今週の明るい彗星 (2023年9月9日：北半球版)

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西村彗星 (C/2023 P1) 現在は4.1等(9月9日、Martin Masek)。9月半ばに太陽に0.22天文単位まで接近し、2等まで明るくなる。その後は急激に減光する。現在は観測できない。南半球では10月に、日本では11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 10 16.26 22 52.8 0.867 0.372 21 4.4 4:11 (244, 3) Sept.16 12 6.17 11 33.8 0.880 0.233 11 2.4 19:31 (107, -6) ハートレー第２彗星 (103P) 10月に7.5等まで明るくなると期待されている。現在は10.2等(9月5日、Thomas Lehmann)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。日本では、条件良く観測できる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 45.91 42 57.5 0.416 1.160 100 9.0 4:11 (208, 81) Sept.16 4 43.61 41 10.5 0.394 1.125 97 8.5 4:17 (233, 79) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 現在は9.6等(8月27日、Juan Jose Gonzalez)。次第に暗くなっていく。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 2 29.76 -17 8.5 1.876 2.632 129 9.6 3:21 ( 0, 38) Sept.16 2 14.78 -22 3.5 1.855 2.674 136 9.6 2:38 ( 0, 33) エンケ彗星 (2P) 10月に7.5等まで明るくなる。現在は11.3等(9月5日、Thomas Lehmann)。ピークを過ぎたら、急激に暗くなる。南半球ではまもなく、日本では10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 7 11.70 33 26.1 0.995 1.019 61 10.3 4:11 (255, 43) Sept.16 8 9.96 31 0.8 0.930 0.901 55 9.8 4:17 (255, 38) レモン彗星 (C/2021 T4) 7月下旬に7.8等まで明るくなった(7月20日、Thomas Lehmann)。現在は10.9等(9月3日、Thomas Lehmann)。次第に暗くなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 14 51.87 -16 46.7 1.830 1.584 59 10.8 19:42 ( 59, 13) Sept.16 14 51.33 -15 26.3 2.023 1.620 52 11.1 19:31 ( 63, 11) アトラス彗星 (C/2023 E1) 7月下旬に8.4等まで明るくなった(7月22日、Thomas Lehmann)。現在は10.7等(8月29日、吉見政義氏)。急激に減光中。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 22 7.45 -3 31.4 0.514 1.509 164 11.0 22:55 ( 0, 51) Sept.16 22 12.70 -10 59.4 0.607 1.586 158 11.8 22:33 ( 0, 44) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の初めに、7等まで明るくなると期待されている。現在は12.7等(8月21日、Chris Wyatt)。今後は急激に増光する。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。5月以降は増光が鈍っている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 9 11.23 -29 3.8 3.179 2.561 44 11.6 4:11 (296,-14) Sept.16 9 26.90 -30 4.6 3.100 2.487 44 11.4 4:17 (299,-12) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は11.8等(8月24日、門田健一氏)。しばらく12等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 6 48.13 -8 12.9 3.875 3.588 66 11.9 4:11 (301, 25) Sept.16 6 49.67 -8 12.9 3.845 3.652 71 12.0 4:17 (308, 30) パンスターズ彗星 (C/2022 A2) 冬から初春にかけて、9.5等まで明るくなった(1月30日、吉本勝己氏)。現在は12.2等(8月29日、宮崎修氏)。今後は急激に減光する。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 23 34.49 12 32.5 2.062 3.031 160 12.7 0:26 ( 0, 68) Sept.16 23 22.80 9 9.3 2.105 3.095 167 12.9 23:41 ( 0, 64) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年の春に4.5等まで明るくなる。7月20日に5等級のバーストを起こして、11.5等まで急増光した(E. Tamas, Francois Kugel)。現在は11.6等(9月5日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 17 20.86 50 48.7 3.236 3.351 87 12.9 19:42 (140, 67) Sept.16 17 18.95 49 34.7 3.195 3.274 85 13.1 19:31 (134, 65) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は13.7等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく13等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 10 36.61 -17 1.4 4.809 3.909 23 13.0 4:11 (274,-25) Sept.16 10 38.74 -18 15.3 4.821 3.933 25 13.1 4:17 (279,-19) レモン彗星 (C/2023 H2) 11月に地球に0.2天文単位まで接近して、7.5等まで明るくなると期待されている。現在は13.2等(9月4日、Thomas Lehmann)。今後は急激に増光する。