、Taras Prystavski)。現在は15.8等(10月1日、吉本勝己氏)。次第に暗くなっていく。1月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   8 49.96   12 59.4   2.166   2.107    73   16.6   3:45 (234, 23)  
Oct. 25   8 57.85   12 43.3   2.136   2.165    78   16.7   3:35 (232, 24)

* レモン-パンスターズ彗星 (302P)

急激に増光して、予想以上に明るくなっている。現在は15.8等(9月27日、吉本勝己氏)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   0 26.81   -5 31.9   2.491   3.436   158   16.7  22:38 (180, 60)  
Oct. 25   0 23.46   -5 48.5   2.543   3.445   150   16.8  22:07 (180, 61)

* ロニオス彗星 (493P/2024 Q2)

現在は16.9等(9月28日、Alfons Diepvens)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   5 16.50   49 49.8   3.283   3.860   118   16.9   3:32 (180,  5)  
Oct. 25   5 16.16   50 40.8   3.207   3.854   124   16.8   3:04 (180,  4)

* シューメーカー-レヴィ第５彗星 (145P)

現在は17.3等(10月1日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  22 17.10  -21 19.3   1.401   2.119   123   16.9  20:29 (180, 76)  
Oct. 25  22 18.31  -20  6.4   1.440   2.092   117   16.9  20:03 (180, 75)

* アトラス彗星 (C/2023 F3)

現在は16.9等(7月13日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、春には高く見えるようになる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  11  1.67  -22 49.7   6.290   5.540    38   16.9   3:45 (286, 19)  
Oct. 25  11  2.58  -23  4.6   6.245   5.558    42   16.9   3:35 (284, 22)

* レモン彗星 (C/2023 X2)

現在は16.9等(10月3日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   8 45.91   78 43.2   4.921   5.118    95   17.0   3:45 (190,-27)  
Oct. 25   9 10.84   80 11.5   4.866   5.112    98   16.9   3:35 (189,-28)

* パンスターズ彗星 (C/2024 R4)

急激に増光中。2027年から2028年にかけて、13等まで明るくなると期待されている。現在は17.0等(9月30日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  21 37.36   22 47.0   6.649   7.236   122   17.0  19:49 (180, 32)  
Oct. 25  21 34.54   22 27.7   6.693   7.197   116   17.0  19:54 (171, 32)

* アトラス彗星 (C/2019 E3)

非常に遠方の彗星。現在は17.4等(7月26日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、12月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   0 33.53  -57 15.9  10.554  10.970   112   17.0  22:45 (  0, 68)  
Oct. 25   0 28.50  -56 56.4  10.624  10.983   108   17.0  22:12 (  0, 68)

* パンスターズ彗星 (C/2023 RS61)

ふだんは20等ほどだが、バーストを起こして明るくなっている。現在は17.1等(10月13日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   3  7.64   38 30.2   8.056   8.879   143   17.1   1:23 (180, 16)  
Oct. 25   3  5.14   38 32.2   7.998   8.869   149   17.1   0:53 (180, 16)

* クリステンセン彗星 (164P)

現在は16.9等(10月13日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  10  0.24   20 32.5   2.466   2.146    59   17.2   3:45 (240,  5)  
Oct. 25  10 12.70   20 14.5   2.430   2.184    63   17.1   3:35 (240,  6)

* ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2)

2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。非常に緩やかに減光している。現在は16.9等(9月29日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、1月からは再び高くなっていく。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  18 53.20  -69 15.8   8.690   8.535    77   17.1  19:45 ( 20, 49)  
Oct. 25  18 54.00  -68 40.2   8.822   8.586    73   17.2  19:54 ( 24, 47)

* ヒル彗星 (195P)

現在は17.7等(9月18日、佐藤英貴氏)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   9 31.48  -19 24.1   4.892   4.453    58   17.2   3:45 (270, 35)  
Oct. 25   9 36.60  -20 35.0   4.822   4.456    62   17.1   3:35 (270, 38)

* アトラス彗星 (C/2025 R1)

現在は17.5等(9月23日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  18 54.71   72 21.6   1.655   2.024    96   17.2  19:45 (168,-21)  
Oct. 25  18 43.69   65  8.4   1.686   2.007    93   17.2  19:54 (159,-18)

* ボリソフ彗星 (C/2025 J1)

現在は17.3等(10月13日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  11 15.95   70  4.2   4.166   4.161    82   17.3   3:45 (204,-31)  
Oct. 25  11 18.22   70 31.5   4.064   4.131    86   17.2   3:35 (203,-30)

* アトラス彗星 (C/2025 Q3)

現在は17.3等(10月13日、ATLAS-TDO)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   4 15.82   40  6.2   1.822   2.599   132   17.5   2:32 (180, 15)  
Oct. 25   4  3.54   37 21.2   1.696   2.554   142   17.2   1:52 (180, 17)

* パンスターズ彗星 (C/2017 K2)

2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は17.2等(9月28日、Alfons Diepvens)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   6 18.06   28 57.0   9.378   9.771   110   17.4   3:45 (192, 25)  
Oct. 25   6 16.55   29 10.1   9.318   9.820   117   17.4   3:35 (187, 25)

* パンスターズ彗星 (C/2019 U5)

現在は17.1等(9月2日、Andrew Pearce)。しばらく18等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   5 48.80  -45 18.7   8.140   8.378   100   17.4   3:45 (343, 79)  
Oct. 25   5 44.50  -45 57.1   8.144   8.422   102   17.4   3:31 (  0, 79)

* パンスターズ彗星 (C/2023 H1)

