今週の明るい彗星 (2025年4月5日：南半球版)

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スワン彗星 (C/2025 F2) SWANの画像で発見された明るい新彗星。現在は7.8等(4月8日、宮崎修氏)。4等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 23 22.93 23 59.8 1.484 0.773 28 9.2 4:51 (247, -9) Apr. 12 0 0.24 29 6.4 1.298 0.626 28 7.5 4:57 (243,-13) ジャコビニ-ツィナー彗星 (21P) SWANの画像で11等で見えている(1月27日、Vladimir Bezugly)。今後は急激に減光する。現在は観測できない。南半球では7月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 1 8.81 5 27.9 2.018 1.021 3 10.8 19:13 ( 86,-15) Apr. 12 1 38.77 5 58.4 2.035 1.040 5 11.0 19:03 ( 89,-13) アトラス彗星 (C/2024 G3) 1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づいて、マイナス2〜3等まで明るくなり、白昼にも捉えられた。1月19日に核が崩壊したが、まだ残骸が見えている。急激に減光中。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 0 59.65 -43 49.4 2.473 1.980 49 11.9 19:13 ( 45, 13) Apr. 12 1 12.62 -44 41.1 2.536 2.096 53 12.2 4:57 (314, 15) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 前方散乱により、10月9日にSOHO探査機のコロナグラフでマイナス3等まで明るくなった(Q.-c. Zhang, Charles S. Morris)。地上からも、0等級の大彗星になった。現在は12.4等(3月22日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 20 25.31 19 19.7 3.541 3.280 66 12.6 4:51 (222, 24) Apr. 12 20 23.73 20 35.1 3.532 3.368 72 12.7 4:57 (213, 27) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は10.9等(3月21日、Thomas Lehmann)。日本では、今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 9 37.18 10 46.7 5.607 6.270 127 13.7 20:42 (180, 44) Apr. 12 9 36.25 10 50.1 5.700 6.272 120 13.8 20:13 (180, 44) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.8等(3月28日、Thomas Lehmann)。しばらく14等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 15 32.55 -11 23.7 4.417 5.232 140 13.9 2:40 (180, 67) Apr. 12 15 30.75 -10 26.6 4.371 5.248 148 13.9 2:11 (180, 66) 小惑星ファエトン (3200) ふたご座流星群の母天体。現在は15.9等(1月12日、E. Prosperi, M. Jaeger)。今後は急激に減光する。6月には18等以下になる。現在は観測できない。日本では5月に、南半球では6月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 0 8.68 7 0.2 1.262 0.348 11 14.0 4:51 (268, -9) Apr. 12 0 31.78 12 4.3 1.464 0.533 12 14.9 4:57 (262,-10) リニア彗星 (217P) 初夏に13等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。現在は14.4等(4月1日、佐藤英貴氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、7月に姿を現す。南半球では超低空。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 23 20.54 -7 45.0 2.190 1.380 27 14.4 4:51 (273, 9) Apr. 12 23 44.93 -5 51.3 2.142 1.343 28 14.1 4:57 (270, 10) アラン-リゴー彗星 (49P) 現在は13.6等(3月19日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 3 55.00 13 4.5 1.959 1.433 44 14.3 19:13 (117, 13) Apr. 12 4 16.93 15 17.1 1.983 1.432 43 14.2 19:03 (119, 13) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は14.1等(3月9日、山口義昭氏)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 1 35.52 47 55.6 4.763 4.087 42 14.3 19:13 (130,-30) Apr. 12 1 38.21 47 54.8 4.838 4.114 39 14.3 19:03 (129,-33) ジョンソン彗星 (48P) しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、6月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 23 39.25 -9 23.2 2.892 2.024 24 14.4 4:51 (277, 6) Apr. 12 23 54.99 -8 3.5 2.871 2.032 27 14.4 4:57 (273, 9) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は14.9等(2月4日、Alfons Diepvens)。しばらく14等を保つ。現在は観測できない。5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 0 45.49 8 44.6 4.961 3.963 3 14.5 4:51 (271,-18) Apr. 12 0 54.24 9 42.8 4.941 3.947 6 14.4 4:57 (267,-13) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は14.8等(3月10日、Alfons Diepvens)。