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 11 44.86 43 29.1 1.871 1.255 38 13.8 19:42 (135, 13) Sept.16 11 48.84 43 46.7 1.733 1.176 40 13.4 19:31 (136, 11) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は13.2等(7月14日、Chris Wyatt)。しばらく14等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 10 30.81 -34 32.7 7.019 6.295 41 13.5 4:11 (292,-32) Sept.16 10 36.42 -35 17.4 7.071 6.339 40 13.6 4:17 (296,-27) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 現在は13.4等(9月3日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。春から夏にかけて、10等まで明るくなると期待されていたが、当初の予想より暗い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 11 32.66 -74 59.3 3.308 3.299 80 13.5 19:42 ( 18,-39) Sept.16 11 38.32 -74 55.7 3.386 3.324 77 13.6 19:31 ( 18,-40) アイラス彗星 (126P) 現在は14.2等(9月5日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。日本では、条件良く観測できる。南半球では、まもなく観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 2 41.63 51 7.3 1.287 1.853 107 13.8 3:33 (180, 74) Sept.16 2 36.20 55 39.2 1.279 1.883 110 13.9 3:00 (180, 69) モーリー-アタール彗星 (C/2021 X1) 現在は14.0等(8月24日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 1 20.51 7 29.3 2.514 3.384 144 13.8 2:12 ( 0, 63) Sept.16 1 3.38 7 11.1 2.464 3.404 155 13.8 1:27 ( 0, 62) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は12.3等(8月26日、吉本勝己氏)。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 8 16.39 22 24.6 6.811 6.134 44 14.1 4:11 (260, 25) Sept.16 8 20.87 22 8.2 6.729 6.136 50 14.0 4:17 (264, 31) パンスターズ彗星 (C/2022 JK5) 4月にアトラスによって彗星活動が捉えられた。近日点を通過した後も増光が続いている。現在は13.9等(8月28日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。日本ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 23 49.65 -27 29.4 2.054 3.002 155 14.1 0:41 ( 0, 28) Sept.16 23 45.71 -27 27.3 2.091 3.034 155 14.1 0:09 ( 0, 28) リニア彗星 (237P) 現在は13.9等(9月5日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 19 32.55 -1 1.1 1.440 2.191 126 14.3 20:20 ( 0, 54) Sept.16 19 36.64 -1 30.5 1.521 2.214 121 14.6 19:57 ( 0, 54) アトラス彗星 (C/2019 T4) 2022年の初めに、11.1等まで明るくなった(2022年3月31日、F. Kugel, J.-G. Bosch, J. Nicolas)。現在は14.1等(9月5日、門田健一氏)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、12月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 15 30.87 18 15.6 5.977 5.631 65 14.3 19:42 ( 83, 42) Sept.16 15 35.13 17 50.6 6.083 5.667 61 14.4 19:31 ( 85, 39) アトラス彗星 (C/2022 E2) 現在は15.6等(7月8日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、次第に高くなる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。2024年から2025年にかけて、12等まで明るくなると期待されている。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 9 30.03 3 46.0 5.794 4.894 24 14.6 4:11 (266, 0) Sept.16 9 32.76 3 54.4 5.701 4.856 29 14.6 4:17 (270, 7) レナード彗星 (C/2022 W3) 現在は14.3等(8月22日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 18 55.50 -9 57.1 1.079 1.784 117 14.7 19:43 ( 0, 45) Sept.16 18 51.23 -16 30.1 1.244 1.845 109 15.1 19:31 ( 6, 38) アトラス彗星 (C/2022 L2) 現在は14.8等(8月18日、門田健一氏)。しばらく14等を保つ。南半球では10月には、日本では11月には観測できなくなる。だが、12月には再び観測できるようになる。2024年の春に12.5等まで明るくなると期待されている。最盛期は、南半球では非常に条件良く観測できるが、日本からは低空になる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 15 9.14 3 59.9 3.683 3.300 60 14.7 19:42 ( 72, 29) Sept.16 15 7.97 2 26.3 3.752 3.260 53 14.7 19:31 ( 74, 25) アトラス彗星 (C/2021 Y1) 現在は14.3等(7月7日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できない。南半球では超低空。