今週の明るい彗星 (2024年7月13日：北半球版)

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オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。現在は6.7等(7月8日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。日本では、11月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 9 39.39 41 9.4 1.901 1.192 33 7.4 20:58 (130, 15) July 20 10 17.13 39 23.5 1.895 1.214 35 7.6 20:52 (126, 17) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、2等まで明るくなると期待されている。5月以降は増光が鈍っている。現在は9.7等(7月8日、Virgilio Gonano)。今後は急激に増光する。日本ではまもなく、南半球では8月には観測できなくなる。だが、南半球では9月には、日本では10月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 11 6.01 2 8.3 2.024 1.682 56 9.2 20:58 ( 86, 10) July 20 11 1.53 1 37.9 2.040 1.566 48 9.0 20:52 ( 89, 4) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は7.8等(7月5日、Marco Goiato)。急激に減光中。日本では、現在は観測できない。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。最近はこの予報より明るい。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 8 52.00 -40 45.1 1.764 1.629 65 9.1 20:58 ( 62,-38) July 20 9 25.47 -42 48.1 1.851 1.722 66 9.5 20:52 ( 59,-36) ブルーイントン彗星 (154P) 現在は14.1等(7月9日、Mike Olason)。今後は急激に減光する。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 4 40.45 33 41.6 2.245 1.589 38 11.8 3:12 (241, 18) July 20 5 4.38 34 47.9 2.237 1.607 40 12.1 3:19 (241, 20) カマラーサ-ドゥサノヴィッツ彗星 (C/2023 V4) 急激に増光した。現在は10.8等(7月8日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 10 12.24 56 38.6 1.813 1.321 45 11.8 20:58 (141, 27) July 20 11 1.27 53 15.6 1.843 1.382 47 12.2 20:52 (136, 30) ウィルタネン彗星 (46P) 今回帰は条件が悪い。初夏に10等まで明るくなるが、まったく観測できない。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 8 29.47 24 27.8 2.243 1.280 13 11.9 20:58 (126, -7) July 20 8 55.92 23 17.6 2.297 1.331 13 12.4 20:52 (124, -7) パンスターズ彗星 (C/2023 R2) 8月に11等まで明るくなる。次第に暗くなっていく。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 7 48.26 6 31.2 1.993 1.053 15 12.2 20:58 (120,-26) July 20 8 19.81 6 23.7 1.940 0.996 15 11.9 20:52 (118,-25) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は12.8等(5月31日、安部裕史氏)。しばらく12等を保つ。現在は観測できない。日本ではまもなく姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 7 12.57 37 49.6 4.674 3.710 16 12.7 3:12 (218, -3) July 20 7 16.14 38 28.9 4.640 3.701 19 12.6 3:19 (222, 1) アトラス彗星 (C/2023 C2) 現在は13.5等(6月11日、Thomas Lehmann)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 15 27.53 -66 19.9 2.078 2.750 121 13.0 20:58 ( 6,-12) July 20 15 32.83 -63 48.9 2.072 2.713 118 12.9 20:52 ( 8,-10) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2月25日、Thomas Lehmann)。現在は12.4等(7月8日、宮崎修氏)。次第に暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 19 56.89 62 48.5 2.151 2.461 95 13.1 0:33 (180, 62) July 20 19 47.47 62 29.2 2.205 2.535 96 13.3 23:51 (180, 62) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.8等(6月19日、門田健一氏)。しばらく14等を保つ。日本では8月には、南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 12 16.83 -21 2.8 5.040 5.003 82 14.0 20:58 ( 56, 9) July 20 12 21.94 -20 32.0 5.136 4.998 76 14.0 20:52 ( 59, 6) エレーニン彗星 (479P/2023 WM26) 2011年に、近日点通過の半年後に発見された新周期彗星の初回帰。急激に増光して、春に10.7等まで明るくなった(4月28日、Marco Goiato)。現在は15.6等(6月19日、門田健一氏)。急激に減光中。9月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 13 51.11 -29 13.7 0.927 1.542 104 14.0 20:58 ( 34, 16) July 20 14 18.09 -29 3.3 1.008 1.596 104 14.6 20:52 ( 33, 17) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は16.0等(6月11日、Jean-Francois Soulier)。現在は観測できない。