しばらく15等を保つ。今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 25.04 13 38.8 5.666 5.600 81 14.7 19:13 (149, 36) Apr. 12 6 28.43 14 12.0 5.761 5.590 75 14.8 19:03 (145, 33) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 J2) 急激に増光した。現在は14.6等(1月31日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 23 59.98 19 18.3 2.739 1.823 19 14.9 4:51 (256,-14) Apr. 12 0 15.29 18 19.4 2.755 1.835 18 15.0 4:57 (254,-10) パンスターズ彗星 (P/2023 S1) 現在は14.8等(3月14日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 8 37.14 16 17.9 2.083 2.631 112 15.0 19:42 (180, 39) Apr. 12 8 40.97 15 46.8 2.169 2.635 106 15.1 19:19 (180, 39) アトラス彗星 (C/2024 L5) 現在は15.2等(3月9日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。だが、4月には再び観測できるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 13 7.48 -25 22.6 2.482 3.441 160 15.0 0:17 (180, 81) Apr. 12 12 48.07 -23 16.1 2.474 3.446 163 15.0 23:23 (180, 78) アトラス彗星 (C/2023 C2) 昨年の夏に12.7等まで明るくなった(8月7日、Thomas Lehmann)。現在は14.2等(12月10日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 22 29.44 17 9.7 3.548 2.820 37 15.0 4:51 (245, 5) Apr. 12 22 38.00 19 30.2 3.541 2.861 40 15.1 4:57 (240, 8) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.1等(3月1日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 3 51.11 -66 11.8 15.438 15.275 78 15.3 19:13 ( 29, 42) Apr. 12 3 55.28 -65 58.3 15.399 15.252 79 15.3 19:03 ( 30, 40) ヒル彗星 (496P/2024 S3) 2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は14.3等(3月29日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 5 36.80 35 37.2 1.685 1.648 70 15.3 19:13 (150, 11) Apr. 12 6 0.98 35 57.4 1.741 1.664 68 15.4 19:03 (151, 12) フルス彗星 (C/2023 T3) 現在は15.6等(3月9日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 13 15.65 -34 38.0 2.697 3.604 150 15.4 0:24 (180, 90) Apr. 12 13 13.32 -33 51.8 2.685 3.616 154 15.4 23:50 (180, 89) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は16.1等(3月27日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。5月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 3 38.63 18 27.7 3.256 2.595 41 15.5 19:13 (118, 7) Apr. 12 3 51.12 18 54.2 3.298 2.579 37 15.5 19:03 (118, 6) ガン彗星 (65P) 現在は16.7等(3月4日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 18 41.57 -26 11.2 2.674 2.948 95 15.8 4:51 (238, 75) Apr. 12 18 47.36 -26 27.7 2.578 2.944 101 15.7 4:57 (219, 79) レモン彗星 (C/2023 H5) 現在は15.6等(3月21日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 11 16.88 64 23.8 3.969 4.371 107 15.8 22:21 (180, -9) Apr. 12 11 6.85 65 3.5 4.038 4.362 102 15.9 21:43 (180,-10) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は15.9等(2月28日、Andrew Pearce)。しばらく16等を保つ。日本では、6月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 11 38.78 -43 36.9 4.418 5.211 138 15.9 22:42 ( 0, 81) Apr. 12 11 27.37 -42 12.3 4.428 5.216 138 15.9 22:03 ( 0, 83) パンスターズ彗星 (C/2023 R1) 2026年の初夏に、13等まで明るくなると期待されている。現在は16.8等(1月30日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 22 33.72 19 0.4 5.625 4.863 36 16.1 4:51 (244, 3) Apr. 12 22 34.87 19 29.1 5.525 4.823 41 16.0 4:57 (239, 8) アトラス彗星 (C/2024 A1) 現在は16.1等(3月21日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。今後は次第に低くなり、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 30.80 3 52.9 3.910 3.923 83 16.1 19:13 (145, 45) Apr. 12 6 32.24 5 38.7 4.014 3.914 77 16.2 19:03 (141, 41) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) 冬に13.8等まで明るくなった(12月30日、Thomas Lehmann)。