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 11 32.93 -48 51.6 3.002 2.556 54 14.9 19:42 ( 52,-38) Sept.16 11 56.16 -49 7.2 3.095 2.605 52 15.0 19:31 ( 51,-37) アトラス彗星 (C/2023 K1) 急激に増光した。現在は15.2等(8月23日、ATLAS South Africa)。今後は急激に減光する。12月には18等以下になる。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球では、今後は次第に低くなり、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 14 1.50 -24 55.5 2.496 2.040 52 15.0 19:42 ( 60, -1) Sept.16 14 5.31 -22 53.1 2.620 2.042 45 15.1 19:31 ( 64, -3) アトラス彗星 (C/2021 G2) 2024年から2025年にかけて、14等まで明るくなる。現在は15.2等(7月22日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 10 33.73 -28 1.0 6.510 5.710 34 15.1 4:11 (285,-30) Sept.16 10 40.76 -28 24.1 6.493 5.684 33 15.1 4:17 (289,-25) シューメーカー第４彗星 (199P) 現在は14.6等(8月5日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy, G. Houdin)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、1月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 18 2.82 -32 58.7 2.497 2.920 104 15.1 19:42 ( 11, 21) Sept.16 18 8.32 -33 23.7 2.592 2.924 99 15.2 19:31 ( 14, 20) ＺＴＦ彗星 (C/2022 E3) 2月初めに地球に0.29天文単位まで接近して、4.5等まで明るくなった(2月1日、Juan Jose Gonzalez)。現在は14.8等(8月27日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、10月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 6 40.05 -40 45.0 3.559 3.466 76 15.2 4:11 (325, 2) Sept.16 6 39.61 -43 13.3 3.575 3.541 79 15.3 4:17 (331, 3) ファン・ネス彗星 (213P) 今回帰はまだ観測されていない。急激に増光して、夏に15等まで明るくなると期待されていた。だが実際は、19等以下で写らない(8月12日、Martin Masek)。しばらく16等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 17 22.90 -27 33.5 1.672 2.041 95 15.3 19:42 ( 22, 24) Sept.16 17 34.10 -26 57.6 1.733 2.028 91 15.3 19:31 ( 23, 24) ペトリュー彗星 (185P) 7月に11等まで明るくなると期待されていたが、実際は当初の予想より暗かった。現在は16.1等(9月1日、門田健一氏)。急激に減光中。10月には18等以下になる。やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 8 44.74 9 17.9 1.920 1.247 35 15.4 4:11 (268, 13) Sept.16 9 3.99 7 23.1 1.960 1.310 37 16.0 4:17 (271, 15) クラーク彗星 (71P) 春に12.8等まで明るくなった(3月8日、Taras Prystavski)。現在は15.9等(8月18日、門田健一氏)。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 1 25.22 -3 51.5 1.626 2.523 145 15.7 2:16 ( 0, 51) Sept.16 1 19.62 -4 22.7 1.623 2.561 153 15.8 1:43 ( 0, 51) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 2024年9月末に太陽に0.4天文単位まで接近し、0等まで明るくなると期待されている。現在は16.2等(9月3日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと明るくなっていく。10月には観測できなくなる。だが、日本では11月には、南半球では12月には再び観測できるようになる。最盛期は、日本からは近日点通過後に条件良く観測できる。南半球では、近日点通過の前後に低空で観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 14 7.04 -0 21.2 6.120 5.457 45 15.8 19:42 ( 79, 15) Sept.16 14 9.05 -0 50.3 6.127 5.387 39 15.7 19:31 ( 81, 11) ヘリン-ローマン-アルー第１彗星 (117P) 現在は15.7等(8月24日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 0 38.74 -6 47.2 2.681 3.631 157 15.8 1:30 ( 0, 48) Sept.16 0 34.56 -7 12.6 2.669 3.647 164 15.8 0:58 ( 0, 48) ヴィルト第２彗星 (81P) 現在は16.1等(8月23日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。12月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 17 20.13 -21 5.2 2.547 2.819 94 15.9 19:42 ( 25, 30) Sept.16 17 26.96 -21 19.7 2.680 2.859 89 16.0 19:31 ( 28, 29) P/2023 KF3彗星 (P/2023 KF3) 6月にDavid Rankin氏によって彗星活動が捉えられた。