現在は17.0等(9月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと暗くなっていく。12月には18等以下になる。次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  19 52.72  -14 20.0   5.002   5.149    92   17.4  19:45 (126, 59)  
Oct. 25  19 55.85  -14  2.5   5.137   5.177    86   17.5  19:54 (117, 53)

* フルス彗星 (C/2023 U1)

近日点を通過した後も増光が続いている。現在は17.5等(10月1日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   0 44.91  -68 43.8   5.435   5.715   101   17.4  22:55 (  0, 56)  
Oct. 25   0 25.79  -68 14.7   5.515   5.741    98   17.5  22:08 (  0, 57)

* ジョンソン彗星 (48P)

現在は16.2等(9月30日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   3 56.03    3 22.9   1.762   2.630   143   17.4   2:11 (180, 52)  
Oct. 25   3 51.37    3  2.8   1.750   2.660   150   17.6   1:39 (180, 52)

* アトラス彗星 (C/2024 X2)

現在は17.7等(6月26日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   9 22.74   -6 51.9   4.155   3.780    61   17.7   3:45 (257, 30)  
Oct. 25   9 24.16   -6 26.6   4.063   3.795    67   17.6   3:35 (253, 33)

* フィエチジョシュ彗星 (C/2024 J2)

急激に増光して、冬に14.6等まで明るくなった(1月31日、Thomas Lehmann)。現在は17.1等(9月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   2 51.88  -47  1.7   2.486   3.114   120   17.6   1:07 (  0, 78)  
Oct. 25   2 42.98  -48 45.9   2.580   3.176   118   17.8   0:31 (  0, 76)

* パンスターズ彗星 (C/2020 K1)

2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.4等(3月25日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   6 41.04  -19 44.3   8.015   8.218    98   17.7   3:45 (230, 68)  
Oct. 25   6 39.64  -20  0.6   7.975   8.265   103   17.7   3:35 (221, 71)

* パンスターズ彗星 (C/2024 G4)

現在は17.8等(9月21日、Alfons Diepvens)。しばらく18等を保つ。南半球では11月には、日本では12月には観測できなくなる。だが、日本では1月には、南半球では2月には再び観測できるようになる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  17 17.53    4 38.3   5.498   5.045    58   17.7  19:45 (110, 18)  
Oct. 25  17 23.53    3 57.0   5.557   5.032    53   17.7  19:54 (104, 13)

* 小惑星ファエトン (3200)

ゆっくりと暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   3 19.35   43  7.6   1.482   2.327   138   17.9   1:36 (180, 12)  
Oct. 25   3  1.18   42 33.0   1.450   2.344   146   17.7   0:50 (180, 12)

* スパール彗星 (242P)

現在は17.8等(3月17日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   7 58.26  -10 53.1   4.223   4.194    81   17.8   3:45 (243, 49)  
Oct. 25   8  1.52  -11 40.2   4.144   4.204    86   17.8   3:35 (241, 52)

* パンスターズ彗星 (C/2021 S3)

2024年の2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2024年2月25日、Thomas Lehmann)。現在は17.9等(9月17日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  22 53.24   40  1.4   6.123   6.848   133   17.8  21:05 (180, 15)  
Oct. 25  22 51.17   39  7.8   6.216   6.907   130   17.8  20:35 (180, 16)

* シャルネツキー彗星 (C/2024 N3)

現在は17.5等(9月23日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では、今後は観測できない。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  16 49.81   41 32.2   5.504   5.221    68   17.8  19:45 (134,-10)  
Oct. 25  16 54.93   39 57.7   5.556   5.236    66   17.8  19:54 (129,-14)

* ヴォロビヨフ彗星 (276P)

現在は18.1等(9月17日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   7  7.24    8 31.4   3.893   4.137    97   17.8   3:45 (212, 41)  
Oct. 25   7  9.17    7 58.4   3.804   4.147   103   17.8   3:35 (208, 43)

* マップ彗星 (C/2025 L2)

現在は17.6等(9月29日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  20 20.45  -57 11.2   2.754   2.907    88   17.8  19:45 ( 23, 65)  
Oct. 25  20 20.18  -57 43.8   2.841   2.892    82   17.9  19:54 ( 30, 61)

* 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)

前方散乱により、SOHO探査機のコロナグラフでマイナス3等まで明るくなった(2024年10月9日、Q.-c. Zhang, Charles S. Morris)。地上からも、0等級の大彗星になった。現在は17.2等(10月2日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  17 57.57   14 54.7   5.714   5.462    70   17.8  19:45 (124, 19)  
Oct. 25  17 59.68   14 15.5   5.869   5.532    65   18.0  19:54 (118, 13)

* テナグラ彗星 (C/2013 C2)

5等級の大バーストを起こして明るくなっている。現在は18.1等(10月11日、John Maikner)。しばらく18等を保つ。次第に低くなる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18  19 45.24   -3 16.5  14.904  14.989    93   17.9  19:45 (136, 50)  
Oct. 25  19 45.80   -3 21.9  15.031  15.003    86   18.0  19:54 (126, 44)

* レナード彗星 (486P/2024 H1)

現在は16.5等(10月3日、ATLAS Chile)。次第に暗くなっていく。条件良く観測できる。 

Date(TT)  R.A. (2000) Decl.   Delta     r    Elong.  m1   Best Time(A, h)  
Oct. 18   0 13.14    3  9.2   1.692   2.649   159   18.1  22:25 (180, 52)  
Oct. 25   0 10.06    2 40.5   1.752   2.670   151   18.2  21:54 (180, 52)

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