現在は16.2等(3月29日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 8 17.23 54 24.6 2.605 2.898 96 16.1 19:23 (180, 1) Apr. 12 8 25.69 52 12.1 2.705 2.932 92 16.3 19:04 (180, 3) アトラス彗星 (C/2024 J3) 2026年に13等まで明るくなる。現在は16.9等(3月5日、ATLAS Chile)。ゆっくりと明るくなっていく。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 19 46.88 -23 50.5 6.380 6.298 80 16.2 4:51 (256, 61) Apr. 12 19 47.86 -23 22.1 6.221 6.256 87 16.1 4:57 (246, 67) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.1等(3月9日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。だが、南半球では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 45.38 -18 56.6 6.569 6.636 89 16.3 19:13 (126, 66) Apr. 12 6 47.94 -17 58.7 6.644 6.629 84 16.3 19:03 (122, 62) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 E1) 2026年1月に5等まで明るくなると期待されている。現在は16.7等(3月19日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、5月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 18 27.58 49 42.5 4.218 4.335 89 16.5 4:51 (187, 5) Apr. 12 18 27.77 50 55.1 4.110 4.258 91 16.4 4:57 (182, 4) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。昨年の初夏に6.2等まで明るくなった(7月1日、Virgilio Gonano)。現在は14.6等(2月8日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 18 46.68 -22 17.9 3.494 3.707 94 16.4 4:51 (231, 71) Apr. 12 18 46.95 -22 50.7 3.449 3.774 101 16.5 4:57 (210, 76) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.2等(3月10日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。だが、6月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 5 22.64 -40 46.6 7.292 7.129 76 16.4 19:13 ( 67, 57) Apr. 12 5 23.21 -39 58.7 7.387 7.174 73 16.5 19:03 ( 68, 54) カタリナ彗星 (499P/2025 A5) 3月に地球に0.3天文単位まで接近した。現在は16.5等(3月14日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。5月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 7 1.52 74 0.5 0.390 1.039 84 16.6 19:13 (176,-20) Apr. 12 9 39.44 75 51.3 0.428 1.087 89 17.0 20:28 (180,-21) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は15.4等(3月27日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。5月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 5 24.72 24 1.7 8.693 8.350 66 16.6 19:13 (141, 19) Apr. 12 5 26.34 24 13.0 8.853 8.403 60 16.7 19:03 (138, 17) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2024年2月25日、Thomas Lehmann)。現在は16.7等(3月22日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 23 3.11 34 48.7 5.868 5.127 38 16.8 4:51 (236,-12) Apr. 12 23 8.98 35 26.8 5.914 5.192 40 16.9 4:57 (232, -8) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は15.8等(12月7日、A. Pearce)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 22 11.94 -62 2.7 7.286 7.092 74 16.8 4:51 (325, 41) Apr. 12 22 14.89 -62 38.1 7.257 7.145 79 16.8 4:57 (326, 44) ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75) 冬に15.2等まで明るくなった(12月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は16.6等(3月14日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 29.81 12 26.5 3.848 3.846 82 16.8 19:13 (150, 37) Apr. 12 6 35.56 12 37.2 3.967 3.868 77 17.0 19:03 (146, 36) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は17.1等(12月30日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 12 8.63 -60 5.0 9.347 9.956 125 16.9 23:13 ( 0, 65) Apr. 12 12 4.87 -59 50.6 9.368 9.999 126 16.9 22:41 ( 0, 65) レモン彗星 (C/2024 B1) 秋に13.1等まで明るくなった(11月1日、Thomas Lehmann)。