現在は16.1等(9月5日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 22 13.75 -3 33.6 1.333 2.324 166 16.1 23:01 ( 0, 52) Sept.16 22 10.09 -3 46.5 1.331 2.299 159 16.0 22:30 ( 0, 51) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.7等(8月19日、Thomas Lehmann)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 33.56 -63 4.1 16.956 17.252 105 16.3 4:11 (359, -8) Sept.16 3 32.86 -63 31.1 16.930 17.227 105 16.2 3:55 ( 0, -8) アトラス彗星 (P/2023 M4) 現在は16.6等(9月4日、H. Duin)。ゆっくりと暗くなっていく。1月には18等以下になる。条件良く観測できる。2021年には21.5等とたいへん暗かった。バーストを起こして一時的に明るくなっていると思われる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 21 12.41 -11 38.0 3.614 4.521 150 16.3 22:00 ( 0, 43) Sept.16 21 9.94 -11 46.8 3.686 4.535 143 16.4 21:30 ( 0, 43) レモン彗星 (C/2022 S4) 2024年の夏に14等まで明るくなると期待されている。最盛期は、日本からは観測できない。現在は17.1等(8月27日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 30.55 -1 31.2 3.640 4.157 114 16.5 4:11 (356, 54) Sept.16 3 28.60 -3 25.1 3.498 4.109 121 16.4 3:51 ( 0, 52) レモン-アトラス彗星 (C/2022 A3) 現在は16.5等(4月10日、Michael Jager)。しばらく16等を保つ。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 9 17.70 -27 46.4 4.386 3.708 42 16.4 4:11 (294,-15) Sept.16 9 22.02 -29 44.8 4.344 3.705 45 16.4 4:17 (299,-11) コマス・ソラ彗星 (32P) 冬に14.5等まで明るくなると期待されている。現在は17.4等(9月1日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 26.58 14 6.4 2.229 2.779 112 16.6 4:11 (356, 69) Sept.16 3 29.59 14 26.8 2.112 2.742 118 16.4 3:52 ( 0, 70) ロングモア彗星 (77P) 現在は16.1等(9月1日、ATLAS South Africa)。ゆっくりと暗くなっていく。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に低くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 15 0.68 -38 20.2 2.738 2.566 69 16.4 19:42 ( 42, -1) Sept.16 15 14.09 -38 54.3 2.827 2.584 65 16.6 19:31 ( 42, -2) 小惑星ファエトン (3200) 今後は急激に増光する。10月には観測できなくなる。だが、11月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 8 18.50 20 58.8 1.515 1.050 43 16.9 4:11 (261, 24) Sept.16 8 51.52 17 59.4 1.387 0.932 42 16.6 4:17 (264, 23) リニア彗星 (219P) 現在は17.2等(9月3日、A. Diepvens)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は次第に低くなり、12月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 17 52.04 -11 30.0 2.164 2.570 101 16.7 19:42 ( 20, 41) Sept.16 17 57.52 -11 44.9 2.232 2.553 96 16.7 19:31 ( 24, 40) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は17.0等(8月26日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 5 46.86 -72 27.1 10.228 10.319 92 16.8 4:11 (349,-20) Sept.16 5 43.97 -73 9.7 10.234 10.318 92 16.8 4:17 (352,-20) ギブス彗星 (339P) 今回帰はまだ観測されていない。近日点を通過した後に明るくなる。今後は急激に減光する。11月には18等以下になる。日本では、今後は観測できない。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 12 38.75 -2 0.2 2.209 1.352 24 17.0 19:42 ( 90, -4) Sept.16 13 1.91 -4 8.8 2.225 1.361 23 16.8 19:31 ( 87, -4) アトラス彗星 (C/2020 Y2) 2022年の春に14.1等まで明るくなった(2022年3月22日、Chris Wyatt)。13等まで明るくなると期待されていたが、当初の予報より暗かった。現在は16.3等(8月29日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 2 49.39 -2 34.6 4.532 5.171 124 16.9 3:40 ( 0, 53) Sept.16 2 44.06 -2 36.2 4.489 5.218 132 16.9 3:07 ( 0, 52) 紫金山彗星 (C/2021 S4) 現在は17.5等(8月26日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 4 56.01 38 28.4 6.678 6.731 88 17.0 4:11 (253, 71) Sept.16 4 58.41 38 51.9 6.567 6.726 94 17.0 4:17 (248, 77) アトラス彗星 (C/2020 R7) 昨年の夏に、13.4等まで明るくなった(2022年7月7日、Giuseppe Pappa)。現在は17.2等(8月25日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。だが、11月からは再び高くなっていく。