9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 8 52.53 17 19.6 7.162 6.216 19 14.2 20:58 (117, -8) July 20 8 57.61 16 55.0 7.196 6.218 14 14.2 20:52 (120,-11) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は14.5等(6月27日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 0 29.89 -60 0.6 4.469 5.002 116 14.2 3:12 (346, -8) July 20 0 23.15 -61 57.3 4.484 5.059 119 14.3 3:19 (351, -8) フォーブズ彗星 (37P) 夏から秋にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.8等(6月8日、A. Pearce)。しばらく14等を保つ。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 13 3.49 -18 19.6 1.515 1.838 90 14.7 20:58 ( 50, 18) July 20 13 14.86 -18 52.2 1.548 1.808 87 14.6 20:52 ( 52, 16) マクノート-ヒューズ彗星 (130P) 現在は14.4等(7月6日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 1 53.42 4 56.4 1.827 1.975 82 14.7 3:12 (292, 36) July 20 2 3.64 5 44.3 1.780 1.998 86 14.8 3:19 (296, 41) シューメーカー-リニア彗星 (146P) 夏に14.5等まで明るくなる。現在は15.3等(7月5日、ATLAS-HKO, Haleakala)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 2 56.59 -4 54.7 1.390 1.445 71 14.8 3:12 (289, 17) July 20 3 16.10 -2 32.6 1.355 1.432 72 14.7 3:19 (290, 22) シューメーカー-レヴィ第１彗星 (192P) 現在は16.7等(6月7日、Taras Prystavski)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 4 22.90 17 46.9 2.153 1.587 43 14.8 3:12 (257, 13) July 20 4 40.44 19 40.5 2.150 1.622 46 14.8 3:19 (258, 17) レモン彗星 (C/2022 S4) 現在は16.5等(6月20日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。当初の予報より増光が鈍い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 5 45.76 -53 12.3 2.782 2.763 78 15.0 3:12 (314,-37) July 20 6 12.08 -55 33.9 2.760 2.762 79 15.0 3:19 (317,-36) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は16.0等(7月2日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 9 43.99 -22 24.5 3.444 2.980 55 15.1 20:58 ( 76,-21) July 20 9 44.71 -22 25.4 3.556 3.011 50 15.1 20:52 ( 79,-25) コマス・ソラ彗星 (32P) 現在は14.7等(5月31日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。現在は観測できない。日本では10月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 9 10.01 23 38.0 3.054 2.157 23 15.1 20:58 (119, 0) July 20 9 26.27 22 23.9 3.101 2.179 20 15.2 20:52 (119, -2) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 2025年の秋に13等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は15.9等(7月1日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく15等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 23 4.47 -3 59.6 4.393 5.046 125 15.2 3:12 (349, 51) July 20 23 4.15 -3 54.0 4.274 5.009 131 15.2 3:13 ( 0, 51) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は14.5等(4月27日、安部裕史氏)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、まもなく観測できるようになる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 6 4.28 15 59.5 7.207 6.269 21 15.2 3:12 (244, -8) July 20 6 7.82 16 12.9 7.219 6.326 26 15.2 3:19 (249, -2) 南山-ハーン彗星 (P/2024 FG9) Alan Hale氏によって彗星活動が捉えられた。現在は14.7等(6月12日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。10月には18等以下になる。日本ではまもなく、南半球では9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 10 0.45 10 53.4 2.364 1.678 37 15.4 20:58 (102, 2) July 20 10 19.27 9 10.1 2.415 1.700 35 15.5 20:52 (101, 0) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は15.9等(3月26日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 5 53.58 3 4.2 7.149 6.289 29 15.5 3:12 (256,-14) July 20 5 58.83 3 12.5 7.083 6.265 33 15.4 3:19 (260, -8) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は16.4等(6月30日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、9月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 10 56.05 -46 31.0 8.347 8.279 82 15.6 20:58 ( 46,-20) July 20 11 0.17 -46 21.3 8.464 8.324 78 15.6 20:52 ( 48,-22) カタリナ-パンスターズ彗星 (299P) 5月下旬にバーストを起こして急増光した。