現在は16.6等(3月22日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 18 3.11 13 31.5 2.425 2.798 101 16.9 4:51 (186, 41) Apr. 12 17 58.70 13 15.0 2.394 2.864 107 17.0 4:38 (180, 42) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.4等(3月7日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。だが、6月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 5 36.45 -24 45.9 7.077 6.883 74 17.0 19:13 ( 97, 56) Apr. 12 5 38.48 -23 46.2 7.199 6.931 70 17.0 19:03 ( 96, 52) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は17.2等(2月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 17 7.59 -51 32.2 4.149 4.606 111 17.0 4:16 ( 0, 73) Apr. 12 17 2.01 -51 40.4 4.120 4.673 117 17.1 3:43 ( 0, 73) アトラス彗星 (C/2024 G2) 現在は17.1等(3月10日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 11 38.73 -40 56.5 4.558 5.373 141 17.1 22:42 ( 0, 84) Apr. 12 11 31.43 -39 12.9 4.555 5.368 140 17.1 22:08 ( 0, 86) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) ゆっくりと明るくなっていく。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 21 56.08 -21 29.7 3.554 3.040 51 17.2 4:51 (274, 34) Apr. 12 22 5.82 -20 37.8 3.466 3.026 56 17.1 4:57 (270, 38) ヒル彗星 (195P) 現在は17.2等(3月6日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。今後は次第に低くなり、日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。だが、南半球では8月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 28.86 -6 15.8 4.468 4.475 84 17.1 19:13 (136, 53) Apr. 12 6 32.65 -5 59.1 4.554 4.472 78 17.2 19:03 (131, 51) アトラス彗星 (C/2024 X2) 現在は17.2等(3月11日、ATLAS South Africa)。しばらく18等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 7 25.47 -44 21.6 3.468 3.764 99 17.3 19:13 ( 38, 78) Apr. 12 7 25.59 -41 10.5 3.505 3.752 96 17.3 19:03 ( 59, 77) ハウエル彗星 (88P) 2026年の春に9等まで明るくなる。現在は17.3等(3月8日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 10 25.95 15 46.3 2.448 3.252 137 17.4 21:30 (180, 39) Apr. 12 10 22.13 15 56.5 2.485 3.215 129 17.3 20:59 (180, 39) 小惑星2005 WY3 (308607) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.5等(2月24日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では、6月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 4 55.44 -2 50.3 2.265 1.975 60 17.4 19:13 (115, 35) Apr. 12 5 10.15 -1 45.9 2.282 1.946 57 17.4 19:03 (115, 34) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は17.4等(9月20日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 21 6.33 -3 3.0 3.580 3.165 57 17.5 4:51 (247, 33) Apr. 12 21 13.98 -2 14.3 3.514 3.180 62 17.4 4:57 (241, 37) シャルネツキー彗星 (C/2024 N4) 現在は17.7等(3月4日、Erik Bryssinck)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 7 35.74 61 2.9 5.349 5.434 89 17.7 19:13 (176, -6) Apr. 12 7 39.73 59 46.7 5.437 5.441 84 17.7 19:03 (174, -5) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は17.0等(3月7日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本では超低空。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 6 9.08 -25 31.3 4.712 4.681 82 17.7 19:13 (102, 63) Apr. 12 6 8.66 -24 10.7 4.851 4.732 77 17.8 19:03 (101, 58) フルス彗星 (C/2023 U1) 現在は17.3等(3月6日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 2 57.11 -48 47.3 5.563 5.150 60 17.7 19:13 ( 50, 33) Apr. 12 2 59.03 -48 20.3 5.577 5.164 60 17.7 19:03 ( 50, 30) スパール彗星 (242P) 現在は17.5等(3月8日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。