南半球では、10月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 15 20.35 30 32.2 4.869 4.522 64 17.1 19:42 (100, 45) Sept.16 15 21.84 30 9.1 4.980 4.569 60 17.2 19:31 (101, 42) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は16.7等(8月28日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 4 56.69 -10 14.2 7.437 7.568 93 17.1 4:11 (329, 39) Sept.16 4 57.95 -10 32.1 7.311 7.536 99 17.1 4:17 (339, 42) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は17.8等(9月1日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では10月には、南半球では11月には観測できなくなる。だが、南半球では12月には再び観測できるようになる。2024年から2025年にかけて、長期に渡って南天で16等を保つ。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 16 26.42 -39 54.7 6.429 6.434 85 17.1 19:42 ( 28, 8) Sept.16 16 24.70 -39 46.1 6.521 6.405 78 17.1 19:31 ( 31, 6) 紫金山第１彗星 (62P) 冬に7等まで明るくなり、条件良く観測できると期待されている。現在は19.2等(8月30日、F. Kugel, J. Nicolas)。急激に増光中。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、冬には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 5 2.61 20 9.7 1.457 1.760 89 17.7 4:11 (297, 63) Sept.16 5 21.09 20 42.9 1.354 1.710 91 17.1 4:17 (301, 66) ピゴット-リニア-コワルスキー彗星 (226P) 秋から冬にかけて、15等まで明るくなると期待されている。現在は18.4等(8月27日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、現在は観測できないが、10月に姿を現す。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 2 56.62 -58 10.2 1.439 2.037 111 17.5 3:47 ( 0, -3) Sept.16 2 49.47 -58 45.6 1.395 2.008 112 17.2 3:12 ( 0, -4) ヒル彗星 (465P/2023 L1) 2008年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は17.4等(8月3日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。11月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 59.70 19 44.4 2.125 2.561 103 17.4 4:11 (328, 73) Sept.16 4 4.07 18 47.3 2.065 2.586 109 17.4 4:17 (352, 74) クリステンセン彗星 (170P) 現在は17.3等(8月27日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 54.00 8 25.0 2.571 3.027 107 17.6 4:11 (342, 62) Sept.16 3 56.78 8 5.3 2.496 3.037 113 17.5 4:17 (359, 63) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.9等(8月28日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、11月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 2 13.41 56 15.0 4.112 4.517 107 17.6 3:05 (180, 69) Sept.16 1 58.01 57 13.7 4.006 4.496 113 17.5 2:22 (180, 68) ボク彗星 (C/2022 U3) 現在は18.2等(9月4日、ATLAS-HKO, Haleakala)。しばらく17等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 5 0.91 39 8.5 5.386 5.440 87 17.7 4:11 (251, 70) Sept.16 5 4.14 39 9.7 5.258 5.415 93 17.6 4:17 (248, 75) ボク彗星 (C/2022 U4) 現在は17.6等(8月7日、佐藤裕久氏)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 15 8.04 28 38.9 3.270 2.921 61 17.7 19:42 ( 99, 42) Sept.16 15 19.82 26 39.5 3.316 2.931 59 17.7 19:31 ( 97, 40) クリステンセン彗星 (287P) 現在は17.7等(9月5日、Jean-Claude Merlin)。ゆっくりと暗くなっていく。10月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 22 55.14 -16 55.7 2.059 3.052 168 17.8 23:42 ( 0, 38) Sept.16 22 51.36 -17 48.1 2.084 3.057 162 17.9 23:11 ( 0, 37) ニート彗星 (246P) 2020年から2021年にかけて、14等まで明るくなった。現在は17.9等(8月24日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 3 9.65 4 30.6 4.139 4.707 118 17.9 4:00 ( 0, 60) Sept.16 3 8.62 4 17.6 4.062 4.719 125 17.9 3:32 ( 0, 59) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。2024年の夏に7.5等まで明るくなる。現在は21.0等(8月26日、Alan Hale)。今後は急激に増光する。条件良く観測できる。最盛期は、日本からは低空。南半球では観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Sept. 9 4 26.14 -16 3.9 3.532 3.861 101 20.1 4:11 (340, 37) Sept.16 4 27.58 -16 40.9 3.385 3.794 106 19.9 4:17 (350, 38)