現在は15.3等(6月12日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 15 24.45 -23 43.3 2.498 3.179 123 15.6 20:58 ( 16, 30) July 20 15 26.19 -23 22.0 2.583 3.183 117 15.6 20:52 ( 21, 29) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(6月19日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 4 4.66 -63 14.3 16.071 16.175 94 15.6 3:12 (330,-27) July 20 4 7.94 -63 37.8 16.024 16.151 95 15.6 3:19 (332,-24) ラインムート第１彗星 (30P) 現在は16.3等(3月29日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。現在は観測できない。日本では9月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 7 26.04 21 15.1 2.857 1.840 1 15.7 3:12 (226,-18) July 20 7 45.48 20 49.2 2.844 1.830 2 15.7 3:19 (229,-16) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は14.9等(6月5日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 7 38.68 -32 19.0 5.990 5.458 54 15.7 20:58 ( 79,-50) July 20 7 41.35 -32 38.8 6.044 5.500 53 15.8 3:19 (282,-47) ソーホー彗星 (P/2003 T12) 2003年、2012年、2016年の3回帰で観測されている。今回帰はまだ観測されていない。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 6 8.48 19 14.9 1.483 0.620 19 16.2 3:12 (241, -6) July 20 6 49.21 18 19.5 1.582 0.671 16 17.2 3:19 (241, -8) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は15.4等(6月26日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 17 18.14 32 45.3 6.821 7.339 117 16.3 21:51 ( 0, 88) July 20 17 16.15 32 26.5 6.903 7.379 114 16.4 21:21 ( 0, 87) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.8等(7月5日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、まもなく観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 13 37.24 -44 53.3 5.038 5.415 106 16.3 20:58 ( 28, 2) July 20 13 32.60 -43 55.3 5.134 5.401 99 16.4 20:52 ( 33, 0) ラッセル第２彗星 (89P) 現在は16.6等(7月6日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 23 54.87 -18 7.1 1.702 2.358 118 16.4 3:12 (337, 34) July 20 23 57.27 -18 17.6 1.653 2.375 123 16.4 3:19 (346, 36) 串田彗星 (144P) 1月から3月にかけて、8.9等まで明るくなった(2月13日、Chris Wyatt)。現在は15.1等(6月5日、門田健一氏)。急激に減光中。8月には18等以下になる。日本では超低空。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 11 7.71 2 39.6 2.676 2.274 56 16.5 20:58 ( 86, 10) July 20 11 20.35 1 27.3 2.791 2.324 52 16.8 20:52 ( 86, 8) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は15.4等(5月30日、Thomas Lehmann)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、9月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 6 24.43 -35 43.4 5.484 5.046 59 16.7 3:12 (290,-40) July 20 6 30.01 -35 33.2 5.526 5.094 59 16.7 3:19 (293,-34) アトラス彗星 (C/2024 G3) 2025年1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づく。計算上は-1等まで明るくなるが、消滅する可能性が高い。最盛期は、南半球でのみ、近日点通過後に観測できる可能性がある。現在は16.8等(7月5日、ATLAS Chile)。今後は急激に増光する。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 12 51.52 -67 20.8 3.046 3.474 106 16.8 20:58 ( 19,-20) July 20 12 51.50 -65 3.7 3.023 3.383 101 16.7 20:52 ( 23,-20) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は17.0等(5月6日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 6 14.73 -23 54.2 7.735 7.113 49 16.7 3:12 (278,-33) July 20 6 20.15 -23 55.9 7.697 7.095 50 16.7 3:19 (281,-27) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は16.7等(7月5日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 3 3.22 -64 45.5 10.162 10.393 100 16.7 3:12 (335,-22) July 20 3 3.23 -65 12.4 10.136 10.398 102 16.7 3:19 (338,-20) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) 現在は16.8等(6月26日、P.-J. Dekelver)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、9月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 3 26.13 39 14.9 3.457 2.979 54 16.9 3:12 (242, 34) July 20 3 38.47 41 1.6 3.355 2.944 57 16.8 3:19 (242, 38) ガン彗星 (65P) 現在は16.5等(6月23日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では9月には、南半球では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 12 47.18 0 28.3 3.364 3.340 79 16.9 20:58 ( 68, 29) July 20 12 52.15 -0 22.5 3.445 3.325 74 16.9 20:52 ( 70, 25) ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75) ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 4 54.46 17 4.1 4.148 3.390 36 17.0 3:12 (253, 6) July 20 5 4.53 17 4.3 4.089 3.390 41 16.9 3:19 (257, 11) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 2023年の初めと秋に、14等まで明るくなった。