しばらく18等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 4 30.95 -6 31.1 4.486 3.999 55 17.7 19:13 (107, 33) Apr. 12 4 38.06 -5 52.5 4.556 4.003 51 17.8 19:03 (105, 30) アトラス彗星 (C/2024 G6) 現在は18.6等(8月31日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 17 16.47 -25 56.7 6.306 6.788 114 17.8 4:24 (180, 81) Apr. 12 17 13.12 -25 25.7 6.181 6.773 122 17.8 3:53 (180, 80) ボリソフ彗星 (C/2024 V1) 現在は17.5等(3月7日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 8 3.38 31 32.3 1.908 2.319 101 17.8 19:13 (179, 24) Apr. 12 8 6.38 28 14.9 1.995 2.320 95 17.9 19:03 (175, 27) レモン彗星 (C/2023 V1) 現在は18.1等(10月11日、Erik Bryssinck)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 19 29.14 55 25.0 5.220 5.148 80 17.8 4:51 (194, -3) Apr. 12 19 23.86 56 45.5 5.175 5.141 82 17.8 4:57 (189, -3) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.8等(11月12日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 19 43.97 14 47.4 5.348 5.212 76 17.9 4:51 (215, 33) Apr. 12 19 42.19 15 3.8 5.275 5.245 82 17.9 4:57 (206, 36) パンスターズ彗星 (C/2024 PN7) 近日点通過後も明るい状態が続いている。現在は17.7等(3月22日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 14 9.96 53 28.0 1.537 2.199 118 18.1 1:19 (180, 2) Apr. 12 13 26.56 51 48.8 1.592 2.262 119 18.3 0:09 (180, 3) 小惑星2008 HE (431760) 3月9日に太陽に0.11天文単位まで接近した。3月にはいったん観測できなくなるが、4月には条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 4 0.12 4 10.3 0.285 0.828 45 19.6 19:13 (112, 22) Apr. 12 6 30.24 6 40.2 0.291 0.976 76 18.2 19:03 (143, 41) ランキン彗星 (P/2024 T2) 近日点通過後も急激な増光が続いた。現在は17.2等(3月3日、ATLAS-HKO, Haleakala)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 8 17.18 28 41.6 1.822 2.291 104 18.4 19:23 (180, 26) Apr. 12 8 26.83 28 21.2 1.930 2.325 100 18.6 19:05 (180, 27) ダニエル彗星 (33P) 急激に増光して、冬に16.6等まで明るくなった(1月4日、D. Buczynski)。現在は17.8等(2月24日、ATLAS-HKO, Haleakala)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 7 31.13 45 0.8 2.252 2.496 92 18.5 19:13 (174, 10) Apr. 12 7 42.07 44 9.9 2.351 2.519 87 18.6 19:03 (172, 10) アトラス彗星 (P/2025 C1) 明るい新周期彗星。15.9等まで明るくなった(2月7日、P. Sicoli)。アウトバーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。現在は17.3等(3月8日、ATLAS Chile)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 14 18.00 -18 9.2 1.821 2.768 156 18.6 1:26 (180, 73) Apr. 12 14 13.54 -18 11.9 1.796 2.773 164 19.0 0:54 (180, 73) 小惑星2008 HW1 (465402) 1月29日に太陽に0.1天文単位まで、3月初めに地球に0.1天文単位まで接近して、14.4等まで明るくなった(3月6日、Alfons Diepvens)。急激に減光中。日本では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 9 56.03 29 9.7 0.755 1.557 124 19.1 21:01 (180, 26) Apr. 12 9 57.93 27 7.3 0.925 1.663 119 19.7 20:35 (180, 28) シンガー・ブルースター彗星 (105P) 近日点通過後に、予想以上に暗くなっている。現在は20.0等(3月12日、Taras Prystavski)。しばらく20等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 19 39.65 -12 9.5 2.045 2.124 80 19.5 4:51 (236, 55) Apr. 12 19 50.28 -11 13.5 1.985 2.139 84 19.5 4:57 (227, 58) ソーホー彗星 (P/2008 Y12 = P/2014 K3) 3月3日に太陽に0.07天文単位まで接近した。南半球では明け方の空に現れてきた。日本では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 21 42.78 -37 33.5 0.955 1.015 62 20.0 4:51 (291, 43) Apr. 12 21 32.65 -41 6.0 0.962 1.158 72 20.6 4:57 (294, 51) ソーホー彗星 (323P) 2月半ばに地球に0.2天文単位まで近づいて、20.4等で観測された(2月8日、Steward Observatory, Mt. Lemmon Station)。3月14日に太陽に0.04天文単位まで接近した。夕方の超低空に現れてきた。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 5 3 34.85 21 5.7 1.181 0.789 41 22.9 19:13 (120, 5) Apr. 12 4 20.85 23 15.8 1.332 0.950 45 23.3 19:03 (126, 8)