現在は17.3等(7月6日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 22 0.56 22 38.5 4.351 4.969 122 16.9 2:37 ( 0, 78) July 20 21 51.46 22 50.0 4.319 5.015 128 17.0 2:01 ( 0, 78) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は16.4等(5月4日、高橋俊幸氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 15 3.35 -1 34.0 2.323 2.866 112 17.1 20:58 ( 32, 49) July 20 15 6.20 -1 59.5 2.405 2.866 106 17.1 20:52 ( 38, 46) ロニオス-タッカー彗星 (328P) 現在は17.5等(7月2日、ATLAS-HKO, Haleakala)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 2 4.33 20 4.0 1.864 1.879 75 17.3 3:12 (274, 42) July 20 2 17.86 22 27.5 1.803 1.875 77 17.2 3:19 (274, 48) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は16.5等(7月4日、A. Diepvens)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 21 27.84 49 11.6 3.935 4.300 104 17.3 2:04 (180, 76) July 20 21 12.23 48 59.8 3.883 4.313 108 17.3 1:21 (180, 76) リニア彗星 (P/2010 WK) 2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。今回帰はまだ観測されていない。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 4 28.11 26 48.7 2.414 1.784 41 17.4 3:12 (249, 17) July 20 4 48.71 27 58.2 2.377 1.782 43 17.4 3:19 (249, 20) パンスターズ彗星 (C/2023 R1) 現在は17.6等(7月6日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 0 14.09 31 1.3 6.356 6.503 93 17.6 3:12 (274, 69) July 20 0 10.61 31 22.9 6.201 6.458 100 17.6 3:19 (281, 77) アトラス彗星 (C/2024 J3) 現在は17.1等(7月1日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では超低空。だが、春には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。2026年に13等まで明るくなり、日本からは非常に条件良く観測できると期待されている。最盛期は、南半球では低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 18 51.70 -42 9.5 6.979 7.932 158 17.7 23:25 ( 0, 13) July 20 18 46.90 -41 50.2 6.962 7.889 154 17.7 22:52 ( 0, 13) レモン彗星 (C/2022 T1) 現在は17.8等(6月29日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 14 14.51 -15 54.2 3.289 3.700 105 17.7 20:58 ( 37, 30) July 20 14 19.11 -15 38.3 3.406 3.723 100 17.8 20:52 ( 41, 28) パンスターズ彗星 (C/2023 Q2) 現在は16.9等(7月1日、G. Duszanowicz)。ゆっくりと暗くなっていく。まもなく18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 17 42.94 -18 16.4 2.266 3.215 154 17.8 22:15 ( 0, 37) July 20 17 29.43 -20 32.4 2.331 3.219 145 17.9 21:34 ( 0, 34) スペースウォッチ彗星 (125P) 現在は17.0等(7月6日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。まもなく18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 21 50.13 -5 5.6 1.044 1.950 142 17.9 2:27 ( 0, 50) July 20 21 46.38 -6 7.9 1.042 1.988 149 18.0 1:55 ( 0, 49) 小惑星2020 TS2 8月4日に太陽に0.12天文単位まで接近し、11等まで明るくなるが、最盛期は観測できない。10.5等まで明るくなるが、その後は急激に暗くなる。現在は観測できない。南半球では8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 6 24.07 15 46.2 1.653 0.739 16 19.3 3:12 (241,-11) July 20 7 3.87 16 51.0 1.502 0.565 13 17.9 3:19 (240,-12) カタリナ-リニア彗星 (227P) 2月から3月にかけて、14.5等まで明るくなった(3月11日、W. Pei)。現在は17.2等(6月25日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は急激に減光する。日本では超低空。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 11 57.06 1 41.1 2.164 2.015 67 17.9 20:58 ( 77, 20) July 20 12 10.47 -0 8.4 2.263 2.052 65 18.2 20:52 ( 77, 17) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) しばらく18等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) July 13 3 14.26 15 6.0 4.712 4.304 60 18.0 3:12 (269, 25) July 20 3 19.26 15 27.9 4.631 4.318 65 17.9 3:19 (273, 31)